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■特長

 (1)マルチベンダ対応

    本ソフトウェアは、PC-9800シリーズおよびIBM PC/AT互換機を動作対象とします。ただし、
    IBM PC/AT互換機は多くのベンダから様々な機種が出荷されておりますが、本ソフトウェアでは、
    PB-NEC機(具体的な機種名は、■動作環境 を参照)のみ動作保証します。
    (その他のIBM PC/AT互換機については個別対応)

 (2)ACOSホストとの接続

    PC-9800シリーズ
    ・ネットワークマネージャ(Windows(R)95/Windows NT(R)版)(Ver2.2)(スタンドアロン)以上
    ・ネットワークマネージャ(Windows NT(R)版)(Ver2.2)(16ユーザ)以上
    或いは
    ・DINA for NetWare(R)(Ver3.0)(16ユーザ)
    ・DINA for NetWare(R)(Ver3.0)(32ユーザ)
    が必要。
      *DINA for NetWare(R)(Ver3.0)を使用する場合、PC-9800シリーズ上で動作する
        Windows 95クライアント使用時のみ使用可能

    IBM PC/AT互換機(PB-NEC機)
    ・ネットワークマネージャ(Windows(R)95/Windows NT(R)版)(Ver2.3)(スタンドアロン)
      (マルチベンダ版)以上
    ・ネットワークマネージャ(Windows NT(R)版)(Ver2.3)(16ユーザ)(マルチベンダ版)以上
    が必要。

 (3)PC通信サーバ接続のサポート

    ・PC通信サーバ接続として、Windows NT環境、NetWare環境内でのクラスタ接続(1台の
      通信サーバにて複数台の端末の通信回線を統合する接続形態)が可能。
    ・Windows NT環境内ではネットワークマネージャ(Windows NT(R)版)(Ver2.2)(16ユーザ)以上(*1)
      が別途必要。
    ・NetWare環境内ではDINA for NetWare(R)(Ver3.0)(16ユーザ/32ユーザ)が別途必要。(*2)
    ・それぞれの接続形態において、マルチホスト、マルチLU(1ホストにつき最大10画面)、
      UAバス/COMI-2プリンタ出力をサポート。

    *1:IBM PC/AT互換機の場合、ネットワークマネージャ(Windows NT(R)版)(Ver2.3)(16ユーザ)
        (マルチベンダ版)以上。
    *2:ただし、この場合端末として使用可能なものは、PC-9800シリーズ上で動作する
        Windows 95クライアントのみ。

 (4)マクロ機能

    オペレータ操作をマクロファイルとして記録可能とし、定形操作の自動実行を強化。
    マクロファイルの編集/コマンドチェックが可能なマクロ編集ツールを添付。

 (5)プリンタUA(Unit Address)バス制御の独立

    ETOS-JX本体からプリンタUAバス制御部分(DCS:Device Control Server)を独立させ、
    ETOS-JX画面を起動せずにUAバスでのプリンタ出力が可能。
    プリンタ出力専用端末などでは、ETOS画面を起動せず、プリンタ、UAバス制御部分(DCS)のみを
    起動することが可能。

 (6)複数プリンタUAの制御

    一台の端末に接続される複数のプリンタ(同一ホスト配下)に対し、同時に出力することが可能。
    ・同一ホスト上のプリンタUAの最大は10UA。
    ・出力先は、ローカルプリンタ、ネットワークプリンタ。

 (7)ツールバーのサポート

    ローカル機能をWindowsツールバーに設定することで、使用頻度の高い機能をツールバーとして
    提供し、ワンタッチで実行可能。

 (8)ETOS制御APIの提供

    ユーザアプリケーションからETOS-JX(Windows(R)95/Windows NT(R)版)(Ver2.1)(マルチベンダ版
  )を制御する機能を提供

    ・エミュレータ画面情報を取得/操作するためのAPI(約30関数)を提供する。
        画面表示データ/カーソル位置/システム情報などの取得、画面状態変更の通知
        文字の検索、ユーザAPからの表示/カーソル位置制御/キー入力など
    ・ETOS制御APIにてアプリケーション作成する際、サポートされる言語は、
      Microsoft(R) Visual C++(R)4.0以上のみサポート(*1*2)。COBOL85は、未サポートです。

    *1:Windows NT 4.0上でのアプリケーション作成は、Microsoft社提供の
        Microsoft(R) Visual C++4.2を利用。
    *2:Windows NT 4.0上で動作するETOS-JX(Windows(R)95/Windows NT(R)版)(Ver2.1)
        (マルチベンダ版)上で、Microsoft(R) Visual C++4.0で作成したアプリケーションの動作は
        サポートされます。

