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StandbyDisk Solo 概要 使用上の注意 復旧手順 削除 追加 概要 StandbyDisk Soloは、Windows 2000対応のバックアップ&リカバリーユーティリティです。 StandbyDisk Soloは、ハードティスク内にある第1パーティション(Cドライブ)の使用領域とほぼ同じ容量をバックアップ先 (以後スタンバイ・エリア)として同パーティション内に確保し、使用領域のバックアップを行います。 稼動中のシステムに障害が起きた際、スタンバイ・エリアからシステムを起動しシステムを復旧することが可能です。 機能の詳細や操作方法、制限事項、最新情報については、以下のそれぞれを参照してください。 機能の詳細や操作方法 オンラインマニュアル(「StandbyDisk Solo 日本語版CD-ROM」のルートディレクトリの「Manual.pdf」をダブルクリック) 注意事項や制限事項に関する情報 ReadMe(「StandbyDisk Solo 日本語版CD-ROM」のルートディレクトリの「ReadMe.txt」をダブルクリック) StandbyDisk Soloの最新の情報 NetJapanのホームページ http://www.netjapan.co.jp/ StandbyDisk Soloは工場出荷時の状態ではインストールされていません。お使いになる場合は、後述の 「追加」の手順を参照して、StandbyDisk Soloをインストールしてください。 添付の「オンラインマニュアル」を参照するには、「Acrobat Reader」が必要です。StandbyDisk Soloの追加を行う前に 「Acrobat Reader 5.0」を参照してインストールを行ってください。 一部のアプリケーションは、CyberAccessがエキスパートモード、アドバンストモード以外のときは削除または追加することはできません。その場合は、エキスパートモードまたはアドバンストモードに変更してから行ってください。 本機の再セットアップの後に続けてStandbyDisk Soloの追加を行う場合は必ずWindowsの再起動後に行ってください。 アプリケーションの削除と追加は、必ずAdministrator権限を持ったユーザでログオンして行ってください。 CDレスモデルをお使いの場合は、あらかじめネットワーク上の任意のコンピュータのCD-ROMドライブをネットワークドライブに 割り当ててください。 アプリケーションの削除と追加を行う前に、「スタート」ボタン→「プログラム」→「補足説明」をお読みください。 Administrator権限とは、コンピュータの全体的な構成を管理するための管理者権限のことです。 Administrator権限を持つユーザでログオンする方法が不明な場合、「ログオン情報」の画面で「ユーザー名」に「Administrator」、「パスワード」に本機初回起動時にお客様が設定した管理者アカウントのパスワードを入力し、「ドメイン名」で初回起動時に設定したコンピュータ名を選択して「OK」ボタンをクリックします。ドメイン名は、ネットワークのインストールでドメインを設定した場合のみ表示されます。 ◆起動方法 「スタート」ボタン→「プログラム」→「StandbyDisk Solo」→「StandbyDisk Solo」をクリック StandbyDisk Soloの画面が表示されます。 ページの先頭へ▲ 使用上の注意 ◆ファイルシステムについて ファイルシステムをNTFSでフォーマットしている場合のみお使いになれます。 Windows 2000でファイルシステムをFAT32でフォーマットしている場合は再セットアップなどを行い、ファイルシステムをNTFSに変更してください。 ◆バックアップに必要なCドライブの容量について StandbyDisk Soloを使用するには、Cドライブの容量が使用領域の2倍以上必要です。 ご購入時のままバックアップを行うと容量が不足する場合があります。ドライブのプロパティを参照してCドライブの容量と使用領域を確認してください。 また、お使いになるソフトウェアのインストールに必要な容量も確認し、必要に応じて再セットアップなどを行い容量を十分に確保してください。 なお、ご購入時のソフトウェア占有量については、「ソフトウェア占有量について」を参照してください。 ◆ダイナミックディスクについて StandbyDisk Soloは、ダイナミックディスクには対応していません。 ◆バックアップ、復元について バックアップ、または復元時にシャットダウンや再起動、ユーザー切り替えは行わないでください。 ページの先頭へ▲ 復旧手順 稼動中のハードディスクに障害が発生した場合は、以下の手順でスタンバイ・エリアから起動できます。 スタンバイ・エリアからの起動手順(レスキュー起動方法) 本体の電源を入れる 起動時に「Protected by StanbyDisk Solo」と表示されたら【Alt】を押しながら、【CapsLock/英数】を同時に押す レスキュー起動のメニュー画面が表示されます。 【1】を押す 必ず管理者でログオンしてください。 Windows起動時に 「レスキュー起動 StandbyDisk Solo」と表示されたら、「OK」ボタンをクリック 「レスキュー起動後の更新について」が表示された場合は、「いいえ」ボタンをクリックしてください。 更新されていないファイルやフォルダを復元するには、手順5から行ってください。 復元の必要がない場合は、以上で復旧作業は完了です。 再度復旧可能な状態にするためには「ボリューム更新」を行う必要があります。 StandbyDisk Soloを起動する 「StandbyDisk Soloで保護可能なボリューム」の画面で、表示されたボリュームをダブルクリック 「カレント/スタンバイファイルの比較」の画面で復元するファイルやフォルダを右クリック 「カレント/スタンバイファイルの比較」の画面で最後にバックアップしたあとに作成したファイルは、 「スタンバイ状態」が「のみ(カレント無し)」と表示されます。フォルダは「×マーク」がついて表示されます。 また、「カレント/スタンバイファイルの比較」の画面で最後にバックアップしたあとに更新したファイルは、「スタンバイ状態」に「新しい(カレントよりも)」と表示されます。 表示されるメニューから「スタンバイ・エリアから選択アイテムを個別復旧」をクリック 「ファイル/フォルダの個別復旧の確認」の画面で「カレント・エリアのファイルをスタンバイ・エリアのファイルで上書きしようとしています。」と表示されたら、「はい」ボタンをクリック 「ボリューム更新」のボタンをクリック 以上で復旧作業は完了です。 再度復旧可能な状態にするためには「ボリューム更新」を行う必要があります。 ハードディスクが物理的に壊れている場合は、「NEC 121コンタクトセンター」へ連絡のうえ、ハードディスクを交換してください。 ページの先頭へ▲ 削除 StandbyDisk Soloの削除を行う前にStandbyDisk Soloのタスクを削除してください。 Windowsを起動する 「スタート」ボタン→「プログラム」→「StandbyDisk Solo」→「StandbyDisk Soloのアンインストール」をクリック これ以降の操作は画面の指示に従ってください。 アンインストールが完了したら、Windowsを再起動する 以上でStandbyDisk Soloの削除は終了です。 ページの先頭へ▲ 追加 StandbyDisk Soloはインストール時に登録する管理者権限のユーザのパスワードを使ってサービスが起動されるので、インストール後に登録済みの管理者権限ユーザのパスワードを変更すると、サービスを実行できなくなります。 登録済みの管理者権限ユーザのパスワードを変更する場合は、オンラインヘルプ(第7章 第5節「アドミニストレータ権限のないユーザに関して」)を参照してください。 このアプリケーションは、アプリケーション専用のCD-ROMを使用するため電子マニュアルを表示しながら追加することはできません。 「_manual」フォルダをハードディスクにコピー、または印刷してご覧ください。 Windowsを起動する CD-ROMドライブに「StandbyDisk Solo 日本語版 CD-ROM」をセットする 「StandbyDisk Soloのインストールウィザード」が表示されない場合は、「スタート」ボタン→ 「ファイル名を指定して実行」をクリックし、「名前」に 「<CD-ROMドライブ名>:\SETUP.EXE」と入力し、 「OK」ボタンをクリックしてください。 これ以降の操作は画面の指示に従ってください。 「ユーザ情報」が表示されたら、ユーザー名、会社名、シリアル番号を入力してください。 シリアル番号はユーザー登録書に記載されています。 「アクセス権限の選択」が表示されたら、「ユーザ名とパスワードを入力する」にチェックをつけて「次へ」ボタンをクリック ここでは必ず「ユーザ名とパスワードを入力する」を選択し、管理者のユーザ名とパスワードを入力してください。 ここで登録したユーザのみ、暗号化ファイルのバックアップ、および復旧を行うことが可能です。 詳しくはオンラインヘルプ(第7章 第10節「圧縮、暗号化ファイル」)をご覧ください。 画面の指示に従って、操作を続けてください。 「StandbyDisk Soloのインストールウィザードが完了しました。」が表示されたら、「Adobe Acrobat Readerの インストール」、「StandbyDisk Soloの設定を起動させる」のチェックを外し、「完了」ボタンをクリック Windowsを再起動する 以上でStandbyDisk Soloの追加は終了です。 ページの先頭へ▲
StandbyDisk Solo 概要 使用上の注意 復旧手順 削除 追加 概要 StandbyDisk Soloは、Windows 2000対応のバックアップ&リカバリーユーティリティです。 StandbyDisk Soloは、ハードティスク内にある第1パーティション(Cドライブ)の使用領域とほぼ同じ容量をバックアップ先 (以後スタンバイ・エリア)として同パーティション内に確保し、使用領域のバックアップを行います。 稼動中のシステムに障害が起きた際、スタンバイ・エリアからシステムを起動しシステムを復旧することが可能です。 機能の詳細や操作方法、制限事項、最新情報については、以下のそれぞれを参照してください。 機能の詳細や操作方法 オンラインマニュアル(「StandbyDisk Solo 日本語版CD-ROM」のルートディレクトリの「Manual.pdf」をダブルクリック) 注意事項や制限事項に関する情報 ReadMe(「StandbyDisk Solo 日本語版CD-ROM」のルートディレクトリの「ReadMe.txt」をダブルクリック) StandbyDisk Soloの最新の情報 NetJapanのホームページ http://www.netjapan.co.jp/ StandbyDisk Soloは工場出荷時の状態ではインストールされていません。お使いになる場合は、後述の 「追加」の手順を参照して、StandbyDisk Soloをインストールしてください。 添付の「オンラインマニュアル」を参照するには、「Acrobat Reader」が必要です。StandbyDisk Soloの追加を行う前に 「Acrobat Reader 5.0」を参照してインストールを行ってください。 一部のアプリケーションは、CyberAccessがエキスパートモード、アドバンストモード以外のときは削除または追加することはできません。その場合は、エキスパートモードまたはアドバンストモードに変更してから行ってください。 本機の再セットアップの後に続けてStandbyDisk Soloの追加を行う場合は必ずWindowsの再起動後に行ってください。 アプリケーションの削除と追加は、必ずAdministrator権限を持ったユーザでログオンして行ってください。 CDレスモデルをお使いの場合は、あらかじめネットワーク上の任意のコンピュータのCD-ROMドライブをネットワークドライブに 割り当ててください。 アプリケーションの削除と追加を行う前に、「スタート」ボタン→「プログラム」→「補足説明」をお読みください。 Administrator権限とは、コンピュータの全体的な構成を管理するための管理者権限のことです。 Administrator権限を持つユーザでログオンする方法が不明な場合、「ログオン情報」の画面で「ユーザー名」に「Administrator」、「パスワード」に本機初回起動時にお客様が設定した管理者アカウントのパスワードを入力し、「ドメイン名」で初回起動時に設定したコンピュータ名を選択して「OK」ボタンをクリックします。ドメイン名は、ネットワークのインストールでドメインを設定した場合のみ表示されます。 ◆起動方法 「スタート」ボタン→「プログラム」→「StandbyDisk Solo」→「StandbyDisk Solo」をクリック StandbyDisk Soloの画面が表示されます。 ページの先頭へ▲ 使用上の注意 ◆ファイルシステムについて ファイルシステムをNTFSでフォーマットしている場合のみお使いになれます。 Windows 2000でファイルシステムをFAT32でフォーマットしている場合は再セットアップなどを行い、ファイルシステムをNTFSに変更してください。 ◆バックアップに必要なCドライブの容量について StandbyDisk Soloを使用するには、Cドライブの容量が使用領域の2倍以上必要です。 ご購入時のままバックアップを行うと容量が不足する場合があります。ドライブのプロパティを参照してCドライブの容量と使用領域を確認してください。 また、お使いになるソフトウェアのインストールに必要な容量も確認し、必要に応じて再セットアップなどを行い容量を十分に確保してください。 なお、ご購入時のソフトウェア占有量については、「ソフトウェア占有量について」を参照してください。 ◆ダイナミックディスクについて StandbyDisk Soloは、ダイナミックディスクには対応していません。 ◆バックアップ、復元について バックアップ、または復元時にシャットダウンや再起動、ユーザー切り替えは行わないでください。 ページの先頭へ▲ 復旧手順 稼動中のハードディスクに障害が発生した場合は、以下の手順でスタンバイ・エリアから起動できます。 スタンバイ・エリアからの起動手順(レスキュー起動方法) 本体の電源を入れる 起動時に「Protected by StanbyDisk Solo」と表示されたら【Alt】を押しながら、【CapsLock/英数】を同時に押す レスキュー起動のメニュー画面が表示されます。 【1】を押す 必ず管理者でログオンしてください。 Windows起動時に 「レスキュー起動 StandbyDisk Solo」と表示されたら、「OK」ボタンをクリック 「レスキュー起動後の更新について」が表示された場合は、「いいえ」ボタンをクリックしてください。 更新されていないファイルやフォルダを復元するには、手順5から行ってください。 復元の必要がない場合は、以上で復旧作業は完了です。 再度復旧可能な状態にするためには「ボリューム更新」を行う必要があります。 StandbyDisk Soloを起動する 「StandbyDisk Soloで保護可能なボリューム」の画面で、表示されたボリュームをダブルクリック 「カレント/スタンバイファイルの比較」の画面で復元するファイルやフォルダを右クリック 「カレント/スタンバイファイルの比較」の画面で最後にバックアップしたあとに作成したファイルは、 「スタンバイ状態」が「のみ(カレント無し)」と表示されます。フォルダは「×マーク」がついて表示されます。 また、「カレント/スタンバイファイルの比較」の画面で最後にバックアップしたあとに更新したファイルは、「スタンバイ状態」に「新しい(カレントよりも)」と表示されます。 表示されるメニューから「スタンバイ・エリアから選択アイテムを個別復旧」をクリック 「ファイル/フォルダの個別復旧の確認」の画面で「カレント・エリアのファイルをスタンバイ・エリアのファイルで上書きしようとしています。」と表示されたら、「はい」ボタンをクリック 「ボリューム更新」のボタンをクリック 以上で復旧作業は完了です。 再度復旧可能な状態にするためには「ボリューム更新」を行う必要があります。 ハードディスクが物理的に壊れている場合は、「NEC 121コンタクトセンター」へ連絡のうえ、ハードディスクを交換してください。 ページの先頭へ▲ 削除 StandbyDisk Soloの削除を行う前にStandbyDisk Soloのタスクを削除してください。 Windowsを起動する 「スタート」ボタン→「プログラム」→「StandbyDisk Solo」→「StandbyDisk Soloのアンインストール」をクリック これ以降の操作は画面の指示に従ってください。 アンインストールが完了したら、Windowsを再起動する 以上でStandbyDisk Soloの削除は終了です。 ページの先頭へ▲ 追加 StandbyDisk Soloはインストール時に登録する管理者権限のユーザのパスワードを使ってサービスが起動されるので、インストール後に登録済みの管理者権限ユーザのパスワードを変更すると、サービスを実行できなくなります。 登録済みの管理者権限ユーザのパスワードを変更する場合は、オンラインヘルプ(第7章 第5節「アドミニストレータ権限のないユーザに関して」)を参照してください。 このアプリケーションは、アプリケーション専用のCD-ROMを使用するため電子マニュアルを表示しながら追加することはできません。 「_manual」フォルダをハードディスクにコピー、または印刷してご覧ください。 Windowsを起動する CD-ROMドライブに「StandbyDisk Solo 日本語版 CD-ROM」をセットする 「StandbyDisk Soloのインストールウィザード」が表示されない場合は、「スタート」ボタン→ 「ファイル名を指定して実行」をクリックし、「名前」に 「<CD-ROMドライブ名>:\SETUP.EXE」と入力し、 「OK」ボタンをクリックしてください。 これ以降の操作は画面の指示に従ってください。 「ユーザ情報」が表示されたら、ユーザー名、会社名、シリアル番号を入力してください。 シリアル番号はユーザー登録書に記載されています。 「アクセス権限の選択」が表示されたら、「ユーザ名とパスワードを入力する」にチェックをつけて「次へ」ボタンをクリック ここでは必ず「ユーザ名とパスワードを入力する」を選択し、管理者のユーザ名とパスワードを入力してください。 ここで登録したユーザのみ、暗号化ファイルのバックアップ、および復旧を行うことが可能です。 詳しくはオンラインヘルプ(第7章 第10節「圧縮、暗号化ファイル」)をご覧ください。 画面の指示に従って、操作を続けてください。 「StandbyDisk Soloのインストールウィザードが完了しました。」が表示されたら、「Adobe Acrobat Readerの インストール」、「StandbyDisk Soloの設定を起動させる」のチェックを外し、「完了」ボタンをクリック Windowsを再起動する 以上でStandbyDisk Soloの追加は終了です。 ページの先頭へ▲
StandbyDisk Solo 概要 使用上の注意 復旧手順 削除 追加 概要 StandbyDisk Soloは、Windows 2000対応のバックアップ&リカバリーユーティリティです。 StandbyDisk Soloは、ハードティスク内にある第1パーティション(Cドライブ)の使用領域とほぼ同じ容量をバックアップ先 (以後スタンバイ・エリア)として同パーティション内に確保し、使用領域のバックアップを行います。 稼動中のシステムに障害が起きた際、スタンバイ・エリアからシステムを起動しシステムを復旧することが可能です。 機能の詳細や操作方法、制限事項、最新情報については、以下のそれぞれを参照してください。 機能の詳細や操作方法 オンラインマニュアル(「StandbyDisk Solo 日本語版CD-ROM」のルートディレクトリの「Manual.pdf」をダブルクリック) 注意事項や制限事項に関する情報 ReadMe(「StandbyDisk Solo 日本語版CD-ROM」のルートディレクトリの「ReadMe.txt」をダブルクリック) StandbyDisk Soloの最新の情報 NetJapanのホームページ http://www.netjapan.co.jp/ StandbyDisk Soloは工場出荷時の状態ではインストールされていません。お使いになる場合は、後述の 「追加」の手順を参照して、StandbyDisk Soloをインストールしてください。 添付の「オンラインマニュアル」を参照するには、「Acrobat Reader」が必要です。StandbyDisk Soloの追加を行う前に 「Acrobat Reader 5.0」を参照してインストールを行ってください。 一部のアプリケーションは、CyberAccessがエキスパートモード、アドバンストモード以外のときは削除または追加することはできません。その場合は、エキスパートモードまたはアドバンストモードに変更してから行ってください。 本機の再セットアップの後に続けてStandbyDisk Soloの追加を行う場合は必ずWindowsの再起動後に行ってください。 アプリケーションの削除と追加は、必ずAdministrator権限を持ったユーザでログオンして行ってください。 CDレスモデルをお使いの場合は、あらかじめネットワーク上の任意のコンピュータのCD-ROMドライブをネットワークドライブに 割り当ててください。 アプリケーションの削除と追加を行う前に、「スタート」ボタン→「プログラム」→「補足説明」をお読みください。 Administrator権限とは、コンピュータの全体的な構成を管理するための管理者権限のことです。 Administrator権限を持つユーザでログオンする方法が不明な場合、「ログオン情報」の画面で「ユーザー名」に「Administrator」、「パスワード」に本機初回起動時にお客様が設定した管理者アカウントのパスワードを入力し、「ドメイン名」で初回起動時に設定したコンピュータ名を選択して「OK」ボタンをクリックします。ドメイン名は、ネットワークのインストールでドメインを設定した場合のみ表示されます。 ◆起動方法 「スタート」ボタン→「プログラム」→「StandbyDisk Solo」→「StandbyDisk Solo」をクリック StandbyDisk Soloの画面が表示されます。 ページの先頭へ▲ 使用上の注意 ◆ファイルシステムについて ファイルシステムをNTFSでフォーマットしている場合のみお使いになれます。 Windows 2000でファイルシステムをFAT32でフォーマットしている場合は再セットアップなどを行い、ファイルシステムをNTFSに変更してください。 ◆バックアップに必要なCドライブの容量について StandbyDisk Soloを使用するには、Cドライブの容量が使用領域の2倍以上必要です。 ご購入時のままバックアップを行うと容量が不足する場合があります。ドライブのプロパティを参照してCドライブの容量と使用領域を確認してください。 また、お使いになるソフトウェアのインストールに必要な容量も確認し、必要に応じて再セットアップなどを行い容量を十分に確保してください。 なお、ご購入時のソフトウェア占有量については、「ソフトウェア占有量について」を参照してください。 ◆ダイナミックディスクについて StandbyDisk Soloは、ダイナミックディスクには対応していません。 ◆バックアップ、復元について バックアップ、または復元時にシャットダウンや再起動、ユーザー切り替えは行わないでください。 ページの先頭へ▲ 復旧手順 稼動中のハードディスクに障害が発生した場合は、以下の手順でスタンバイ・エリアから起動できます。 スタンバイ・エリアからの起動手順(レスキュー起動方法) 本体の電源を入れる 起動時に「Protected by StanbyDisk Solo」と表示されたら【Alt】を押しながら、【CapsLock/英数】を同時に押す レスキュー起動のメニュー画面が表示されます。 【1】を押す 必ず管理者でログオンしてください。 Windows起動時に 「レスキュー起動 StandbyDisk Solo」と表示されたら、「OK」ボタンをクリック 「レスキュー起動後の更新について」が表示された場合は、「いいえ」ボタンをクリックしてください。 更新されていないファイルやフォルダを復元するには、手順5から行ってください。 復元の必要がない場合は、以上で復旧作業は完了です。 再度復旧可能な状態にするためには「ボリューム更新」を行う必要があります。 StandbyDisk Soloを起動する 「StandbyDisk Soloで保護可能なボリューム」の画面で、表示されたボリュームをダブルクリック 「カレント/スタンバイファイルの比較」の画面で復元するファイルやフォルダを右クリック 「カレント/スタンバイファイルの比較」の画面で最後にバックアップしたあとに作成したファイルは、 「スタンバイ状態」が「のみ(カレント無し)」と表示されます。フォルダは「×マーク」がついて表示されます。 また、「カレント/スタンバイファイルの比較」の画面で最後にバックアップしたあとに更新したファイルは、「スタンバイ状態」に「新しい(カレントよりも)」と表示されます。 表示されるメニューから「スタンバイ・エリアから選択アイテムを個別復旧」をクリック 「ファイル/フォルダの個別復旧の確認」の画面で「カレント・エリアのファイルをスタンバイ・エリアのファイルで上書きしようとしています。」と表示されたら、「はい」ボタンをクリック 「ボリューム更新」のボタンをクリック 以上で復旧作業は完了です。 再度復旧可能な状態にするためには「ボリューム更新」を行う必要があります。 ハードディスクが物理的に壊れている場合は、「NEC 121コンタクトセンター」へ連絡のうえ、ハードディスクを交換してください。 ページの先頭へ▲ 削除 StandbyDisk Soloの削除を行う前にStandbyDisk Soloのタスクを削除してください。 Windowsを起動する 「スタート」ボタン→「プログラム」→「StandbyDisk Solo」→「StandbyDisk Soloのアンインストール」をクリック これ以降の操作は画面の指示に従ってください。 アンインストールが完了したら、Windowsを再起動する 以上でStandbyDisk Soloの削除は終了です。 ページの先頭へ▲ 追加 StandbyDisk Soloはインストール時に登録する管理者権限のユーザのパスワードを使ってサービスが起動されるので、インストール後に登録済みの管理者権限ユーザのパスワードを変更すると、サービスを実行できなくなります。 登録済みの管理者権限ユーザのパスワードを変更する場合は、オンラインヘルプ(第7章 第5節「アドミニストレータ権限のないユーザに関して」)を参照してください。 このアプリケーションは、アプリケーション専用のCD-ROMを使用するため電子マニュアルを表示しながら追加することはできません。 「_manual」フォルダをハードディスクにコピー、または印刷してご覧ください。 Windowsを起動する CD-ROMドライブに「StandbyDisk Solo 日本語版 CD-ROM」をセットする 「StandbyDisk Soloのインストールウィザード」が表示されない場合は、「スタート」ボタン→ 「ファイル名を指定して実行」をクリックし、「名前」に 「<CD-ROMドライブ名>:\SETUP.EXE」と入力し、 「OK」ボタンをクリックしてください。 これ以降の操作は画面の指示に従ってください。 「ユーザ情報」が表示されたら、ユーザー名、会社名、シリアル番号を入力してください。 シリアル番号はユーザー登録書に記載されています。 「アクセス権限の選択」が表示されたら、「ユーザ名とパスワードを入力する」にチェックをつけて「次へ」ボタンをクリック ここでは必ず「ユーザ名とパスワードを入力する」を選択し、管理者のユーザ名とパスワードを入力してください。 ここで登録したユーザのみ、暗号化ファイルのバックアップ、および復旧を行うことが可能です。 詳しくはオンラインヘルプ(第7章 第10節「圧縮、暗号化ファイル」)をご覧ください。 画面の指示に従って、操作を続けてください。 「StandbyDisk Soloのインストールウィザードが完了しました。」が表示されたら、「Adobe Acrobat Readerの インストール」、「StandbyDisk Soloの設定を起動させる」のチェックを外し、「完了」ボタンをクリック Windowsを再起動する 以上でStandbyDisk Soloの追加は終了です。 ページの先頭へ▲
