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文書作成ってずいぶん変わったのね!の巻
2022.10.18

タイムスリップパソコンむかし話 文書作成ってずいぶん変わったのね!の巻
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文字の大きさは、倍角、二倍角から、自由なサイズになったにゃ!

読みやすいように、見出しは「スタイル」を登録して、それを使ってるんだにゃ。
ゴシック体やポップ体にして、色や影を付けてるの。
本文は明朝体だから、見出しが目立つでしょ。読みやすくなるし。

フォントがきれいだにゃあ。
ほら。こっちの印刷は、文字のフチがギザギザしてる。
このプリンターには、明朝体のフォントしか入っていないから。

フォントがプリンターに入ってるんですか?

この頃は、プリンターに入っていたのよ。速く印刷できるように。ビットマップフォントだから大きさも変えられなかったんだにゃ。

たしかに、全部同じ大きさだにゃ。

同じ大きさだけじゃないにゃ。倍角にも縦倍角にも4倍角にもできるにゃ。

倍角って?

倍角は幅が2倍で、縦倍角は高さが2倍、4倍角は縦も横も2倍よ。
この3つを駆使して見出しを作ってたにゃ。

網掛けや強調文字もあるし、アンダーラインは15種類もあるにゃ。

網掛け?

網掛けは、文字の背景に点々の網をかける機能だにゃ。

蛍光ペンで文字の背景に色を塗るようなことかしら。

このプリンターはモノクロだから色で塗るのは無理ね。

強調文字っていうのは?

重ねて2度印刷して文字を濃くするんだにゃ。

あったわねえ。そういう機能。

文字の大きさは、倍角、二倍角から、自由なサイズになったにゃ!

未来のワープロソフトは機能がたくさん。ネットも便利だにゃ!

未来のワープロでは、見出しを目立たせたいときにはどうするの?

そうねえ。まず、いろんな書体や太さのフォントがあるから、そのフォントを選ぶでしょ。
下線をつけたり太字にしたり、文字が映えるような図形や写真を下に置いたり。
文字を半透明にすることもあるにゃ。

もっとありますよ。
「文字の効果と体裁」っていう機能があって、文字の輪郭に色をつけたり、グラデーションにしたりできます。
文字に影をつけて立体感を出したり、地面に反射してるようにしたり、影を伸ばしたり、まわりに光彩をつけて光で輝いてるようにしたりもできるにゃ。

うらやましいにゃあ。

それはやりすぎだにゃ。かえって読みにくくなっちゃうにゃ。

そうかにゃあ?

今、聞いてて、わたし、わかったにゃ。

どうしたの? 急に。

それは、たしかにすごい機能かもしれない。
でも、わたしは文章そのもので勝負したいの。そのためには、そんなたくさんの機能は足かせでしかないわ。
この時代の機能で充分なのよ。

なんだか、かっこいいです!

昔はよかったにゃあ。
ワープロソフトでは、ワープロしかできなかったから。
仕事もはかどるわよ。

そうなの?

次は…「インターネットは欠かせないけど、時間もとられるにゃ!」をご紹介します。

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