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■特長

1.ESMPRO/Netvisor Ver3.1(Windows(R)95/Windows NT(R)版)の特長は以下の通りです。

 (1)SNMPによるネットワーク管理システム
  業界標準のネットワーク管理プロトコルSNMPをサポートすることで、マルチベンダ環
  境の様々な機器を総合的に管理できます。
  各管理対象は属性情報の登録、内容表示、内容変更に伴う情報更新が可能です。また
  SNMPの機能を活用するために、すべてのMIB情報を直接操作することができます。
 (2)ネットワーク機器の自動検出
  自動発見機能により、ネットワーク上のホストを自動的に画面上にビジュアル表示が
  可能です。また、機器の種別を自動認識し、機器に応じたアイコンを表示しますので
  導入時の初期設定工数を大幅に削減できます。
  TCP/IPをサポートするマシン、およびNetWareのサーバを自動発見できます。
 (3)IPXプロトコルのサポート
  下位層の通信プロトコルとして、IPX プロトコルをサポートしています。これによっ
  て、Netwareサーバの自動発見、手動による属性情報等の設定が可能となります。
  同時に、IPX上のSNMPエージェントとも通信が可能となり、IPX上のSNMPエージェント
  をサポートしている機器の管理を行えます。
 (4)ネットワークの障害管理
  指定した管理対象に障害発見ルールを適用することで、障害発生時にはいち早く発見
  できます。また、障害発生箇所も、管理画面マップのアイコン色(障害レベルによっ
  て5段階の色分が可能)や、メッセージウィンドウの表示で素早く限定できます。

<現在以下6種類の監視ルールを提供しています>
 ・アップダウンチェック
  PING(ICMP-ECHO) 機能を用いて、監視対象機器との通信可能か否かをチェックし、通
  信不能状態を発見します。
 ・SNMPチェック
  監視対象機器のSNMPエージェント機能の動作をチェックします。
  PING機能の使えないNetWareサーバの死活監視に有効です。
 ・インタフェースダウン
  ルータなどのネットワークインタフェースのダウンを発見します。
 ・インタフェース負荷
  ルータなどのネットワークインタフェースの負荷がしきい値を越えないかを監視しま
  す。
 ・しきい値チェック
  任意の値に対してしきい値チェックを行います。
 ・ICMP出力エラーパケット
  ネットワークの不健康状態を示すICMPエラーバケットを検出、報告を行います。
  また、オンラインヘルプで状況の対処方法を明示します。

  収集した情報をログとして保存やファイル出力、表示が可能です。
  また、ログ情報に基づき、過去に発生したイベント情報に関して、その詳細履歴を表
  示することができます。
 (5)ネットワークの性能管理
  SNMPエージェント機能を持つ構成要素から、MIB 情報を収集することにより、インタ
  フェース別に入出力パケット数などのトラフィック情報を得ることができます。
  ロギング機能によりデータの蓄積が可能です。(ロギングデータは古いものから自動
  削除可能)
  RMONモニタ(別途必要)と組み合わせることにより、Ethernetセグメントの負荷情報、
  不正パケット情報を収集可能です。
  これらの機能で収集したデータを各種グラフにより表示することが可能です。グラフ
  はプリンタに出力する事ができます。
 (6)ネットワークの機密管理
  ネットワーク上の機器・資源に対しての不正アクセス対策を施せます。
  RMON-MIB対応モニタリング装置からの情報に基づき、不正アクセスに対して以下の検
  出を行います。
  ・登録されていないアドレスを持つ機器の検出
  ・不正なIPアドレスとMACアドレスの組み合わせの検出
   (RMON-MIB対応モニタリング装置の機能に依存)
 (7)マネージャ間通信
  複数のマネージャが相互に通信しあうことにより、大規模なネットワークを分散管理、
  階層管理できます。
  リモートマネージャのマップの遠隔操作や、障害通知の受信、管理対象機器の情報収集
  などが可能です。
  ISDNを経由したリモート監視も可能です。
 (8)分散管理
  SNMP管理ツールは、大規模ネットワークを1台のマネージャで集中管理すると、Polling
  と呼ばれる管理データベースへのアクセス方式のため、回線上に管理パケットが多発し、
  トラフィック性能を低下させてしまいます。
  これを回避するために、Netvisorでは、「コミュニティ間通信機能」を使用し、監視セ
  ンタと各ネットワークセグメントとの効果的な分散管理システムを可能にします。

2.ESMPRO/Netvisor Ver2.6(Windows(R)95/Windows NT(R)版)から強化された機能は以下の
  通りです。
 (1)Windows(R)95セキュリティ
  ・Windows(R)95ログイン後、初めてオペレーションウィンドウ起動時のPassword確認機
   能追加。
 (2)Windows(R)95 Explorer形式による表示
  ・ドロップダウンリストによるツリーでの項目選択が可能。
  ・大きいアイコン/小さいアイコン/詳細、ICON形式や表形式で表示。
  ・Back/Forward機能をツールバーと右クリックに採用。
 (3)定期的にサーバを検出し、自動的にマップへ登録
 (4)アイコンタイプのカスタマイズ
  ・ユーザが自由にアイコンのビットマップや属性を認定可能。
 (5)監視不可サーバの障害通知
  ・監視対応サーバが何らかの要因により監視不可となった場合、異常状態である旨を
   マップアイコンの色及びアラートビューアで表示


■商品構成
┌──────┬───────────────┬─────────────────┐
│型名        │品名                          │パッケージ内容                    │
├──────┼───────────────┼─────────────────┤
│PS98-7204-33│ESMPRO/Netvisor Ver3.1        │マニュアル:無し                  │
│            │(Windows(R)95/Windows NT(R)版)│           (オンラインマニュアル) │
│            │                              │         (マニュアルは別途購入) │
│            │                              │添付媒体:3.5’FD×1枚            │
└──────┴───────────────┴─────────────────┘


■注意事項
 ・Netvisorがサポートする(管理できる)エージェント
 (1)TCP/IPをサポートしている機器
  自動発見により、ネットワークマップ上に自動的に表示することが可能。また、ICMP
  によるアップ・ダウンチェックにより、死活管理が可能。
 (2)TCP/IP上のSNMPをサポートしている機器
  (1)に加えて、実装されているMIBの値を収集することが可能。
 (3)IPXをサポートしている機器
  NetWareサーバを自動発見することが可能。
 (4)IPX上のSNMPをサポートしている機器
  (3)に加えて、実装されているMIBの値を収集することが可能。
 (5)TCP/IPもIPXもサポートしていない機器
  画面上のアイコンとして登録し、管理者や設置場所などの構成情報を設定・表示する
  ことが可能。

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