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パソコンお役立ち講座 クラウドの利用でより快適に Officeの最新バージョンを徹底解説!

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2013年2月、Officeの最新バージョン(Microsoft Office Home and Business 2013、Microsoft Office Personal 2013など)が発売されました。NECの2013年春モデルにも新しいOfficeがプリインストールされています(一部シリーズを除く)。
今度のOfficeは、ツイッターなどのソーシャルネットワークとの親和性向上や、クラウド機能の強化など、日々進化しているインターネット環境を活用しながら、より効率的な方法での文書作成、閲覧、編集、共有、発信ができるようになりました。作成した文書をSkyDrive※1に保存すれば、タブレットやスマートフォンからも「Office Web Apps」を使って編集することができ、どこからでも自由に活用できます。
ここでは、新しいOfficeのクラウドを利用した活用方法をはじめ、新機能や特長をあわせてご紹介します。

※1: SkyDrive(スカイドライブ)はインターネット上にある自分専用のファイルの保管場所です。

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ちょっとプラス

スマートフォンやブラウザから無料で使える「Office Web Apps」

Microsoft Office Web Apps(マイクロソフトオフィスウェブアップス、以下Office Web Apps)はMicrosoft Word、Excel、PowerPoint、OneNoteをInternet Explorerなどのブラウザで手軽に利用できる無料のWebアプリです。SkyDrive上に保存したOffice文書であれば、職場、自宅、外出先などさまざまな場所からいつでもブラウザを経由して直接ドキュメントにアクセスし、閲覧したり編集したりできます。
Office Web Appsのダウンロードや詳しい情報は「Office Web Apps」(Microsoftサイト)をご覧ください。

気になるOfficeの互換性は?

最新のOfficeを使うとき気になるのは、以前のOfficeとの互換性ではないでしょうか。
以前のOfficeで作ったファイルを最新のOfficeで使用したいことや、また逆に、最新のOfficeで作ったファイルを以前のOfficeで使いたいこともあるでしょう。
互換性については基本的に次のように考慮されています。

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最新のOffice で、以前のOffice で作成したファイルを使う

Office 2010以前のOfficeで作成したファイルは、基本的に最新のOfficeで利用できます。
ただし、以前のOfficeで作成したファイルを、最新のOfficeでのみ利用できる機能を使って編集、保存してしまうと、以前のOfficeで再度編集するときに問題が出てきてしまいます。これを防ぐために最新のOfficeには「互換モード」という機能があり、このモードを使うと、以前のOfficeと互換性のない多くの機能をあらかじめ使えなくすることができます(アプリやコンテンツによって異なります)。
「互換モード」で編集、保存することで、以前のOfficeで編集し直すときも、問題になることは基本的にありません。

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最新のOffice で作成したファイルを以前のOffice で使う

最新のOfficeで作成したファイルを以前のOfficeで使う場合、それぞれのバージョンによって次のような対応を行います。

● 最新のOfficeで作成したファイルを、Office 2007、Office2010で使う場合
最新のOfficeの新機能で作成したものは使えませんが、それを除けば問題なく使うことができます。

● 最新のOfficeで作成したファイルを、Office 2003 以前の Officeで使う場合
Office 2003 以前の Office(Offce 2003、Office XP、Office 2000、Office 97など)で使う場合は、「Office 互換機能パック」をインストールします。「Office 互換機能パック」をインストールすることにより最新のOfficeで作成したファイルを編集、保存できるようになります。

互換機能パックは「Microsoft Download Center」(Microsoftサイト)からダウンロードできます。

ちょっとプラス

Office活用の幅を大きく拡げるMicrosoftアカウント

Windows 8では「Microsoftアカウント」でのサインインをおすすめしています。
Microsoftアカウントを使うことで、パソコンとインターネットのサービスを簡単につなげることができます。
SkyDriveを活用したお出かけ先からの文書の編集や友人・家族とのファイル共有、Windowsストアの利用など、Microsoftアカウントは、「Officeの便利なサービスや機能」の扉を開けるキーになっています。

見やすくなった「Outlook 2013」

「Outlook 2013」は、メール、予定表、連絡先などのビューの切り替えがわかりやすくなりました。予定表を仲間と共有できるので出席/欠席の連絡も簡単にできます。また、ソーシャルネットワークの機能も強化されており、Facebookの仲間からの更新情報を自動で受信することなどもできます。

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ちょっとプラス

Outlookを別のパソコンに引っ越すときは

今まで使っていたOutlook 2010から、別のWindows 8 パソコンのOutlook 2013に移行する場合の手順は、「Outlook 2010から別のWindows 8のOutlook 2013へメールデータを移行する方法」(Microsoftサイト)をご覧ください。

次は…「「Word 2013」「Excel 2013」の新機能」についてご紹介します。

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