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特長 Netvisor/ソフトウェア開発セットは、主に以下の2つを提供します。 ●APIの提供 ●カスタマイズ機能の提供 1.APIの提供 Netvisor/ソフトウェア開発セットが提供するライブラリは次の6つのカテゴリに分類 されます。 ・NVBASEアクセスライブラリ NVBASEアクセスライブラリは、構成情報の登録や削除、管理情報の取得や設定を行いま す。 ・AMIB操作ライブラリ AMIB操作ライブラリは、管理情報の名前定義であるAMIBに対して、検索や名前の操作 (名前文字列型から数値文字列型への変換など)を行います。 ・NVBASE汎用ライブラリ NVBASE汎用ライブラリは、文字列からC言語の内部表現への変換やリスト操作など、N etveorの操作とは直接関係しませんが、他のライブラリを使用する上で有用ないくつか の関数から構成されます。 ・管理情報構造体操作ライブラリ Netvisorでは、1つの管理情報を扱う為に管理情報構造体を使用します。管理情報構 造体操作ライブラリは、この構造体の確保や解放、値の設定や読み出しなどを行います。 ・イベント操作ライブラリ Netvisorでは、ネットワーク上で発生する様々な事象をイベントと呼びます。イベン ト操作ライブラリは、これらのイベントの発行やキャンセル、通知待ち、フィルタリングなど を行います。 ・SNMPパケット操作ライブラリ SNMPパケット操作ライブラリは、ASN.1の基本エンコーディング規則に従って、SN MPパケットの生成や解釈を行います。 2.カスタマイズ機能の提供 Netvisor/ソフトウェア開発セットでは、次のようなカスタマイズ機能も提供していま す。 ・コンポーネントタイプの追加 管理対象のグループを定義しているコンポーネントタイプを追加することができます。 ・属性情報の変更 オペレーションウィンドウで設定や表示を行うコンポーネントの属性情報の項目を変更する事 ができます。 ・アイコンタイプの追加 ネットワークマップに表示させるアイコンを定義しているアイコンタイプを追加する事ができ ます。 ・ポップアップメニュの変更 ネットワークマップのアイコン上でマウスの右ボタンをクリックしたときに表示させるポップ アップメニュの項目を変更する事ができます。 ・イベントメッセージの追加 イベントが発生したときに表示されるメッセージを追加することができます。 ・AMIBの追加 管理情報の名前定義であるAMIBを追加する事ができます。 ・メニューバーへのメニューの追加 オペレーションウィンドウのメニューバーの「コマンド」へメニューを追加して独自のコマン ドを起動する事ができます。 ・ツールバーへのボタンの追加 オペレーションウィンドウのツールバーへボタンを追加して独自のコマンドを起動することが できます。 商品構成 ┌────────────┬───────────┬──────────────────┐ │型名 │品名 │パッケージ内容 │ ├────────────┼───────────┼──────────────────┤ │ │Netvisor/ │マニュアル:本製品の内容について │ │ │ソフトウェア開発セット│添付媒体:3.5’FD×3枚 │ │PS98−5215−31│(WindowsNT │・Netvisor/ソフトウェア │ │ │ (TM)版)│ 開発セット│ │ │(Ver1.0) │ (WindowsNT(TM)版) │ │ │ │ (Ver1.0) │ │ │ │ セットアップディスク │ │ │ │ 3.5’FD×3枚│ └────────────┴───────────┴──────────────────┘ 販売上の注意事項 1.Netvisor/ソフトウェア開発セットを利用して開発したアプリケーションは、Netv ior(Windows(NT)版)(Ver2.0)にNetvisor/ソフトウェア開発 セットの添付の「AP動作環境」を適用した環境でのみ動作します。 2.Netvisor/ソフトウェア開発セットを利用して開発したアプリケーションをNetvi sor(Windows(NT)版)(Ver2.0)上で動作させる事を条件に販売する場合、 Netvisor/ソフトウェア開発セット付属の「AP動作環境」(3.5´FD×2枚)も あわせて添付しなければなりません。 3.Netvisor(Windows(NT)版)(Ver1.0)上では、Netvisor/ ソフトウェア開発セットを利用したアプリケーションの開発及び開発されたアプリケーションの 実行はできません。 4.Netvisor/ソフトウェア開発セットの機能は、EWS/UP版のNetvisor/A DEとほぼ同じですが、次のような相違点があります。 ・構成情報の操作APIが変更及び強化されました。 ・イベントの操作APIが変更及び強化されました。 ・SNMPv2関係のAPIはサポートされていません。 ・ロギング関係のAPIはサポートされていません。 ・Win32プログラミングにあわせて構造体名、変数の型、メインループ処理方式などが 変更されました。 ・カスタマイズ機能を実現する定義ファイルのフォーマットが変更されました。 ・障害ルールのカスタマイズ機能はサポートされていません。 |
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