セキュリティチップ ユーティリティの使い方 セキュリティチップ ユーティリティを使うと、本機のセキュリティチップ機能で利用できる、ファイルやフォルダの暗号化(EFS)機能や、Personal Secure Drive(PSD)を利用するユーザーの管理や暗号キー、証明書の発行や移行、復元などができます。 ここでは、セキュリティチップ ユーティリティの基本的な使い方について説明します。 セキュリティチップ ユーティリィティの起動 セキュリティチップ ユーティリティは、次の手順で起動できます。 「スタート」メニューから起動する場合 「スタート」ボタン→「すべてのプログラム」→「Infineon Security Platform ソリューション」→「Security Platform の管理」をクリック 「Infineon Security Platform 設定ツール」ウィンドウが表示されます。 通知領域(タスクトレイ)から起動する場合 通知領域の を右クリックし、表示されたメニューから「Security Platform を管理する」を選択してクリック 「Infineon Security Platform 設定ツール」ウィンドウが表示されます。 「コントロールパネル」から起動する場合 「スタート」ボタン→「コントロール パネル」をクリックし、「セキュリティセンター」をクリック 「セキュリティの設定の管理」の「Infineon Security Platform」を選択してクリック 「Infineon Security Platform 設定ツール」ウィンドウが表示されます。 「Infineon Security Platform 設定ツール」ウィンドウ右下の「ヘルプ」ボタンをクリックすると、表示されているタブごとに設定できる機能や、関連した機能について説明しているオンラインヘルプが起動します。 それぞれのタブにあるボタンや機能について詳しくは、オンラインヘルプをご覧ください。 ◆「全般」タブ セキュリティチップの状態や、Infineon Security Platform 設定ツールのバージョンや設定内容を確認することができます。 ◆「ユーザー設定」タブ 基本ユーザーのパスワード変更や、Security Platformの機能を設定できます。 ◆「バックアップ」タブ Security Platformで設定した暗号キーや、証明書のバックアップや復元を行うことができます。 ◆「移行」タブ Infineon Security Platform 設定ツールで設定した暗号キーや証明書を、他のセキュリティチップ搭載コンピュータでも利用できるように移行や認証をすることができます。 暗号キーや証明書の移行ができるのは、Windows XP Professionalをインストールしたコンピュータ同士のみです。 ◆「パスワードリセット」タブ 各ユーザーのパスワードリセットトークンの作成や、パスワードのリセットを行うことができます。 ◆「アドバンス」タブ Infineon Security Platform 設定ツールの所有者パスワードの変更や、各機能の設定の変更ができます。また、各ユーザーごとのセキュリティポリシーの設定を変更することができます。 利用するユーザーごとにセキュリティポリシーを設定することで、利用可能な機能や設定を制限できます。 「アドバンス」タブの項目は、所有者(管理者)以外のユーザーは設定することができません。 ◆パスワードのリセット 例として、管理者に「Administrator」、一般ユーザーに「User1」がセットアップされているとします。 「Administrator」としてログオンする 「Infineon Security Platform設定ツール」を起動する 「パスワードリセット」タブを選択し、「基本ユーザーパスワードのリセット」-「管理タスク」にある「準備」ボタンをクリック 「Infineon Security Platformパスワードリセットウィザード」が起動します。 パスワードをリセットするユーザーを選択する 「User1」を選択します。 「次へ」ボタンをクリック 「リセットトークンの場所」欄にファイルを指定し、「パスワード」欄にこのファイルへのパスワードを入力する 「次へ」ボタンをクリック リセット承認コードとチェックサムが表示されます。 リセット承認コードおよびチェックサムをメモする、または「ファイルに保存」ボタンでファイルに保存する デフォルト名は「SPPwdResetCode.xml」となります。 「次へ」ボタンをクリック 「完了」ボタンをクリック ウィザードが終了します。 「OK」ボタンをクリック 管理者のタスクを終了します 「User1」としてログオンする 「Infineon Security Platform設定ツール」を起動する 「パスワードリセット」タブを選択し、「基本ユーザーパスワードのリセット」-「ユーザータスク」にある「リセット」ボタンをクリック 「Infineon Security Platformパスワードリセットウィザード」が起動します 「個人シークレット」欄にファイルを指定し、「リセット承認コード」に管理者から渡されたコードを直接入力する、または、「ファイルから取得」をクリックして、8で管理者が作成したファイルを指定して入力する 「次へ」ボタンをクリック 新しいパスワードを「パスワード」欄と「パスワードの確認入力」欄に入力し、「次へ」ボタンをクリック 「設定を確認してください」と表示されます。 「次へ」ボタンをクリック 基本ユーザーパスワードがリセットされます。 「完了」ボタンをクリック ウィザードが終了します。 「OK」ボタンをクリック 管理者ユーザーのパスワードリセット機能はサポートしておりません。 「リセット認証コード」の入力は半角で行ってください。全角での入力はサポートしておりません。 利用できるセキュリティ機能 本機に搭載されているセキュリティチップとセキュリティチップ ユーティリティでは、次のセキュリティ機能を利用することができます。 電子メールの保護機能 Outlook ExpressやOutlookなどの電子メールソフトで、送受信されるメールを暗号化して保護したり、電子証明書を添付して安全な電子メールのやりとりをする機能です。 電子メールの保護機能について詳しくは、ヘルプをご覧ください。 電子メールの保護機能について Infineon Security Platform設定ツールのオンラインヘルプ ファイルとフォルダの暗号化(EFS)機能 指定したファイルやフォルダを、AESやRSAなどのアルゴリズムを用いた高度な技術で暗号化する機能です。 暗号化したファイルやフォルダは、Infineon Security Platform設定ツールで認証されたユーザー以外は読み書きできなくなるので、第三者にファイルを盗み見られたり、改ざんされることがなく、機密性と安全性が確保されます。 ファイルやフォルダの暗号化は、次の手順で設定できます。 暗号化したいファイルやフォルダを選択して「ファイル」メニューをクリックし、「プロパティ」をクリック 「全般」タブをクリックし、「詳細設定」ボタンをクリック 「内容を暗号化してデータをセキュリティで保護する」にチェックを付ける 暗号化したファイルやフォルダに暗号化マークが表示されます。 FAT32でフォーマットされたドライブでは、ファイルやフォルダの暗号化はできません。 「C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Application Data\Microsoft」フォルダは暗号化しないでください。 ◆暗号化したファイルをロックする EFS機能を利用してファイルやフォルダを暗号化している場合でも、一度パスワードを入力して認証を行うと、以後は暗号化したファイルにアクセスが可能になります。 再度、暗号化したファイルやフォルダをロックするには次の方法があります。 本機の電源を切る 本機を再起動する Windowsからログアウトする EFSからログアウトする EFSからのログアウトの機能は、本機の再起動やWindowsからのログアウトをせず、一時的に別の人に本機を使用させる際に、暗号化したファイルやフォルダへのアクセスを制限するのに有効です。 EFSからのログアウトは次の手順で行います。 通知領域の を右クリックし、表示されたメニューから「暗号化ファイルシステム(EFS)からログアウトする」をクリック Personal Secure Drive(PSD)機能 Personal Secure Drive(PSD)機能とは、ハードディスクの一部に暗号化された仮想ドライブを作成して重要なデータを保護する機能のことです。ファイルやフォルダをPersonal Secure Driveに保存すると、自動的にデータが暗号化されます。 Personal Secure Driveは、Infineon Security Platform設定ツールで認証されたユーザーが使用する場合、データの暗号化と解除が自動的に行われるので、暗号化や暗号化の解除を意識することなく利用できます。 また、Personal Secure Driveは作成したユーザー以外には、ドライブ自体が見えなくなるため、第三者にアクセスされることがありません。 Personal Secure Drive(PSD)機能は、保護したいファイルやフォルダをPersonal Secure Driveとして設定したドライブに移動、またはコピーすることで、自動的に暗号化され、パスワードを入力していないユーザーからはアクセスできなくなります。 Infineon Security Platform 設定ツールでPersonal Secure Drive機能を利用する設定にしていない場合は、「Security Platformユーザーの初期化」をご覧になり、Personal Secure Driveの設定を行ってください。 ◆Personal Secure Drive のロード Personal Secure Drive(PSD)をロードする方法は、必要なときにロードする方法とログオン時にロードする方法があります。 次にそれぞれのロード方法を説明します。 必要なときにロードする 次の手順に従って、PSDをロードします。 通知領域の を右クリックし、表示されたメニューから「Personal Secure Dirve」→「ロードする」をクリック 「Infineon Security Platform ユーザー認証」画面が表示されます。 「基本ユーザーパスワード」欄にパスワードを入力して、「OK」ボタンをクリック PSDがロードされます。 ログオン時にロードする 通知領域の を右クリックし、表示されたメニューから「Personal Secure Dirve」→「ログオン時にロードする」を選択 次回ログオン時にPSDがロードされます。 ログオンからPSDをロードするまでの手順は次の通りです。 ログオンする 「Personal Secure Drive」画面が表示された場合は、「OK」ボタンをクリック 「Infineon Security Platform ユーザー認証」画面が表示されます。 「基本ユーザーパスワード」欄にパスワードを入力して、「OK」ボタンをクリック PSDがロードされます。 セキュリティ機能のバックアップと復元 セキュリティチップやハードディスクが故障した場合に、修理後、セキュリティ機能を故障前の状態に復元するためには、あらかじめ必要なデータ、ファイルのバックアップと情報の確認が必要です。 復元を行うには、復元作業時に必要なファイルにアクセスできる環境が必要です。 ハードディスクの故障などにより、復元に必要なファイルを破損、消去した場合や、復元作業時にアクセスできないメディアに保存されている場合は復元は行えませんのでご注意ください。復元に必要なファイルは、フロッピーディスクやUSBメモリなどアクセスが容易な外部メディアに保存しておくことをおすすめします。 セキュリティソリューションを使用している場合は、セキュリティソリューションによって手順が異なる場合があります。必ず、セキュリティソリューションのヘルプやマニュアルをご確認ください。 セットアップ後に「自動バックアップを今すぐ起動」にチェックが付いていることを確認し、バックアップファイルを作成してください。 ファイル名:SPSystemBackup.xml このファイルおよび、同時に作成される「SPSystemBackup」フォルダ内のファイル「SPSystemBackupConfig.xml」、「SPSystemBackupData.xml」は「復元」処理に必要不可欠のファイルです。 アーカイブファイル、バックアップファイルなどに関する注意事項 セキュリティチップのバックアップを実行することにより、「アーカイブファイル」「バックアップファイル」「復元用トークン」などのファイルが作成されます。これらのファイルは、ハードウェアの故障やハードディスクの故障などが発生した場合にセキュリティチップに格納されているユーザキーや証明書などの復旧に利用します。そのため、これらのファイルを暗号化した場合、緊急時の復元ができなくなりますので、暗号化しないでください。 なお、バックアップファイルや復元トークンなどのファイルは、バックアップ用のデータですので、サーバやリムーバブルメディアへの保存を強く推奨します。 下記のファイルの詳細に関しては、セキュリティチップユーティリティのヘルプをご覧ください。 【自動バックアップファイル】 ファイル名:SPSystemBackup.xml 【自動バックアップデータ格納フォルダ】 フォルダ名:SPSystemBackup (自動バックアップファイル(SPSystemBackup.xml)が作成されるフォルダに、サブフォルダとして作成されます) 【復元用トークン】 ファイル名:SPEmRecToken.xml 【パスワードリセットトークン】 ファイル名:SPPwdResetToken.xml 【パスワードリセットシークレットファイル】 ファイル名:SPPwdResetSecret.xml 【キーと証明書用バックアップ】 ファイル名:SpBackupArchive.xml 【PSDバックアップ】 ファイル名:SpPSDBackup.fsb バックアップと復元について Infineon Security Platform設定ツールのオンラインヘルプ セキュリティソリューション使用時のバックアップと復元について セキュリティソリューションのマニュアルやヘルプ 復元時のユーザー選択に関する注意事項 本機を複数のユーザーで利用している場合、復元処理実行中の「ユーザーの選択」で、セキュリティチップを利用しているユーザーをすべて選択し、復元を行う必要があります。 復元作業は必ず「Security Platformの所有者」が行ってください。 Infineon Security Platform バックアップウィザードで「ユーザーの選択」画面の表示時、本機にユーザーアカウントが設定されているユーザーに対して、バックアップアーカイブ内の対応するユーザーを選択する必要があります。 ◆本機をドメインに接続した状態で運用している場合の注意 本機をドメインに接続した状態で運用している場合は、ドメインへの接続が可能な状態で復元作業を行ってください。 ネットワークに接続されていないなどドメインへの接続ができない状態で、ローカルの管理者でログオンして復元作業を行うと、「現在のユーザー」や「ユーザー名」にドメインのユーザーが表示されない場合があります。 その場合は、復元作業をキャンセルしドメインへの接続が可能な状態にしてください。 その後で、再度復元作業を開始し、ドメインのユーザー名が表示されることを確認してから、復元作業を継続してください。 ドメインのユーザーが表示されない状態のまま、復元作業を継続すると、ドメインのユーザーのセキュリティチップの設定が失われ、問題が発生します。 ◆各ユーザーの復元 本機に複数のユーザーアカウントが設定されている場合、復元後、それぞれのユーザーでの初回ログオン時に「基本ユーザーキーがロードできません」と表示されます。 その場合は、指示に従って「Security Platform機能の復元」を行ってください。 設定項目は、ログオンしているユーザーの基本ユーザーパスワードの入力が促されるだけです。 この手順は、本機を利用している、それぞれのユーザーでログオンして行ってください。 通常時、OS再インストール時およびユーティリティ再セットアップ時の復元手順 OSの再インストール時およびTPMドライバやユーティリティの再インストール時にトラブルが発生した場合、重要なデータの紛失につながります。 OSの再インストールおよびTPMドライバやユーティリティの再インストールを行う場合は、セキュリティチップの初期化を行い、バックアップファイルから「復元」処理をすることを強く推奨します。 セキュリティチップの初期化手順については、「困ったときのQ&A」の「パスワードを忘れてしまった」をご覧ください。 Infineon Security Platform 初期化ウィザードを起動する 「バックアップアーカイブからSecurity Platformを復元する」を選択する 「復元するバックアップ データのあるファイルを指定する」に、復元するバックアップファイルとして“SPSystemBackup.xml”を指定して「次へ」ボタンをクリック 「パスワード」欄、「パスワードの確認入力」欄にパスワードを入力して、「次へ」ボタンをクリック 以降、トークンの場所やパスワード・ユーザーの選択などの手順に従う。 この作業後「メールの暗号化」「EFS」「PSD」機能の設定は、個別のユーザーによって行われる必要があります。 また、プラットフォームの復元を行う場合は、「所有者」で行ってください。 ここでいう「所有者」とは、アプリケーションインストール後プラットフォームの初期化を行ったユーザーを指します。 ローカルユーザーやドメインユーザーの場合でも、「所有者」でユーザーを指定して復元を行ってください。 復元に必要な情報とファイル セキュリティ機能の復元には、次の情報とファイルが必要になります。 ◆セキュリティチップの内容の復元に必要な情報・ファイル 所有者パスワード 緊急時復元用バックアップ アーカイブ セキュリティチップの内部情報やユーザー固有情報の一部を含む、重要なファイルです。 緊急時復元用バックアップ アーカイブは、Infineon Security Platform 初期化ウィザードまたはInfineon Security Platform 設定ツールで設定した内容に従って、自動で作成されます。 復元用トークン Infineon Security Platform 初期化ウィザードで作成した復元用トークンのファイルです。 復元用トークンのパスワード Infineon Security Platform 初期化ウィザードで設定した復元トークンを使用するために必要なパスワードです。 ◆ユーザー環境の復元に必要な情報・ファイル 基本ユーザー パスワード PSD バックアップ アーカイブ Personal Secure Driveの内容を復元する場合は、Personal Secure Driveのバックアップファイルが必要です。Personal Secure Driveのバックアップファイルは、Infineon Security Platform 設定ツールの「バックアップ」タブで作成できます。 Outlook Express 6で電子メールの暗号化を使用している場合、ハードディスク故障時に受信済みの自分宛の暗号メールも復号できる環境に復元するには、Outlook Express 6のデータのバックアップも必要になります。 Outlook Express 6のデータのバックアップ 復元に必要なファイルのうち、Personal Secure DriveのバックアップファイルとOutlook Express 6のデータのバックアップを除くファイルの保存に必要な容量は大きくても数10KB程度です。 Personal Secure Driveのバックアップファイルの容量は、Personal Secure Driveに設定した容量により異なります。 Outlook Express 6のデータのバックアップは、環境にもよりますが数10MBから数100MBの容量が必要になる場合があります。 復元に必要な情報の確認とファイルのバックアップ ここでは、セキュリティ機能の復元に必要な情報の確認とファイルのバックアップを行います。 ◆設定、作成済みの情報、ファイルの確認 Infineon Security Platform 初期化ウィザードで設定済み、または作成済みのファイル 「復元に必要な情報とファイル」で説明した情報・ファイルのうち、次のものは、Infineon Security Platform 初期化ウィザードで設定済み、または作成済みのものです。 所有者パスワード 復元用トークン 復元用トークンのパスワード 基本ユーザー パスワード それぞれのパスワードは復元作業の際に入力が必要になる場面があります。 復元用トークンについては、復元用トークンのファイルを保存したフロッピーディスクなどの外部メディアを用意しておいてください。Security Platform初期化時にハードディスク上に作成した場合は、外部メディアにコピーしておくことをおすすめします。 設定により自動で作成されるファイル 次のファイルはInfineon Security Platform 初期化ウィザードまたはInfineon Security Platform 設定ツールで設定した内容に従って自動的に作成されます。 緊急復元用バックアップ アーカイブ 自動で作成する設定にしていない場合は、Infineon Security Platform 設定ツールで設定を変更し、自動的に作成するように設定することをおすすめします。 Infineon Security Platform 設定ツールで作成するファイル 次のファイルはInfineon Security Platform 設定ツールで作成します。 PSD バックアップ アーカイブ PSD バックアップ アーカイブの作成 Infineon Security Platform設定ツールのオンラインヘルプ ◆Outlook Express 6のデータのバックアップ Outlook Express 6のデータのバックアップは次のように行います。 メールデータのバックアップ Outlook Express 6のメールデータ保管場所にあるファイルをバックアップします。 メール保管場所については、次の手順で確認できます。 Outlook Express 6を起動する 「ツール」→「オプション」をクリック 「メンテナンス」タブをクリックし、「保存フォルダ」をクリック メールデータの保管場所が表示されます。 アドレス帳のバックアップ アドレス帳のバックアップは、Outlook Express 6のエクスポート機能を使用します。 Outlook Express 6を起動し、「ファイル」→「エクスポート」→「アドレス帳」をクリックしてエクスポートを行ってください。 セキュリティチップ故障時の復元方法 復元を行う前に、「セキュリティチップ機能を利用する準備」と「セキュリティチップ ユーティリティのインストール」の「セキュリティチップ ユーティリティのインストール」までの手順を行い、セキュリティチップ ユーティリティのインストールを完了させてください。 完了したら「Security Platformの初期化」は行わず、Security Platformの復元を行ってください。 Security Platformの復元 Infineon Security Platform設定ツールのオンラインヘルプ ハードディスク故障時の復元方法 Windows上にアカウントを作成してください。 Outlook Express 6の環境を復元する場合は、Outlook Express 6の設定を行い、設定完了後バックアップしていたメールデータをOutlook Express 6のメールデータ保管場所に上書きしてください。またエクスポートしていたアドレス帳をインポートしてください。 Windowsのアカウントの設定とOutlook Express 6のデータの上書きが完了したら、「セキュリティチップ機能を利用する準備」と「セキュリティチップ ユーティリティのインストール」の「セキュリティチップ ユーティリティのインストール」までの手順を行い、セキュリティチップ ユーティリティのインストールを完了させてください。 完了したら「Security Platformの初期化」は行わず、Security Platformの復元を行ってください。 Security Platformの復元 Infineon Security Platform設定ツールのオンラインヘルプ ◆Outlook Express 6の環境の復元 ハードディスク故障のために本機を再セットアップした場合、Outlook Express 6の環境を復元するには、再起動後に次の手順を行ってください。 Outlook Express 6を起動する 「ツール」→「アカウント」をクリックし、「メール」タブをクリック 復元するアカウントを選択し、「プロパティ」ボタンをクリック 「セキュリティ」タブをクリックし、「署名の証明書」の「選択」ボタンをクリック リストから証明書を選択し、「OK」ボタンをクリック 「暗号化の設定」の「選択」ボタンをクリック リストから証明書を選択し、「OK」ボタンをクリック 「OK」ボタンをクリック これでOutlook Express 6のデータの復元は完了です。 手動バックアップファイルからの復元方法 ここで説明している手動バックアップファイルからの復元方法とは、「Infineon Security Platform設定ツール」の「バックアップ」タブからの復元方法を指しています。 ◆復元手順 「Infineon Security Platform設定ツール」を起動する 「バックアップ」タブをクリックし、「復元」ボタンをクリック 「Infineon Security Platform バックアップ ウィザード」が表示されます。 「参照」ボタンをクリックし、復元するバックアップファイル「SpBackupArchive.xml」を指定して、「開く」ボタンをクリック 「Infineon Security Platform設定ツール」の画面で「システムのバックアップあるいは手動のバックアップから復元してください。」と表示されている箇所がありますが、ここでは、手動バックアップファイルの「SpBackupArchive.xml」を指定してください。別のバックアップファイルを指定した場合、復元が失敗する可能性があります。 「次へ」ボタンをクリック 「所有者の設定」画面が表示されます。 「パスワード」欄と「パスワードの確認入力」欄に所有者パスワードを入力して、「次へ」ボタンをクリック 「トークンの選択」画面が表示されます。 「参照」ボタンをクリックし、緊急時復元用トークン「SPEmRecToken.xml」を指定して、「開く」ボタンをクリック 「パスワード」欄に復元用トークンのパスワードを入力して、「次へ」ボタンをクリック 「バックアップ アーカイブからのユーザー」欄で現在のユーザーアカウントに対して復元するユーザーを選択して、「次へ」ボタンをクリック コンピュータの別のユーザーアカウントに対する追加ユーザーを復元する場合は、「ユーザー名」欄に表示されているユーザーアカウントに対して、復元する追加ユーザーを「バックアップ アーカイブ内のユーザー」欄で選択してください。 「パスワード」欄に基本ユーザー パスワードを入力して、「次へ」ボタンをクリック 確認のメッセージが表示されるので、内容を確認し「OK」ボタンをクリック 「サマリー」画面が表示されるので、内容を確認し「次へ」ボタンをクリック 「ウィザードが正常に終了しました。」と表示されたら「完了」ボタンをクリック これで復元は完了です。 Security Platformの復元 Infineon Security Platform設定ツールのオンラインヘルプ Trusted Platform Moduleのバージョンによる機能差分について ここではTrusted Platform Moduleのバージョンにより異なる機能について説明しています。 なお、Trusted Platform Moduleのバージョンは、セキュリティチップ ユーティリティの「全般」タブで確認できます。 セキュリティチップの一時無効化(バージョン1.1の場合のみサポート) セキュリティチップ ユーティリティから、セキュリティチップを一時的に無効にすることができます。 セキュリティチップの一時無効化は、Trusted Platform Moduleのバージョンが1.1の場合のみサポートされています。Trusted Platform Moduleのバージョンが1.2の場合はサポートされていません。 ◆セキュリティチップを一時的に無効にする セキュリティチップを一時的に無効にするには、通知領域の を右クリックし、表示されたメニューから「次回システムを起動するまで、Security Platform を一時的に無効にする」をクリックします。 通知領域のアイコンが になり、本機を再起動するまで、セキュリティチップが無効になります。 ◆セキュリティチップの一時的無効を解除する セキュリティチップの一時無効化を解除する場合は、本機を再起動してください。 通知領域の を右クリックし、表示されたメニューから「Security Platform を有効にする」をクリックした場合、再起動の確認メッセージが表示されます。「はい」をクリックして本機を再起動してください。 辞書攻撃防御機能(バージョン1.2の場合のみサポート) 辞書攻撃防御機能は、Trusted Platform Moduleのバージョンが1.2の場合のみサポートされています。Trusted Platform Moduleのバージョンが1.1の場合はサポートされていません。 パスワードで保護されたセキュリティを破るために用いられる「辞書攻撃」という手法から、本機を防御するための機能です。 各種パスワードの入力時に、所有者パスワードの場合は3回、ユーザーパスワードの場合は5回、誤ったパスワードを入力すると、一時的にパスワードの入力ができなくなります。 再度、パスワードの入力を行うには、本機の再起動と一定時間の経過が必要です。 なお、再度、パスワードの入力が可能になるまでの時間は、誤入力の回数によって決定され、誤入力の回数が多ければ多いほど、入力可能になるまでの時間も長くなります。 辞書攻撃防御、辞書攻撃防御機能 Infineon Security Platform設定ツールのオンラインヘルプ その他の注意事項 本機を修理に出す前の準備 本機の故障などの理由で修理に出される場合、必ずBIOSセットアップユーティリティのスーパバイザパスワード、およびユーザパスワードを解除し、情報の漏洩防止のため、セキュリティチップの初期化を行ってください。 また、修理後にSecurity Platformの設定を復元するために、「所有者パスワード」と「復元用トークン」を紛失しない様に保管してください。 修理後にセキュリティチップ ユーティリティを起動し、「バックアップ」タブでSecurity Platformの設定を復元してください。 セキュリティチップの初期化手順については、「困ったときのQ&A」の「パスワードを忘れてしまった」をご覧ください。 Security Platformの復元には、「所有者パスワード」と「復元用トークン」が必要になります。セキュリティチップ ユーティリティの使い方
