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バッテリ


バッテリににおける注意点


バッテリパックを、指定する取扱い方法およびご利用環境以外の方法にて使用した場合には、発熱、発火、破裂する等の可能性があり、人身事故につながりかねない場合がありますので、充分ご注意をお願いします。

  1. バッテリパックは指定充電方法以外にて充電しないでください。
    マニュアルに記述されている指定方法で充電してください。指定以外の充電方法で充電すると、発熱、発火、破裂することがあります。
  2. バッテリパックを分解、改造しないでください。
    バッテリパックを分解、改造すると発熱、発火、破裂することがあります。また、指定以外のバッテリパックや、分解、改造したものは、保証の対象外となります。
  3. バッテリパックを火中に投下する、火気に近づける、加熱する、あるいは高温状態で放置することはしないでください。
    火中に投下したり、火気に近づけたり、加熱(電子レンジ等を含む)したり、あるいは高温状態で放置したりすると、発熱、発火、破裂することがあります。
  4. バッテリパックを落下させる、ぶつける、先の尖ったもので力を加える、強い圧力を加えるといった衝撃を与えないでください。
    PCに装着した状態や単体での落下等の衝撃によるバッテリパック内の電池や回路基板の損傷によって、発熱、発火、破裂することがあります。
    バッテリパックに衝撃を与えた場合、あるいは外観に明らかな変形や破損が見られる場合には、使用をやめてください。
  5. バッテリパックの金属端子のショート(短絡)や水、コーヒー、ジュース等の液体で濡らすことはしないでください。
  6. バッテリ駆動時間が短くなった場合には、バッテリパックの使用を中止するか、純正の新しいバッテリパックと交換してください。
    バッテリパックは消耗品です。バッテリ駆動時間が短くなったバッテリパック (*) は、障害が発生する場合がありますので、バッテリパックを取り外し使用を中止してください。またはNEC純正の新しいバッテリパックと交換してください。
  7. (*) :フルに充電しても、仕様の3割以下しか駆動できないバッテリパック。
    なお、バッテリ駆動時間の詳細は、こちらをご確認ください。
    ●バッテリ駆動時間が短くなった場合で、お持ちのパソコンに、「バッテリ・リフレッシュ&診断ツール」がインストールされている場合は、このツールを利用し、バッテリ・リフレッシュを実施してください。(3か月に1度が目安です)
    バッテリ・リフレッシュ時に診断もおこなわれ、便利です。
    診断の結果「劣化」または「注意」と表示された場合は、NEC純正の新しいバッテリパックと交換してください。
    ●駆動時間が短くなったバッテリは、内部に使用されている電池の消耗度合いにバラツキが発生している可能性があります。
    電池の消耗度合いにバラツキがあるバッテリパックをそのまま使用し続けると、障害が発生することがあります。
  8. パソコンを使用していないときで、バッテリを充電していないときは、バッテリパックの劣化予防のため、ACアダプタをはずしてください。
    バッテリ駆動せず、ACアダプタを使用していても、長時間、ACアダプタをつないだ状態にしていると、バッテリパックの劣化を早めてしまいます。
    本体を使用していないときで、バッテリを充電していないときには、ACアダプタをはずしてください。
  9. お使いのパソコン用の正しいACアダプタを使用していることを確認してください。
  10. バッテリパックを保管する場合は、できるだけ湿度の低い冷暗所で保管してください。
    また、子供の手の届かない場所に保管してください。

    バッテリパックを長期保管するときには、過放電を防止するために、半年に1回くらいの割合で、50%程度の充電をしてください。保管時は、ビニール袋などに入れて端子のショートが起こらないようにし、ダンボールなどの電気を通さない箱に、バッテリパックが重ならないように入れてください。
  11. バッテリは高温やフル充電状態の継続、保管、劣化などによって膨らむ場合があります。
    バッテリの膨れ発生の可能性を抑える為に、高温環境での使用や保管、フル充電状態の長期間継続、バッテリ残量がない状態での長期間保管等は行わない様ご注意ください。
    尚、バッテリの膨れが発生した場合でも、バッテリ自体には安全上の問題はありませんが、バッテリの膨れによって、本体が破損する場合がありますので、膨れが発生した場合は、すみやかに純正の新しいバッテリと交換してください。
  12. バッテリパックを処分する場合は、回収・リサイクルについての下記ページをご覧ください。
    リチウムイオン電池は、「資源の有効な利用の促進に関する法律(資源有効利用促進法)」により、回収・再資源化が求められております。
  13. バッテリパックを処分する場合は、次のページを参照してください。
    ●パソコンと同時に処分する場合: 「NEC製使用済みパソコン
    ●バッテリパックのみ処分する場合: 「二次電池
    ◎JEITA 社団法人電子情報技術産業協会 ( http://www.jeita.or.jp/japanese/ ) バッテリ関連Q&A も参照ください。


バッテリを長持ちさせるには


高温になる場所に放置しない


炎天下の自動車の中にバッテリを取り付けたノートPCを放置することは好ましくありません。
盗難防止の意味でも、外出先ではなるべく携行し、涼しい所で保管しましょう。


長時間パソコンを使用しない場合


長時間パソコンを使用しない場合はバッテリ残量を50%程度にしてから保管してください。
また、1か月以上保管する場合、月に一度はパソコンをバッテリで運用してバッテリの動作を確認し、再度残量を50%程度にしてから保管してください。


バッテリを長持ちさせるコツ

ノートPCのバッテリには、苦手とする環境や使い方があります。よく行ってしまいがちなそれぞれのシーンを回避する事で、よりバッテリにやさしく、バッテリの劣化を緩和させることができます。


フル充電(残量100%付近の状態)での保存


リチウムイオンバッテリ(リチウムポリマーバッテリ)はフル充電で保存すると劣化します。
例)以下のようなケースはバッテリのフル充電状態が続きます。

●ACアダプタを接続したままでの長時間の使用

●充電のため、ACアダプタを接続し、充電完了後もそのままACアダプタを接続した状態

8割充電が効果を発揮!


