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121ware

近頃気になるパソコン用語


今月のテーマ

HTMLメール ってどんなメール?


ぼくはモカ。近頃、気になるパソコン用語を、ニャニャニャっとわかりやすく説明するよ!

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今月のテーマは「HTMLメール」です。
「HTML」(HyperText Markup Languageの略)というのは、ホームページなどを作るときに使う、文字に色をつけたり大きさを変えたり、イラストや写真を入れたり、クリックしたときにほかのページを表示できるようにしたりするやり方(形式)のことなんです。
この「HTML」を使って、ホームページみたいに写真やイラストを入れてカラフルに作られたメールのことを「HTMLメール」といいます。「HTML形式のメール」ということもあります。
文字だけのメールより表現の幅が広がって、たくさんの情報を整理して伝えたり、商品の魅力を伝えたりしやすいので、メールニュースや広告などのメールによく使われているニャ。
この「HTMLメール」に対して、HTMLを使っていない、文字だけのメールのことは、「テキストメール」といったり「テキスト形式のメール」といいます。

あなたは「121wareニュース」を受信していますか?
NECのパソコン情報サイト121ware.comが配信している「121wareニュース」は、HTMLメールにするか、テキストメールにするかを選べます。
「Windowsメール」などのメールソフトで「121wareニュース」を見たときに、写真がはいっていたり、文字に色がついているときは、HTML形式の「121wareニュース」です。

メールイメージ

121wareニュースを受信するには、こちらをご覧ください。

Windowsメールの「ツール」メニューの「オプション」を選ぶと開く画面で、「読み取り」タブの「メッセージはすべてテキスト形式で読み取る」にチェックがついていると、HTML形式のメールもテキストメールのように表示されます。画像や文字の装飾を表示したいときは、チェックをはずしてください。

HTMLメールは、メールの中の画像を表示するときに、パソコンの情報をサーバーに伝えることがあります。伝わった情報は、悪用される恐れがあるので、Windowsメールは、このようなメールの場合は、「このコンピュータが差出人に識別されることを予防するため、画像がブロックされています。画像をダウンロードするにはここをクリックしてください。」とメッセージを表示して、画像を表示しません。画像を表示したいときは、メールの差出人が信用できるかどうかを確認して、メッセージが表示されている場所をクリックしてください。

モカイメージ

HTMLメールは、WindowsメールやOutlook Expressなどのメールソフトでかんたんに作れます。
楽しいからいちどやってみてほしいニャ。
Windowsメールでは、メールの本文を入力するエリアの上に、「書式バー」が表示されます。ここで、文字の種類や色、挿入する画像などを指定すればいいのです。(書式バーが表示されていないときは、「表示」メニューの「ツールバー」の「書式バー」にチェックマークをつけてください。書式バーにチェックがつけられないときは、「書式」メニューの「リッチ テキスト(HTML)」を選択してみてください。)

メニューバーイメージ

HTMLメールの指定のしかた(例)

●文字を大きくしたいとき
大きくしたい文字を選んで、書式バーの数値が表示されているところをクリックして、数値を選びます。大きい数字を選ぶほど文字は大きくなります。

●文字に色をつけたいとき
色を着けたい文字を選んでをクリックし、色を選びます。

●写真やイラストを入れたいとき
あらかじめ、パソコンの中に写真やイラストを保存しておき、メールの中の写真やイラストを入れたい場所でクリックし、をクリックして、写真やイラストを保存した場所を指定します。
メールの中に入れた写真やイラストは、四隅などをドラッグして大きさを変えることができます。

●背景を入れたいとき
「書式」メニューの「背景」の「画像」や「色」をクリックします。

もっと凝ったHTMLメールを作りたい人は、テンプレートから作ったり、
Wordを利用したりする方法もあります。

マスターのひとこと

こんなふうにキレイでかんたんで便利なHTMLメールですが、気をつけなくてはいけないこともあるんですよ。

HTMLメールを受け取ったときに、注意してほしいのは、不用意に開かないということです。
HTMLメールには、コンピュータウイルスが埋め込まれていることがあるので、知らない差出人からのメールは開かないようにしましょう。

送信するときに注意してほしいのは、受信する人が使っているメールソフトや携帯電話によってはHTMLメールを表示できないこともあるということです。なにも書いていないメールのように見えたり、ほとんどが英字ばっかりのメール(これは、「HTMLのソース」といって、文字の色や大きさや画像を指示する言葉なんです)に見えたりします。HTMLメールを受信できないように設定している場合もあります。
だから、HTMLメールを送るときは、前もって了承を得てからにしなければいけません。
たくさんの人に同時に送るときや、はじめての人に送るときには、HTMLメールは送らないほうがいいですよね。

「書式」メニューで「テキスト形式」を選ぶと、メールはテキストメールになりますよ。

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