セキュリティチップ ユーティリティの使い方 セキュリティチップ ユーティリティを使うと、本機のセキュリティチップ機能で利用できる、ファイルやフォルダの暗号化(EFS)機能や、Personal Secure Drive(PSD)を利用するユーザーの管理や暗号キー、証明書の発行や移行、復元などができます。 ここでは、セキュリティチップ ユーティリティの基本的な使い方について説明します。 セキュリティチップ ユーティリィティの起動 セキュリティチップ ユーティリティは、次の手順で起動できます。 「スタート」メニューから起動する場合 「スタート」ボタン→「すべてのプログラム」→「Infineon Security Platform ソリューション」→「Security Platform の管理」をクリック 「Infineon Security Platform 設定ツール」ウィンドウが表示されます。 通知領域(タスクトレイ)から起動する場合 通知領域の を右クリックし、表示されたメニューから「Security Platform を管理する」を選択してクリック 「Infineon Security Platform 設定ツール」ウィンドウが表示されます。 「コントロールパネル」から起動する場合 「スタート」ボタン→「コントロール パネル」をクリックし、「セキュリティセンター」をクリック 「セキュリティの設定の管理」の「Infineon Security Platform」を選択してクリック 「Infineon Security Platform 設定ツール」ウィンドウが表示されます。 「Infineon Security Platform 設定ツール」ウィンドウ右下の「ヘルプ」ボタンをクリックすると、表示されているタブごとに設定できる機能や、関連した機能について説明しているオンラインヘルプが起動します。 それぞれのタブにあるボタンや機能について詳しくは、オンラインヘルプをご覧ください。 ◆「全般」タブ セキュリティチップの状態や、Infineon Security Platform 設定ツールのバージョンや設定内容を確認することができます。 ◆「ユーザー設定」タブ 基本ユーザーのパスワード変更や、Security Platformの機能を設定できます。 ◆「バックアップ」タブ Security Platformで設定した暗号キーや、証明書のバックアップや復元を行うことができます。 ◆「移行」タブ Infineon Security Platform 設定ツールで設定した暗号キーや証明書を、他のセキュリティチップ搭載コンピュータでも利用できるように移行や認証をすることができます。 暗号キーや証明書の移行ができるのは、Windows XP Professionalをインストールしたコンピュータ同士のみです。 ◆「パスワードリセット」タブ 各ユーザーのパスワードリセットトークンの作成や、パスワードのリセットを行うことができます。 ◆「アドバンス」タブ Infineon Security Platform 設定ツールの所有者パスワードの変更や、各機能の設定の変更ができます。 また、各ユーザーごとのセキュリティポリシーの設定を変更することができます。 利用するユーザーごとにセキュリティポリシーを設定することで、利用可能な機能や設定を制限できます。 「アドバンス」タブの項目は、所有者(管理者)以外のユーザーは設定することができません。 ◆パスワードのリセット 例として、管理者に「Administrator」、一般ユーザーに「User1」がセットアップされているとします。 「Administrator」としてログオンする 「Infineon Security Platform設定ツール」を起動する 「パスワードリセット」タブを選択し、「基本ユーザーパスワードのリセット」-「管理タスク」にある「準備」ボタンをクリック 「Infineon Security Platformパスワードリセットウィザード」が起動します。 パスワードをリセットするユーザーを選択する 「User1」を選択します。 「次へ」ボタンをクリック 「リセットトークンの場所」欄にファイルを指定し、「パスワード」欄にこのファイルへのパスワードを入力する 「次へ」ボタンをクリック リセット承認コードとチェックサムが表示されます。 リセット承認コードおよびチェックサムをメモする、または「ファイルに保存」ボタンでファイルに保存する デフォルト名は「SPPwdResetCode.xml」となります。 「次へ」ボタンをクリック 「完了」ボタンをクリック ウィザードが終了します。 「OK」ボタンをクリック 管理者のタスクを終了します 「User1」としてログオンする 「Infineon Security Platform設定ツール」を起動する 「パスワードリセット」タブを選択し、「基本ユーザーパスワードのリセット」-「ユーザータスク」にある「リセット」ボタンをクリック 「Infineon Security Platformパスワードリセットウィザード」が起動します 「個人シークレット」欄にファイルを指定し、「リセット承認コード」に管理者から渡されたコードを直接入力する、または、「ファイルから取得」をクリックして、8で管理者が作成したファイルを指定して入力する 「次へ」ボタンをクリック 新しいパスワードを「パスワード」欄と「パスワードの確認入力」欄に入力し、「次へ」ボタンをクリック 「設定を確認してください」と表示されます。 「次へ」ボタンをクリック 基本ユーザーパスワードがリセットされます。 「完了」ボタンをクリック ウィザードが終了します。 「OK」ボタンをクリック 管理者ユーザーのパスワードリセット機能はサポートしておりません。 「リセット認証コード」の入力は半角で行ってください。全角での入力はサポートしておりません。 利用できるセキュリティ機能 本機に搭載されているセキュリティチップとセキュリティチップ ユーティリティでは、次のセキュリティ機能を利用することができます。 電子メールの保護機能 Outlook ExpressやOutlookなどの電子メールソフトで、送受信されるメールを暗号化して保護したり、電子証明書を添付して安全な電子メールのやりとりをする機能です。 電子メールの保護機能について詳しくは、ヘルプをご覧ください。 電子メールの保護機能について Infineon Security Platform設定ツールのオンラインヘルプ ファイルとフォルダの暗号化(EFS)機能 指定したファイルやフォルダを、AESやRSAなどのアルゴリズムを用いた高度な技術で暗号化する機能です。 暗号化したファイルやフォルダは、Infineon Security Platform設定ツールで認証されたユーザー以外は読み書きできなくなるので、第三者にファイルを盗み見られたり、改ざんされることがなく、機密性と安全性が確保されます。 ファイルやフォルダの暗号化は、次の手順で設定できます。 暗号化したいファイルやフォルダを選択して「ファイル」メニューをクリックし、「プロパティ」をクリック 「全般」タブをクリックし、「詳細設定」ボタンをクリック 「内容を暗号化してデータをセキュリティで保護する」にチェックを付ける 暗号化したファイルやフォルダに暗号化マークが表示されます。 FAT32でフォーマットされたドライブでは、ファイルやフォルダの暗号化はできません。 ◆暗号化したファイルをロックする EFS機能を利用してファイルやフォルダを暗号化している場合でも、一度パス ワードを入力して認証を行うと、以後は暗号化したファイルにアクセスが可能に なります。 再度、暗号化したファイルやフォルダをロックするには次の方法があります。 本機の電源を切る 本機を再起動する Windowsからログアウトする EFSからログアウトする EFSからのログアウトの機能は、本機の再起動やWindowsからのログアウトをせ ず、一時的に別の人に本機を使用させる際に、暗号化したファイルやフォルダへ のアクセスを制限するのに有効です。 EFSからのログアウトは次の手順で行います。 通知領域の を右クリックし、表示されたメニューから「暗号化ファイルシステム(EFS)からログアウトする」をクリック Personal Secure Drive(PSD)機能 Personal Secure Drive(PSD)機能とは、ハードディスクの一部に暗号化された仮想ドライブを作成して重要なデータを保護する機能のことです。ファイルやフォルダをPersonal Secure Driveに保存すると、自動的にデータが暗号化されます。 Personal Secure Driveは、Infineon Security Platform設定ツールで認証されたユーザーが使用する場合、データの暗号化と解除が自動的に行われるので、暗号化や暗号化の解除を意識することなく利用できます。 また、Personal Secure Driveは作成したユーザー以外には、ドライブ自体が見えなくなるため、第三者にアクセスされることがありません。 Personal Secure Drive(PSD)機能は、保護したいファイルやフォルダをPersonal Secure Driveとして設定したドライブに移動、またはコピーすることで、自動的に暗号化され、パスワードを入力していないユーザーからはアクセスできなくなります。 Infineon Security Platform 設定ツールでPersonal Secure Drive機能を利用する設定にしていない場合は、「Security Platformユーザーの初期化」をご覧になり、Personal Secure Driveの設定を行ってください。 ◆Personal Secure Drive のロード Personal Secure Drive(PSD)をロードする方法は、必要なときにロードする方法とログオン時にロードする方法があります。 次にそれぞれのロード方法を説明します。 必要なときにロードする 次の手順に従って、PSDをロードします。 通知領域の を右クリックし、表示されたメニューから「Personal Secure Dirve」→「ロードする」をクリック 「Infineon Security Platform ユーザー認証」画面が表示されます。 「基本ユーザーパスワード」欄にパスワードを入力して、「OK」ボタンをクリック PSDがロードされます。 ログオン時にロードする 通知領域の を右クリックし、表示されたメニューから「Personal Secure Dirve」→「ログオン時にロードする」を選択 次回ログオン時にPSDがロードされます。 ログオンからPSDをロードするまでの手順は次の通りです。 ログオンする 「Personal Secure Drive」画面が表示された場合は、「OK」ボタンをクリック 「Infineon Security Platform ユーザー認証」画面が表示されます。 「基本ユーザーパスワード」欄にパスワードを入力して、「OK」ボタンをクリック PSDがロードされます。 セキュリティ機能のバックアップと復元 セキュリティチップやハードディスクが故障した場合に、修理後、セキュリティ機能を故障前の状態に復元するためには、あらかじめ必要なデータ、ファイルのバックアップと情報の確認が必要です。 復元を行うには、復元作業時に必要なファイルにアクセスできる環境が必要です。 ハードディスクの故障などにより、復元に必要なファイルを破損、消去した場合や、復元作業時にアクセスできないメディアに保存されている場合は復元は行えませんのでご注意ください。復元に必要なファイルは、フロッピーディスクやUSBメモリなどアクセスが容易な外部メディアに保存しておくことをおすすめします。 セキュリティソリューションを使用している場合は、セキュリティソリューションによって手順が異なる場合があります。必ず、セキュリティソリューションのヘルプやマニュアルをご確認ください。 セットアップ後に「自動バックアップを今すぐ起動」にチェックが付いていることを確認し、バックアップファイルを作成してください。 ファイル名:SPSystemBackup.xml このファイルおよび、同時に作成される「SPSystemBackup」フォルダ内のファイル「SPSystemBackupConfig.xml」、「SPSystemBackupData.xml」は「復元」処理に必要不可欠のファイルです。 アーカイブファイル、バックアップファイルなどに関する注意事項 セキュリティチップのバックアップを実行することにより、「アーカイブファイル」「バックアップファイル」「復元用トークン」などのファイルが作成されます。これらのファイルは、ハードウェアの故障やハードディスクの故障などが発生した場合にセキュリティチップに格納されているユーザキーや証明書などの復旧に利用します。そのため、これらのファイルを暗号化した場合、緊急時の復元ができなくなりますので、暗号化しないでください。 なお、バックアップファイルや復元トークンなどのファイルは、バックアップ用のデータですので、サーバやリムーバブルメディアへの保存を強く推奨します。 下記のファイルの詳細に関しては、セキュリティチップユーティリティのヘルプをご覧ください。 【自動バックアップファイル】 ファイル名:SPSystemBackup.xml 【自動バックアップデータ格納フォルダ】 フォルダ名:SPSystemBackup (自動バックアップファイル(SPSystemBackup.xml)が作成されるフォルダに、サブフォルダとして作成されます) 【復元用トークン】 ファイル名:SPEmRecToken.xml 【パスワードリセットトークン】 ファイル名:SPPwdResetToken.xml 【パスワードリセットシークレットファイル】 ファイル名:SPPwdResetSecret.xml 【キーと証明書用バックアップ】 ファイル名:SpBackupArchive.xml 【PSDバックアップ】 ファイル名:SpPSDBackup.fsb バックアップと復元について Infineon Security Platform設定ツールのオンラインヘルプ セキュリティソリューション使用時のバックアップと復元について セキュリティソリューションのマニュアルやヘルプ 復元時のユーザー選択に関する注意事項 本機を複数のユーザーで利用している場合、復元処理実行中の「ユーザーの選択」で、セキュリティチップを利用しているユーザーをすべて選択し、復元を行う必要があります。 復元作業は必ず「Security Platformの所有者」が行ってください。 Infineon Security Platform バックアップウィザードで「ユーザーの選択」画面の表示時、本機にユーザーアカウントが設定されているユーザーに対して、バックアップアーカイブ内の対応するユーザーを選択する必要があります。 ◆本機をドメインに接続した状態で運用している場合の注意 本機をドメインに接続した状態で運用している場合は、ドメインへの接続が可能な状態で復元作業を行ってください。 ネットワークに接続されていないなどドメインへの接続ができない状態で、ローカルの管理者でログオンして復元作業を行うと、「現在のユーザー」や「ユーザー名」にドメインのユーザーが表示されない場合があります。 その場合は、復元作業をキャンセルしドメインへの接続が可能な状態にしてください。 その後で、再度復元作業を開始し、ドメインのユーザー名が表示されることを確認してから、復元作業を継続してください。 ドメインのユーザーが表示されない状態のまま、復元作業を継続すると、ドメインのユーザーのセキュリティチップの設定が失われ、問題が発生します。 ◆各ユーザーの復元 本機に複数のユーザーアカウントが設定されている場合、復元後、それぞれのユーザーでの初回ログオン時に「基本ユーザーキーがロードできません」と表示されます。 その場合は、指示にしたがって「Security Platform機能の復元」を行ってください。 設定項目は、ログオンしているユーザーの基本ユーザーパスワードの入力が促されるだけです。 この手順は、本機を利用している、それぞれのユーザーでログオンして行ってください。 通常時、OS再インストール時及びユーティリティ再セットアップ時の復元手順 OSの再インストール時及びTPMドライバやユーティリティの再インストール時にトラブルが発生した場合、重要なデータの紛失につながります。 OSの再インストール及びTPMドライバやユーティリティの再インストールを行う場合は、セキュリティチップの初期化を行い、バックアップファイルから「復元」処理をすることを強く推奨します。 セキュリティチップの初期化手順については、「困ったときのQ&A」の「パスワードを忘れてしまった」をご覧ください。 Infineon Security Platform 初期化ウィザードを起動する 「バックアップアーカイブからSecurity Platformを復元する」を選択する 「復元するバックアップ データのあるファイルを指定する」に、復元するバックアップファイルとして“SPSystemBackup.xml”を指定して「次へ」ボタンをクリック 「パスワード」欄、「パスワードの確認入力」欄にパスワードを入力して、「次へ」ボタンをクリック 以降、トークンの場所やパスワード・ユーザーの選択などの手順に従う。 この作業後「メールの暗号化」「EFS」「PSD」機能の設定は、個別のユーザーによって行われる必要があります。 また、プラットフォームの復元を行う場合は、「所有者」で行ってください。 ここでいう「所有者」とは、アプリケーションインストール後プラットフォームの初期化を行ったユーザーを指します。 ローカルユーザーやドメインユーザーの場合でも、「所有者」でユーザーを指定して復元を行ってください。 復元に必要な情報とファイル セキュリティ機能の復元には、次の情報とファイルが必要になります。 ◆セキュリティチップの内容の復元に必要な情報・ファイル 所有者パスワード 緊急時復元用バックアップ アーカイブ セキュリティチップの内部情報やユーザー固有情報の一部を含む、重要なファイルです。 緊急時復元用バックアップ アーカイブは、Infineon Security Platform 初期化ウィザードまたはInfineon Security Platform 設定ツールで設定した内容に従って、自動で作成されます。 復元用トークン Infineon Security Platform 初期化ウィザードで作成した復元用トークンのファイルです。 復元用トークンのパスワード Infineon Security Platform 初期化ウィザードで設定した復元トークンを使用するために必要なパスワードです。 ◆ユーザー環境の復元に必要な情報・ファイル 基本ユーザー パスワード PSD バックアップ アーカイブ Personal Secure Driveの内容を復元する場合は、Personal Secure Driveのバックアップファイルが必要です。Personal Secure Driveのバックアップファイルは、Infineon Security Platform 設定ツールの「バックアップ」タブで作成できます。 Outlook Express 6で電子メールの暗号化を使用している場合、ハードディスク故障時に受信済みの自分宛の暗号メールも復号できる環境に復元するには、Outlook Express 6のデータのバックアップも必要になります。 Outlook Express 6のデータのバックアップ 復元に必要なファイルのうち、Personal Secure DriveのバックアップファイルとOutlook Express 6のデータのバックアップを除くファイルの保存に必要な容量は大きくても数10KB程度です。 Personal Secure Driveのバックアップファイルの容量は、Personal Secure Driveに設定した容量により異なります。 Outlook Express 6のデータのバックアップは、環境にもよりますが数10MBから数100MBの容量が必要になる場合があります。 復元に必要な情報の確認とファイルのバックアップ ここでは、セキュリティ機能の復元に必要な情報の確認とファイルのバックアップを行います。 ◆設定、作成済みの情報、ファイルの確認 Infineon Security Platform 初期化ウィザードで設定済み、または作成済みのファイル 「復元に必要な情報とファイル」で説明した情報・ファイルのうち、次のものは、Infineon Security Platform 初期化ウィザードで設定済み、または作成済みのものです。 所有者パスワード 復元用トークン 復元用トークンのパスワード 基本ユーザー パスワード それぞれのパスワードは復元作業の際に入力が必要になる場面があります。 復元用トークンについては、復元用トークンのファイルを保存したフロッピーディスクなどの外部メディアを用意しておいてください。Security Platform初期化時にハードディスク上に作成した場合は、外部メディアにコピーしておくことをおすすめします。 設定により自動で作成されるファイル 次のファイルはInfineon Security Platform 初期化ウィザードまたはInfineon Security Platform 設定ツールで設定した内容に従って自動的に作成されます。 緊急復元用バックアップ アーカイブ 自動で作成する設定にしていない場合は、Infineon Security Platform 設定ツールで設定を変更し、自動的に作成するように設定することをおすすめします。 Infineon Security Platform 設定ツールで作成するファイル 次のファイルはInfineon Security Platform 設定ツールで作成します。 PSD バックアップ アーカイブ PSD バックアップ アーカイブの作成 Infineon Security Platform設定ツールのオンラインヘルプ ◆Outlook Express 6のデータのバックアップ Outlook Express 6のデータのバックアップは次のように行います。 メールデータのバックアップ Outlook Express 6のメールデータ保管場所にあるファイルをバックアップします。 メール保管場所については、次の手順で確認できます。 Outlook Express 6を起動する 「ツール」→「オプション」をクリック 「メンテナンス」タブをクリックし、「保存フォルダ」をクリック メールデータの保管場所が表示されます。 アドレス帳のバックアップ アドレス帳のバックアップは、Outlook Express 6のエクスポート機能を使用します。 Outlook Express 6を起動し、「ファイル」→「エクスポート」→「アドレス帳」をクリックしてエクスポートを行ってください。 セキュリティチップ故障時の復元方法 復元を行う前に、「セキュリティチップ機能を利用する準備」と「セキュリティチップ ユーティリティのインストール」の「セキュリティチップ ユーティリティのインストール」までの手順を行い、セキュリティチップ ユーティリティのインストールを完了させてください。 完了したら「Security Platformの初期化」は行わず、Security Platformの復元を行ってください。 Security Platformの復元 Infineon Security Platform設定ツールのオンラインヘルプ ハードディスク故障時の復元方法 Windows上にアカウントを作成してください。 Outlook Express 6の環境を復元する場合は、Outlook Express 6の設定を行い、設定完了後バックアップしていたメールデータをOutlook Express 6のメールデータ保管場所に上書きしてください。またエクスポートしていたアドレス帳をインポートしてください。 Windowsのアカウントの設定とOutlook Express 6のデータの上書きが完了したら、「セキュリティチップ機能を利用する準備」と「セキュリティチップ ユーティリティのインストール」の「セキュリティチップ ユーティリティのインストール」までの手順を行い、セキュリティチップ ユーティリティのインストールを完了させてください。 完了したら「Security Platformの初期化」は行わず、Security Platformの復元を行ってください。 Security Platformの復元 Infineon Security Platform設定ツールのオンラインヘルプ ◆Outlook Express 6の環境の復元 ハードディスク故障のために本機を再セットアップした場合、Outlook Express 6の環境を復元するには、再起動後に次の手順を行ってください。 Outlook Express 6を起動する 「ツール」→「アカウント」をクリックし、「メール」タブをクリック 復元するアカウントを選択し、「プロパティ」ボタンをクリック 「セキュリティ」タブをクリックし、「署名の証明書」の「選択」ボタンをクリック リストから証明書を選択し、「OK」ボタンをクリック 「暗号化の設定」の「選択」ボタンをクリック リストから証明書を選択し、「OK」ボタンをクリック 「OK」ボタンをクリック これでOutlook Express 6のデータの復元は完了です。 手動バックアップファイルからの復元方法 ここで説明している手動バックアップファイルからの復元方法とは、「Infineon Security Platform設定ツール」の「バックアップ」タブからの復元方法を指しています。 ◆復元手順 「Infineon Security Platform設定ツール」を起動する 「バックアップ」タブをクリックし、「復元」ボタンをクリック 「Infineon Security Platform バックアップ ウィザード」が表示されます。 「参照」ボタンをクリックし、復元するバックアップファイル「SpBackupArchive.xml」を指定して、「開く」ボタンをクリック 「Infineon Security Platform設定ツール」の画面で「システムのバックアップあるいは手動のバックアップから復元してください。」と表示されている箇所がありますが、ここでは、手動バックアップファイルの「SpBackupArchive.xml」を指定してください。別のバックアップファイルを指定した場合、復元が失敗する可能性があります。 「次へ」ボタンをクリック 「所有者の設定」画面が表示されます。 「パスワード」欄と「パスワードの確認入力」欄に所有者パスワードを入力して、「次へ」ボタンをクリック 「トークンの選択」画面が表示されます。 「参照」ボタンをクリックし、緊急時復元用トークン「SPEmRecToken.xml」を指定して、「開く」ボタンをクリック 「パスワード」欄に復元用トークンのパスワードを入力して、「次へ」ボタンをクリック 「バックアップ アーカイブからのユーザー」欄で現在のユーザーアカウントに対して復元するユーザーを選択して、「次へ」ボタンをクリック コンピュータの別のユーザーアカウントに対する追加ユーザーを復元する場合は、「ユーザー名」欄に表示されているユーザーアカウントに対して、復元する追加ユーザーを「バックアップ アーカイブ内のユーザー」欄で選択してください。 「パスワード」欄に基本ユーザー パスワードを入力して、「次へ」ボタンをクリック 確認のメッセージが表示されるので、内容を確認し「OK」ボタンをクリック 「サマリー」画面が表示されるので、内容を確認し「次へ」ボタンをクリック 「ウィザードが正常に終了しました。」と表示されたら「完了」ボタンをクリック これで復元は完了です。 Security Platformの復元 Infineon Security Platform設定ツールのオンラインヘルプ Trusted Platform Moduleのバージョンによる機能差分について ここではTrusted Platform Moduleのバージョンにより異なる機能について説明しています。 なお、Trusted Platform Moduleのバージョンは、セキュリティチップ ユーティリティの「全般」タブで確認できます。 セキュリティチップの一時無効化(バージョン1.1の場合のみサポート) セキュリティチップ ユーティリティから、セキュリティチップを一時的に無効にすることができます。 セキュリティチップの一時無効化は、Trusted Platform Moduleのバージョンが1.1の場合のみサポートされています。Trusted Platform Moduleのバージョンが1.2の場合はサポートされていません。 ◆セキュリティチップを一時的に無効にする セキュリティチップを一時的に無効にするには、通知領域の を右クリックし、表示されたメニューから「次回システムを起動するまで、Security Platform を一時的に無効にする」をクリックします。 通知領域のアイコンが になり、本機を再起動するまで、セキュリティチップが無効になります。 ◆セキュリティチップの一時的無効を解除する セキュリティチップの一時無効化を解除する場合は、本機を再起動してください。 通知領域の を右クリックし、表示されたメニューから「Security Platform を有効にする」をクリックした場合、再起動の確認メッセージが表示されます。「はい」をクリックして本機を再起動してください。 辞書攻撃防御機能(バージョン1.2の場合のみサポート) 辞書攻撃防御機能は、Trusted Platform Moduleのバージョンが1.2の場合のみサポートされています。Trusted Platform Moduleのバージョンが1.1の場合はサポートされていません。 パスワードで保護されたセキュリティを破るために用いられる「辞書攻撃」という手法から、本機を防御するための機能です。 各種パスワードの入力時に、所有者パスワードの場合は3回、ユーザーパスワードの場合は5回、誤ったパスワードを入力すると、一時的にパスワードの入力ができなくなります。 再度、パスワードの入力を行うには、本機の再起動と一定時間の経過が必要です。 なお、再度、パスワードの入力が可能になるまでの時間は、誤入力の回数によって決定され、誤入力の回数が多ければ多いほど、入力可能になるまでの時間も長くなります。 辞書攻撃防御、辞書攻撃防御機能 Infineon Security Platform設定ツールのオンラインヘルプ その他の注意事項 本機を修理に出す前の準備 本機の故障などの理由で修理に出される場合、必ずBIOSセットアップユーティリティのスーパバイザパスワード、およびユーザパスワードを解除し、情報の漏洩防止のため、セキュリティチップの初期化を行ってください。 また、修理後にSecurity Platformの設定を復元するために、「所有者パスワード」と「復元用トークン」を紛失しない様に保管してください。 修理後にセキュリティチップ ユーティリティを起動し、「バックアップ」タブでSecurity Platformの設定を復元してください。 セキュリティチップの初期化手順については、「困ったときのQ&A」の「パスワードを忘れてしまった」をご覧ください。 Security Platformの復元には、「所有者パスワード」と「復元用トークン」が必要になります。
