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CPUが高性能化しクロック周波数が上がっていくなかで、発熱量や消費電力が高くなってしまうという問題がでてきました。
発熱量が高くなると、それを冷やすための大型で高速回転する高機能なファンが必要になります。そうすると、パソコンのサイズを大きくしなければならず、ファンの回転する音もうるさくなります。また、消費電力が高くなると、ノートパソコンのバッテリ駆動時間が短くなってしまうという問題が生じます。
そこで、処理能力を上げながら、発熱量や消費電力を抑えるために開発されたのが、「デュアルコア」という技術です。これは簡単にいうと、1個のCPUの中に2個分の「CPUコア」を入れたものです。
処理を行う「CPUコア」が二つになったことで、同時に複数の処理がこなせます。作業する職人が二人になったようなものです。また、暇なときは一方が休んで電気の量をコントロールし、消費する電力を抑えています。
最近では「CPUコア」が4個搭載されたCPUも登場しています。4個搭載されたものは「クアッドコア」となります。また、これらの複数コアのCPUは「マルチコアCPU」と呼ばれます。
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