無線LANの設定を行う
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- セキュリティ設定や周囲の無線環境によっては、接続までに時間がかかる場合や、通信速度が低下する場合があります。
- ネットワーク上で、ファイルやフォルダを共有する場合は、アクセス権を設定してください。
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Windows XP標準のユーティリティを使う
Windows XPでは、OS標準のユーティリティを使い、無線LANの設定や接続の確認、無線LAN機能のオン/オフを行うことができます。
無線LANの設定をする
接続する機器によって、設定手順が異なります。お使いの環境にあわせて設定を行ってください。
●ネットワーク名(SSID)を通知するアクセスポイントに接続する場合
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無線LANランプを確認し、無線LAN機能がオンになっていることを確認する
無線LAN機能がオフになっている場合は、「無線LAN機能のオン/オフ」をご覧になり、無線LAN機能をオンにしてください。
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「スタート」ボタン→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「通信」→「ネットワーク接続」をクリック
「ネットワーク接続」ウィンドウが表示されます。
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「ワイヤレスネットワーク接続」を右クリックして、「プロパティ」をクリック
「ワイヤレスネットワーク接続のプロパティ」ウィンドウが表示されます。
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「ワイヤレスネットワーク」タブをクリック
「Windowsでワイヤレスネットワークの設定を構成する」にチェックが付いていることを確認してください。
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「利用可能なネットワーク」欄から「ワイヤレス ネットワークの表示」ボタンをクリック
「ワイヤレス ネットワークの接続」が表示されます。
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ワイヤレスネットワークの選択の一覧から、接続する無線LANアクセスポイントを選択し、「接続」ボタンをクリック
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ネットワーク キー(暗号キー)の設定をする
データの暗号化を行う場合、本機のネットワーク キー(暗号キー)を、通信を行うアクセスポイント(親機)のネットワーク キー(暗号キー)と同じに設定します。
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WEPの場合
キーの長さが長い(ビット数が大きい)ほど、通信内容の解読がされにくくなり、安全性が高くなります。
入力形式 |
長さ |
キーに使用する文字 |
説明 |
ASCIIテキスト |
64bit |
半角英数字で5文字 |
相手の機器が64bit暗号キーに対応している場合に使えます。64bitのうち40bitをユーザーが指定し、24bitはシステムが設定します。 |
16進数 |
16進数(0〜9、A〜Fの半角英数字で10桁) |
ASCIIテキスト |
128bit |
半角英数字で13文字 |
相手の機器が128bit暗号キーに対応している場合に使えます。128bitのうち104bitをユーザーが指定し、24bitはシステムが設定します。 |
16進数 |
16進数(0〜9、A〜Fの半角英数字で26桁) |
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WPA-PSK(TKIP、AES)またはWPA2-PSK(AES)の場合
8文字以上63文字以下の半角英数字を、キーワードとして入力できます。
入力されたキーワードを元にして、一定時間ごとにキー自体が自動更新されるため、WEPよりも安全性が高くなります。
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WPA-PSKやWPA2-PSKによる暗号化を使用するには、接続する相手の機器も同じセキュリティ機能に対応している必要があります。 |
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「接続」ボタンをクリック
「ワイヤレス ネットワークの選択」欄の接続したネットワーク名(SSID)に「接続」が表示されます。
しばらくすると、画面右下の通知領域に「ワイヤレスネットワーク接続に接続しました」と表示されます。
●SSID(ネットワーク名)を通知しないアクセスポイントに接続する場合、またはコンピュータ同士(adhoc)で接続する場合
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無線LANランプを確認し、無線LAN機能がオンになっていることを確認する
無線LAN機能がオフになっている場合は、「無線LAN機能のオン/オフ」をご覧になり、無線LAN機能をオンにしてください。
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「スタート」ボタン→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「通信」→「ネットワーク接続」をクリック
「ネットワーク接続」ウィンドウが表示されます。
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「ワイヤレスネットワーク接続」を右クリックして、「プロパティ」をクリック
「ワイヤレスネットワーク接続のプロパティ」ウィンドウが表示されます。
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「ワイヤレスネットワーク」タブをクリック
