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不正アクセスとは、インターネットなどを通じて、勝手に他人のパソコンの中身をのぞいたり、ファイルを盗んだり、削除したり、盗んだパスワードを使ってその人になりすますことなどをさします。
総務省が2007年2月22日に発表した、「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」(いわゆる、不正アクセス禁止法)に違反したとして検挙された件数は703件となり過去最多で、2005年の2.5倍となっています。特に、不正に入手したパスワードを使って不正にアクセスする「なりすまし」などが増加しています。
他人のIDやパスワードを盗み、その人になりすましてインターネットを利用したり、インターネットを通じて他人のパソコンに不正に侵入することを「なりすまし」といいます。近年では、ネットオークションの不正操作などが多く、他人になりすまして商品を出品あるいは入札して、金品をだましとるといった犯罪が発生しています。
セキュリティホールとは、セキュリティ上の問題点(セキュリティの穴)のことをいいます。この問題点を悪用して侵入し、パソコンのデータを破壊したり、個人情報を盗みだすという攻撃をしかけてきます。
不正アクセスにより、パソコンに侵入されると、気づかない間に別のパソコンを攻撃する「踏み台」にされてしまう場合があります。不正アクセスの被害者になると同時に、加害者にもなってしまいますので注意しましょう。
不正アクセスの手法としては、フィッシング詐欺と呼ばれるものも増えています。有名企業を偽って、偽のWebサイトに誘導し、パスワードやID番号、クレジット番号など個人情報を盗み出します。正規のWebサイトのように巧妙に作られているので注意してください。
予防のための心構えのポイントをご紹介します。最近では手口が巧妙になってきているので、むやみに個人情報をインターネット上に登録したり、知らない相手にメールを返信したりするのはやめましょう。
掲示板などに氏名やメールアドレスが掲載する欄があっても、記入するのはやめましょう。また、掲示板の本文の中に住所やアドレスなどを記入するのも絶対にやめましょう
個人情報を送信する必要がある場合は、暗号化対応サイトかどうか確認してから、情報を送信するようにしましょう。
Internet Explorerでは、ウィンドウの右下もしくはURL表示欄の右に鍵マークが表示されます。
身に覚えのない請求メールに対しては、絶対に返信しないようにしましょう。返信することで、こちら側のメールアドレスがターゲットとして登録されてしまうことなどがありますので、注意してください。
Internet Exploler 7.0ではセキュリティ機能が強化されました。また、Internet Explorerには、セキュリティの安全性を高める機能がありますので、安全のために、セキュリティレベルの設定を強化しておきましょう。
Internet Exploler 7.0では、「フィッシング詐欺」対策の機能が追加されました。本物のように偽装した詐欺ページのことを「フィッシングサイト」といいますが、このフィッシングサイトにアクセスしようとすると、警告が表示されます。
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