パソコンお役立ち講座パソコンを快適にお使いいただくために
いよいよ梅雨の季節です。そして梅雨が終わると暑い夏がやってきます。気候が変化していくこの時期、体調管理が大切ですね。実はパソコンも、私たちと同じ。ジメジメ梅雨、ムシムシ夏がトラブルの原因となることがあります。夏場の突然の雷も苦手です。今回は、梅雨の湿気や夏の暑さ、雷からパソコンを守る対策をご紹介します。
湿気・暑さ対策のポイント
湿気・暑さはパソコンの大敵
パソコンは精密機器なので、高温多湿には弱いものです。パソコン内部には、CPUやハードディスクドライブなどの、熱を発し、かつ熱に弱い部品が入っています。そのため、パソコン内部の温度を冷却ファンなどで調節していますが、熱がこもって内部の温度が上昇しすぎると、思いもしない誤作動やフリーズなどの、いわゆる「熱暴走」を引き起こす場合があります。また、湿気は、ショートや部品の破損などの原因になる場合があります。パソコンは快適な環境に設置し、使い方にも工夫をしてみましょう。
パソコンを使用するのに適した温湿度条件
- LAVIE Hybrid ZERO、Pro Mobile、Note Mobile、Note Standard(NEC製 ノートパソコン)
温度5℃~35℃、湿度20%~80%(ただし結露しないこと)
- LAVIE Desk All-in-one、Desk Tower(NEC製 デスクトップパソコン)
温度10℃~35℃、湿度20%~80%(ただし結露しないこと)
ちょっと
プラス
気になる地域の天気情報はインフォボードでリアルタイムに表示
最新のNECパソコンに搭載されている「インフォボード」は、一定時間パソコンに触れずにいると、自動的に画面に現在の天気や週間天気を表示します。
通風孔をふさがない
通風孔をふさぐように設置されていたり、ホコリよけの布などで通風孔がふさがれていると、パソコン内部の温度が上昇し、熱暴走の原因になります。
パソコンの通風孔をふさがないように設置場所を工夫して、風通しを良くしてご利用ください。
また、ノートパソコンを寝具の上で使用する場合には熱がこもらないように注意し、通風孔がふさがっていないかも確認してください。
通風孔は、ホコリのたまりやすい場所なので、ときどき掃除をしましょう。
通風孔の位置(例)
湿気のあるものをパソコンのそばに置かない
梅雨の時期、室内で洗濯物を干すと室内の湿度が上がり結露する場合があります。除湿機やエアコンなどを上手に使って除湿するようにしましょう。
また、室内に観葉植物などを置いている場合には、水やりの際にパソコンに水をかけてしまったり、開け放した窓から雨が吹き込んでパソコンに雨がかかったりすることがないように、パソコンの置き場所にも十分注意しましょう。梅雨の時期に限りませんが、飲み物がこぼれてパソコンにかかると故障の原因になりますので、パソコンから離して置くようにしましょう。
パソコンを快適な環境で使いましょう
暑すぎる部屋や直射日光の当たる場所を避け、風通しのよい場所にパソコンを設置しましょう。また、暑い時期には長時間の連続使用を避けましょう。エアコンや除湿機を上手に使うことも湿気や熱の防止になります。特にノートパソコンは内部にすき間が少なく熱がこもりやすいので、ノートパソコン用冷却グッズを利用するのも効果的です。ただし、パソコン用以外の保冷材などを使用するとパソコンが結露する場合があるので、本来の使用法以外では使用しないようにしてください。
パソコンを使用するときの環境
- 通気をよくする・・・通風孔をふさがない、ホコリをためない、風通しのよい場所に設置する
- 温度を上げない・・・暑い部屋での使用に注意、直接日光の当たる場所を避ける
- 熱をこもらせない・・・寝具の上で使わない、夏場は長時間の連続使用を避ける
- 湿気に注意・・・そばで洗濯物を干さない、雨・観葉植物・飲み物などに注意
ちょっと
プラス
パソコンを省電力モードに設定する方法
省電力プラン(ECOモード)に設定することで、画面の明るさや電源の状態を抑え、使用する電力を節約することができます。
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