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「そうか、手品の番組じゃなくても、手品をやることもあるね。そしたら、『おまかせ録画』を使ってみようか」 パパは、いったん『MediaGarage』を終わらせて、デスクトップの『おすすめメニューバー』の『こだわりAVソフト』の中にある『SmartVision』というソフトをクリックしてたちあげました。 「このソフトを使えば、『おまかせ録画』っていう便利な機能が使えるんだよ。キーワードやタレントの名前なんかを登録しておくと、その単語が番組の解説にあるテレビ番組を、全部、録画してくれるんだ」 |
パパは、『SmartVision』の画面の右下のほうにある『予約&結果リスト』というボタンを押しました。するとその少し上に『おまかせ』というボタンがある画面に変わりました。この『おまかせ』を押すと『おまかせ録画条件リスト』という画面が出てきます。 「すごーい」 「ええと、この手品師の名前って、マスター・マジックだっけ?」 「そうそう」 パパは『おまかせ録画条件リスト』の画面右下の『新規追加』というボタンを押します。すると今度は『条件入力』というページになりました。 「へえ、ここにいろいろ入れていけばいいんだね」 「キーワードのとこにある□にチェックいれると、入力できるようになるんだ」 パパは手際よく「マスター・マジック」、次の欄に「手品」と入力しました。ほかにも、ジャンルや放送局、期間、曜日、時間などいろいろな項目があります。パパは、「再放送番組を含める」という項目の□にも、チェックをいれました。 「こうしておくと、再放送も録画してくれるんだよ」 この画面で「OK」をクリックすると『おまかせ録画条件リスト』に登録完了です。別の条件を登録したり、条件を変更する時は、同じ手順を繰り返します。 パパは、登録した条件を選んで、『編集』というボタンを押し、ふたたび『条件入力』の画面を表示しました。 「ためしに、検索してみようか」 「何を検索するの?」 「いま現在の電子番組表から、キーワードが合っている番組がどのくらいあるか確認するんだよ」 「どのくらいでてくるの?」 「やってみなくちゃわからないさ。番組表のデータが作られてなければ検索できないし。2週間分ぐらい先まではいってると思うんだけど。これから先もデータができた分から自動的に探し出して録画してくれるはずさ」 「あ、あったねぇ」 「おや、けっこうたくさんあるなぁ」 「『爆笑リングバトル』『笑いの金曜日』『笑いの神さま』?? ありゃりゃ、なんかお笑い番組ばっかりだよ」 「うーん、手品師だと思ってたら、この人、なんだかお笑いの人なのかなぁ」 |
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「あれー、これってどっちも火曜日の8時の番組だよ。ダブっちゃってるね」 「このテレビパソコンは、チューナがふたつあってね。ダブル録画もできるから両方とも録画できるから大丈夫!」 「ああ、よかった〜」 「番組2つならなんとかなるけど、たくさんでてきちゃって困る時は、ジャンルを選んだり、キーワードを追加して絞りこむといいよ。検索すると、リストの下の欄に番組の詳細もでてくるから、それを見て録画する、しないを判断してもいい。番組の名前をクリックすると『予約設定』って画面が開くから、毎週録画するのか、1回だけにするとかの指定もできるんだ」 「この番組は録画しなくていいや。司会の人がキライなんだもん。見たくない」 「そしたら、前の条件入力ってとこで、番組を選んで『除外番組』ってボタンを押しておけば、その番組は録画されないよ」 「指定するのが簡単なのはわかったけど、見るのが面倒くさそうだねぇ」 「え、どうして?」 「だって、七海はリモコンしか使えないけど、こっちの『おまかせ録画』のソフトってリモコン使えないんでしょ」 「あー、それを心配してたのか」 「それに、おじいちゃんは手品の練習してて、ぜんぜん見てなかったしさ。録画してもパパがいないと見られないよ」 「大丈夫だよ、七海。いいかい、このソフトを終了して……。ええっと、そしたらこの、取りいだしましたるパソコンのリモコンで……。えいっ! 『ビデオ』ボタンを押して、出てきた録画のリストを見てください。あ〜ら不思議……、いま、別のソフトで録画した番組が!」 「あ、ほんとだ、『SmartVision』で録画した番組が、ちゃんと『MediaGarage』のほうにもはいってる! スゴイスゴイ、どうやったの? 手品?」 「いや、手品でもなんでもなくて、録画した番組は、両方のソフトで見ることができるってわけ」 「種明かしを聞いたらカンタンだけど、おじいちゃんの手品より断然よくできてるネ!」
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