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![]() 「ええとー、今日、買うのは」 「ママがくれたメモを見てごらん」 「うん、ええとね、七海の国語のノートでしょ、それから、ティッシュペーパーと洗剤。あとはおいしいデザートだって」 「ふむふむ。そうすると、何屋さんと何屋さんにいけばいいか、わかるかな?」 「わかる、わかる! ノートは小学校の前の文房具屋さんでしょ、それからティッシュと洗剤はお薬屋さんで大丈夫。それから、デザートはスーパーかコンビニ!」 「お薬屋さんって薬局のことかね?」 「えー、おじいちゃん知らないの? 化粧品とか洗剤とか売ってるとこだよ」 「あー、ドラッグストアか。それなら、あそこのは?」 「あそこの店はこのカードのマークはないよ」 「よし、それじゃ、七海ちゃん、使えるお店に案内してくれ」 二人は商店街の角を曲がったところにあるお店に到着しました。 「ここだよ、ほら」 七海ちゃんがティッシュペーパーの箱と洗剤をもってレジに並ぶと、レジのところに、たしかにEdyのマークのシールが貼ってあります。 「いらっしゃいませ」 「あのう、このカード、使えますか?」 「はい、大丈夫ですよ。ここにカードをお願いします」 「これでいいの?」 七海ちゃんはここといわれた場所にカードをかざしました。 「ありがとうございましたー」 「すごく早かったね」 あっという間に支払いできてしまいました。 「次は……」 「それじゃ、文房具屋さん!」 「ノートってどのノートだね」 「国語のノート。20マスのだよ」 「うーむ、国語のノートといっても、たくさんあるんだな。1冊、いくらぐらいするんだ」 「120円」 「ここもカードで買えるのかい?」 「うん、大丈夫。ほら、あのマーク」 「ほんとだ、けっこう知らない間に、導入している店が増えているんだな」 ここでも、袋にいれてもらっている間に、お支払いがすんでしまいました。 「あとは……コンビニでおいしいデザート!」 七海ちゃんとおじいちゃんがお買い物をしている間に、ママとパパはまだFeliCaカードのことを調べている様子です。 「Edyのサイトってはじめてみたけど、『Edyの使えるお店』をみたら、こんなにたくさんのお店が対応していたのね」 「自分の住んでいる住所から、使える店を探せるんだね」 「レストラン、ショッピングだけでなく、映画館や遊園地でも使えるところがあるのねぇ。でも、電車は乗れないのね」 「それはやっぱりSuicaかな。でもこの間、電車に乗れるケータイのサービスもはじまったね。モバイルSuicaだっけ。ケータイのメニューからグリーン券を買ったり、チャージもできるらしいよ」 「電車に乗れて、キヨスクでお買い物できて、コンビニやファミレスでも使えるとなると、ケータイひとつあれば、なんでも足りてしまうわけね」 「落としたりしたらたいへんだね」 「あなたはそそっかしいから。でも、落としたときは、遠隔操作で使えなくする機能もあるみたいよ。ねぇ、『かざしてナビ』の『eLIO』っていうのはなに?」 「ああ、これは、インターネット上で利用できるクレジットサービスみたいだよ。Edyは前払いだろ、eLIOは後払いってことだね」 「ふーん、いろいろなサービスがあるのね……。ほかにはどんなことができるの?」 「ええとー、『かざしてナビ』には、Suica・ICOCAの『交通機関』とEdyとeLIOの『ショッピング』、それから『PCユーティリティ』ってメニューがあるね」 「『パーソナルシェルター』『スクリーンセイバーロック』『かんたん登録』ですって」 「『スクリーンセイバーロック』はわかりやすいな。スクリーンセイバーって席を離れている時に、画面を見られることがないように、指定していた模様がでてきたりするだろ。それを解除するにはパスワードを入力する設定にしてたりするんだけど、いちいち文字打つのも面倒なときに、FeliCa対応のカードをかざすと、解除されるって仕組みなんだね」 「カードキーみたいなものね」 「『かんたん登録』っていうのは、名前や住所、電話やメールなんかのデータを登録しておくと、ネットでそういうデータを入力するときに自動的に対応するところに入力してくれる機能みたいだね」 「え、でもそれって、危なくないの?」 「カードをもってないとできないわけだから、セキュリティ的にも安心だよ」 「FeliCaカードが個人の証明書みたいに使えるわけね」 |
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![]() ■ eLIO(エリオ)
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