セキュリティチップ ユーティリティの使い方 セキュリティチップ ユーティリティを使うと、本機のセキュリティチップ機能で利用できる、ファイルやフォルダの暗号化(EFS)機能や、Personal Secure Drive(PSD)を利用するユーザーの管理や暗号キー、証明書の発行や移行、復元などができます。 ここでは、セキュリティチップ ユーティリティの基本的な使い方について説明します。 セキュリティチップ ユーティリィティの起動 セキュリティチップ ユーティリティは、次の手順で起動できます。 「スタート」メニューから起動する場合 「スタート」ボタン→「すべてのプログラム」→「Infineon Security Platform ソリューション」→「Security Platform の管理」をクリック 「Infineon Security Platform 設定ツール」ウィンドウが表示されます。 通知領域(タスクトレイ)から起動する場合 通知領域の を右クリックし、表示されたメニューから「Security Platform を管理する」を選択してクリック 「Infineon Security Platform 設定ツール」ウィンドウが表示されます。 「コントロールパネル」から起動する場合 「スタート」ボタン→「コントロール パネル」をクリックし、「セキュリティセンター」をクリック 「セキュリティの設定の管理」の「Infineon Security Platform」を選択してクリック 「Infineon Security Platform 設定ツール」ウィンドウが表示されます。 「Infineon Security Platform 設定ツール」ウィンドウ右下の「ヘルプ」ボタンをクリックすると、表示されているタブごとに設定できる機能や、関連した機能について説明しているオンラインヘルプが起動します。 それぞれのタブにあるボタンや機能について詳しくは、オンラインヘルプをご覧ください。 ◆「全般」タブ セキュリティチップの状態や、Infineon Security Platform 設定ツールのバージョンや設定内容を確認することができます。 ◆「ユーザー設定」タブ 基本ユーザーのパスワード変更や、Security Platformの機能を設定できます。 ◆「バックアップ」タブ Security Platformで設定した暗号キーや、証明書のバックアップや復元を行うことができます。 ◆「移行」タブ Infineon Security Platform 設定ツールで設定した暗号キーや証明書を、他のセキュリティチップ搭載コンピュータでも利用できるように移行や認証をすることができます。 暗号キーや証明書の移行ができるのは、Windows XP Professionalをインストールしたコンピュータ同士のみです。 ◆「パスワードリセット」タブ 各ユーザーのパスワードリセットトークンの作成や、パスワードのリセットを行うことができます。 ◆「アドバンス」タブ Infineon Security Platform 設定ツールの所有者パスワードの変更や、各機能の設定の変更ができます。また、各ユーザーごとのセキュリティポリシーの設定を変更することができます。 利用するユーザーごとにセキュリティポリシーを設定することで、利用可能な機能や設定を制限できます。 「アドバンス」タブの項目は、所有者(管理者)以外のユーザーは設定することができません。 ◆パスワードのリセット 例として、管理者に「Administrator」、一般ユーザーに「User1」がセットアップされているとします。 「Administrator」としてログオンする 「Infineon Security Platform設定ツール」を起動する 「パスワードリセット」タブを選択し、「基本ユーザーパスワードのリセット」-「管理タスク」にある「準備」ボタンをクリック 「Infineon Security Platformパスワードリセットウィザード」が起動します。 パスワードをリセットするユーザーを選択する 「User1」を選択します。 「次へ」ボタンをクリック 「リセットトークンの場所」欄にファイルを指定し、「パスワード」欄にこのファイルへのパスワードを入力する 「次へ」ボタンをクリック リセット承認コードとチェックサムが表示されます。 リセット承認コードおよびチェックサムをメモする、または「ファイルに保存」ボタンでファイルに保存する デフォルト名は「SPPwdResetCode.xml」となります。 「次へ」ボタンをクリック 「完了」ボタンをクリック ウィザードが終了します。 「OK」ボタンをクリック 管理者のタスクを終了します 「User1」としてログオンする 「Infineon Security Platform設定ツール」を起動する 「パスワードリセット」タブを選択し、「基本ユーザーパスワードのリセット」-「ユーザータスク」にある「リセット」ボタンをクリック 「Infineon Security Platformパスワードリセットウィザード」が起動します 「個人シークレット」欄にファイルを指定し、「リセット承認コード」に管理者から渡されたコードを直接入力する、または、「ファイルから取得」をクリックして、8で管理者が作成したファイルを指定して入力する 「次へ」ボタンをクリック 新しいパスワードを「パスワード」欄と「パスワードの確認入力」欄に入力し、「次へ」ボタンをクリック 「設定を確認してください」と表示されます。 「次へ」ボタンをクリック 基本ユーザーパスワードがリセットされます。 「完了」ボタンをクリック ウィザードが終了します。 「OK」ボタンをクリック 管理者ユーザーのパスワードリセット機能はサポートしておりません。 「リセット認証コード」の入力は半角で行ってください。全角での入力はサポートしておりません。 利用できるセキュリティ機能 本機に搭載されているセキュリティチップとセキュリティチップ ユーティリティでは、次のセキュリティ機能を利用することができます。 電子メールの保護機能 Outlook ExpressやOutlookなどの電子メールソフトで、送受信されるメールを暗号化して保護したり、電子証明書を添付して安全な電子メールのやりとりをする機能です。 電子メールの保護機能について詳しくは、ヘルプをご覧ください。 電子メールの保護機能について Infineon Security Platform設定ツールのオンラインヘルプ ファイルとフォルダの暗号化(EFS)機能 指定したファイルやフォルダを、AESやRSAなどのアルゴリズムを用いた高度な技術で暗号化する機能です。 暗号化したファイルやフォルダは、Infineon Security Platform設定ツールで認証されたユーザー以外は読み書きできなくなるので、第三者にファイルを盗み見られたり、改ざんされることがなく、機密性と安全性が確保されます。 ファイルやフォルダの暗号化は、次の手順で設定できます。 暗号化したいファイルやフォルダを選択して「ファイル」メニューをクリックし、「プロパティ」をクリック 「全般」タブをクリックし、「詳細設定」ボタンをクリック 「内容を暗号化してデータをセキュリティで保護する」にチェックを付ける 暗号化したファイルやフォルダに暗号化マークが表示されます。 FAT32でフォーマットされたドライブでは、ファイルやフォルダの暗号化はできません。 ◆暗号化したファイルをロックする EFS機能を利用してファイルやフォルダを暗号化している場合でも、一度パスワードを入力して認証を行うと、以後は暗号化したファイルにアクセスが可能になります。 再度、暗号化したファイルやフォルダをロックするには次の方法があります。 本機の電源を切る 本機を再起動する Windowsからログアウトする EFSからログアウトする EFSからのログアウトの機能は、本機の再起動やWindowsからのログアウトをせず、一時的に別の人に本機を使用させる際に、暗号化したファイルやフォルダへのアクセスを制限するのに有効です。 EFSからのログアウトは次の手順で行います。 通知領域の を右クリックし、表示されたメニューから「暗号化ファイルシステム(EFS)からログアウトする」をクリック Personal Secure Drive(PSD)機能 Personal Secure Drive(PSD)機能とは、ハードディスクの一部に暗号化された仮想ドライブを作成して重要なデータを保護する機能のことです。ファイルやフォルダをPersonal Secure Driveに保存すると、自動的にデータが暗号化されます。 Personal Secure Driveは、Infineon Security Platform設定ツールで認証されたユーザーが使用する場合、データの暗号化と解除が自動的に行われるので、暗号化や暗号化の解除を意識することなく利用できます。 また、Personal Secure Driveは作成したユーザー以外には、ドライブ自体が見えなくなるため、第三者にアクセスされることがありません。 Personal Secure Drive(PSD)機能は、保護したいファイルやフォルダをPersonal Secure Driveとして設定したドライブに移動、またはコピーすることで、自動的に暗号化され、パスワードを入力していないユーザーからはアクセスできなくなります。 Infineon Security Platform 設定ツールでPersonal Secure Drive機能を利用する設定にしていない場合は、「Security Platformユーザーの初期化」をご覧になり、Personal Secure Driveの設定を行ってください。 ◆Personal Secure Drive のロード Personal Secure Drive(PSD)をロードする方法は、必要なときにロードする方法とログオン時にロードする方法があります。 次にそれぞれのロード方法を説明します。 必要なときにロードする 次の手順に従って、PSDをロードします。 通知領域の を右クリックし、表示されたメニューから「Personal Secure Dirve」→「ロードする」をクリック 「Infineon Security Platform ユーザー認証」画面が表示されます。 「基本ユーザーパスワード」欄にパスワードを入力して、「OK」ボタンをクリック PSDがロードされます。 ログオン時にロードする 通知領域の を右クリックし、表示されたメニューから「Personal Secure Dirve」→「ログオン時にロードする」を選択 次回ログオン時にPSDがロードされます。 ログオンからPSDをロードするまでの手順は次の通りです。 ログオンする 「Personal Secure Drive」画面が表示された場合は、「OK」ボタンをクリック 「Infineon Security Platform ユーザー認証」画面が表示されます。 「基本ユーザーパスワード」欄にパスワードを入力して、「OK」ボタンをクリック PSDがロードされます。 セキュリティ機能のバックアップと復元 セキュリティチップやハードディスクが故障した場合に、修理後、セキュリティ機能を故障前の状態に復元するためには、あらかじめ必要なデータ、ファイルのバックアップと情報の確認が必要です。 復元を行うには、復元作業時に必要なファイルにアクセスできる環境が必要です。 ハードディスクの故障などにより、復元に必要なファイルを破損、消去した場合や、復元作業時にアクセスできないメディアに保存されている場合は復元は行えませんのでご注意ください。復元に必要なファイルは、フロッピーディスクやUSBメモリなどアクセスが容易な外部メディアに保存しておくことをおすすめします。 セキュリティソリューションを使用している場合は、セキュリティソリューションによって手順が異なる場合があります。必ず、セキュリティソリューションのヘルプやマニュアルをご確認ください。 セットアップ後に「自動バックアップを今すぐ起動」にチェックが付いていることを確認し、バックアップファイルを作成してください。 ファイル名:SPSystemBackup.xml このファイルおよび、同時に作成される「SPSystemBackup」フォルダ内のファイル「SPSystemBackupConfig.xml」、「SPSystemBackupData.xml」は「復元」処理に必要不可欠のファイルです。 アーカイブファイル、バックアップファイルなどに関する注意事項 セキュリティチップのバックアップを実行することにより、「アーカイブファイル」「バックアップファイル」「復元用トークン」などのファイルが作成されます。これらのファイルは、ハードウェアの故障やハードディスクの故障などが発生した場合にセキュリティチップに格納されているユーザキーや証明書などの復旧に利用します。そのため、これらのファイルを暗号化した場合、緊急時の復元ができなくなりますので、暗号化しないでください。 なお、バックアップファイルや復元トークンなどのファイルは、バックアップ用のデータですので、サーバやリムーバブルメディアへの保存を強く推奨します。 下記のファイルの詳細に関しては、セキュリティチップユーティリティのヘルプをご覧ください。 【自動バックアップファイル】 ファイル名:SPSystemBackup.xml 【自動バックアップデータ格納フォルダ】 フォルダ名:SPSystemBackup (自動バックアップファイル(SPSystemBackup.xml)が作成されるフォルダに、サブフォルダとして作成されます) 【復元用トークン】 ファイル名:SPEmRecToken.xml 【パスワードリセットトークン】 ファイル名:SPPwdResetToken.xml 【パスワードリセットシークレットファイル】 ファイル名:SPPwdResetSecret.xml 【キーと証明書用バックアップ】 ファイル名:SpBackupArchive.xml 【PSDバックアップ】 ファイル名:SpPSDBackup.fsb バックアップと復元について Infineon Security Platform設定ツールのオンラインヘルプ セキュリティソリューション使用時のバックアップと復元について セキュリティソリューションのマニュアルやヘルプ 復元時のユーザー選択に関する注意事項 本機を複数のユーザーで利用している場合、復元処理実行中の「ユーザーの選択」で、セキュリティチップを利用しているユーザーをすべて選択し、復元を行う必要があります。 復元作業は必ず「Security Platformの所有者」が行ってください。 Infineon Security Platform バックアップウィザードで「ユーザーの選択」画面の表示時、本機にユーザーアカウントが設定されているユーザーに対して、バックアップアーカイブ内の対応するユーザーを選択する必要があります。 ◆本機をドメインに接続した状態で運用している場合の注意 本機をドメインに接続した状態で運用している場合は、ドメインへの接続が可能な状態で復元作業を行ってください。 ネットワークに接続されていないなどドメインへの接続ができない状態で、ローカルの管理者でログオンして復元作業を行うと、「現在のユーザー」や「ユーザー名」にドメインのユーザーが表示されない場合があります。 その場合は、復元作業をキャンセルしドメインへの接続が可能な状態にしてください。 その後で、再度復元作業を開始し、ドメインのユーザー名が表示されることを確認してから、復元作業を継続してください。 ドメインのユーザーが表示されない状態のまま、復元作業を継続すると、ドメインのユーザーのセキュリティチップの設定が失われ、問題が発生します。 ◆各ユーザーの復元 本機に複数のユーザーアカウントが設定されている場合、復元後、それぞれのユーザーでの初回ログオン時に「基本ユーザーキーがロードできません」と表示されます。 その場合は、指示にしたがって「Security Platform機能の復元」を行ってください。 設定項目は、ログオンしているユーザーの基本ユーザーパスワードの入力が促されるだけです。 この手順は、本機を利用している、それぞれのユーザーでログオンして行ってください。 通常時、OS再インストール時及びユーティリティ再セットアップ時の復元手順 OSの再インストール時及びTPMドライバやユーティリティの再インストール時にトラブルが発生した場合、重要なデータの紛失につながります。 OSの再インストール及びTPMドライバやユーティリティの再インストールを行う場合は、セキュリティチップの初期化を行い、バックアップファイルから「復元」処理をすることを強く推奨します。 セキュリティチップの初期化手順については、「困ったときのQ&A」の「パスワードを忘れてしまった」をご覧ください。 Infineon Security Platform 初期化ウィザードを起動する 「バックアップアーカイブからSecurity Platformを復元する」を選択する 「復元するバックアップ データのあるファイルを指定する」に、復元するバックアップファイルとして“SPSystemBackup.xml”を指定して「次へ」ボタンをクリック 「パスワード」欄、「パスワードの確認入力」欄にパスワードを入力して、「次へ」ボタンをクリック 以降、トークンの場所やパスワード・ユーザーの選択などの手順に従う。 この作業後「メールの暗号化」「EFS」「PSD」機能の設定は、個別のユーザーによって行われる必要があります。 また、プラットフォームの復元を行う場合は、「所有者」で行ってください。 ここでいう「所有者」とは、アプリケーションインストール後プラットフォームの初期化を行ったユーザーを指します。 ローカルユーザーやドメインユーザーの場合でも、「所有者」でユーザーを指定して復元を行ってください。 復元に必要な情報とファイル セキュリティ機能の復元には、次の情報とファイルが必要になります。 ◆セキュリティチップの内容の復元に必要な情報・ファイル 所有者パスワード 緊急時復元用バックアップ アーカイブ セキュリティチップの内部情報やユーザー固有情報の一部を含む、重要なファイルです。 緊急時復元用バックアップ アーカイブは、Infineon Security Platform 初期化ウィザードまたはInfineon Security Platform 設定ツールで設定した内容に従って、自動で作成されます。 復元用トークン Infineon Security Platform 初期化ウィザードで作成した復元用トークンのファイルです。 復元用トークンのパスワード Infineon Security Platform 初期化ウィザードで設定した復元トークンを使用するために必要なパスワードです。 ◆ユーザー環境の復元に必要な情報・ファイル 基本ユーザー パスワード PSD バックアップ アーカイブ Personal Secure Driveの内容を復元する場合は、Personal Secure Driveのバックアップファイルが必要です。Personal Secure Driveのバックアップファイルは、Infineon Security Platform 設定ツールの「バックアップ」タブで作成できます。 Outlook Express 6で電子メールの暗号化を使用している場合、ハードディスク故障時に受信済みの自分宛の暗号メールも復号できる環境に復元するには、Outlook Express 6のデータのバックアップも必要になります。 Outlook Express 6のデータのバックアップ 復元に必要なファイルのうち、Personal Secure DriveのバックアップファイルとOutlook Express 6のデータのバックアップを除くファイルの保存に必要な容量は大きくても数10KB程度です。 Personal Secure Driveのバックアップファイルの容量は、Personal Secure Driveに設定した容量により異なります。 Outlook Express 6のデータのバックアップは、環境にもよりますが数10MBから数100MBの容量が必要になる場合があります。 復元に必要な情報の確認とファイルのバックアップ ここでは、セキュリティ機能の復元に必要な情報の確認とファイルのバックアップを行います。 ◆設定、作成済みの情報、ファイルの確認 Infineon Security Platform 初期化ウィザードで設定済み、または作成済みのファイル 「復元に必要な情報とファイル」で説明した情報・ファイルのうち、次のものは、Infineon Security Platform 初期化ウィザードで設定済み、または作成済みのものです。 所有者パスワード 復元用トークン 復元用トークンのパスワード 基本ユーザー パスワード それぞれのパスワードは復元作業の際に入力が必要になる場面があります。 復元用トークンについては、復元用トークンのファイルを保存したフロッピーディスクなどの外部メディアを用意しておいてください。Security Platform初期化時にハードディスク上に作成した場合は、外部メディアにコピーしておくことをおすすめします。 設定により自動で作成されるファイル 次のファイルはInfineon Security Platform 初期化ウィザードまたはInfineon Security Platform 設定ツールで設定した内容に従って自動的に作成されます。 緊急復元用バックアップ アーカイブ 自動で作成する設定にしていない場合は、Infineon Security Platform 設定ツールで設定を変更し、自動的に作成するように設定することをおすすめします。 Infineon Security Platform 設定ツールで作成するファイル 次のファイルはInfineon Security Platform 設定ツールで作成します。 PSD バックアップ アーカイブ PSD バックアップ アーカイブの作成 Infineon Security Platform設定ツールのオンラインヘルプ ◆Outlook Express 6のデータのバックアップ Outlook Express 6のデータのバックアップは次のように行います。 メールデータのバックアップ Outlook Express 6のメールデータ保管場所にあるファイルをバックアップします。 メール保管場所については、次の手順で確認できます。 Outlook Express 6を起動する 「ツール」→「オプション」をクリック 「メンテナンス」タブをクリックし、「保存フォルダ」をクリック メールデータの保管場所が表示されます。 アドレス帳のバックアップ アドレス帳のバックアップは、Outlook Express 6のエクスポート機能を使用します。 Outlook Express 6を起動し、「ファイル」→「エクスポート」→「アドレス帳」をクリックしてエクスポートを行ってください。 セキュリティチップ故障時の復元方法 復元を行う前に、「セキュリティチップ機能を利用する準備」と「セキュリティチップ ユーティリティのインストール」の「セキュリティチップ ユーティリティのインストール」までの手順を行い、セキュリティチップ ユーティリティのインストールを完了させてください。 完了したら「Security Platformの初期化」は行わず、Security Platformの復元を行ってください。 Security Platformの復元 Infineon Security Platform設定ツールのオンラインヘルプ ハードディスク故障時の復元方法 Windows上にアカウントを作成してください。 Outlook Express 6の環境を復元する場合は、Outlook Express 6の設定を行い、設定完了後バックアップしていたメールデータをOutlook Express 6のメールデータ保管場所に上書きしてください。またエクスポートしていたアドレス帳をインポートしてください。 Windowsのアカウントの設定とOutlook Express 6のデータの上書きが完了したら、「セキュリティチップ機能を利用する準備」と「セキュリティチップ ユーティリティのインストール」の「セキュリティチップ ユーティリティのインストール」までの手順を行い、セキュリティチップ ユーティリティのインストールを完了させてください。 完了したら「Security Platformの初期化」は行わず、Security Platformの復元を行ってください。 Security Platformの復元 Infineon Security Platform設定ツールのオンラインヘルプ ◆Outlook Express 6の環境の復元 ハードディスク故障のために本機を再セットアップした場合、Outlook Express 6の環境を復元するには、再起動後に次の手順を行ってください。 Outlook Express 6を起動する 「ツール」→「アカウント」をクリックし、「メール」タブをクリック 復元するアカウントを選択し、「プロパティ」ボタンをクリック 「セキュリティ」タブをクリックし、「署名の証明書」の「選択」ボタンをクリック リストから証明書を選択し、「OK」ボタンをクリック 「暗号化の設定」の「選択」ボタンをクリック リストから証明書を選択し、「OK」ボタンをクリック 「OK」ボタンをクリック これでOutlook Express 6のデータの復元は完了です。 手動バックアップファイルからの復元方法 ここで説明している手動バックアップファイルからの復元方法とは、「Infineon Security Platform設定ツール」の「バックアップ」タブからの復元方法を指しています。 ◆復元手順 「Infineon Security Platform設定ツール」を起動する 「バックアップ」タブをクリックし、「復元」ボタンをクリック 「Infineon Security Platform バックアップ ウィザード」が表示されます。 「参照」ボタンをクリックし、復元するバックアップファイル「SpBackupArchive.xml」を指定して、「開く」ボタンをクリック 「Infineon Security Platform設定ツール」の画面で「システムのバックアップあるいは手動のバックアップから復元してください。」と表示されている箇所がありますが、ここでは、手動バックアップファイルの「SpBackupArchive.xml」を指定してください。別のバックアップファイルを指定した場合、復元が失敗する可能性があります。 「次へ」ボタンをクリック 「所有者の設定」画面が表示されます。 「パスワード」欄と「パスワードの確認入力」欄に所有者パスワードを入力して、「次へ」ボタンをクリック 「トークンの選択」画面が表示されます。 「参照」ボタンをクリックし、緊急時復元用トークン「SPEmRecToken.xml」を指定して、「開く」ボタンをクリック 「パスワード」欄に復元用トークンのパスワードを入力して、「次へ」ボタンをクリック 「バックアップ アーカイブからのユーザー」欄で現在のユーザーアカウントに対して復元するユーザーを選択して、「次へ」ボタンをクリック コンピュータの別のユーザーアカウントに対する追加ユーザーを復元する場合は、「ユーザー名」欄に表示されているユーザーアカウントに対して、復元する追加ユーザーを「バックアップ アーカイブ内のユーザー」欄で選択してください。 「パスワード」欄に基本ユーザー パスワードを入力して、「次へ」ボタンをクリック 確認のメッセージが表示されるので、内容を確認し「OK」ボタンをクリック 「サマリー」画面が表示されるので、内容を確認し「次へ」ボタンをクリック 「ウィザードが正常に終了しました。」と表示されたら「完了」ボタンをクリック これで復元は完了です。 Security Platformの復元 Infineon Security Platform設定ツールのオンラインヘルプ Trusted Platform Moduleのバージョンによる機能差分について ここではTrusted Platform Moduleのバージョンにより異なる機能について説明しています。 なお、Trusted Platform Moduleのバージョンは、セキュリティチップ ユーティリティの「全般」タブで確認できます。 セキュリティチップの一時無効化(バージョン1.1の場合のみサポート) セキュリティチップ ユーティリティから、セキュリティチップを一時的に無効にすることができます。 セキュリティチップの一時無効化は、Trusted Platform Moduleのバージョンが1.1の場合のみサポートされています。Trusted Platform Moduleのバージョンが1.2の場合はサポートされていません。 ◆セキュリティチップを一時的に無効にする セキュリティチップを一時的に無効にするには、通知領域の を右クリックし、表示されたメニューから「次回システムを起動するまで、Security Platform を一時的に無効にする」をクリックします。 通知領域のアイコンが になり、本機を再起動するまで、セキュリティチップが無効になります。 ◆セキュリティチップの一時的無効を解除する セキュリティチップの一時無効化を解除する場合は、本機を再起動してください。 通知領域の を右クリックし、表示されたメニューから「Security Platform を有効にする」をクリックした場合、再起動の確認メッセージが表示されます。「はい」をクリックして本機を再起動してください。 辞書攻撃防御機能(バージョン1.2の場合のみサポート) 辞書攻撃防御機能は、Trusted Platform Moduleのバージョンが1.2の場合のみサポートされています。Trusted Platform Moduleのバージョンが1.1の場合はサポートされていません。 パスワードで保護されたセキュリティを破るために用いられる「辞書攻撃」という手法から、本機を防御するための機能です。 各種パスワードの入力時に、所有者パスワードの場合は3回、ユーザーパスワードの場合は5回、誤ったパスワードを入力すると、一時的にパスワードの入力ができなくなります。 再度、パスワードの入力を行うには、本機の再起動と一定時間の経過が必要です。 なお、再度、パスワードの入力が可能になるまでの時間は、誤入力の回数によって決定され、誤入力の回数が多ければ多いほど、入力可能になるまでの時間も長くなります。 辞書攻撃防御、辞書攻撃防御機能 Infineon Security Platform設定ツールのオンラインヘルプ その他の注意事項 本機を修理に出す前の準備 本機の故障などの理由で修理に出される場合、必ずBIOSセットアップユーティリティのスーパバイザパスワード、およびユーザパスワードを解除し、情報の漏洩防止のため、セキュリティチップの初期化を行ってください。 また、修理後にSecurity Platformの設定を復元するために、「所有者パスワード」と「復元用トークン」を紛失しない様に保管してください。 修理後にセキュリティチップ ユーティリティを起動し、「バックアップ」タブでSecurity Platformの設定を復元してください。 セキュリティチップの初期化手順については、「困ったときのQ&A」の「パスワードを忘れてしまった」をご覧ください。 Security Platformの復元には、「所有者パスワード」と「復元用トークン」が必要になります。セキュリティチップ ユーティリティの使い方
Standby Rescue Multi 概要 インストール前の注意 バックアップ前の注意 使用上の注意 削除 追加 概要 Standby Rescue Multiは、バックアップ&リカバリーユーティリティです。 Standby Rescue Multiは、2台のハードディスクを使用し、一方のハードディスクをバックアップ元(以後 カレント・ディスク)、 もう一方のハードディスクを待機ディスク(以後 スタンバイディスク)として使用します。 稼動中のシステムに障害が起きた際、スタンバイディスクからシステムを起動しシステムを復旧することが可能です。 機能の詳細や操作方法、制限事項、最新情報については、以下のそれぞれを参照してください。 ●機能の詳細や操作方法 Standby Rescue Multi V4.0 ユーザーガイド(「Standby Rescue Multi v4 CD-ROM」内の「Docs」→「SRM_UserGuide.pdf」をダブルクリック) ●注意事項や制限事項に関する情報 README(「スタート」ボタン→「すべてのプログラム」→「Standby Rescue Multi」→「README」をクリック) ●Standby Rescue Multiの最新情報 http://www.netjapan.co.jp/ ●システムの復旧方法 「メンテナンスと管理」の「システムの復旧」 ●再セットアップ前の注意事項 「メンテナンスと管理」の「再セットアップ前の注意事項」 添付の「Standby Rescue Multi V4.0 ユーザーガイド」を参照するには、「Adobe Reader」が必要です。 Standby Rescue Multiの追加を行う前に「Adobe Reader」を参照してインストールを行ってください。 お使いのモデルによってはStandby Rescue Multiは添付されていない場合があります。「便利な機能とアプリケーション」をご覧になり確認してください。 ◆起動方法 「スタート」ボタン→「すべてのプログラム」→「Standby Rescue Multi」→「Standby Rescue Multi マネージャ」をクリック Standby Rescue Multi マネージャの画面が表示されます。 ページの先頭へ▲ インストール前の注意 ◆ダイナミックディスクについて Standby Rescue Multiはダイナミックディスクには対応していません。 ◆「再セットアップ用DVD-ROM」の作成について 「再セットアップ用DVD-ROM」を作成する場合は、必ずStandby Rescue Multiのインストール前に行ってください。 ◆バックアップ可能なドライブの容量について Standby Rescue Multiでは使用しているドライブの容量によってバックアップできないことがあります。 バックアップ可能なドライブの容量は、次の通りです。 ファイルシステム バックアップ可能なドライブの容量 FAT16 約8MB 〜 約4GB FAT32 約33MB 〜 約32GB NTFS 約8MB 〜 約2TB NTFSのバックアップ可能なドライブの最大容量は約2TBとなっていますが、実際はセレクション可能な最大ドライブサイズとなります。 ページの先頭へ▲ バックアップ前の注意 ◆Always アップデートエージェントについて Always アップデートエージェントを使用することにより、Windows起動前にウイルスパターンファイルをアップデートすることができるため、従来と比べウイルス感染の危険性をより低減させることができます。 Always アップデートエージェントの追加方法については「アプリケーションCD-ROM」の「ALWAYSUA」フォルダの「Readme.pdf」をご覧ください。 お使いのモデルによってはAlways アップデートエージェントが添付されていない場合があります。 「便利な機能とアプリケーション」をご覧になり確認してください。 Always アップデートエージェントを使用する場合は、下記の手順でスタンバイディスクの構成を行ってください。 「スタート」ボタン→「すべてのプログラム」→「Standby Rescue Multi」→「Standby Rescue Multi マネージャ」をクリック 「操作」メニュー→「スタンバイディスクの構成」をクリック 「スタンバイディスクの構成」画面が表示されたら、「構成」ボタンをクリック 「スタンバイディスクの設定」画面が表示されたら、「OK」ボタンをクリック 「スタンバイディスクの構成」画面で「OK」ボタンをクリック 「次のディスクをフォーマットします」と表示されたら、「はい」ボタンをクリック 「次のアイテムのバックアップが実行されていません」と表示されたら、「はい」ボタンをクリック バックアップを行うため、しばらく時間がかかります。 バックアップ終了後、自動的に「タスクビューワ」画面が閉じます。 以上でスタンバイディスクの構成は終了です。 ページの先頭へ▲ 使用上の注意 ◆Personal Secure Drive(PSD)機能について セキュリティチップ搭載機種にてPSD機能をご利用の場合は、以下の点にご注意ください。 PSD機能の詳細については、『セキュリティチップ ユーティリティマニュアル』の「利用できるセキュリティ機能」をご覧ください。 PSDは、一般のドライブのように使用することができますが、実体は、使用しているコンピュータのローカルドライブに保存されている暗号化されたファイルです。 暗号化されたファイルは、以下のフォルダに保存されます。 <ドライブ名>は、PSD作成時にユーザーが指定したローカルドライブ、またはPSDのローカル ユーザー ポリシーによって定義されたドライブです。 "<ドライブ名>:\Security Platform\Personal Secure Drive\System Data" Standby Rescue Multiでは、PSD内のデータ(ファイル、またはフォルダ)の参照、または操作を行うことができません。 Standby Rescue Multiで、PSDの暗号化されたファイルのバックアップ、または復元を行う場合には以下の点にご注意ください。 複数のユーザーが作成したPSDの暗号化されたファイルが、同じローカルドライブに保存されている場合、 PSDの暗号化されたファイルが保存されているローカルドライブやフォルダごとバックアップ、または復元を行うと それらのユーザーのPSD内のデータもバックアップ、または復元されます。 Security Platformが有効な状態でPSDの暗号化されたファイルが保存されているローカルドライブやフォルダの 復元を行うと、エラーが発生し、復元することができません。 PSDの暗号化されたファイルが保存されているローカルドライブやフォルダの復元を行う場合には、Security Platformを一時的に無効にしてください。 PSD内のデータを更新しても「カレント/スタンバイ ファイル比較」画面でPSDの暗号化されたファイルが保存されている ローカルドライブやフォルダの状態が変化しない場合があります。 その場合は、本機をログオフ、または再起動してください。 ◆スタンバイディスクの設定について スタンバイディスクとして構成するHDD上にドライブ文字の割り当てられたボリュームが作成されていると「構成」ボタンをクリックできない場合があります。 構成するHDD上のボリュームを全て削除してから「スタンバイディスクの構成」ウィンドウを起動してください。 なお、ボリュームを削除する際にはボリュームに保存されているデータをバックアップを行ってください。 ◆スタンバイディスクの構成について 「スタンバイディスクの構成」を開始したら、中断しないでください。 やむを得ず中断した場合、「スタンバイディスクの構成」は正常に完了できません。 再度「スタンバイディスクの構成」を行ってください。 (*)中断時に「タスクを開始することができませんでした」と表示される場合があります。 このメッセージが表示された場合は、「OK」ボタンをクリックし、再度「スタンバイディスクの構成」を行ってください。 ◆スケジュールの編集について スケジュールの編集を行う場合は管理者権限であるユーザーのユーザ名とパスワードの確認をしてからスケジュールの編集を行ってください。 誤ったユーザー名またはパスワードを入力してスケジュールの編集を行うとスケジュールの削除を促すメッセージが表示される場合があります。 スケジュールの削除を促すメッセージが表示されたら、「いいえ」ボタンをクリックし、ユーザー名の確認、およびパスワードを再入力してください。 ◆Windows エラー コード 87について バックアップ完了後に記載されるStandby Rescue Multi ログの詳細に「Windows エラー コード 87」が記載される場合がありますが動作に影響はありません。 ◆除外リストについて 選択したアイテムを除外リストへ登録します。 除外リストに登録されたアイテムはバックアップが実行されてもスタンバイディスクへコピーされません。 一度スタンバイディスクにバックアップしたアイテムを除外リストに登録すると次回バックアップ時にスタンバイディスク上から削除されます。 ◆サービスを停止させるには・・ Standby Rescue Multiの削除を行う前にStandby Rescue Multiのサービスを停止させる必要があります。 次の手順に従ってサービスを停止させてからStandby Rescue Multiを削除してください。 Windowsを起動する 「スタート」ボタン→「コントロールパネル」をクリック 「システムとメンテナンス」をクリックし、「管理ツール」をクリック 「サービス」をダブルクリック 「Standby Rescue Multi Service」をダブルクリック 「全般」タブをクリック 「スタートアップの種類」を「無効」に変更し、「OK」ボタンをクリック 「サービス」画面右隅のボタンをクリック Windowsを再起動する サービスを再開するには、上記手順7で「スタートアップの種類」を「自動」に変更してください。 Windowsの再起動後、サービスが開始されます。 以上でStandby Rescue Multiのサービスの停止は終了です。 ページの先頭へ▲ 削除 ◆Standby Rescue Multiの削除 Standby Rescue Multiの削除を行う前にStandby Rescue Multiのサービスを停止させる必要があります。 「 ◆サービスを停止させるには・・」を実行してから削除を行ってください。 Windowsを起動する 「スタート」ボタン→「コントロールパネル」をクリック 「プログラム」にある「プログラムのアンインストール」をクリック 「Standby Rescue Multi」を選択し、「アンインストール」ボタンをクリック 「Standby Rescue Multi をアンインストールしますか?」と表示されたら、「はい」ボタンをクリック アンインストールが始まります。 アンインストールが完了したら、Windowsを再起動する 以上でStandby Rescue Multiの削除は終了です。 ページの先頭へ▲ 追加 ◆Standby Rescue Multiの追加 このアプリケーションは、アプリケーション専用のCD-ROMを使用するため電子マニュアルを表示しながら追加することはできません。 「_manual」フォルダをハードディスクにコピー、またはこのページを印刷してご覧ください。 Windowsを起動する 「Standby Rescue Multi v4 CD-ROM」をBD/DVD/CDドライブにセットする 「Standby Rescue Multi - セットアップウィザード」画面が表示されない場合は、「スタート」ボタン→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「ファイル名を指定して実行」をクリックし、「名前」に 「<BD/DVD/CDドライブ名>:\SETUP.EXE」と入力し、「OK」ボタンをクリックしてください。 これ以降の操作は画面の指示に従ってください。 「ユーザ情報」と表示されたら、ユーザー名、所属、アクティベーションキーを入力してください。 アクティベーションキーは添付されている「Standby Rescue Multi アクティベーションキー案内」に記載されています。 「Standby Rescue Multi セットアップウィザードが完了しました」と表示されたら、「Standby Rescue Multiを起動します」のチェックを外し、「完了」ボタンをクリック Windowsを再起動する 以上でStandby Rescue Multiの追加は終了です。 ページの先頭へ▲
トラブルが起きる前に この章にはトラブルを解決に導くヒントとなる「トラブル解消法」と、お問い合わせのための「トラブルチェックシート」があります。万一、本機が起動しなくなってしまったときのために、あらかじめ「トラブル解決Q&A」と「トラブルチェックシート」を印刷しておくと便利です。 ただし、この「トラブル解決Q&A」を印刷しても、「トラブルチェックシート」は印刷されません。これは、トラブルチェックシートをFAXで送付しやすいよう、単独で印刷できるようになっているためです。 印刷するには、「トラブルチェックシート」を選択して開き、シートのあるフレームを選択して印刷してください。 トラブルが起きたとき このマニュアルには多くのトラブル解消法が掲載されています。トラブルが起きたら、まずこのマニュアルを手がかりに次の手順で解決法を見つけてください。 トラブルが起きたら、このマニュアルをご覧ください トラブルを解決するには(ヒント) パソコンは、さまざまなアプリケーションや周辺機器を組み合わせて使うので、予期しないトラブルが発生することがあります。 トラブルをうまく解決するためには、いくつかのポイントがあります。 ●落ちついて対処する あわてて、電源を切ったり、マウスで何度もクリックしたりしないでください。 パソコンが反応していない(フリーズした)ように見えても、アプリケーションなどの処理に時間がかかっているだけのこともあります。 その場合は処理が終わるまでしばらくお待ちください。 ●メッセージが表示されているときは書きとめる 数字や英語など、意味がわからないものも解決の糸口になることがありますので、紙に書きとめてください。 ●原因が何か考える 原因になったのが、パソコン本体なのか、周辺機器なのか、アプリケーションなのか、もっと他のものなのか考えてください。原因を特定できないこともありますが、原因がわかると対処しやすくなります。 周辺機器に原因があるときは、1つずつ取り外して、トラブルが起きた操作をやり直すと、どれに関連したトラブルなのかがわかります。 ●セーフモードで起動する うまく起動しない場合には、セーフモードで本機を起動して、状態を調べたり、設定を変更したりします。 『活用ガイド 再セットアップ編』の「再セットアップが必要になるとき」をご覧ください。 ●システム情報を利用する システム情報は、本機の構成情報や関連情報等を収集し、表示します。 トラブルを解決する際に、システム情報を使うと、システムの問題を解決するために必要なデータをすばやく探すことができます。 ・システム情報の起動方法 「スタート」ボタン→「プログラム」→「アクセサリ」→「システムツール」の「システム情報」をクリック システムの復元 本機に行った不適切な変更を取り消し、設定を元に戻すことができます。詳細はWindowsのヘルプをご覧ください。 システム設定ユーティリティ ファイルの整合性を確認したり、これらのファイルが破損している場合に復元したり、インストールディスクからドライバなどの圧縮ファイルを抽出したりすることができます。 ・システム設定ユーティリティの起動方法 「スタート」ボタン→「プログラム」→「アクセサリ」→「システムツール」の「システム情報」をクリック 「ツール」メニューの「システム設定ユーティリティ」をクリック スキャンディスク ハードディスクの軽い障害であれば、スキャンディスクを使って修復することができます。 ・スキャンディスクの起動方法 「スタート」ボタン→「プログラム」→「アクセサリ」→「システムツール」の「スキャンディスク」をクリック ●Windowsのヘルプを使う 「スタート」ボタン→「ヘルプ」をクリックして、Windowsのヘルプをご覧ください。 ●「トラブル解決Q&A」の中から、あてはまるトラブルを探す あなたのトラブルにあてはまる項目があったら、その項をお読みください。 ●他のマニュアルやヘルプ、READMEファイルを見る あなたのトラブルに関連する記述があるか探してください。アプリケーションでトラブルが起きたときは、そのアプリケーションのマニュアルやヘルプをご覧ください。また、アプリケーションには、READMEファイルがついていることが多く、そこには、マニュアルやヘルプに掲載していない重要な情報が載っていることがあります。メモ帳などのワープロで開いて、お読みください。本機には、次のようなREADMEファイルがあります。 本製品のご利用にあたっての補足説明 「スタート」ボタン→「プログラム」→「補足説明」 Windowsについての一般情報 C:\WINDOWS\GENERAL.TXT ●NECのパソコン関連総合サイト「121ware.com」を見る アドレスは、http://121ware.com/です。 ●システム設定を元に戻す システム設定を工場出荷時の設定値に戻す 省スペース型、ミニタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART2 システム設定(スリムタワー型、省スペース型、ミニタワー型の場合)」の「BIOSセットアップメニューについて」「工場出荷時の設定値に戻す」 マイクロタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART3 システム設定(マイクロタワー型の場合)」の「BIOSセットアップメニューについて」「工場出荷時の設定値に戻す」 スーパースリムタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART3 システム設定」の「BIOSセットアップメニューについて」「工場出荷時の設定値に戻す」 ●トラブルチェックシートに記入して問い合わせる NECのお問い合わせ先は本機添付の『NEC PCあんしんサポートガイド』をご覧ください。 なお、お問い合わせの際には、どんなトラブルかを、「トラブルチェックシート」に記入してください。また、必ず保証書を準備してください。型番や保守に必要な情報が記載されています。 トラブルチェックシートは、印刷して使用してください。 トラブルチェックシートを印刷するには、ここをクリックするか、メニューから「トラブルチェックシート」を選択して、トラブルチェックシートを開き、フレームを選択してから印刷してください。 本機と別に購入した周辺機器やメモリ、アプリケーションに関するトラブルは、その製品のお問い合わせ先にご相談ください。 本機に添付されていたものでも、アプリケーションの問題は、そのアプリケーションのお問い合わせ先からのほうが適切な回答を得られます。 <本機に添付されているアプリケーションのお問い合わせ先> 本機添付の『ソフトウェア使用条件適用一覧』の「添付ソフトウェアサポート窓口一覧」に従い、各社へお問い合わせください。 その他のアプリケーションについては、本機添付の『NEC PCあんしんサポートガイド』をご覧ください。 電源を入れたが… 電源を入れるときは、必ず周辺機器の電源を入れてから、本体の電源を入れてください。 電源が入らない / ディスプレイに何も表示されない ディスプレイの電源ランプは点灯していますか? 本体の電源ランプは点灯していますか? ディスプレイのRGBケーブルが本体に正しく接続されていますか? ディスプレイの輝度(明るさ)、コントラストが小さくなっていませんか? ディスプレイのマニュアルまたは、『はじめにお読みください』をご覧の上、接続と電源の投入順序を確認してください。 それでも問題が解決しない場合は、ディスプレイまたは本体の故障が考えられますので、ご購入元、またはNECにお問い合わせください。 NECのお問い合わせ先 『NEC PCあんしんサポートガイド』 キーボードエラーが表示される キーボードと本体の接続を確認する 液晶ディスプレイにキーボードを接続している場合は、キーボードと液晶ディスプレイの接続、液晶ディスプレイと本体を接続しているUSBケーブルの接続を、『はじめにお読みください』を見ながら、確認してください。 電源の投入順序を以下の箇所を見ながら確認する 『はじめにお読みください』 省スペース型、ミニタワー型、マイクロタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART1 本体の構成各部」の「電源(Windows Meの場合)」 スーパースリムタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART1 本体の構成各部」の「電源」 USBケーブルフック、ケーブルストッパ 省スペース型とスーパースリムタワー型にはUSBコネクタの抜け防止のためのUSBケーブルフックが前面にあります。『はじめにお読みください』をご覧になってお使いいただくと、抜けにくくなります。また、省スペース型、スーパースリムタワー型、ミニタワー型にはケーブルストッパが背面にあります。省スペース型とミニタワー型は『ハードウェア拡張ガイド』を、スーパースリムタワー型は『活用ガイド ハードウェア編』をご覧になってお使いいただくと、盗難防止も兼ねたコネクタの抜け防止になります。 電源を入れてしばらくすると、画面が真っ暗になる 次の操作を行ってみてください。 マウスを動かすか、キーボードのキーの何か(【Shift】など)を押す 画面に何も表示されない場合は、電源スイッチを押す 電源を入れてしばらくすると画面が真っ暗になる場合、次の原因が考えられます。 ディスプレイの省電力機能が働いた 本機には、指定された時間内に何も操作しなければ、ディスプレイの電源を省電力モードにする機能があります。 上記の手順1で表示されるようになります。 ディスプレイの省電力の設定 省スペース型、ミニタワー型、マイクロタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART1 本体の構成各部」「ディスプレイ」「ディスプレイの省電力機能」 スーパースリムタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART1 本体の構成各部」「ディスプレイ」「ディスプレイの省電力機能」 スタンバイ状態になった 本機には、指定された時間内に何も操作しなかったり、ハードディスクなどへのアクセスがなければ、スタンバイ状態にする機能があります。 上記の手順1または2でスタンバイ状態から復帰します。 自動的にシステム休止状態になった 本機には、指定された時間内に何も操作しなかったり、ハードディスクなどへのアクセスがなければ、休止状態にする機能があります。 上記の手順2で、システム休止状態から復帰します。 スタンバイ状態、休止状態 省スペース型、ミニタワー型、マイクロタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART1 本体の構成各部」「電源(Windows Meの場合)」の「電源の自動操作」 スーパースリムタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART1 本体の構成各部」「電源」の「電源の自動操作」 Timer-NXによるスタンバイ状態または本体の電源が切れた Timer-NXのタイマプログラムやオフタイマ機能を利用すると時間を指定して、スタンバイ状態にしたり本体の電源を切ることができます。 