■特長
「OS/2(R) Warp 4−日本語版」の特長を「OS/2(R) Warp V3−日本語版」および
「OS/2(R) Warp Connect V3−日本語版」から追加/強化した機能を中心に、以下に説明しま
す。
◎ユーザ・インタフェースの改善
−インストーラを改善
本体,ネットワーク関連,ボーナスパックのインストーラを一本化。
ネットワーク関連は、設定必要項目をわかり易くするためにツリー表示化。
−「Warp Center」を追加
Warpメニュー,ランチャー,システム状況(CPU負荷状況やディスク空き容量等),時計等
をバー上にまとめたツール。
ランチャーでは、マウスのシングルクリックでアプリケーションの起動が可能。また、
ドラッグ&ドロップで、簡単にアイコンを追加することが可能。
−「Warp Guides」を追加
フォーカスの当たっている入力部分に関するヘルプを自動的に表示。
ユーザのレベルに合わせて、Warp Guidesの表示/非表示の設定が可能。
◎ネットワーク関連の強化
−ファイル&プリント・サービス・クライアントにより、LANサーバ,OS/2(R) Warp
Connectはもとより、Microsoft(R) Windows NT(R) や、Microsoft(R) Windows(R)95への
アクセスが可能
−DHCP/DDNSクライアントの設定が可能(TCP/IP)
DHCP:Dynamic Host Configuration Protocolの略。動的にIPアドレスを割り振る機能。
DHCPにより、IPアドレスの管理が容易になり、また、DHCPクライアントではIPアドレ
スの入力が必要なくなる。
DDNS:Dynamic Domain Name Serviceの略。TCP/IPで利用されるホスト名とIPアドレスを
関連付けるサービス。DHCPによって動的に割り当てられたIPアドレスを、それぞれの
ホスト名に対応させることが可能。これにより、IPアドレスのような数字の羅列を覚
える必要がなく、ホスト名でアクセスすることが可能になる。
−「Socks Security」により、ファイアウォールを通したアクセス機能をTCP/IPのアプリケ
ーションに提供することが可能。
−「Internet Connection Server」により、Proxy機能をサポートしたWebサーバを構築する
ことが可能。
−TCP/IPでIBMホストとの接続を可能にする「PCOM Lite」をサポート
◎インターネット関連の強化
−WebのサイトやFTPサーバをデスクトップ上にドラッグ&ドロップで登録しておくことによ
り、インターネットやFTPサーバへのアクセスが容易に可能(インターネット・ディスクト
ップ機能)
−OSのデスクトップ上でJavaアプリケーションの実行が可能
−Javaサポートの中には、Just-In-TimeコンパイラとJavaデベロッパーズ・キットが添付
◎アプリケーションの強化
−従来のボーナスパックアプリケーションをバージョンアップ
以下のアプリケーションをボーナスパックとして添付。
・ボーナスパックの内容
┌────────────────────┬──────────────────────┐
│アプリケーション名 │概要 │
├────────────────────┼──────────────────────┤
│IBM Works および │会社内の各業務に役立つツール(ワープロ, │
│Personal Information Manager │データベース,電話帳等)を提供 │
├────────────────────┼──────────────────────┤
│Hyper ACCESS Lite for OS/2 │モデムを使った通信をサポートするためのソフト│
├────────────────────┼──────────────────────┤
│Fax Works for OS/2 │FAXの送受信やFAXデータの表示/印刷が可能 │
├────────────────────┼──────────────────────┤
│Compu Serve Information Manager for OS/2│Compu Serveに接続するための通信ソフト │
└────────────────────┴──────────────────────┘
※ボーナスパック内の各アプリケーションについては、各アプリケーションの販売元へお問い
合わせ願います。
−Lotus Notes R4.1J(ロータス ノーツ メールライセンスのみ)を添付
※Lotus Notes R4.1Jについては、Lotus社へお問い合わせ願います。
−Netscape Navigator for OS/2配布のWWWページへ容易にアクセス可能
◎ハードウェアインタフェースの強化
−プラグ&プレイに対応
ハードウェアリソースの自動設定が可能(ソフトウェアの自動インストールは未サポート)
−PCMCIA3.0にいち早く対応
※CardBus用スロット(PC-9821Nr15で採用されているCardBusスロット)では、従来の
Warp/ConnectでサポートしていたPCカードのみ使用可能です。
CardBus対応カードは使用できません。
◎その他オープンインタフェースのサポート
−下記システム管理インタフェースに対応
・マシンおよびネットワークを管理したいユーザのために、
「DMI(Desktop Management Interface)」と「SNMP」に対応
・サーバからのシステム管理および、様々なリソースやパフォーマンスのモニタリングが可
能な「TME 10 NetFinityサービス」のクライアント機能を提供(DMIを利用したツール)
※サーバ側のツールはIBM社から別売されています。本クライアント機能はマルチベンダ(IBM) 環境に対応しています。
−文書や図形等のコンポーネントのマルチプラットフォーム化を可能とする「OpenDoc」に
対応
−3Dグラフィックスの業界標準APIである「OpenGL」に対応
■商品構成
┌──────┬──────────────┬──────────────────┐
│型名 │品名 │パッケージ内容 │
├──────┼──────────────┼──────────────────┤
│PS98-2002-C3│OS/2(R) Warp 4−日本語版 │−CD-ROM(2枚) │
│ │ │ ・OS/2(R) Warp4/ボーナスパック 1枚│
│ │ │ ・Lotus Notes R4.1J 1枚 │
│ │ │−3.5インチFD(4枚) │
├──────┼──────────────┤ ・インストール用 3枚 │
│PS98-2006-C3│OS/2(R) Warp 4−日本語版(※)│ ・デバイスサポートディスク 1枚 │
│ │Upgrade │−マニュアル(2冊) │
│ │ │ ・Lotus Notes R4.1J マニュアル 2冊│
│ │ │−小冊子(1冊) │
│ │ │ ・ご利用にあたって 1冊 │
└──────┴──────────────┴──────────────────┘
※:下記製品からのアップグレードが可能。
・OS/2(R) Warp Connect V3 −日本語版
・OS/2(R) Warp V3 −日本語版
・OS/2(R) J2.11
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