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週刊 ぱそらいふ ぱそらいふトップへ戻る

椎名さんちのにぎやかな週末
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椎名家のご紹介

メニュー付きの本格的なDVDにするには

メニュー付きの本格的なDVDにするには
「それじゃ、そろそろまとめにかかりましょう。『次へ』を押してください」
 パパの指示でおじいちゃんがクリックすると、『メニューつきDVDを作る』という画面がでてきました。
「なになに、全容量と総時間がでてくるんだな。DVDは4.7GB以内になるように……
と、注意が書かれているな。できたのは、3GBだから、大丈夫」
「ほかにも、追加したい映像やスライドショーがあったら、ここでも追加できます」
「それじゃ、七海ちゃんの写真も追加しておこうかな」

おじいちゃんも操作にだいぶ慣れてきたようで、スライドショーを選択して、どんどんクリックしていきます。
「容量は大丈夫ですね? メニューの分を残しておいたほうがいいから、ちょっと余裕を見てこのくらいにしておきましょう」
「よし、次! おや、いろいろなデザインのタイトルがあるんだな」
 次のステップでは、DVDのタイトル画面を作ります。右側に何種類かのテンプレートが表示されていて、それを選ぶと、真ん中のタイトル画面もかわります。このタイトル画面に、BGMをつけることもできます。
「うん、これがいいな」
おじいちゃんは、かわいい花柄を選択しました。
「『背景の変更』をクリックすると、手持ちの写真を使うこともできるんですよ」
「このプレビュー画面に見えている『My Title』という文字をクリックすると、好きなタイトル名に変更もできるわけだね」
「もう、すっかり操作もOKですね。そんな調子で『次へ』を押すと……」
「なるほど、『書き込み開始』を押すと、DVDに書き込まれて完成か」
「書き込みにはちょっと時間がかかりますけど、これで、かなり本格的なのが完成ですよ」

メニューつきDVDを作る/メニューの選択
仕上げにDVDのメニューを作ります。テンプレートやお手持ちの画像から、背景を指定し、タイトル文字を入力します。BGMを挿入したら、書き込み開始ボタンを押して、DVDを作成します。

完成したら、みんなで鑑賞

完成したら、みんなで鑑賞「いやぁ、満足、満足。編集作業もけっこう簡単だな。しかも、このタイトル、なかなかいい出来栄えじゃないか」
「さすがですね。はじめてにしては、手際がよかったですし。もう次は、ご自分で全部作れますよね?」
「もちろんだとも。ワタシの才能とセンスなら、問題ないよ。ほら、七海ちゃん、さっそく上映するから、一緒に見ようか」
「ヤダ」
「おや、どうしたの」
「恥ずかしいモン」
「え、そんなことないだろう。七海ちゃんが上手に赤ずきんちゃんを演じたから……」
「だって、おじいちゃんたら、綾ちゃんのとこも、裕美ちゃんとこも、オオカミやった健斗くんとこも、みーんなカットしちゃうんだもん。七海、帰る」
「あわわわ、わかったわかった。そしたら、おじいちゃん、もう一回、作るから」
「もう一回? ちゃんと、劇のお話がわかるように作れる?」
「わかったわかった、そしたら、ええと、広一くんは?」
「パパは、もう帰ったよ」
「それじゃ、ママは?」
「ママは作ったDVDを美加ちゃんのママのとこに届けに行っちゃったよ」
「ううむ、しょうがない。それじゃ、七海ちゃんが監督ってことで、もう一枚、作るか!」
「おじいちゃんたら、すっかりハマちゃったのね。演出に凝りすぎないよう、七海ちゃん、しっかり監督してね!」


(文・波多野絵理 絵・工藤六助)

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