上記の手順2でスタンバイ状態から復帰、または本体の電源が入ります。 Timer-NXについては、「アプリケーションの概要と削除/追加」「Timer-NX」をご覧ください。 Windowsが起動しない ハードディスクのファイルにデータエラーがないか、スキャンディスクでチェックしてください。 Windowsが起動できなかった場合 省スペース型、ミニタワー型、マイクロタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART1 本体の構成各部」の「ハードディスクドライブ」 スーパースリムタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART1 本体の構成各部」の「ハードディスクドライブ」 システムの設定が正しくない可能性があります。 次の手順でシステムの設定を工場出荷時の状態に戻して再起動してください。 1. 別売の拡張ボード(PCカード)を取り付けている場合は、そのボード(PCカード)を取り外す 省スペース型、ミニタワー型、マイクロタワー型をお使いの場合 『ハードウェア拡張ガイド』 スーパースリムタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』 2. システムの設定を工場出荷時の状態に戻す 省スペース型、ミニタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART2 システム設定(スリムタワー型、省スペース型、ミニタワー型の場合)」の「BIOSセットアップメニューについて」「工場出荷時の設定値に戻す」 スーパースリムタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART3 システム設定」の「BIOSセットアップメニューについて」「工場出荷時の設定値に戻す」 マイクロタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART3 システム設定(マイクロタワー型の場合)」の「BIOSセットアップメニューについて」「工場出荷時の設定値に戻す」 BIOSセットアップメニューで設定したパスワードは工場出荷時の設定値には戻りません。 どうしてもWindowsが起動しないなど、再セットアップする必要がある場合は、『活用ガイド 再セットアップ編』をご覧ください。 「Microsoft Windows Millennium Startup Menu」が表示され、「3.Safe mode」を選択するような画面が表示された 「3.Safe mode」を選択するような画面(「Enter a choice:」のところに「3」が表示されている状態)が表示された場合は、以下の手順でSafe modeを起動させてください。 「3.Safe mode」になっていることを確認して【Enter】を押す セーフモードが起動し、「ヘルプとサポート」が表示されます。 画面の配色や解像度が通常とは異なりますが、異常やトラブルではありません。Windows Millennium Startup Menuは起動時にネットワークやハードウェアの設定に問題があり、正常に起動できなかったときに表示されます。このような場合は、無理に「1.Normal」を選択しないでSafeモードで一度起動してください。コントロールパネルで設定を確認してから「スタート」ボタン→「Windowsの終了」で「再起動」を選択し、「OK」ボタンをクリックして再起動すると、問題がなければ元の状態に戻ります。Safe modeで起動して、その後、再起動しても問題が解決しなかったときは、システムに障害が発生している可能性があります。その場合は再セットアップが必要になりますので、『活用ガイド 再セットアップ編』をご覧の上、再セットアップしてください。 電源を入れたら、自動的にスキャンディスクが始まった ハードディスクに異常がないかチェックが行われ、ハードディスクに異常がなければ、Windowsが起動します。 正常に起動しなかったときは、画面の指示に従ってください。再セットアップの必要があるときは、再セットアップしてください。 前回、電源を切ったときに、正しく電源を切らなかったときや、スタンバイ状態のときにACコンセントが抜けたり停電すると、このメッセージが表示されます。 スキャンディスクプログラムを実行してシステムファイルに異常が見つかったときや、スキャンディスクプログラムで異常は見つからないがうまく起動できない、あるいは動作が不安定なときは、再セットアップが必要になります。 定期的にスキャンディスクプログラムを実行してディスクに異常がないかどうか確認してください。 再セットアップ 『活用ガイド 再セットアップ編』 スキャンディスク 省スペース型、ミニタワー型、マイクロタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART1 本体の構成各部」の「ハードディスクドライブ」 スーパースリムタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART1 本体の構成各部」の「ハードディスクドライブ」 「Invalid system disk Replace the disk.…」と表示される フロッピーディスクなどがセットされている場合 システムの入ったフロッピーディスクをセットし直して何かキーを押すか、フロッピーディスクを取り出して、電源を入れ直して、再起動してください。 フロッピーディスクなどがセットされていない場合 Windows Me起動ディスクから本機を起動してハードディスクにスキャンディスクを実行して、ハードディスクを調べてください。 問題が発見された場合は画面の指示に従ってください。スキャンディスクの結果、システムに重大な問題が発見された場合は『活用ガイド 再セットアップ編』をご覧の上、再セットアップしてください。 また、ハードディスクがフォーマットされただけでWindowsがインストールされていない場合も、再セットアップしてください。 Windowsでフォーマットしただけでシステムの入っていないフロッピーディスクがセットされていたり、フォーマットされただけのハードディスクが接続されているとこのようなメッセージが表示されます。 「Operating System not found」と表示される Windows Me起動ディスクで本体を起動して、FDISKコマンドを実行しCドライブの状態を調べてください。 Cドライブがアクティブでない状態になっている FDISKオプションの「4.領域情報を表示」で「領域C:」の「状態」のところに「A」が付いているか確認してください。 付いていない場合は、アクティブでない状態になっているので、FDISKコマンドの「2.アクティブな領域を設定」を利用して、アクティブの状態にしてください。 ドライブ自体がフォーマットされていないとき 『活用ガイド 再セットアップ編』をご覧の上、再セットアップしてください。 電源を入れるとピーッと音がする、または何かメッセージが表示される、または何も表示されない フロッピーディスクなどがセットされている場合 フロッピーディスクがセットされている場合は、そのフロッピーディスクにシステムが入っていないか、本機では扱えないフロッピーディスクであることを示しています。本機で使用できるシステムの入ったフロッピーディスクをセットし直して何かキーを押すか再起動してください。またはフロッピーディスクを取り出して、電源を入れ直して、再起動してください。 本機で使用できるフロッピーディスク 省スペース型、ミニタワー型、マイクロタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART1 本体の構成各部」の「フロッピーディスクドライブ」 スーパースリムタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART1 本体の構成各部」の「フロッピーディスクドライブ」 フロッピーディスクなどがセットされていない場合 フロッピーディスクがセットされていないのに起動時にエラーメッセージが表示されたりする場合は、メッセージを書きとめるかまたは症状を書きとめて、ご購入元、またはNECにお問い合わせください。 エラーメッセージが表示された エラーメッセージを書きとめて、ご購入元、またはNECにお問い合わせください。 NECのお問い合わせ先 『NEC PCあんしんサポートガイド』 パスワードを忘れてしまった BIOSセットアップメニューで設定したパスワード(ユーザパスワード(User Password)、スーパバイザパスワード(Supervisor Password))の場合 ストラップスイッチを利用して、パスワードを解除することができます。 パスワードの解除 省スペース型、ミニタワー型、マイクロタワー型をお使いの場合 『ハードウェア拡張ガイド』「PART6 付録」の「ストラップスイッチの設定」 スーパースリムタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART2 周辺機器を利用する」の「ストラップスイッチの設定」 NECのお問い合わせ先 『NEC PCあんしんサポートガイド』 Windowsのパスワードの場合 Windowsのパスワードを忘れてしまった場合、【Esc】を押すと、Windowsが起動して、本体は使用できますがネットワークには接続できなくなります。再設定したい場合には、再セットアップが必要になりますので、『活用ガイド 再セットアップ編』をご覧の上、再セットアップしてください。 Windowsのパスワードは、ネットワークの設定などをしたら、設定されるようになります。ネットワークへのログインパスワードについては、ネットワーク管理者にご相談ください。 Windowsの起動に時間がかかる TCP/IPプロトコル使用時においてWindowsの起動やスタンバイ状態からの復帰の時間が長いことがあります。 この場合は、次の方法のいずれかを行ってください。 ネットワーク上に正常にDHCPサーバを接続する TCP/IPプロトコルにIPアドレスを設定する ネットワークの設定からTCP/IPを削除する 次の手順で一時的にネットワークを無効にする(ネットワークに未接続の場合) 「スタート」ボタン→「設定」→「コントロールパネル」をクリック 「システム」をダブルクリック 「デバイスマネージャ」タブをクリック 「ネットワークアダプタ」をダブルクリックし、使用しているLANボード名称のデバイスをダブルクリック 「デバイスの使用」の「このハードウェアプロファイルで使用不可にする」にチェックを付け、「OK」ボタンをクリック 「閉じる」ボタンをクリックし、Windowsを再起動する 電源を切ろうとしたが… 本機の電源は必ず正しい手順で切ってください。正しい手順を守らないと、データやプログラム、本機がこわれてしまう場合があるので、特に注意してください。 電源の切り方 省スペース型、ミニタワー型、マイクロタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART1 本体の構成各部」の「電源(Windows Meの場合)」 スーパースリムタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART1 本体の構成各部」の「電源」 電源を切れない/強制的に電源を切りたい 正しい手順で電源が切れないときは、アプリケーションに異常が起きていると考えられます。次の「プログラムの強制終了」で電源を切ります。 プログラムの強制終了 【Ctrl】と【Alt】を押しながら【Delete】を同時に押すと、「プログラムの強制終了」の画面が表示されます。 プログラム名の右側に「応答なし」と表示されているプログラム(アプリケーション)をクリックし、「終了」ボタンをクリックします(このアプリケーションで編集した文書、画像などは保存できません)。もう一度、「スタート」ボタン→「Windowsの終了」を選択してください。 この方法でも電源を切れないときは、次の「強制的に電源を切る方法」に従ってください。 強制的に電源を切る方法 本機の電源スイッチを4秒以上押し続けてください。 なお、次のような設定を行っている場合には、電源スイッチを4秒以上押し続けても電源が切れず、一度スタンバイ状態になる場合もあります(電源ランプがオレンジ色に点灯します)。 「電源の管理」の「詳細」タブの「コンピュータの電源ボタンを押したとき」の設定を「スタンバイ」に設定 その場合には、もう一度電源スイッチを4秒以上押し続けてください。電源ランプがオレンジ色から緑色に変わり、電源が切れると電源ランプが点灯しなくなります。 強制的に電源を切った場合は、再度電源を入れ直してください。スキャンディスクが始まりシステムに異常がないか検証が始まります。 システムに異常がない場合は、Windowsが起動しますのでもう一度正しい手順で電源を切ってください。 システムスイッチの設定 省スペース型、ミニタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART2 システム設定(スリムタワー型、省スペース型、ミニタワー型の場合)」の「Powerの設定」 スーパースリムタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART3 システム設定」の「Powerの設定」 マイクロタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART3 システム設定(マイクロタワー型の場合)」の「Power Management Setupの設定」 スタンバイ機能を使おうとしたら… 本機には、作業を中断するときなどに、作業内容を記憶して本機の一部の電源を切るスタンバイ機能があります。スタンバイ状態から復帰するときには、本機の電源スイッチを押します。マウスを動かしたり、キーボードのキーを押したりしても復帰できます。 スタンバイ機能 省スペース型、ミニタワー型、マイクロタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART1 本体の構成各部」の「電源(Windows Meの場合)」 スーパースリムタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART1 本体の構成各部」の「電源」 スタンバイ状態から復帰できない アプリケーションや周辺機器はスタンバイ機能に対応していますか? 対応していないアプリケーションや周辺機器でスタンバイ機能を使おうとすると、正常に動作しなくなることがあります。このようなアプリケーションや周辺機器を使うときは、スタンバイ機能は使わないでください。 スタンバイ状態中に停電したり、電源ケーブルが抜けたりしませんでしたか? スタンバイ状態中に停電したり、電源ケーブルが抜けたりすると、スタンバイ状態になる前の内容は消えてしまいます。 電源ランプは点灯していますか? スタンバイ状態中に電源スイッチを約4秒以上押し続けると、強制的に電源が切れ、スタンバイ状態になる前の内容は消えてしまいます。 休止状態を使おうとしたら・・・ 本機には長時間コンピュータから離れる場合に、休止状態にして、電源を切る機能があります。休止状態から復帰するときには、電源スイッチを押します。 休止状態 省スペース型、ミニタワー型、マイクロタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART1 本体の構成各部」の「電源(Windows Meの場合)」 スーパースリムタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART1 本体の構成各部」の「電源」 休止状態から復帰できない Windowsが起動する場合 Windowsが起動する場合は、Windowsのヘルプをご覧の上、対処してください。 Windowsのヘルプ→「トラブルシューティング」→「ハードウェアとシステムデバイスに関する問題」→「システムデバイスと電源の管理に関するトラブルシューティング」 休止状態からの復帰に失敗している場合は、Windowsが起動しても、休止状態にする前の作業内容が復元されない場合があります。 保存されていないデータは失われてしまいますので、休止状態にする前に、必要なデータは必ず保存するようにしてください。 Windowsが起動しない場合 次の操作を行って、Windowsが正常に起動しても休止状態にする前の状態は復元されません。 保存されていないデータは失われてしまいますので、休止状態にする前に、必要なデータは必ず保存するようにしてください。 休止状態の間に、コンピュータの設定を変更したり、周辺機器などの機器構成を変更しませんでしたか? 本機は、電源ランプが消えている場合、電源が切れている状態なのか、休止状態なのか区別がつきません。 休止状態のときに、周辺機器を接続したり、接続されていた周辺機器を取り外すなど、機器構成を変更すると、復帰できなくなり、作業中のデータが失われることがあります。 周辺機器を接続したり、接続されていた周辺機器を取り外すときは、必ず、電源を切った状態で行ってください。電源が切れているかどうかわからない場合は、いったん電源を入れてから、正しい手順で電源を切ってください。 休止状態で、機器構成を変更してしまった場合は、本機を起動させるために、必ず、機器構成を変更前の状態に戻してから、電源を入れてください。次の手順でハイバネートファイルを削除してください。 FDレスモデルまたはFDCDレスモデルをお使いの場合は、別売のスーパースリムタワー型用増設FDドライブキット(PC-MA-C02)が必要になります。 本機への接続方法は、PC-MA-C02に添付のマニュアルをご覧ください。 本機の電源を入れる フロッピーディスクドライブにWindows Me起動ディスクをセットする スタートアップメニューが表示されたら、【↑】と【↓】を使って、[Start computer with CD-ROM support]を選択し、【Enter】を押す コマンドプロンプトが表示されたら、次のように入力する c:【Enter】 cd windows【Enter】 attrib -r -a -s -h vmmhiber.w9x【Enter】 del vmmhiber.w9x【Enter】 フロッピーディスクドライブからWindows Me起動ディスクを取り出す 本機を再起動する パソコンがこわれそう… 本機から煙が出たり、異臭がしたりする 本機が、手で触れられないほど熱い 本機から異常な音がする その他、本機および本機に接続されたケーブル類に、目に見える異常が生じた このようなトラブルが発生した場合は、次の手順で対応してください。 すぐに電源を切る 電源ケーブルのプラグをACコンセントから抜いてください。 ご購入元、またはNECに問い合わせする NECのお問い合わせ先 『NEC PCあんしんサポートガイド』 本機を安全に使用するための注意事項を『安全にお使いいただくために』に記載しています。本機をお使いになるときは、必ず注意事項を守ってください。 キーボードに飲み物をこぼしてしまった こぼしてしまった水分を柔らかい布などでふき取ってください。 キーとキーの間に入ってしまったときは、水分が乾くのを待ってからお使いください。 乾いた後で、キーを押しても文字が入力されないなどの不具合があるときは、ご購入元、またはNECにお問い合わせください。 NECのお問い合わせ先 『NEC PCあんしんサポートガイド』 ジュースなどをこぼしたときは、きれいにふき取っても内部に糖分などが残り、キーボードが故障することがあります。また、パソコンのそばで飲食、喫煙をすると、飲食物やタバコの灰がパソコン内部に入り、故障の原因となります。 安全ピン、クリップなど異物を本体内部に入れてしまった すぐに電源を切り、電源ケーブルのプラグをACコンセントから抜き、ご購入元にお問い合わせください。 発煙、発火や故障の原因となります。 CD-ROMドライブから異常な音がする CD-ROM、CD-R、CD-RW、DVD-ROMにラベルを貼ったりしていませんか? CD-ROM、CD-R、CD-RW、DVD-ROMは高速回転していますので、ラベルを貼ると回転時にバランスがとれず、異常音が出ることがあります。「CD-ROMを使っていたら…」をご覧ください。 パソコンが動かなくなった(フリーズした) Windowsのセットアップ中ではないのにパソコンが反応していないとき(ハードディスクアクセスランプが点滅しないなど)は、電源を切って、5秒以上待ってから、もう一度電源を入れます。 スキャンディスクが行われた場合はシステムに異常がないかの検証が始まります。 スキャンディスクで異常が発見されなかった場合は、そのままお使いください。 何か異常が発見された場合は、画面の指示に従ってください。問題が解決したら、そのままお使いください。 スキャンディスクの結果、システムに重大な問題が発見されたことを伝えるメッセージが表示された場合は、再セットアップが必要になります。『活用ガイド 再セットアップ編』をご覧の上、再セットアップしてください。 画面がおかしい… 画面の表示位置やサイズがおかしい ディスプレイセットモデルのディスプレイを使っているとき ディスプレイの表示位置やサイズを見やすく調整してください。 省スペース型、ミニタワー型、マイクロタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART1 本体の構成各部」の「ディスプレイ」 スーパースリムタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART1 本体の構成各部」の「ディスプレイ」 別売のディスプレイを使っているとき ディスプレイで表示位置やサイズを調節できることがあります。詳しくはディスプレイのマニュアルをご覧ください。 画面が流れるように表示される 一部のDDC対応ディスプレイにおいて、ディスプレイ情報ファイルがないためにディスプレイの同期が取れず、画面が流れるように表示される場合があります。 この場合には、ディスプレイ製造元より最新のディスプレイ情報ファイルを入手し、セットアップしてください。 ディスプレイの省電力機能が設定できない 「スタート」ボタン→「設定」→「コントロールパネル」をクリック 「電源の管理」をダブルクリック 本機と別売のディスプレイを使っているときは、ディスプレイが省電力機能(パワーマネジメント機能)に対応しているか確認してください 省電力機能(パワーマネジメント機能)に対応していないディスプレイを接続しているときは、ディスプレイの省電力機能の設定はできません。 ディスプレイセットモデルのディスプレイは、省電力機能に対応しています。 別売のディスプレイを使うときは、ディスプレイに添付のマニュアルをご覧ください。 「ディスプレイの詳細プロパティ」にディスプレイの種類は表示されていますか? 「スタート」ボタン→「設定」→「コントロールパネル」の「画面」をダブルクリックし、「設定」タブの「詳細」ボタンをクリックします。「ディスプレイの詳細プロパティ」の画面の「モニタ」タブに、「モニタ不明」と表示されているときは、省電力機能が使えません。ディスプレイセットモデルのディスプレイの種類は、以下の箇所に従って指定してください。別売のディスプレイについては、ディスプレイに添付のマニュアルをご覧ください。 ディスプレイの種類 省スペース型、ミニタワー型、マイクロタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART1 本体の構成各部」の「ディスプレイ」 スーパースリムタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART1 本体の構成各部」の「ディスプレイ」 「ディスプレイの種類が指定されていません…」というメッセージが表示される 「ディスプレイの詳細プロパティ」にディスプレイの種類は表示されていますか? 「スタート」ボタン→「設定」→「コントロールパネル」の「画面」をダブルクリックし、「設定」タブの「詳細」ボタンをクリックします。「ディスプレイの詳細プロパティ」の画面の「モニタ」タブに、「モニタ不明」と表示される場合は、ディスプレイの種類を指定してください。 ディスプレイセットモデルのディスプレイの種類は、以下の箇所に従って指定してください。別売のディスプレイについては、ディスプレイに添付のマニュアルをご覧ください。 ディスプレイの種類 省スペース型、ミニタワー型、マイクロタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART1 本体の構成各部」の「ディスプレイ」 スーパースリムタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART1 本体の構成各部」の「ディスプレイ」 表示できるはずの高解像度を選択できない 別売のディスプレイでは、プラグ&プレイ(DDC)対応ディスプレイでも、ディスプレイの種類によっては、高解像度(1280×1024ピクセル)など、サポートしている表示モードの一部を選択できないことがあります。 次の操作で解像度が選択できるようになります。 ディスプレイを接続し、Windowsを起動する 起動時にディスプレイが検出されたことを表すメッセージが表示される場合があります。 「スタート」ボタン→「設定」→「コントロールパネル」の「画面」をダブルクリック 「設定」タブをクリック 「詳細」ボタンをクリックし、「モニタ」タブをクリック 「オプション」の「プラグアンドプレイモニタを自動的に検出する」のチェックを外す 「OK」ボタンをクリックし、順に「OK」ボタンをクリックしてコントロールパネルを閉じる 「スタート」ボタンをクリックし、「Windowsの終了」をクリック 「Windowsの終了」の画面が表示されます。 「再起動」または「再起動する」をクリックし、「OK」ボタンをクリック Windowsが再起動します。 「スタート」ボタン→「設定」→「コントロールパネル」の「画面」をダブルクリック 「設定」タブをクリック 「詳細」ボタンをクリックし、「モニタ」タブをクリックして、「変更」ボタンをクリック ここで「モニタ不明」と表示された場合は、手順15へ進んでください。 「次へ」ボタンをクリック 「検索方法を選択してください。」というメッセージが表示されたら、「特定の場所にあるすべてのドライバの一覧を作成し、インストールするドライバを選択する」を選択し、「次へ」ボタンをクリック 「すべてのハードウェアを表示」を選択する 「デバイスドライバの更新ウィザード」一覧より、「製造元」と「モデル」を選択する 一覧に、接続したディスプレイのモデルが表示されない場合は、「製造元」で「(標準モニタの種類)」、「モデル」では接続したディスプレイに対応した解像度を選択してください。 「次へ」ボタンをクリックし、再び「次へ」ボタンをクリック 「完了」ボタンをクリックし、「閉じる」ボタンをクリック 「OK」ボタンをクリック これでディスプレイの設定が完了しました。 再起動後に、高解像度を選択できるようになります。 シャットダウンできない タスクバーにある画面の解像度や色数を変更できる「設定インジケータ」をクリックして設定を変更する際に、「新しい設定でコンピュータを再起動する」を選択して設定を変更すると、正常にシャットダウンできない場合があります。「設定インジケータ」から画面の解像度や色数を変更する場合、変更した後の再起動は「スタート」ボタンの「Windowsの終了」から行ってください。 アプリケーションの画面の色がおかしい Windowsの画面の色数を256色で使用すると、アプリケーションの画面の色が正しく表示されない場合があります。以下の方法で解決してください。 デスクトップの任意の場所を右クリックし、表示されたメニューの「アクティブデスクトップ」の「Webコンテンツの表示」をクリックして、「Webコンテンツの表示」の左に付いているチェックを外してください。「Webコンテンツの表示」を設定していない場合は、画面の色数を「High Color」以上にしてご使用ください。 再生中の動画がとぎれる、なめらかに再生されない 動画データ再生中に、他のアプリケーションを実行していませんか? 他のアプリケーションを終了させてください。 動画データの再生には、パソコンの処理能力が多く必要になります。このため、複数のアプリケーションを同時に使うと動画データの処理が追いつかなくなり、画像がとぎれたり、なめらかに再生されなくなったりします。 再生中に、ウィンドウの大きさや位置を変えませんでしたか? 動画を再生中にウィンドウの大きさや位置を変えると、音飛びや画像の乱れの原因になります。ウィンドウの大きさや位置を変えるときは、いったん動画の再生を停止してから行ってください。 