リチウムイオンバッテリは80%充電を心がける

バッテリー充電のしきい値設定方法

「バッテリー充電のしきい値」は一部対応していない機種があります。


過放電


パソコンをシャットダウン状態にしても消費電力は完全にゼロにならないため、バッテリから微小電力を消費してしまいます。
また、バッテリ自体が電力を消費する自己放電もあるため、長時間保存すると極端な電圧低下状態(過放電)になり、バッテリを劣化させてしまいます。
長時間パソコンを使用しない場合はバッテリ残量を50%程度にしてから保管してください。
また、1か月以上保管する場合、月に一度はパソコンをバッテリで運用してバッテリの動作を確認し、再度残量を50%程度にしてから保管することで、よりバッテリにやさしい状態を保てます。
例)以下のようなケースはバッテリ過放電による劣化の恐れがあるためご注意願います。

●外出先等でバッテリ切れ等を起こした場合でも、充電しないまま(バッテリ残量が殆どない状態)での保管

5割充電が効果を発揮!


保管など長期間の不使用時には5割充電モード



「バッテリー充電のしきい値」は一部対応していない機種があります。


高温での保存


リチウムイオン電池は高温で保存すると劣化が早くなります。
例)以下のようなケースはバッテリが高温になり劣化する恐れがあるためご注意願います。

●日差しが強い日中の自動車内へのパソコンの放置

●気温30度を超える部屋でのパソコン保管

●パソコンの放熱口をふさいだ状態での利用

パソコンの排気口の位置を確認し、なるべく排熱効率をUP!
風通しのある環境ならバッテリにやさしくなります。


バッテリを外した状態でAC電源のみで使用しない
外したバッテリは自然放電しますので、うっかり長期間パソコン本体から取り外したままにした場合、過放電になり故障の原因にもなります。


すぐにバッテリがなくなる場合は?


バッテリの寿命(交換時期)の可能性があります


LAVIEでは、バッテリの容量が初期容量の50%以下に達した時点でバッテリ寿命と定義しています。バッテリの寿命は使用環境、温度等によっても異なりますが、充放電を回数500回程度、もしくは、ACアダプタと併用し一般的な運用を行った場合には、約2年〜3年で初期容量の約50%になります。
充放電を500回程度
バッテリの寿命は使用環境、温度等によっても異なりますが、ACアダプタと併用し一般的な運用を行った場合には、約2年〜3年で初期容量の約50%になります。
バッテリ容量は約2〜3年で約半分に
バッテリを購入するには、「製品情報検索」で対象のパソコンを検索し、オプションページからバッテリパックの購入ページへ進んでください。
オプションのページにバッテリパックが無い場合、特にお客様にてバッテリ交換ができないタイプ(バッテリ内蔵型)のノートPC及び、タブレットPCについては、121コンタクトセンターにご相談ください。または、バッテリ交換サービスをご覧ください。

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フル充電しても数分でバッテリが切れてしまう・・・
そんな時には接触不良が原因かもしれません

(バッテリ取り外し可能な機種の場合)

バッテリをフル充電してもすぐに切れてしまう場合、バッテリパックと本体の接続端子の接触不良が原因の場合も考えられます。バッテリの取り外し、取り付けを数回行うと接触不良が解消する事があります。また、バッテリ充電ランプが点滅している場合も接触不良の可能性がありますので取り付け、取り外しを行ってみてください。

バッテリパックを取り付け直しても症状が改善されない場合はバッテリパックの寿命ですので、別売バッテリと交換してください。




バッテリ劣化状況を確認するには?


「LAVIEかんたん設定」アプリで定期的にバッテリの劣化状況を確認


LAVIEには、バッテリの状態を確認できる「LAVIEかんたん設定」アプリが添付されているので簡単に状態が確認できます。

●バッテリの状況確認:「LAVIEかんたん設定」→「バッテリー」内の「電源状況」を確認

●バッテリのリフレッシュと診断:LAVIEかんたん設定」→「バッテリー」内の「バッテリ・ゲージのリセット」を実行

詳しくはお使いのパソコンに添付のマニュアルをご覧ください。
バッテリの状況確認
「LAVIEかんたん設定」->「バッテリー」内の「電源状況」を確認



バッテリのリフレッシュと診断
「LAVIEかんたん設定」->「バッテリー」内の「バッテリ・ゲージのリセット」を実行



充電容量が30パーセント以下までに劣化した場合に充電を停止する機能を搭載しています(一部機種を除く)。
3か月間隔程度での定期的な実行を推奨します。
一定期間未実施の時は、ポップアップでお知らせします。

JEITA(一般社団法人 電子情報技術産業協会)の
ノートパソコンやタブレットのバッテリに関する基礎知識
もあわせてご覧ください。



バッテリ駆動時間に関する注意


バッテリ駆動時間は、一般社団法人 電子情報技術産業協会のJEITAバッテリ動作時間測定(Ver.2.0)に基づいて測定しためやすの時間です。
画面輝度、省電力やワイヤレスLANなどの設定、ご利用のアプリなどの使用環境によって、実際のバッテリ駆動時間は異なります。

測定条件を表示する ≫


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