無線LANの設定を行う



Windows XP標準のユーティリティを使う

Windows XPでは、OS標準のユーティリティを使い、無線LANの設定や接続の確認、無線LAN機能のオン/オフを行うことができます。

無線LANの設定をする

接続する機器によって、設定手順が異なります。お使いの環境にあわせて設定を行ってください。

◆ネットワーク名(SSID)を通知するアクセスポイントに接続する場合

  1. 無線LANランプ(無線LANランプ )が点灯していることを確認する
    点灯していない場合は、無線LAN ON/OFFスイッチをオンにして、無線LANランプを点灯させてください。

  2. 「スタート」ボタン→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「通信」→「ネットワーク接続」をクリック
    「ネットワーク接続」ウィンドウが表示されます。

  3. 「ワイヤレスネットワーク接続」を右クリックして、「プロパティ」をクリック
    「ワイヤレスネットワーク接続のプロパティ」ウィンドウが表示されます。

  4. 「ワイヤレスネットワーク」タブをクリック
    「Windowsでワイヤレスネットワークの設定を構成する」にチェックが付いていることを確認してください。

  5. 「利用可能なネットワーク」欄から「ワイヤレス ネットワークの表示」ボタンをクリック
    「ワイヤレス ネットワークの接続」が表示されます。

  6. ワイヤレスネットワークの選択の一覧から、接続する無線LANアクセスポイントを選び、「接続」ボタンをクリック
    「ワイヤレスネットワークのプロパティ」ウィンドウが表示されます。

  1. セキュリティの設定を行う
    アクセスポイントなど接続先のセキュリティ方式や設定にあわせて、「ネットワーク認証」と「データの暗号化」の設定をします。

      WEPの場合 TKIPの場合
    ネットワーク認証 オープンシステム
    または
    共有キー
    WPA-PSK
    データの暗号化 WEP TKIP


  • セキュリティは必ず設定することを推奨します。セキュリティの設定を行わない場合は、「本機の無線LAN 機能について」の「無線LAN製品ご使用時におけるセキュリティに関するご注意」の内容をご確認の上、手順9に進んでください。
  • WPA(WPA-PSKを除く)および認証機能(IEEE802.1X)を使用した接続を行う場合は、各項目の設定内容を接続するネットワーク管理者にお問い合わせください。

  1. 暗号キーの設定をする
    データの暗号化を行う場合、本機の暗号キーを、通信を行うアクセスポイント(親機)の暗号キーと同じに設定します。

    WPA-PSKによる暗号化を使用する場合は、接続する相手の機器もWPA-PSKに対応している必要があります。

  1. 「接続」ボタンをクリック
    「ワイヤレス ネットワークの選択」欄の接続したネットワーク名(SSID)に「接続」が表示されます。
    しばらくすると、画面右下の通知領域に「ワイヤレスネットワーク接続に接続しました」と表示されます。

◆SSID(ネットワーク名)を通知しないアクセスポイントに接続する場合、またはパソコン同士(adhoc)で接続する場合

  1. 無線LANランプ(無線LANランプ )が点灯していることを確認する
    点灯していない場合は、無線LAN ON/OFFスイッチをオンにして、無線LANランプを点灯させてください。

  2. 「スタート」ボタン→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「通信」→「ネットワーク接続」をクリック
    「ネットワーク接続」ウィンドウが表示されます。

  3. 「ワイヤレスネットワーク接続」を右クリックして、「プロパティ」をクリック
    「ワイヤレスネットワーク接続のプロパティ」ウィンドウが表示されます。

  4. 「ワイヤレスネットワーク」タブをクリック
    「Windowsでワイヤレスネットワークの設定を構成する」にチェックが付いていることを確認してください。

  5. 「優先ネットワーク」欄の「追加」ボタンをクリック
    「ワイヤレスネットワークのプロパティ」ウィンドウが表示されます。

  6. 「ネットワーク名」欄に、SSID(ネットワーク名)を入力する
    通信を行うには、本機と通信を行う機器(アクセスポイントやパソコン)に同じSSIDが設定されている必要があります。

  1. セキュリティの設定を行う
    アクセスポイントなど接続先のセキュリティ方式や設定にあわせて、「ネットワーク認証」と「データの暗号化」の設定をします。

      WEPの場合 TKIPの場合
    ネットワーク認証 オープンシステム
    または
    共有キー
    WPA-PSK
    または
    WPA-None
    データの暗号化 WEP TKIP

