121ware 閉じる
Windows®. Life without Walls™. NECがおすすめするWindows.

パソコンお役立ち講座 押さえておきたい基礎知識 今さら聞けないCPU基礎講座



目次へ

CPUの種類

1971年に世界最初のマイクロプロセッサCPUがインテル®社で開発されて以来、CPUは進化をつづけ、現在はデスクトップパソコン向けや、ノートパソコン向けなどそれぞれの機能に合わせて数多くの種類があります。
その大半をインテル®社製とAMD社製のCPUが占めています。
インテル®社製には「Core™ 2 Duo(コア ツー デュオ)」や「Pentium®(ペンティアム)」「Celeron®(セレロン)」、AMD社製には、「Athlon™(アスロン)」「Turion™(テュリオン)」などの製品ブランドがあります。

インテル® Core™2 Quad プロセッサー ロゴ インテル® Core™2 Duo プロセッサー ロゴ
  • AMD Phenom™ X4
  • AMD Athlon™ X2
  • AMD Athlon™
  • AMD Sempron™
  • AMD Turion™ X2
  • AMD Athlon™ X2
  • AMD Sempron™

クロック周波数

CPUの性能を判断する基準のひとつに「クロック周波数」があります。パソコンの1回の計算を「1クロック」と数えて、1秒間あたりのクロック数を出したものです。Hz(ヘルツ)という単位で数えます。
値が高いほど、1秒間でできる処理が多いということになります。クロック数は進化を続け、8MHz→100MHz→1GHz→3GHzと高性能になりました。しかし、高性能になるほど発熱量や消費電力も併せて高くなってしまいます。そこで、発熱量や消費電力を抑えるため、クロック周波数が低くても、性能の高いCPUが近年開発されました。このため、最近では、クロック周波数だけでは、性能を判断できなくなっています。この発熱量や消費電力を抑えるために開発された新技術のひとつに「デュアルコア」があります。「デュアルコア」については次のページでご紹介します。

ちょっとプラス

世界初のマイクロプロセッサCPU
世界で初めてできたマイクロプロセッサCPUは、インテル®社が開発した「Intel®4004」です。これは日本のビジコン社の依頼により、電卓用の演算装置として開発されたものです。これがCPUの原点になりました。初代のCPUは2,300個の「トランジスタ」という部品でできていましたが、CPUは時代とともにめざましい進化をとげ、最新のインテル®社のCPUには8億2000万個の「トランジスタ」が使われています。

次は… 最新技術デュアルコアについて紹介します。




NEC Copyright(C) NEC Personal Computers, Ltd.