「Windowsでワイヤレスネットワークの設定を構成する」にチェックが付いていることを確認してください。
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「優先ネットワーク」欄の「追加」ボタンをクリック
「ワイヤレスネットワークのプロパティ」ウィンドウが表示されます。
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「ネットワーク名」欄に、SSID(ネットワーク名)を入力する
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ネットワーク名を通知しないアクセスポイント(親機)と接続する場合
接続するアクセスポイントのSSIDを入力してください。
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コンピュータ同士(adhoc)で接続する場合
- 本機と通信するコンピュータのSSIDを同じに設定してください。
- 「これは、コンピュータ相互(adhoc)のネットワークで、ワイヤレスアクセスポイントを使用しない」にチェックを付けてください。
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通信を行うには、本機と通信を行う機器(アクセスポイントやコンピュータ)に同じSSIDが設定されている必要があります。 |
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セキュリティの設定を行う
アクセスポイントなど接続先のセキュリティ方式や設定にあわせて、「ネットワーク認証」と「データの暗号化」の設定をします。
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WEPの場合 |
WPA-PSKの場合 |
WPA2-PSKの場合 |
ネットワーク認証 |
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データの暗号化 |
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セキュリティは必ず設定することを推奨します。セキュリティの設定を行わない場合は、「本機の無線LAN機能について」の「無線LAN製品ご使用時におけるセキュリティに関するご注意」の内容をご確認のうえ、手順9に進んでください。
- WPA(WPA-PSKを除く)および認証機能(IEEE802.1X)を使用した接続を行う場合は、各項目の設定内容を接続するネットワーク管理者にお問い合わせください。
- コンピュータ同士(adhoc)接続の場合は、WPA(WPA-PSKを含む)および認証機能(IEEE802.1X)は使用できません。
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ネットワーク キー(暗号キー)の設定をする
データの暗号化を行う場合、本機のネットワーク キー(暗号キー)を、通信を行うアクセスポイント(親機)のネットワーク キー(暗号キー)と同じに設定します。
- WEPの場合
キーの長さが長い(ビット数が大きい)ほど、通信内容の解読がされにくくなり、安全性が高くなります。
入力形式 |
長さ |
キーに使用する文字 |
説明 |
ASCIIテキスト |
64bit |
半角英数字で5文字 |
相手の機器が64bit暗号キーに対応している場合に使えます。64bitのうち40bitをユーザーが指定し、24bitはシステムが設定します。 |
16進数 |
16進数(0〜9、A〜Fの半角英数字で10桁) |
ASCIIテキスト |
128bit |
半角英数字で13文字 |
相手の機器が128bit暗号キーに対応している場合に使えます。128bitのうち104bitをユーザーが指定し、24bitはシステムが設定します。 |
16進数 |
16進数(0〜9、A〜Fの半角英数字で26桁) |
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WPA-PSK(TKIP、AES)またはWPA2-PSK(AES)の場合
8文字以上63文字以下の半角英数字を、キーワードとして入力できます。
入力されたキーワードを元にして、一定時間ごとにキー自体が自動更新されるため、WEPよりも安全性が高くなります。
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WPA-PSKやWPA2-PSKによる暗号化を使用するには、接続する相手の機器も同じセキュリティ機能に対応している必要があります。 |
- 「OK」ボタンをクリック
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「利用可能なネットワーク」欄から「ワイヤレス ネットワークの表示」ボタンをクリック
「ワイヤレス ネットワークの接続」が表示されます。
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ワイヤレスネットワークの選択の一覧から、設定した接続先を選択し、「接続」ボタンをクリック
「ワイヤレス ネットワークの選択」欄の接続したネットワーク名(SSID)に「接続」が表示されます。
しばらくすると、画面右下の通知領域に「ワイヤレスネットワーク接続に接続しました」と表示されます。
接続の確認
画面右下の通知領域にある
をクリックすると、「ワイヤレスネットワーク接続の状態」ウィンドウの 「シグナルの強さ」で信号の受信状態
を確認できます。
また、接続しているアクセスポイント(親機)や相手のコンピュータは、「ワイヤレスネットワーク接続の状態」ウィンドウで「プロパティ」ボタンをクリックして表示される「ワイヤレスネットワーク接続のプロパティ」ウィンドウの、「ワイヤレスネットワーク」タブにある「優先ネットワーク」に
または
で表示されます。
無線LAN機能を停止する
一時的に無線LAN機能のみを使用しないようにするには、「ワイヤレスネットワーク接続の状態」ウィンドウで「無効にする」ボタンをクリックしてください。
無線LANの設定について
Windows標準の無線LAN機能の詳細については、Windowsのヘルプ(ヘルプとサポートセンター)をご覧ください。