  • セキュリティは必ず設定することを推奨します。セキュリティの設定を行わない場合は、「本機の無線LAN 機能について」の「無線LAN製品ご使用時におけるセキュリティに関するご注意」の内容をご確認の上、手順9に進んでください。
  • WPA(WPA-PSKを除く)および認証機能(IEEE802.1X)を使用した接続を行う場合は、各項目の設定内容を接続するネットワーク管理者にお問い合わせください。
  • パソコン同士(adhoc)接続の場合は、WPA(WPA-PSKを含む)および認証機能(IEEE802.1X)は使用できません。

  1. 暗号キーの設定をする
    データの暗号化を行う場合、本機の暗号キーを、通信を行うアクセスポイント(親機)の暗号キーと同じに設定します。

    WPA-PSKによる暗号化を使用する場合は、接続する相手の機器もWPA-PSKに対応している必要があります。

  1. 「接続」ボタンをクリック
    「ワイヤレス ネットワークの選択」欄の接続したネットワーク名(SSID)に「接続」が表示されます。
    しばらくすると、画面右下の通知領域に「ワイヤレスネットワーク接続に接続しました」と表示されます。

接続の確認

画面右下の通知領域にあるonline をクリックすると、「ワイヤレスネットワーク接続の状態」ウィンドウの 「シグナルの強さ」で信号の受信状態シグナルの強さを確認できます。
また、接続している親機(相手のパソコン)は、「ワイヤレスネットワーク接続の状態」ウィンドウの「プロパティ」ボタンをクリックして表示される 「ワイヤレスネットワーク接続のプロパティ」ウィンドウの「優先するネットワーク」に親機で表示されます。

無線LAN機能を停止する

一時的に無線LAN機能のみを使用しないようにするには、「ワイヤレスネットワーク接続の状態」ウィンドウで「無効にする」ボタンをクリックしてください。


無線LANの設定について

Windows標準の無線LAN機能の詳細については、Windowsのヘルプ(ヘルプとサポートセンター)をご覧ください。
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インテル(R) PROSet for Wirelessで設定する

Windows 2000で無線LAN機能を使用する場合や、Windows XPでWPA機能を使用する場合は、次の手順でインテル(R) PROSet for Wirelessを使い、無線LANの設定を行ってください。

インテル(R) PROSet for Wirelessのインストール(Windows XPのみ)

Windows 2000をお使いの場合、インテル(R) PROSet for Wirelessはインストールされています。次の「無線LANの設定をする」の手順に従って設定を行ってください。
  1. 「スタート」→「ファイル名を指定して実行」をクリック
    「ファイル名を指定して実行」ウィンドウが表示されます。

  2. 「名前」欄に「C:\DRV\WLINXP\UTILITY\ISETUP.exe」と入力する
  3. 「OK」ボタンをクリック
    「Intel(R) PROSet-InstallShield ウィザード」が表示されます。

  4. 「次へ」ボタンをクリック
    「使用許諾契約」と表示されます。

  5. 「使用許諾契約の条項に同意します」をクリックして選択し、「次へ」ボタンをクリック
    「セットアップタイプ」ウィンドウが表示されます。

  6. 「標準」が選択されていることを確認し、「次へ」ボタンをクリック
    「プログラムをインストールする準備ができました」と表示されます。

  7. 「インストール」ボタンをクリック
    インストールが始まります。
    完了すると「InstallShield ウィザードが完了しました」と表示されます。

  8. 「完了」ボタンをクリック

以上で「インテル(R) PROSet for Wireless」のインストールは完了です。

無線LANの設定をする

  1. 無線LANランプ(無線LANランプ )が点灯していることを確認する
    点灯していない場合は、無線LAN ON/OFFスイッチをオンにして、ランプを点灯させてください。
    モバイルノート(大画面タイプ)の場合、無線LAN ON/OFFスイッチを押すと無線LAN ON/OFFスイッチ上にある無線LANランプが点灯します。

  1. インジケータ領域(タスクトレイ)のをダブルクリック
    「インテル(R) PROSet for Wireless」ウィンドウが表示されます。

    インイジケータ領域(タスクトレイ)にが表示されていない場合は、次の手順でインテル(R) PROSet for Wirelessを起動してください。
    • Windows XPの場合
      「スタート」ボタン→「すべてのプログラム」→「Intel Network Adapters」→「Intel(R) PROSet for Wireless」をクリックする。
    • Windows 2000の場合
      「スタート」ボタン→「コントロールパネル」をクリックし、「Intel(R) PROSet for Wireless」アイコンをダブルクリックする。

