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椎名さんちのにぎやかな週末
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椎名家のご紹介

VoToLを持って町へでよう

お医者さん探しもネットで
「画面、キレイだなー。音もいいし。ああ、先週の続きがこんな展開だったなんて……あと残り10分、ここからが盛り上がるんだよねぇ……」
「おい、広一くん……我々はどこの駅で降りるんだっけ」
「あわわわ……す、過ぎちゃいましたよ」
どうやら、VoToLに夢中になっている間に、乗り過ごしてしまったようです。
「おばあちゃんもママも七海ちゃんもいない……。おいてけぼりをくったか。しかたない、次の駅で降りれば、ちょっと歩くが、公園の裏口にたどりつくぞ……」
 あわてて降りる準備をしている二人の前に、いきなり一人の外国人が立ちはだかりました。
「Excuse me. Where is HARUYAMA park? Please tell me the station. Where go to ……」
「うわぁ、アイドントスピーク……は、ハロー」
「おい、広一くん。英語だ、英語。なんていってるんだ……」
「ぼ、ぼく、大学では中国語専攻で……ど、どうしたもんだか」
「そうだ、VoToLだ、VoToL」
「こんな時に、ドラマ見てるふりしてやりすごそうっていうんですか」
「なにいっとる! 困ってる人をほったらかしにはできん。君は知らないだろうが、こんなこともあろうかと……」

VoToLには翻訳機能まであるんだぞ

「えー? 知るわけないじゃないですか」
おもむろにVoToLのキャップを回したおじいちゃんは、メニュー画面で、日本とアメリカの旗のマークにあわせて、「Transpeech」(トランスピーチ)のマルチモードを選択しました。
「えーっと、なにかお困りですか? と」
 おじいちゃんは、VoToLの丸いOKボタンを押しながら、自分の声を吹き込みます。すると、吹き込まれた言葉はまず日本語として認識されて、画面に表示されました。そこでOKを押すと、今度は英語に変換され、さらにボタンを押すと発音されるのです。
「Is anything in trouble?」
 おじいちゃんは英語から日本語に翻訳できるシンプルモード(英→日)に切り換えてからVoToLを指さして、外国人ににっこりしました。使い方がわかったのか、VoToLに向かってゆっくりしゃべってくれます。
『春山公園に行きたいのですが...』
「あー、ちょうど私たちもそこにいくのです。『一緒に行きましょう』」
「Thank you!! 」
「いやいや、すごいでしょう! これ……。わはははは……」
身振り手振りも交えて、とても楽しそうです。
「あのー、そのー、電車のドア、また、閉まっちゃいましたよ。どんどん、公園遠ざかってます……」
「Oh! My GOD! What should I do!」
「閉まった? シマッタ! 急行だから次の駅まであと10分……どうしたらいいんだ!」
「それなら、さっきのドラマの続きを見てればバッチリ!ですね」
「君ひとりで、終点まで見ていけばいいだろ!」

(文・波多野絵理 絵・工藤六助)

■人には聞けないパソコン用語 →【エクスプローラ(Explorer)

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Transpeech

Transpeech

VoToLの特長のひとつに、翻訳機能があります。日本語で話した音声を認識して英語に翻訳した結果や、旅行で使われる英会話例文を音声で読み上げる「Transpeech」(トランスピーチ)で、 語学学習や簡単な英会話コミュニケーションをサポートします


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