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みっちりねこのぽかぽかパソコンライフ 映画も美術も見たい! 読書もしたい! パソコンで秋を楽しむんだにゃ! 2018.10.23

映画も美術も見たい! 読書もしたい! パソコンで秋を楽しむんだにゃ!
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ネットの美術館は絵を拡大して筆使いまで見えるにゃ!

ネットの美術館は絵を拡大して筆使いまで見えるにゃ!

「芸術の秋」だからにゃー!

パパ、ロマンチックよ。光の魔術師フェルメールも20世紀の巨匠デュシャンも来てるし。

わしをおいて行くのかにゃ?

やめてくださいよ、そんな言い方。病み上がりなんですよね。

それなら、パソコンで美術館巡りっていうのはどう?

美術館では立ちっぱなしだから、荷物は少なくしたいにゃ。

パソコンを持って回るんじゃなくて、うちで座ったままで美術館巡りができるのよ。

パソコンで? うちでまったりと絵や彫刻を鑑賞できるってこと? それはいいね。

ブラウザで「グーグル アートプロジェクト」で検索してみて。

ここだね。この「プロジェクトサイトを見る」をクリックして、この「国立西洋美術館」を見てみよう。うーん。やっぱり、モネの「睡蓮」はいいにゃあ。心がやすらぐにゃあ。なんだか殴り書きみたいに絵の具が置かれてるけど、じーっと見てると、ふとした瞬間に睡蓮の葉がただよう池の光景がサーッと目の前に浮かび上がるんだ。水面に映る樹々と空。そのすき間に透けて見える水底。頬をくすぐる風さえ感じさせるにゃー。

これ、虫眼鏡のマークをクリックするとどんどん大きくなるのよ。

ホントだ。拡大して拡大して、すごい。筆使いや絵の具の混じり具合いまで見える。すごいにゃ。

ねえ。せっかくパソコンで美術館巡りするんだったら、パリに連れてってほしいにゃあ。

いいよ。ついておいで。さっきの画面にもどって、「地図」をクリックすればいいんだにゃ。

地図で歩いてパリの美術館めぐりだにゃー!

このアートプロジェクトに協力してる美術館が地図に表示されてるのね。

フランスはパリ。拡大して拡大して。パリの空の下セーヌは流れる。

パリといえば、ルーブル美術館だにゃ。

どこだろ? きっとセーヌ川のほとりだにゃ。

わからないにゃ。セーヌ川はこんなに長いし。美術館いっぱいあるし。

よし。グーグルマップでさがして見比べてみよ。あっ、ここかあ。ルーブル美術館は公開していないみたいだね。でも、セーヌ川の対岸のオルセー美術館は公開してるぞ。

あ、そこ知ってるにゃ。よく日本でもオルセー美術館展ってやってるにゃ。

印象派の絵をたくさん収蔵してる印象だよね。ちょっとこの「ストーリー」ってとこ見てみよう。

ずいぶん天井の高い美術館じゃのう。

へー。もとは万国博のためにつくった駅の建物だったんだね。それを美術館にして19世紀後半の美術品を中心に展示してるんだ。

この「ミュージアムビュー」も見たいわっ!

さあ、ご覧あれ。うわ、これは楽しいにゃ! 美術館の中を歩き回って、まわりを見回せるんだにゃ。

あら、どうしたの? すてきな彫刻見てるのねぇ。

芸術の秋ですから、美術館巡りを楽しんでるんですにゃ。ちょっと歩き疲れてきましたけど。

だったら読書はいかが? 秋といえば読書でしょう。読書の秋だから。

それもいいですね。

青空文庫ってご存知?

ここがポイントだにゃ

ネットのバーチャル美術館「グーグルアートプロジェクト」

世界中の美術館の収蔵品をネットに展示している。グーグルストリートビューの技術を利用して美術館の中を歩き回りながら、絵画や彫刻などの美術品を鑑賞できる。肉眼で作品を見るより拡大して見ることもできるなどの機能がある。

次は…「古典や名作を読める電子図書館「青空文庫」だにゃ!」をご紹介します。

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