  1. 「ネットワーク コンポーネント」フォルダの下にある「Intel(R) PRO/Wireless 2200 BG Network Connection」をクリック
    画面右上にタブが表示され、設定が行えるようになります。
    しばらくすると、「Intel(R) 設定サービス」ウィンドウが自動で表示されます。


  2. 「Intel(R) 設定サービス」ウィンドウに表示されている「使用可能なネットワーク」の中から接続したいネットワーク名をクリックして選択し、「接続」 ボタンをクリック
    「プロファイル ウィザード:ステップ1」ウィンドウが表示されます。

  3. 「プロファイル名」欄にプロファイル名を入力する

    プロファイル名に指定はありません。複数の設定を使い分ける場合などに見分けやすい名前にすることをおすすめします。

  1. 「ネットワーク (SSID)」欄にネットワークの名前を入力する
  2. 次の操作を行う

  3. 作成するプロファイルをパスワードで保護する場合は、「このプロファイルをパスワードで保護する」にチェックを付けて、「次へ」ボタンをクリック
    「プロファイル ウィザード:ステップ2」ウィンドウが表示されます。
  4. 「ネットワーク認証」のをクリックして表示される一覧から、接続先のネットワーク環境にあわせてネットワーク認証の設定をする

  5. 「データ暗号化 」のをクリックして、暗号化方式を設定します。

  • セキュリティの設定を行うことで、無線ネットワークの外部からの不正なアクセスを防止することができます。
  • 「ネットワーク認証」で「オープンシステム」または、「共有」を選択した場合、データ暗号化に「64 ビット」を選択すると、16進数で10桁、パスフレーズで5文字のWEPキーが使用できます。 また「128 ビット」を選択すると、16進数で26桁、パスフレーズで10文字のWEPキーが使用できます。
  • 相手の機器がWPAに対応している場合には「ネットワーク認証」として「WPA」を選択することができます。WPA機能は、キーワードをベースにして、一定時間ごとにキー自体が新しいものに自動変更されるため、WEPよりも安全性が高くなります。WPAのデータ暗号化では、16進数で64桁、パス フレーズで8文字〜63文字の半角英数字をキーワードとして入力することができます。
  • WPAを選択した場合の「802.1x設定」の「認証タイプ」および設定の詳細については、接続するネットワークの管理者にお問い合わせください。詳細設定は、「詳細」ボタンをクリックして開いたサブウィンドウで行うことができます。
  • データの暗号化について詳しくは、「インテル(R) PROSet for Wireless」のヘルプ-「セキュリティの設定と詳細セキュリティ設定」をご覧ください。

  1. 「次へ」をクリック
    「プロファイル ウィザード:ステップ3」ウィンドウが表示されます。

  2. 「自動インポートをオンにする」にチェックを付けて、「次へ」ボタンをクリック

  • プロファイルのインポートについて、詳しくは「インテル(R) PROSet for Wireless」のヘルプ-「プロファイルの自動配布」をご覧ください。
  • 「必須アクセス ポイントのMACアドレスを使用する」にチェックを付けると、インフラストラクチャモードで特定のアクセスポイントに接続するように設定できます。無線LANアクセスポイントのMACアドレスを入力してください。

    手順8でプロファイルをパスワードで保護する設定をしていない場合、手順13から手順15までのパスワードの設定手順は必要ありません。手順15に進んでください。

  1. 「このプロファイルをパスワードで保護する(10文字以内)」にチェックを付ける
  2. 「パスワード」欄にパスワードを入力する
  3. 「パスワードの確認」欄に確認のため、同じパスワードをもう一度入力する
  4. 「完了」ボタン をクリック
  5. 「ネットワーク」タブをクリック
    「プロファイル リスト」が表示され、リストに新しいプロファイルが表示されます。

    これでプロファイルの作成と接続は完了です。
  • 「優先度リスト」欄でプロファイルをクリックして選択し、をクリックしてプロファイルの優先度を設定できます。
  • 「詳細設定」をクリックすると、ネットワーク接続の詳細設定を行うことができます。詳しくは、「インテル(R) PROSet for Wireless」の「インテル(R) PROSet for Wirelessの機能」をご覧ください。

◆接続の確認

「インテル(R) PROSet for Wireless」で確認できます。



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