パソコンお役立ち講座パソコンを快適にお使いいただくために
「芸術の秋」だからにゃー!
パパ、ロマンチックよ。光の魔術師フェルメールも20世紀の巨匠デュシャンも来てるし。
わしをおいて行くのかにゃ?
やめてくださいよ、そんな言い方。病み上がりなんですよね。
それなら、パソコンで美術館巡りっていうのはどう?
美術館では立ちっぱなしだから、荷物は少なくしたいにゃ。
パソコンを持って回るんじゃなくて、うちで座ったままで美術館巡りができるのよ。
パソコンで? うちでまったりと絵や彫刻を鑑賞できるってこと? それはいいね。
ブラウザで「グーグル アートプロジェクト」で検索してみて。
ここだね。この「プロジェクトサイトを見る」をクリックして、この「国立西洋美術館」を見てみよう。うーん。やっぱり、モネの「睡蓮」はいいにゃあ。心がやすらぐにゃあ。なんだか殴り書きみたいに絵の具が置かれてるけど、じーっと見てると、ふとした瞬間に睡蓮の葉がただよう池の光景がサーッと目の前に浮かび上がるんだ。水面に映る樹々と空。そのすき間に透けて見える水底。頬をくすぐる風さえ感じさせるにゃー。
これ、虫眼鏡のマークをクリックするとどんどん大きくなるのよ。
ホントだ。拡大して拡大して、すごい。筆使いや絵の具の混じり具合いまで見える。すごいにゃ。
ねえ。せっかくパソコンで美術館巡りするんだったら、パリに連れてってほしいにゃあ。
いいよ。ついておいで。さっきの画面にもどって、「地図」をクリックすればいいんだにゃ。
このアートプロジェクトに協力してる美術館が地図に表示されてるのね。
フランスはパリ。拡大して拡大して。パリの空の下セーヌは流れる。
パリといえば、ルーブル美術館だにゃ。
どこだろ? きっとセーヌ川のほとりだにゃ。
わからないにゃ。セーヌ川はこんなに長いし。美術館いっぱいあるし。
よし。グーグルマップでさがして見比べてみよ。あっ、ここかあ。ルーブル美術館は公開していないみたいだね。でも、セーヌ川の対岸のオルセー美術館は公開してるぞ。
あ、そこ知ってるにゃ。よく日本でもオルセー美術館展ってやってるにゃ。
印象派の絵をたくさん収蔵してる印象だよね。ちょっとこの「ストーリー」ってとこ見てみよう。
ずいぶん天井の高い美術館じゃのう。
へー。もとは万国博のためにつくった駅の建物だったんだね。それを美術館にして19世紀後半の美術品を中心に展示してるんだ。
この「ミュージアムビュー」も見たいわっ!
さあ、ご覧あれ。うわ、これは楽しいにゃ! 美術館の中を歩き回って、まわりを見回せるんだにゃ。
あら、どうしたの? すてきな彫刻見てるのねぇ。
芸術の秋ですから、美術館巡りを楽しんでるんですにゃ。ちょっと歩き疲れてきましたけど。
だったら読書はいかが? 秋といえば読書でしょう。読書の秋だから。
それもいいですね。
青空文庫ってご存知?
ここがポイントだにゃ