インテリアやファッションと同様、パソコン周辺の小物選びにも手を抜きたくないって人、多いと思います。ここで油断してテキトーなものを置いてしまっては、カノジョやカレから「詰めが甘い !」と言われそうだし・・・。 中でもマウスはパソコンと人をつなぐ、“小物”というにはあまりにも大切な道具。パソコンを心地よく使えるかどうかは、使う人とマウスとの相性しだいといっても言い過ぎではないでしょう。自分の感覚にピタッとくるものを、こだわって選びたいですよね。 パソコン専門店や家電量販店のマウス売り場に行くといろんな種類のマウスが並んでいますが、中でもひときわ目立つのが、この［ザ・フィットマウス「手の匠」 （コクヨ株式会社） ］。 シャープさや軽快さなど、とんがった感じを追求した商品が多い中にあって、このマウスは丸みを帯びた優しい雰囲気。本体の中央部分に独特のくびれが設けてあって、店頭のサンプルを触ってみると指が自然に回り込み、手にしっくりとなじみます。それもそのはずで、コクヨでは手の大きい人・小さい人、握力が強い人・そんなに強くない人、左利きの人、そして子どもからお年寄りまで誰もが使いやすい「ユニバーサルデザイン」の観点に立って、この独特な形状を開発したそうです。 マウスは長時間使っていると結構疲れるものですが、この「手の匠」」はマウスを握るというよりも手のひらを「置く」感覚で使えるので、手首、肩、肘の負担が減って疲れにくいのです。ちなみに同社の「ユニバーさるデザイン・フェア」サイトでは「カイシャで肩がこる原因は、上司じゃなくってマウスだったのかも」と、既存の他社マウスに向かって果敢に“宣戦布告”しています。 掌底受けのリストパッド（エラストマー樹脂製）はマウスパッドを兼ねていて、手首が机の盤面と擦れるのを防いでくれます。マウスパッドをデスクに敷かなくてすみ、ワイヤレスタイプなのでうっとうしいケーブルに悩まされることもありません。 色はダークブルー、シルバー、ブラック、レッドの 4色が品揃えされ、デスクにマッチするカラーが選べます。独特の流線型は、上から見ると近未来のコンセプトカーのようで、横から見るとネッシー（あの有名な、湖面からニュッと首が出ている写真）のような愛きょうがあります。 昨年秋に発表された時から、文房具メーカーが作ったPC用品としてはとても評価が高いらしく、筆者も思わずためし買い。ちなみにこの記事も、もちろん「手の匠」を使って書いていますよぉ。 （Ｔ村） ザ・フィットマウス　「手の匠」　（コクヨ株式会社） 価格：オープン価格 ●この製品に関する連絡先 　 Oh! Yeah! さぷらいふ　http://www.sapulife.com/ ※各商品の詳細については、各メーカにお問い合わせください。