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![]() 「それで、パソコンショップにはなにを買いにいったんだい?」 おばあちゃんが興味津々で、ママに聞きました。 「なんだか、パパが秘密基地をつくるセットがほしい……って言って」 「まぁ、また子供みたいなことを。そんなもの、売っているわけないだろうに」 「それがね、売ってたのよ。ショップにあったのは、展示品なんだけど、ほんとに製品として発売されているのよね」 「まぁ、どんなものなの?」 ![]() ![]() ![]() ![]() 「電光掲示板や、緊急脱出用のボタンとかそういうのをパソコンにくっつけて遊ぶみたい」 「子供向けじゃないの?」 「そうでもないのよ。大人も、なんだか少年時代のハートを刺激されるみたいで……」 「まぁ、少年のハートねぇ。それって結局、買ったの?」 「ううん。それが、お値段は少年料金とはいかないみたいだったから」 「でも……、ちょっと楽しそうね。そうね、おじいちゃんに相談してみれば?」 「まぁ、おばあちゃんたら、パパには甘〜いのね!」 「あなただって、小さい時は秘密基地ゴッコとか言って、私のコンパクトとか、ハンドバックとか、たくさん持ちだして遊んでたじゃないの」 「んー、それは……。思い出した『秘密のアッコちゃんゴッコ』じゃなかったかしら?」 「あららら、そうともいってたわね」 「チャンチャン!」
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