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■特長

 (1)GUIロジックとビジネスロジックを分離させたアーキテクチャ
  Micro Focus Dialong System(TM) V2.5J(Windows(R)95/WindowsNT(R)版) のアーキテ
  クチャでは、ビジネスロジックは従来型のトップダウン設計のままで、ヒューマンイ
  ンタフェースの部分だけを GUI記述にとって自然なイベント駆動型で記述することが
  可能です。従って、主となるCOBOLプログラムは、従来型のCOBOLライクな設計開発技
  法を活かし、自然な拡張としてGUIへの移行が可能です。

 (2)GUIの設計

 ●適切な操作環境
  GUIの設計は、一般のGUIアプリケーションと同様な操作で可能です。

 ●プロンプト付きモードとプロンプトなしモード
  初心者向きのプロンプト付きモードを使用すると、データ定義、ダイアログ定義で入
  力指示に従って選択肢を選んでいく形式で定義を入力できます。プロンプトなしモー
  ドでは、直接テキストを打ち込んでいくことで作業のスピードアップが可能です。

 ●コンテクストセンシティブヘルプ
  作業の場面に対応したヘルプを自動的に選択して表示します。

 ●アプリケーションマネージャ
  定義されたオブジェクトを階層構造で表示し、それをクリックすることで、関連づけ
  られた属性やダイアログ定義を参照・変更できます。

 ●ダイアログアニメータ
  ダイアログ定義のスクリプトをステップ単位に実行させながら、定義の正しさを検査
  することが可能です。

 ●インポート・エクスポート
  すべての GUIセッション定義情報を、定められた形式の言語フォーマットで出力し、
  またそれを入力とすることが可能です。これによって、他のツールとの定義情報の交
  換や、机上でのトレース、修正が可能となります。

 (3)GUIの実行

 ●豊富な入力フィールドのサポート
  入力フィールドに対して、COBOLのPICTURE文字列によってデータの編集を指定するこ
  とができます。他にサポートされる属性は次のとおりです。
  ・背景色、前景色    ・文字フォント      ・ゼロならば空白
  ・自動スキップ     ・大文字、小文字、混合  ・スクロール
  ・設定可能、不可能   ・入力非表示

 ●豊富なダイアログイベントとファンクション
  ユーザインタフェースの機能は、指定されたイベントとその結果として発生させるフ
  ァンクションとして決定されます。プロンプト付きモードを使用すると、定義時にパ
  ラメータと一緒にイベントとファンクションの一覧が表示されます。
  [イベント]
  ・ボタンが選択された  ・ボタン選択が解除された ・フォーカスを受け取った
  ・フォーカスを失った  ・項目を受け付けた    ・項目が選択された
  ・キーボードイベント(ファンクションキーなど)
  [ファンクション] 
  ・ウィンドウを削除   ・フォーカスを設定    ・比較条件の検査
  ・メッセージボックスの呼び出し  ・COBOL手続きの呼び出し(CALLOUT)
  ・オブジェクトをクリア      ・選択されたリスト項目の獲得
  ・リスト項目の挿入        ・色の変更

 ●高度なGUIオブジェクトのサポート
  ・一次ウィンドウと二次ウィンドウ ・ダイアログボックス ・テキスト
  ・チェックボックス   ・メッセージボックス   ・入力フィールド
  ・選択ボックス     ・ビットマップボタン   ・ノートブック
  ・ラジオボタン     ・プッシュボタン     ・スクロールバー
  ・グループボックス   ・複数行入力ボックス   ・リストボックス

 ●CALLOUT機能
  ダイアログ定義の中から、COBOL副プログラムを呼び出すことが可能で、最高8個まで
  のパラメータを渡すことができます。この機能によって、複雑なエラーチェックなど
  の記述を構造的に行うことが可能です。
  また、DSRUNNER ユーティリティを使用すれば、COBOL主プログラムを作成することな
  く、直接定義されたGUIセッションを起動することも可能です。
  CALLOUTとDSRUNNER の組み合わせによって、完全にイベント駆動型の設計のアプリケ
  ーションを設計することも可能となります。

 ●Dialog System Extension
  本機能は、CALLOUT機能で呼び出し可能な組み込みダイアログです。
 [例] ・DSDIR    ファイル・ディレクトリを表示・選択する
    ・DSBROWSE   テキストファイルを表示するウィンドウを出す
    ・DSONLINE   オンラインヘルプを表示する

 ●DDEによる他のWindowsアプリケーションとの連携
  クライアントとサーバの双方のDDEをサポートしています。ダイアログ定義の中で自動
  または手動の埋め込み連結を指定することが可能です。

 ●OLE2クライアントのサポート

■商品構成
 ┌──────┬────────────────┬────────────┐
 │型名    │品名              │パッケージ内容     │
 ├──────┼────────────────┼────────────┤
 │PS98-7309-31│Micro Focus Dialog System(TM)  │3.5インチ2HD 5枚    │
 │      │V2.5J              │マニュアル 3冊     │
 │      │ (Windows(R)95/WindowsNT(R)版) │            │
 └──────┴────────────────┴────────────┘
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