 (9)分散APインタフェースの提供

    ・分散APIとしてC言語インタフェース(*1*2)、COBOL用インタフェース(*3)を提供。

    *1:Microsoft(R) Visual C++4.0以上サポート
        Windows NT 4.0上でのアプリケーション作成は、Microsoft社提供の
        Microsoft(R) Visual C++4.2を利用
    *2:Windows NT 4.0上で動作するETOS-JX(Windows(R)95/Windows NT(R)版)(Ver2.1)
        (マルチベンダ版)上で、Microsoft(R) Visual C++4.0で作成したアプリケーションの動作は
        サポートされます。
    *3:PC-9800シリーズ上では、COBOL85(Windows(R)95/Windows NT(R)版)(Ver1.1)以上でサポート
        IBM PC/AT互換機上では、COBOL85(Windows(R)95/Windows NT(R)版)(Ver2.1)
        (マルチベンダ版)以上でサポート

(10)プリンタ関連

    プリンタ関連では以下の機能をサポート

    ( i) 使用可能な、ACOSホストから受信するプリンタ言語
       ・201PL、NPDL、N5200用プリンタ言語をサポート。
       ・これにより、対応プリンタを従来のPR201系プリンタ(PR201エミュレーションモード含む)、
         ページプリンタ系/PC-PTOS対応プリンタが使用可能。

    (ii) 障害通知をサポート
       ・PC-PTOS対応プリンタを用い、ACOSホストから受信するプリンタ言語がN5200用プリンタ言語
         の場合、ACOSホストへの障害通知が可能。
         なお、この設定の場合Windows 95、Windows NT 4.0のスプーラ機能は使用できません。
         取得可能な障害通知は、用紙切れ・電源断・プリンタアラーム。
       *PB-NEC機では、“プリンタの電源断”、“プリンタケーブル抜け”が“用紙切れ”として
         検出される場合がある。印字中に上記障害が発生した場合は、電源の入れ直し、また
         ケーブルを接続し直しても正常に印字を継承できない(印字ズレが発生する)場合があるので、
         この場合印刷のやり直しが必要。

    (iii)出力プリンタ指定
       ・ETOS-JXが出力に使用するプリンタを、Windows 95、Windows NT 4.0の
         プリントマネージャで、通常使うプリンタとして設定されたプリンタとは独立して指定可能。




         ETOS-JX又は他のAPからの印刷の際、自動的にプリンタドライバを切り替えての印刷が可能。

    (iv) フォーム印刷
       ・201PL、N5200用プリンタ言語を使用するときフォームオーバレイ印刷が可能。
         Windows NT 4.0では、PC-FORMEXは使用できません。(H9.2月現在)

(11)ユーザ外字1880文字をサポート

    ・Windows 95、Windows NT 4.0がサポートするユーザ外字領域1880文字をETOS-JXの
      ユーザ外字として利用可能。但し、ホスト外字領域は7421〜7E7E(JISコード)までの1034文字が
      外字領域となります。
    ・ETOS-JXのユーザ外字はWindows 95、Windows NT 4.0上で外字エディタ等を用いて作成すること
      が必要。

(12)グラフ描画機能をサポート

    ・ACOSホストから受信するグラフ描画コマンド(TGL[Terminal Graphic Language])を、
      Windows 95、Windows NT 4.0が提供するGDI(Graphic Device Interface)に変換することで、
      Windows 95、Windows NT 4.0上において、ACOSホストからのグラフ描画機能をサポート。

(13)画面表示関連

    (1)画面ハードコピーの拡大/縮小サポート
      ・画面ハードコピー機能にて、拡大コピー/縮小コピーが可能。
      ・縦倍率、横倍率で、(1%〜999%の範囲)指定可能。

    (2)拡張ローカル画面対応
      ・疑似ISAMファイルにて対応。最大1000画面使用可能。

    (3)起動時の初期画面サイズ/位置指定の対応
      ・起動時の初期画面サイズや表示位置をETOS-JXPGで指定可能。

(14)運用/導入の簡易化

    (1)エラーメッセージ
      ・エラー発生時に、エラーの内容/原因だけでなく対処方法までを表示することにより利用者に
        より適切な処置が可能。

    (2)ネットワークインストール機能
      ・ネットワークドライブからのインストールを提供することにより、PCサーバ/クライアント
        形態において、PCサーバからクライアントへネットワークインストールが可能。

    (3)ETOS-JXPG設定の自動チェック機能
      ・PGファイルの設定誤りが多いプリンタの情報を、ETOSでの印刷開始時に自動チェック
        することにより、ユーザ側での導入トラブル対応工数を削減します。
      【チェック項目】
        ・PC系コード設定時のN5200系コード出力
        ・N5200系コード設定時のPC系コード出力

(15)PTOS製品との互換性

    (1)ブリンキング機能
      ・ブリンク指定フィールドの点滅表示をサポート。
        反転表示、網掛け表示も選択可能。

    (2)フルスクリーン表示
      ・Windows画面領域全体にETOS画面を表示可能。

    (3)ブザー鳴動機能
      ・WAVファイルを使用した、ブザーの1秒間鳴動あるいは永久鳴動が可能。

    (4)先行打鍵機能
      ・画面送受信実行後など入力不可状態での次画面への先行キー入力が可能。

    (5)モノクロディスプレイ互換
      ・ホストからの画面に対するカラー指定を無視することにより、モノクロ画面表示が可能。
        尚、通常の文字は緑色で表示され、高輝度表示指定のフィールドのみ黄色で表示。