動画の再生中に画面が消えてしまう Video CDなど、MPEG形式の動画を再生中にディスプレイの省電力機能が働いたり、スタンバイ状態になった場合、再生画面が消えてしまいます。動画を再生するときはディスプレイの省電力機能や、スタンバイ状態にならないように設定してください。 スタンバイ状態 省スペース型、ミニタワー型、マイクロタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART1 本体の構成各部」の「電源(Windows Meの場合)」 スーパースリムタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART1 本体の構成各部」の「電源」 音がおかしい… 異常な音がするときや、スピーカの音を調整したいときは、以降をご覧ください。なお、CD-R/RWドライブをお使いの方は、CD-ROMドライブをCD-R/RWドライブに、CD-ROMをCD-RまたはCD-RWに読み替えてください。CD-R/RW with DVD-ROMドライブをお使いの方は、CD-ROMドライブをCD-R/RW with DVD-ROMドライブに、CD-ROMをCD-R、CD-RWまたはDVD-ROMに読み替えてください。 音量の調整 省スペース型、ミニタワー型、マイクロタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART1 本体の構成各部」の「サウンド機能」 スーパースリムタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART1 本体の構成各部」の「サウンド機能」 音楽CDの再生音量を調整したい 音楽CD再生方式の工場出荷時の状態はデジタルになっています。次の手順で音量を調整してください。 再生方式をアナログに変更した場合は、次の「<アナログ再生方式の場合>」の手順で再生音量を調整できます。 Windows Media Playerの場合を例にして説明します。その他のプレーヤーを使用する場合は、プレーヤーのマニュアルをご覧の上、再生音量を調整してください。 お使いの機種によって表示が異なることがあります。 <デジタル再生方式の場合> タスクトレイの中にある「音量インジケータ」をダブルクリック 「Volume Control」ウィンドウが表示されます。 左端の「Volume Control」または「Wave*」の音量つまみをドラッグして音量を調整する <アナログ再生方式の場合> タスクトレイの中にある「音量インジケータ」をダブルクリック 「Volume Control」ウィンドウが表示されます。 「CD-Audio*」の音量つまみをドラッグして音量を調整する CD-ROMのデータを読み出せない、音楽CDの再生中に音飛びする CD-ROM、音楽CDは正しくセットされていますか? CD-ROM、音楽CDの表裏を確認し、本体のCDトレイの中心にセットしてください。 本機で使えるCD-ROMかどうか確認します 以下の箇所をご覧ください。 使用できるCD-ROMの種類 省スペース型、ミニタワー型、マイクロタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART1 本体の構成各部」の「CD-ROMドライブ」 スーパースリムタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART1 本体の構成各部」の「CD-ROMドライブ」 音楽CDを再生中にフロッピーディスクを出し入れしませんでしたか? 音楽CDを再生中にフロッピーディスクを出し入れすると、音飛びの原因となります。 音楽CDの再生中はフロッピーディスクを出し入れしないでください。 ヘッドホン端子にヘッドホンを接続しても音が聞こえない CDの再生方式の工場出荷時の状態はデジタル再生になっているため、CD-ROMドライブのヘッドホン端子にヘッドホンを接続しても音声は聞こえません。 CD-ROMドライブのヘッドホン端子にヘッドホンを接続して音声を聞く場合は次の手順を行ってください。 「スタート」ボタン→「プログラム」→「アクセサリ」→「エンターテイメント」の「Windows Media Player」をクリック メニューバーの「ツール」をクリックし、表示されたメニューから「オプション」をクリック 「オプション」の画面の「CDオーディオ」タブをクリック 「再生の設定」の「デジタル再生」のチェックを外し、「OK」ボタンをクリック Windows Media Playerの右上のボタンをクリック 「スタート」ボタン→「プログラム」→「コントロールパネル」をクリック 「システム」をダブルクリック 「デバイスマネージャ」タブをクリック 「種類別に表示」が選択されていることを確認して「CD-ROM」をダブルクリック 表示されたCD-ROMデバイスをダブルクリック 「プロパティ」タブをクリック 「デジタルCD再生」の「このCD-ROMデバイスでデジタル音楽CDを使用可能にする」のチェックを外して「OK」ボタンをクリック 「システムのプロパティ」の画面の「OK」ボタンをクリック 以上で設定は終了です。 音楽CD再生時に音飛びすることがある 同時に他のアプリケーションを動かしたりすることにより、再生音が音飛びする場合があります。この場合は他のアプリケーションを終了させてください。 また次の手順を行い、CD再生方式をデジタル再生からアナログ再生に変更してください。 <デジタル再生機能を持ったプレーヤーで再生する場合> Windows Media Playerの場合を例にして説明します。その他のプレーヤーを使用する場合は、プレーヤーのマニュアルをご覧の上、再生方式を変更してください。 「スタート」ボタン→「設定」→「コントロールパネル」をクリック 「システム」をダブルクリック 「デバイスマネージャ」タブをクリック 「種類別に表示」が選択されていることを確認して、「CD-ROM」をダブルクリック 表示されたCD-ROMデバイスをダブルクリック 「プロパティ」タブをクリック 「デジタルCD再生」の「このCD-ROMデバイスでデジタル音楽CDを使用可能にする」のチェックを外して、「OK」ボタンをクリック 「システムのプロパティ」の画面の「OK」ボタンをクリック 「スタート」ボタン→「プログラム」→「アクセサリ」→「エンターテイメント」の「Windows Media Player」をクリック メニューバーの「ツール」をクリックし、表示されたメニューから「オプション」をクリック 「CDオーディオ」タブをクリック 「再生の設定」の「デジタル再生」のチェックを外し、「OK」ボタンをクリック Windows Media Playerを終了させる <デジタル再生機能を持っていないプレーヤーで再生する場合> 「スタート」ボタン→「設定」→「コントロールパネル」をクリック 「システム」をダブルクリック 「デバイスマネージャ」タブをクリック 「種類別に表示」が選択されていることを確認して、「CD-ROM」をダブルクリック 表示されたCD-ROMデバイスをダブルクリック 「プロパティ」タブをクリック 「デジタルCD再生」の「このCD-ROMデバイスでデジタル音楽CDを使用可能にする」のチェックを外して、「OK」ボタンをクリック 「システムのプロパティ」の画面の「OK」ボタンをクリック ハードディスクから異常な音がする 本機の内部から、ガリガリと物をひっかくような音がしたり、ガガガと引っ掛かるような音がしたとき 「パソコンがこわれそう…」をご覧ください。 ハードディスクを使っているとき ハードディスクアクセスランプの点滅とあわせて、本体より小さな音がする場合がありますが、これはハードディスクドライブの動作によるもので異常ではありません。心配な場合には、ご購入元にお問い合わせください。 マウスを動かしても… 省スペース型、ミニタワー型、マイクロタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART1 本体の構成各部」の「マウス」 スーパースリムタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART1 本体の構成各部」の「マウス」 マウスを動かしても、何も反応しない マウスとキーボード、およびキーボードと本体との接続を確認してください 『はじめにお読みください』をご覧の上、マウスとキーボード、およびキーボードと本体を接続し直してください。 USBケーブルフック、ケーブルストッパ しばらく待っても、マウスの操作ができないとき プログラムに異常が発生して動かなくなった(フリーズした)のだと思われます。Windowsの処理を止めているアプリケーションを強制終了してください。 アプリケーションの強制終了ができない場合は、電源スイッチを4秒以上押し続けて強制的に電源を切ってください。このとき、保存していなかったデータはなくなります。 プログラムの強制終了の方法→「電源を切ろうとしたが…」 マウスの動きが悪い マウスの内部が汚れていませんか? マウスの内部を掃除してください。 省スペース型、ミニタワー型、マイクロタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART4 付録」の「マウスのクリーニング」 スーパースリムタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART4 付録」の「マウスのクリーニング」 「システム情報」→「コンポーネント」の「問題のあるデバイス」に「PS/2互換マウスポート」と表示されている USB接続のキーボードがセットになったモデルの場合は、「スタート」ボタン→「プログラム」→「アクセサリ」→「システムツール」の「システム情報」をクリックし、「コンポーネント」の「問題のあるデバイス」に「PS/2互換マウスポート」と表示されますが異常ではありません。 文字を入力しようとしたら… 省スペース型、ミニタワー型、マイクロタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART1 本体の構成各部」の「キーボード」 スーパースリムタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART1 本体の構成各部」の「キーボード」 キーボードのキーを押しても、何も反応しない キーボードと本体との接続を確認してください 『はじめにお読みください』をご覧の上、キーボードと本体を接続し直してください。 キーボードのコネクタが本体から抜けていたり、きちんと奥まで差し込まれていないとキーボードの操作はできません。 USBケーブルフック、ケーブルストッパ しばらく待っても、キーボードの操作ができないとき プログラムに異常が発生して動かなくなった(フリーズした)のだと思われます。Windowsの処理を止めているアプリケーションを強制終了してください。 アプリケーションの強制終了ができない場合は、電源スイッチを4秒以上押し続けて強制的に電源を切ってください。このとき、保存していなかったデータはなくなります。 プログラムの強制終了の方法→「電源を切ろうとしたが…」 記号などで入力できない文字がある 日本語入力システムを使っても入力できないような文字は、文字コード表を使って入力します。 文字コード表は、「スタート」ボタン→「プログラム」→「アクセサリ」→「システムツール」の「文字コード表」をクリックしてください。 ファイルを保存しようとしたら… 文書や画像などのファイルを保存しようとして、うまくいかないときは、以降をご覧ください。 省スペース型、ミニタワー型、マイクロタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART1 本体の構成各部」の「ハードディスクドライブ」、「フロッピーディスクドライブ」、「CD-R/RWドライブ」、「CD-R/RW with DVD-ROMドライブ」 スーパースリムタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART1 本体の構成各部」の「ハードディスクドライブ」、「フロッピーディスクドライブ」、「CD-R/RWドライブ」、「CD-R/RW with DVD-ROMドライブ」 ハードディスクに保存できない ディスクの空き容量を確認してください 「ハードディスクの空き容量が足りない」に従って空き容量を増やしてください。ディスクの空き容量よりもサイズが大きいファイルは保存できません。 CD-RまたはCD-RWに保存できない CD-R/RWドライブまたはCD-R/RW with DVD-ROMドライブをお使いの場合、CD-RまたはCD-RWにデータを保存するためには、本機添付のRecordNow DXまたはDLAが必要です。 RecordNow DX、DLAの追加方法 「アプリケーションの概要と削除/追加」の「RecordNow DX」、「DLA」 LAN(ローカルエリアネットワーク)に接続しようとしたら… LANの接続については、ネットワーク管理者にご相談ください。 ネットワークを運用中は、リンクケーブルを取り外さないでください。 ネットワークコンピュータに「ネットワーク全体」のアイコンしか表示されない ネットワークが正常に接続されていないか、ネットワークソフトウェアの設定が正しくありません。接続の方法やネットワークソフトウェアを確認してください。 省スペース型、ミニタワー型、マイクロタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART1 本体の構成各部」の「LAN(ローカルエリアネットワーク)ボード」 スーパースリムタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART1 本体の構成各部」の「LAN(ローカルエリアネットワーク)ボード」 ネットワークコンピュータに自分のコンピュータしか表示されない 接続しようとしているドメインまたはワークグループが一致しているか確認してください。設定されているドメインまたはワークグループは、以下のようにして調べることができます。 「スタート」ボタン→「設定」→「コントロールパネル」をクリック 「ネットワーク」をダブルクリック ネットワークコンピュータに表示されるまでには時間がかかることがあります。その場合は、しばらく待ってから「表示」メニューの「最新の情報に更新」をクリックしてください。 共有ファイルやフォルダが使えない ネットワーク上で、本機と、他のコンピュータとでファイルを交換するためには設定が必要になります。 本機が共有を行う設定になっていない 共有ドライブ、フォルダを設定してください。ネットワークに接続された他のコンピュータから本機を利用するには、「共有する」の設定が必要です。 以下の方法で、共有サービスが追加されているか確認し、追加されていない場合は追加してください。 「スタート」ボタン→「設定」→「コントロールパネル」をクリック 「ネットワーク」をダブルクリック 共有ドライブまたはフォルダを右クリックし、表示されたメニューの中から「共有」をクリックしてください。共有設定が行われるとドライブやフォルダのアイコンが変わります。 共有ドライブやフォルダにアクセス権が設定されている 共有ドライブやフォルダには、その所有者がアクセス権を設定できるようになっています。アクセス権が設定されている場合、まったく利用できないか、読み取りのみ可能な設定、読み取りも書き込みも可能な設定と、いくつかのパターンが設定されます。 共有を設定した当初は「読み取り専用」の設定になっています。 FAXモデムを使おうとしたら… ダイヤルが正常に実行できない 「ダイヤラ」で、ダイヤルが正常に実行できない場合は、「ダイヤル中」ダイアログボックスの「オプションの変更」ボタンをクリックし、「リダイヤルする番号」の先頭に表示されている「T」または「P」の文字を削除してからリダイヤルしてください。 Internet Explorer使用後、回線が自動切断できない ダイヤルアップネットワーク接続の場合、Internet Explorerを終了しても回線が接続されたままになることがあります。回線の切断が必要な場合は、タスクトレイの「ダイヤルアップネットワーク」アイコンを右クリックし、「切断」をクリックしてください。 印刷しようとしたら… 印刷がうまくいかないときは、その原因として、プリンタやケーブル、プリンタドライバ、アプリケーションの設定などが考えられます。1つずつ確認してください。 プリンタ接続と設定方法 プリンタに添付されているマニュアル プリンタから印刷できない、プリンタから意味不明の文字が印字される 接続ケーブルがはずれていたり、接触不良を起こしていませんか? プリンタのマニュアルに従って、本体とプリンタを接続し直してください。 プリンタが印刷可能な状態(オンライン)になっていますか? プリンタの「印刷可」や「オンライン」の表示を確認してください。また、プリンタのマニュアルに従って設定を確認してください。 プリンタのテスト印字はできますか? プリンタには一般にテスト印字する機能があります。この機能を使ってプリンタの印字テストを行ってください。テスト印字ができないときは、プリンタの故障が考えられます。プリンタの製造元にお問い合わせください。 プリンタの製造元が推奨するプリンタケーブルを使っていますか? プリンタによっては、プリンタ製造元の指定したケーブルを使わないと印刷がうまくいかないものがあります。プリンタのマニュアルをご覧になってケーブルを確認してください。 プリンタ専用のプリンタドライバがインストールされていますか? 新しくプリンタを接続したときは、プリンタドライバのセットアップが必要です。また、プリンタドライバの設定によっては、正しく印刷されないことがあります。プリンタに添付されているマニュアル、またはWindowsのヘルプに従って設定してください。 本機のシステム設定を確認してください パラレルポート(プリンタ)に関する設定があります。 なお、スーパースリムタワー型にはパラレルポートがないため、設定はありません。 パラレルポート(プリンタ)の設定 省スペース型、ミニタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART2 システム設定(スリムタワー型、省スペース型、ミニタワー型の場合)」の「Advancedの設定」 マイクロタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART3 システム設定(マイクロタワー型の場合)」の「Peripheral Setupの設定」 スーパースリムタワー型では使用できません。 プリンタがLANに接続されていますか? プリンタがプリンタサーバに接続されている場合には、プリンタサーバでエラーが表示されていないか確認してください。またプリンタがLANに直接接続されている場合は、ルータおよびマルチポートリピータの電源を確認してください。 PDF形式の電子マニュアルがうまく印刷できない 推奨する解像度のプリンタを使っていますか? PDF形式の電子マニュアルを印刷するには、600dpi以上の解像度のポストスクリプト対応のページプリンタを推奨しています。お使いのプリンタを確認してください。 白抜きの文字やグラデーション、図形などがうまく印刷できない お使いの環境によっては黒帯に白抜きの文字(例:)やグラデーション、図形がうまく印刷できない場合や、小さな文字がかすれたように印刷されてしまう場合があります。このような場合には以下の様な対処法を取ってみてください。 Acrobat Readerの「印刷」ダイアログボックスで、「画像として印刷」チェックボックスをオンにするか、プリンタのプロパティの中から「きれい」、「高品位」等を選択する プリンタドライバを最新のものにする プリンタが複数ある場合は、プリンタを切り替える 以上の方法を取ってもうまく印刷できない場合は、切り替えたプリンタのドライバを最新のものにしてください。 フロッピーディスクを使っていたら… フロッピーディスクを使っていて問題が起きたときは、以降をご覧ください。 省スペース型、ミニタワー型、マイクロタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART1 本体の構成各部」の「フロッピーディスクドライブ」 スーパースリムタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART1 本体の構成各部」の「フロッピーディスクドライブ」 「マイコンピュータ」の3.5インチFDをダブルクリックしたが、フロッピーディスクの内容が表示されない 「デバイスの準備ができていません」と表示されたとき フロッピーディスクを入れ直して再試行してください。同じメッセージが表示されたら、別売のクリーニングディスクを使ってヘッドをクリーニングしてください。クリーニングしても問題が解決しない場合は、別のフロッピーディスクを入れてみて、正常に内容が表示されるようであれば、元のフロッピーディスクがこわれていると考えられます。 他のフロッピーディスクをセットしても内容が表示されないときは、フロッピーディスクドライブの故障が考えられます。ご購入元、またはNECにお問い合わせください。 NECのお問い合わせ先 『NEC PCあんしんサポートガイド』 クリーニング 省スペース型、ミニタワー型、マイクロタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART4 付録」の「本機のお手入れ」 スーパースリムタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART4 付録」の「本機のお手入れ」 「ディスクはフォーマットされていません」と表示されたとき セットしたフロッピーディスクは、本機では読めないフォーマットのフロッピーディスクか、フォーマットがされていません。フロッピーディスクに必要なファイルが入っていなければ、「はい」ボタンをクリックし、フォーマットしてから使ってください。 フロッピーディスクのフォーマット Windowsのヘルプ 本機に添付のフロッピーディスクを修復したい 「添付品の修復、再入手方法について」をご覧ください。 ディスクコピーできない MS-DOS Ver6.2以前のFORMATコマンドでフォーマットしたフロッピーディスクを「MS-DOSプロンプト」からDISKCOPYコマンドでディスクコピーすることはできません。フロッピーディスクのディスクコピーを行う場合は、「マイコンピュータ」の「3.5インチFD」を右クリックし、表示されたメニューから「ディスクのコピー」をクリックしてください。 ドライブスペースを使用してフロッピーディスクを圧縮したとき、圧縮されたフロッピーディスクがプログラム上から認識できない 以下の手順により、圧縮されたフロッピーディスクを認識することができます。 「スタート」ボタン→「プログラム」→「アクセサリ」→「システムツール」の「ドライブスペース」をクリック 「ドライブスペース」の画面で「このコンピュータのドライブ」に「圧縮フロッピーディスク」を選択する 「詳細」メニューの「マウント」をクリック ドライブスペースを終了する ハードディスクを使っていたら… ハードディスクの動作速度が遅い ハードディスクを長い間使っていると、データがディスクの空いている場所にばらばらに保存されるようになります。データが連続していないと、データを読み書きする時間が長くなります。このようなばらばらになったデータを最適な場所に整理するには「デフラグ」を行ってください。 デフラグの方法 「スタート」ボタン→「プログラム」→「アクセサリ」→「システムツール」→「デフラグ」 ハードディスクに障害がおきた 軽い障害であれば、スキャンディスクプログラムを使って修復することができます。 スキャンディスクの方法 省スペース型、ミニタワー型、マイクロタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART1 本体の構成各部」の「ハードディスクドライブ」 スーパースリムタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART1 本体の構成各部」の「ハードディスクドライブ」 ハードディスクの空き容量が足りない ハードディスクの空き容量を増やすには、次の方法があります。 ディスククリーンアップを使う ディスククリーンアップを実行すると、ハードディスクの空き容量を増やすことができます。 ディスククリーンアップ 「スタート」ボタン→「プログラム」→「アクセサリ」→「システムツール」→「ディスククリーンアップ」 「ドライブスペース」でハードディスクの内容を圧縮する ドライブスペースを使ってハードディスクの内容を圧縮すると、空き容量を増やすことができます。 ドライブスペースが動作中に、一般保護違反のエラーが発生する場合は、以下の手順で「スタートアップ」フォルダのすべてのファイルを別のフォルダに移動させた後、ドライブスペースを実行してください。 「スタート」ボタン→「設定」→「タスクバーと[スタート]メニュー」をクリック 「タスクバーと[スタート]メニューのプロパティ」の画面が表示されたら、「詳細設定」タブの「詳細」ボタンをクリック 「エクスプローラ」が起動するので、「フォルダ」欄の「プログラム」をクリック 「ファイル」メニュー→「新規作成」→「フォルダ」をクリック ここでは、新たに作成したフォルダの名称を「tmp」として説明します。 「フォルダ」欄の右側に表示されている「スタートアップ」フォルダをダブルクリック 「エクスプローラ」の「編集」メニュー→「すべて選択」をクリック 反転表示した部分を右ボタンでドラッグし、そのまま「フォルダ」欄の「tmp」フォルダにドロップして、「ここに移動」をクリックし、「スタートアップ」フォルダのすべてのファイルを「tmp」フォルダに移動させる 「エクスプローラ」を終了させ、「タスクバーと[スタート]メニューのプロパティ」または「タスクバーのプロパティ」の画面の「OK」ボタンをクリック Windowsを再起動する 再起動後、ドライブスペースを実行する ドライブの圧縮後、「tmp」フォルダのすべてのファイルを「スタートアップ」フォルダに戻し、「tmp」フォルダを削除後、Windowsを再起動する ドライブスペース 「スタート」ボタン→「プログラム」→「アクセサリ」→「システムツール」→「ドライブスペース」 領域作成できる容量が、カタログなどに記載されている値より少ない ハードディスクの記憶容量は、1Mバイト=1,000,000 バイト、1Gバイト=1,000,000,000バイトで計算したときのM 、Gバイト値を示してあります。OSによっては、1Mバイト=1,048,576バイトでMバイト値を、1Gバイト=1,073,741,824バイトでGバイト値を計算していますので、この値よりも小さな値で表示されます。 CD-ROMを使っていたら… CD-ROMを使おうとして問題があったときは、以降をご覧ください。なお、CD-R/RWドライブをお使いの方は、CD-ROMドライブをCD-R/RWドライブに、CD-ROMをCD-RまたはCD-RWに読み替えてください。CD-R/RW with DVD-ROMドライブをお使いの方は、CD-ROMドライブをCD-R/RW with DVD-ROMドライブに、CD-ROMをCD-R、CD-RWまたはDVD-ROMに読み替えてください。 CD-ROMのセットのしかた、CD-ROMドライブの使用上の注意 省スペース型、ミニタワー型、マイクロタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART1 本体の構成各部」の「CD-ROMドライブ」 スーパースリムタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART1 本体の構成各部」の「CD-ROMドライブ」 CD-ROMドライブのディスクトレイを出し入れできない 本機の電源は、入っていますか? 電源が入っているのに、CDトレイが出てこない場合は、以下の箇所に従って強制的に出してください。 強制的に取り出す方法 省スペース型、ミニタワー型、マイクロタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART1 本体の構成各部」の「CD-ROMドライブ」「非常時のディスクの取り出し」 スーパースリムタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART1 本体の構成各部」の「CD-ROMドライブ」「非常時のディスクの取り出し」 CD-ROMをセットしても自動起動しない そのCD-ROMは、自動起動に対応していますか? 自動起動に対応していないCD-ROMは自動起動できません。CD-ROMの説明書で確認してください。対応していないときは、Windowsのデスクトップ画面の「マイコンピュータ」からCD-ROMドライブをクリックし、表示されるウィンドウの中のアイコンをダブルクリックして起動してください。 CD-ROMのプロパティで自動起動が設定されていますか? 「デバイスマネージャ」からCD-ROMドライブのプロパティを開き、CD-ROMドライブのプロパティの画面の「設定」タブにある「挿入の自動通知」にチェックを付けてください。 