(16)その他

    (1)日本語文字コードのマッピング
      ・ACOSホスト側の日本語コード(JIPS)と端末側の日本語コード(シフトJIS)との対応規則を
        「日本語コード変換テーブル(ファイル)」で提供し、個々のユーザに適したカスタマイズが
        可能。
        “コード変換テーブル作成ツール”による、日本語文字コードのマッピング。
        (マッピングは文字または区単位)
      本ファイルを使用しない場合は、従来通りの固定にて変換。変換テーブルの入れ替えにより、
      JIS90環境下でもACOSホスト側JIS78コード用資産を利用することが可能。
      (但し、JIS90で字形変更された一部の漢字については、JIS90の字形に従う。)

    (2)IDカード読みとり機能
      ・PC-9800シリーズ上で使用する場合、NEC製IDカードリーダ(PC-9801-95)を使っての
        IDカード読みとり機能をサポート。IBM PC/AT互換機上で使用する場合、本機能は使用不可。

    (3)ANKフィールドかな漢入力
      ・漢字/混在フィールド以外でも、かな漢IMEを使用可能とする。
        IME入力モード(ローマ字、かな)も選択可能。

    (4)キーボード対応
      ・98標準キーボード(95)(*1)、106(*1*2)/109(*2)キーボードが使用可能
      *1:PC-9800シリーズ
      *2:PB-NEC機

    (5)プリンタ初期化付加コードファイル指定
      ・ACOSホストの各業務ごとの印刷書式(1ページあたりの行数など)は、ホストプログラムが
        印刷開始時に送信する必要があったが、これをETOS-JX側で設定し、プリンタに出力する
        ことが可能。
        ETOS-JXPG内、「201系コード」−「従来変換」、「201系コード」−「イメージ変換」及び
       「N5200系コード」にて指定。

    (6)プリンタクローズのタイマ監視・非監視
      ・COMI-2バスでのプリンタ出力時、プリンタをオープン後、ETOS-JXを終了するまでクローズを
        行わない設定が可能。

    (7)ハードコピー出力選択
      ・ハードコピー出力の際、出力先プリンタを動的に指定・変更が可能。

    (8)ハードコピー機能キー/COPY-IDキーのサポート
      ・ハードコピー機能とCOPY-ID送信機能をカスタマイズ可能。
        指定キーの押下での実行が可能。

    (9)グラフィック画面(TGL)のみのハードコピー
      ・グラフィック画面(TGL)のみのハードコピーが可能。

    (10)ファイル送受信後AP起動
      ・COMI-2/UAバスファイル転送によるデータ受信後、あらかじめETOS-JXPGで指定した
        アプリケーションを起動可能。アプリケーションは受信ファイルごとに指定可能。

    (11)COMI-2ファイル転送(間接指定)の可変長ファイル対応
      ・COMI-2ファイル転送(間接指定)における可変長ファイル使用が可能。

    (12)COMI-2(間接指定)ファイルの自動アロケート対応
      ・COMI-2(間接指定)ファイルの自動アロケートが可能。

    (13)不正コード受信時のエラー表示/非表示設定
      ・COMI-2バスファイル転送で、扱うことのできないコード(G1集合文字、NEC付加文字、その他
        不正コード)を受信したときのエラー表示/非表示を選択可能。

    (14)COMI-2ファイル転送ディレクトリ指定
      ・COMI-2ファイル転送で使用するディレクトリをユニット番号(ドライブ番号)毎に指定可能。

    (15)コピー&ペースト時の区切り文字指定
      ・文字列をクリップボードにコピーする時、同一行内のフィールドの区切りとする文字を
        指定可能。
        項目貼り付けをするとき、クリップボード内の文字列中にあるフィールドの区切りとする
        文字を指定可能。

    (16)画面送受信応答監視(tnETOS)
      ・TCP/IP手順で、画面送信、COMI-2ファイル送信、分散テキスト送信の際、ホストへの送達を
        確認。

    (17)設定情報の保存
      ・特定キー(CTRL+S)を押下することで、現在の画面位置/サイズなどの変更可能な設定項目に
        ついて保存可能。


■商品構成
┌───────┬───────────────────┬───────────────┐
│型名          │品名                                  │パッケージ内容                │
├───────┼───────────────────┼───────────────┤
│PS98-7531-31  │ETOS-JX                               │3.5インチ 2HD(*) 5枚          │

│              │(Windows(R)95/Windows NT(R)版)(Ver2.1)│導入ガイド 1冊                │
│              │(マルチベンダ版)                      │操作ガイド 1冊                │
│              │                                      │リファレンスマニュアル 1冊    │
└───────┴───────────────────┴───────────────┘
  (*)フロッピィディスクは1.44MBフォーマットで提供されます。

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