CD-ROMドライブのドライブ番号を変えたい 別売のCD-ROMドライブを増設したときやCD-ROMドライブの設定を変更したときなどには、特に指定しなければ最後のハードディスクドライブの次の番号が割り当てられます(最後のハードディスクドライブがDドライブの場合はEドライブ)。CD-ROMドライブのドライブ番号を変更する場合は、Windowsのヘルプをご覧ください。 ドライブ番号の変更 「スタート」ボタン→「ヘルプ」の『ヘルプとサポート』の「検索」で「ドライブ文字」 添付されていたCD-ROMが使えなくなった、こわれた 本機に添付されているCD-ROMに傷が付いて使えなくなったときなどは、有料で交換いたします。 CD-ROMの交換のお問い合わせ先 『NEC PCあんしんサポートガイド』 周辺機器を取り付けようとしたら… 周辺機器を取り付けるときは、周辺機器のマニュアルをご覧の上、接続してください。 周辺機器のマニュアル 省スペース型、ミニタワー型、マイクロタワー型をお使いの場合 『ハードウェア拡張ガイド』 スーパースリムタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』 本機で使っている割り込みレベルを知りたい 工場出荷時の状態は、以下の箇所をご覧ください。 割り込みレベル 省スペース型、ミニタワー型、マイクロタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART4 付録」の「割り込みレベル・DMAチャネル」 スーパースリムタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART4 付録」の「割り込みレベル・DMAチャネル」 現在の割り込みレベルについては「デバイスマネージャ」の「コンピュータのプロパティ」で参照してください。 デバイスマネージャの画面の中に赤い×や黄色い!などがついている 「デバイスマネージャ」タブ画面の中に赤い×や黄色い!などが付いている場合は、その周辺機器が何らかの原因で正常に動作していないことを表示しています。Windowsのヘルプや周辺機器のマニュアル、または『ハードウェア拡張ガイド』(スーパースリムタワー型をお使いの場合は『活用ガイド ハードウェア編』)をご覧の上、正常に動作するように問題を解決してください。 USB接続のキーボードがセットになったモデルの場合は、マウスの下の「PS/2互換マウスポート」のところに黄色い!が付いていますが、異常ではありません。 また、「USB Universal Host Controller」に緑の?が付いていることがありますが、異常ではありません。 PC-9800シリーズで使用していたプリンタやシリアル機器が使用できない 以下の箇所をご覧ください。 パラレルコネクタ、シリアルコネクタ 省スペース型、ミニタワー型、マイクロタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART1 本体の構成各部」の「各部の名称」「パラレルコネクタ」または「シリアルコネクタ」 PCIボードを取り付けたが動作しない、PCIボードを取り付けたらパソコンが起動しなくなった、他の機能が使えなくなった 省スペース型、ミニタワー型、マイクロタワー型をお使いの場合は、『ハードウェア拡張ガイド』「PART1 周辺機器を接続する前に」をご覧ください。 シリアルポートBを使いたい ミニタワー型の場合、シリアルポートBの工場出荷時の設定は「Disabled」になっています。使用する場合は、「Enabled」に設定してください。 なお、ミニタワー型以外の機種は、シリアルポートBをサポートしていませんので使用できません。 シリアルポートBの設定 『活用ガイド ハードウェア編』「PART2 システム設定(スリムタワー型、省スペース型、ミニタワー型の場合)」の「Advancedの設定」「I/O Device Configuration」「Serial port B」 ハードウェアウィザードを実行すると、「Sound Blaster ProCompatible」および「ゲームポートジョイスティック」がデバイスマネージャに追加される ハードウェアウィザードを実行すると、「Sound Blaster Pro Compatible」が組み込まれる場合があります。この場合は、次の手順で削除してください。 「スタート」ボタン→「設定」→「コントロールパネル」をクリック 「システム」をダブルクリック 「デバイスマネージャ」タブをクリック 「サウンド、ビデオ、およびゲームのコントローラ」の「SoundBlaster Pro Compatible」および「ゲームポートジョイスティック」を削除する アプリケーションを使っていたら… アプリケーションを使う前、または使っていてトラブルが起きたときは以降をご覧ください。 起動しなくなった、動作が遅い、動かなくなることがある ハードディスクに十分な空き領域はありますか? ハードディスクの中にデータがたくさん蓄積されたため、ハードディスクの空き領域が減り、Windowsの動作が遅くなった可能性があります。空き領域が100MBより少なくなっている場合は、必要のないデータを削除したり、アプリケーションを別のハードディスクにインストールしてCドライブから削除してください。 「ハードディスクを使っていたら…」「ハードディスクの空き容量が足りない」 複数のアプリケーションが起動していませんか? 複数のアプリケーションを同時に起動したり、メモリをたくさん使うアプリケーションを使うと、メモリやシステムリソースが不足し、新たにアプリケーションが起動できなかったり、動作が遅くなったり、動かなくなることがあります。 他のアプリケーションを起動している時は、それらを終了してからご使用ください。それでも起動できない、動作が遅いときは本機を再起動してください。 メモリを増設するには 省スペース型、ミニタワー型、マイクロタワー型をお使いの場合 『ハードウェア拡張ガイド』 スーパースリムタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』 システムリソースの残量を確認するには 「スタート」ボタン→「アクセサリ」→「システムツール」→「リソースメーター」 スタンバイ状態から復帰しない 「スタンバイ機能を使おうとしたら…」の「スタンバイ状態から復帰できない」をご覧ください。 削除を中断したら使用できなくなった 「コントロールパネル」の「アプリケーションの追加と削除」で、アプリケーションを選択して「追加と削除」ボタンをクリックした後は、途中で中断してもそのままではアプリケーションを使用できない場合があります。その際にはWindowsを再起動後、アプリケーションを使用してください。 アプリケーションをインストールできない、動作しない アプリケーションがこのパソコンに対応しているか確認します。 アプリケーションによっては、このパソコンでは動作しないものや、別売の周辺機器が必要なものがあります。アプリケーションのマニュアルで「動作環境」や「必要なシステム」を確認してください。 デスクトップがWebページで表示されていませんか? デスクトップをWebページで表示していると、アプリケーションがインストールできない場合があります。その場合は以下の手順を行ってみてください。 デスクトップの任意の場所で右クリック 表示されたメニューの「アクティブデスクトップ」の「Webコンテンツの表示」または、「Webページで表示」をクリックし、「Webコンテンツの表示」または、「Webページで表示」の左に付いているチェックを外す Windows Me対応と明記されていないMS-DOS用、Windows 3.1用、またはWindows 95用のアプリケーションをインストールしようとしていませんか? MS-DOS、Windows 3.1用、またはWindows 95用のアプリケーションの中には、Windows Meにインストールできないものがあります。Windows Me対応と明記されていないアプリケーションについては、アプリケーションの製造元にお問い合わせください。 本機で動作するアプリケーションについて知りたい NECのパソコン関連総合サイト「121ware.com」でアプリケーションの情報を提供しています。 http://121ware.com/ トップページの「98AP情報」をご覧ください。 ホームページに記載されていないアプリケーションについては各アプリケーションの製造元にご確認ください。 本機で使えるOSの種類を知りたい 「他のOSを利用する」をご覧ください。 Internet Explorer3.02、4.01を使いたい Internet Explorer3.02、4.01は利用できません。 Windows Meの新機能、削除された機能を知りたい Windows Meの新機能、削除された機能については「ヘルプとサポート」の中にある「Windows Millennium Editionを使う」の「Windows Meの新機能」をご覧ください。 本機にインストールされているDirect Xのバージョンを知りたい Direct Xのバージョンは次の手順で確認することができます。 「スタート」ボタン→「ファイル名を指定して実行」をクリック 「名前」に「"C:\windows\system\Dxdiag.exe"」と入力する その他 知りたい質問が見つからなかったときは、以降をご覧ください。 ここでも見つからないときは、「トラブルを解決するには(ヒント)」の「他のマニュアルやヘルプ、READMEファイルを見る」をご覧ください。 西暦2000年問題について知りたい 西暦2000年問題とは、コンピュータ・通信システムなどの中で、日付の記述が従来一般に西暦年の下2桁で行われていたため、2000年と1900年の区別ができず、2000年以降の日付データについて誤った処理をしたりシステムが動作しなくなるという問題です。 少しバージョンの古いソフトや周辺機器を使用するときは、必ず2000年問題への対応状況について各メーカーなどにお問い合わせください。 マニュアルをなくしてしまった 本機に添付されているNEC製のマニュアル『はじめにお読みください』、『安全にお使いいただくために』、『活用ガイド ハードウェア編』、『ハードウェア拡張ガイド』、『活用ガイド 再セットアップ編』は、購入することができます。なお、在庫状況によっては、ご期待に添えない場合もありますので、あらかじめご了承願います。 お買い求めの際は、NEC PCマニュアルセンターへお問い合わせください。 販売方法:電話・FAXによる通信販売 いただいたFAXに対するご回答は、翌営業日以降となります。 お申し込み先:NEC PCマニュアルセンター (電話)03-5476-1900 (FAX)03-5476-1967 営業時間:月〜金曜日 AM10:00〜12:00 PM1:00〜4:00 (土・日、祝日年末年始を除く/FAXは24時間受付) 取り扱い品目などの詳細はホームページ上でご案内しております。 ホームページアドレス:http://pcm.nec-dp.co.jp/ マニュアルの書名やパソコンの型名、プロダクトキーなどは、紛失に備えて控えておくことをおすすめします。 NECのパソコン関連総合サイト「121ware.com」では、NEC製のマニュアルを電子マニュアル化し、ダウンロードできるサービスを行っています。 http://121ware.com/ 「レスキュー」→「商品情報」にある「電子マニュアルビューア」をご覧ください。 本機を海外で使いたい 海外では使えません。 テレビやラジオに雑音が入る テレビ、ラジオや他の電子機器は、本機から遠ざけてください。また、本機は、それらの機器とは別のACコンセントにつないでください。 日付や時刻がずれる 本機内蔵のカレンダ時計は、電池(交換不要)により電源を供給されており、電源を切っても動いています。日付と時刻を設定してもなお日付や時刻がずれる場合は、ご購入元にお問い合わせください。 コンピュータウイルス対策について ここでは、コンピュータウイルスの予防法と発見時の対処方法について説明しています。 コンピュータウイルスの感染を防ぐために インターネットや電子メール上のやりとり、フロッピーディスクやCD-ROMの受け渡しなど、さまざまなかたちでコンピュータウイルスに感染する可能性があります。パソコンをコンピュータウイルスから守るには、次の点にご注意ください。 出所が不明なフロッピーディスクやCD-ROM、プログラムは使用しない 入手したデータやプログラムはウイルス検査を済ませてから使用する インターネットやパソコン通信から、むやみにデータやプログラムをダウンロードしない 覚えがない電子メールや添付ファイルは開かずに削除する ウイルス検査は定期的に行う ワクチンソフトは最新版になるように定期的に更新する 本機にはウイルスを検査・駆除するアプリケーション「Norton AntiVirus」が添付されています。 「アプリケーションの概要と削除/追加」の「Norton AntiVirus」 コンピュータウイルスを発見したら ウイルスの駆除には、該当ファイルを削除して、アプリケーションのオリジナル媒体またはバックアップから再インストールすることが確実な方法です。削除できないファイルの場合は、「Norton AntiVirus」などのウイルス除去機能があるアプリケーションでそのファイルのウイルスを削除してください。 また、二次感染を防ぐため、ウイルスが発見された場合は、使用した媒体(フロッピーディスク、ハードディスクなど)をすべてウイルス検査する必要があります。 コンピュータウイルスの被害届について 日本では、企業でも個人でもウイルスを発見した場合は、所定の機関に届けることが義務付けられています(平成7年7月7日付通商産業省告示第429号)。届け出をしなくても罰則の規定はありませんが、今後の被害対策のための貴重な情報となりますので積極的に報告してください。 届け出先: 情報処理振興事業協会(通称IPA)セキュリティセンターウイルス対策室 本部: 〒113-6591 東京都文京区本駒込2-28-8 文京グリーンコートセンターオフィス16階 IPAセキュリティセンターウイルス対策室 (電話) 03-5978-7509 (FAX) 03-5978-7518 ホームページアドレス http://www.ipa.go.jp/ トラブルを予防するには… ●電源は、正しい順序で入れる/切る 正しい電源の入れ方/切り方 省スペース型、ミニタワー型、マイクロタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART1 本体の構成各部」の「電源(Windows Meの場合)」 スーパースリムタワー型をお使いの場合 『活用ガイド ハードウェア編』「PART1 本体の構成各部」の「電源」 ●大切なデータはバックアップをとっておく パソコンを使っていると、うっかりファイルを消してしまったり、ドライブが故障してしまったりと、大切なデータをなくしてしまうことがあります。そんなときにもフロッピーディスクなどにデータをコピーして予備のデータをとっておくと安心です。 また、本機に添付されている「バックアップCD-ROM」を使用して再セットアップする場合には、ご自分でハードディスク内に作成されたデータやインストールされたアプリケーションソフトは、消去される場合があります。必ず再セットアップする前に、これらのデータをバックアップしてください。バックアップをとる方法は、「Masty Data Backup」またはWindowsのヘルプをご覧ください。 ●メンテナンスウィザードを使って定期的にメンテナンスを行う メンテナンスウィザードを使って、ハードディスクの軽い障害を修復するスキャンディスク、プログラムをより速く実行するデフラグ、ハードディスクの空き容量をより多くするディスククリーンアップなどのシステムツールを定期的に実行させるようにできます。 設定されたシステムツールは、「マイコンピュータ」の「タスク」フォルダに登録されます。ここで、登録された日時や曜日は後で変更することができます。 メンテナンスウィザードは、次の方法で起動することができます。 「スタート」ボタン→「プログラム」→「アクセサリ」→「システムツール」の「メンテナンスウィザード」をクリック ●あらかじめ復元ポイントを作成しておく Windowsの設定を変更する前や、周辺機器を接続する前にあらかじめ復元ポイントを作成しておくことにより、Windowsの設定を元の状態に戻すことができ、トラブル防止に役立ちます。 復元ポイントの作成方法はWindowsのヘルプをご覧ください。 ●あらかじめ起動ディスクを作っておく Windowsの調子が何かおかしくなったり、設定を変更したらWindowsそのものが起動しなくなることがあります。 このようなときには、起動ディスク(Windowsを起動するフロッピーディスク)を使って本機を起動し、本機を検査したり、設定を変更すると解決に役立ちます。 起動ディスクは、「スタート」ボタン→「設定」→「コントロールパネル」→「アプリケーションの追加と削除」の「起動ディスク」タブの「ディスクの作成」ボタンで作成できます。 ●保守契約を結び定期的にメンテナンスを行う 本機を24時間運転など、信頼性を必要とする設備として利用する場合は、必ず保守契約を行い、定期的にメンテナンスを実施してもらうとともに、消耗部品などの交換を依頼してください。 ●改造をしない 本機用のマニュアルに記載されている方法以外で、本機の改造や修理をしないでください。マニュアルに記載されている方法以外で改造や修理をした製品については、当社のサービスの対象外となることがあります。 アフターケアについて 保守サービスについて お客様が保守サービスを受ける際のお問い合わせは、ご購入元、またはNECで承っております。お問い合わせ窓口やお問い合わせの方法など、詳しくは『NEC PCあんしんサポートガイド』をご覧ください。 また、トラブルが発生した場合は、「●トラブルチェックシートに記入して問い合わせる」もご覧ください。 消耗品と消耗部品について 本機の添付品のうち、消耗品と消耗部品は次の通りです。 種類 概要 本機の場合 消耗品 使用頻度あるいは経過年数により消耗し、一般的には再生が不可能なもので、お客様ご自身で購入し、交換していただくものです。保証期間内であっても有料です。 フロッピーディスク CD-ROM 消耗部品 (有償交換部品) 使用頻度あるいは経過年数により消耗、摩耗または劣化し、修理再生が不可能な部品です。NECフィールディングの各支店・営業所などで交換し、お客さまに部品代を請求するものです。保証期間内であっても有料の場合があります。 CRTディスプレイ(ブラウン管)※、液晶ディスプレイ※、ファン、ハードディスクドライブ、キーボード、マウス、CD-ROMドライブ、CD-R/RWドライブ、CD-R/RW with DVD-ROMドライブ、フロッピーディスクドライブ ※ディスプレイがセットになっているモデルのみ 本製品の補修用性能部品の最低保有期間は、製造打切後7年です。 添付品の修復、再入手方法について 本機の添付品のうち、次のものについては、修復または再入手が可能です(有料)。 フロッピーディスクの修復、CD-ROMの再入手についてのお問い合わせ先は、添付の『NEC PCあんしんサポートガイド』をご覧ください。 ・フロッピーディスク ・CD-ROM 「再セットアップ用CD-ROM」を入手したい 本機には、フリーセレクションで「再セットアップ媒体」を選択した場合を除き、「再セットアップCD-ROM」が添付されています。 CD-R/RWドライブ、またはCD-R/RW with DVD-ROMドライブモデムをお使いの方は、「再セットアップ用CD-ROM」を作成することができますが、CD-ROMドライブ搭載モデルをお使いの方でも、「再セットアップ用CD-ROM」を入手することができます。(有料) 「再セットアップ用CD-ROM」入手についてのお問い合わせは、次のホームページをご覧ください。 お問合せ先:PC98-NXシリーズ メディアオーダーセンター ホームページアドレス:http://nx-media.ssnet.co.jp 「再セットアップ用CD-ROM」の作成 『活用ガイド 再セットアップ編』 本製品の譲渡について 本製品を第三者に譲渡される場合は、所定の条件に従ってください。 また、譲渡を受けられた場合には、所定の手続きに従って、お客様登録を行ってください。 パソコン内のデータには個人的に作成した情報が多く含まれています。第三者に情報が漏れないように譲渡の際には、これらの情報を削除することをおすすめします。 譲渡されるお客様へ 本製品を第三者に譲渡(売却)される場合は、以下の条件を満たす必要があります。 本体に添付されているすべてのものを譲渡し、複製物を一切保持しないこと 各ソフトウェアに添付されている『ソフトウェアのご使用条件』の譲渡、移転に関する条件を満たすこと 譲渡、移転が認められていないソフトウェアについては、削除した後、譲渡すること(本体に添付されている『ソフトウェア使用条件適用一覧』をご覧ください) ※第三者に譲渡(売却)される製品をご登録されている場合は、121ware(ワントゥワンウェア)登録センター(TEL:0120-469-121)までご連絡のうえ、必ず登録削除の手続きをお願いいたします。 譲渡を受けられるお客様へ お客様登録に必要な以下の事項を記入し、お手数ですが官製ハガキまたは封書でお送りください。 または、NECのパーソナル商品総合情報サイト「121ware.com」のマイアカウント画面(http://121ware.com/my/)にアクセスして譲渡を受けられる製品の情報をご登録いただいても結構です。 記載内容 本体型名および保証書番号 (本体背面に記載の型名および製造番号) または (本体底部に記載の型名および製造番号) 以前に使用されていた方の氏名、住所、電話番号もしくは中古購入されたお店の名称、住所、電話番号 あなたの氏名、住所、電話番号 送付先 〒183-8501 東京都府中市日新町1-10(NEC府中事業場) 121ware 登録センター行 廃棄について 本機を廃棄したい 当社は資源有効利用促進法に基づき、積極的に当社の回収・リサイクルシステムに従って、資源の有効利用につとめていますので、下記のホームページで紹介している窓口にお問い合わせください。 http://www.nec.co.jp/eco/ja/recycle/renrakusaki.html なお、NEC グループの回収・リサイクルシステムに関しての詳細およびお問い合わせ先は、次のホームページをご覧ください。 http://www.nec.co.jp/japanese/profile/kan/recy_top.html 添付されたマニュアルに記載されている方法以外で本機を改造された場合、本機を引き取ることができない場合がありますので、ご注意ください。 『環境ガイド』 スーパースリムタワー型には、『環境ガイド』が添付されており、使用している重金属等の情報が記載されています。廃棄する前にご覧ください。
StandbyDisk Solo 概要 使用上の注意 復旧手順 削除 追加 概要 StandbyDisk Soloは、Windows 2000対応のバックアップ&リカバリーユーティリティです。 StandbyDisk Soloは、ハードティスク内にある第1パーティション(Cドライブ)の使用領域とほぼ同じ容量をバックアップ先 (以後スタンバイ・エリア)として同パーティション内に確保し、使用領域のバックアップを行います。 稼動中のシステムに障害が起きた際、スタンバイ・エリアからシステムを起動しシステムを復旧することが可能です。 機能の詳細や操作方法、制限事項、最新情報については、以下のそれぞれを参照してください。 機能の詳細や操作方法 オンラインマニュアル(「StandbyDisk Solo 日本語版CD-ROM」のルートディレクトリの「Manual.pdf」をダブルクリック) 注意事項や制限事項に関する情報 ReadMe(「StandbyDisk Solo 日本語版CD-ROM」のルートディレクトリの「ReadMe.txt」をダブルクリック) StandbyDisk Soloの最新の情報 NetJapanのホームページ http://www.netjapan.co.jp/ StandbyDisk Soloは工場出荷時の状態ではインストールされていません。お使いになる場合は、後述の 「追加」の手順を参照して、StandbyDisk Soloをインストールしてください。 添付の「オンラインマニュアル」を参照するには、「Acrobat Reader」が必要です。StandbyDisk Soloの追加を行う前に 「Acrobat Reader 5.0」を参照してインストールを行ってください。 一部のアプリケーションは、CyberAccessがエキスパートモード、アドバンストモード以外のときは削除または追加することはできません。その場合は、エキスパートモードまたはアドバンストモードに変更してから行ってください。 本機の再セットアップの後に続けてStandbyDisk Soloの追加を行う場合は必ずWindowsの再起動後に行ってください。 アプリケーションの削除と追加は、必ずAdministrator権限を持ったユーザでログオンして行ってください。 CDレスモデルをお使いの場合は、あらかじめネットワーク上の任意のコンピュータのCD-ROMドライブをネットワークドライブに 割り当ててください。 アプリケーションの削除と追加を行う前に、「スタート」ボタン→「プログラム」→「補足説明」をお読みください。 Administrator権限とは、コンピュータの全体的な構成を管理するための管理者権限のことです。 Administrator権限を持つユーザでログオンする方法が不明な場合、「ログオン情報」の画面で「ユーザー名」に「Administrator」、「パスワード」に本機初回起動時にお客様が設定した管理者アカウントのパスワードを入力し、「ドメイン名」で初回起動時に設定したコンピュータ名を選択して「OK」ボタンをクリックします。ドメイン名は、ネットワークのインストールでドメインを設定した場合のみ表示されます。 ◆起動方法 「スタート」ボタン→「プログラム」→「StandbyDisk Solo」→「StandbyDisk Solo」をクリック StandbyDisk Soloの画面が表示されます。 ページの先頭へ▲ 使用上の注意 ◆ファイルシステムについて ファイルシステムをNTFSでフォーマットしている場合のみお使いになれます。 Windows 2000でファイルシステムをFAT32でフォーマットしている場合は再セットアップなどを行い、ファイルシステムをNTFSに変更してください。 ◆バックアップに必要なCドライブの容量について StandbyDisk Soloを使用するには、Cドライブの容量が使用領域の2倍以上必要です。 ご購入時のままバックアップを行うと容量が不足する場合があります。ドライブのプロパティを参照してCドライブの容量と使用領域を確認してください。 また、お使いになるソフトウェアのインストールに必要な容量も確認し、必要に応じて再セットアップなどを行い容量を十分に確保してください。 なお、ご購入時のソフトウェア占有量については、「ソフトウェア占有量について」を参照してください。 ◆ダイナミックディスクについて StandbyDisk Soloは、ダイナミックディスクには対応していません。 ◆バックアップ、復元について バックアップ、または復元時にシャットダウンや再起動、ユーザー切り替えは行わないでください。 ページの先頭へ▲ 復旧手順 稼動中のハードディスクに障害が発生した場合は、以下の手順でスタンバイ・エリアから起動できます。 スタンバイ・エリアからの起動手順(レスキュー起動方法) 本体の電源を入れる 起動時に「Protected by StanbyDisk Solo」と表示されたら【Alt】を押しながら、【CapsLock/英数】を同時に押す レスキュー起動のメニュー画面が表示されます。 【1】を押す 必ず管理者でログオンしてください。 Windows起動時に 「レスキュー起動 StandbyDisk Solo」と表示されたら、「OK」ボタンをクリック 「レスキュー起動後の更新について」が表示された場合は、「いいえ」ボタンをクリックしてください。 更新されていないファイルやフォルダを復元するには、手順5から行ってください。 復元の必要がない場合は、以上で復旧作業は完了です。 再度復旧可能な状態にするためには「ボリューム更新」を行う必要があります。 StandbyDisk Soloを起動する 「StandbyDisk Soloで保護可能なボリューム」の画面で、表示されたボリュームをダブルクリック 「カレント/スタンバイファイルの比較」の画面で復元するファイルやフォルダを右クリック 「カレント/スタンバイファイルの比較」の画面で最後にバックアップしたあとに作成したファイルは、 「スタンバイ状態」が「のみ(カレント無し)」と表示されます。フォルダは「×マーク」がついて表示されます。 また、「カレント/スタンバイファイルの比較」の画面で最後にバックアップしたあとに更新したファイルは、「スタンバイ状態」に「新しい(カレントよりも)」と表示されます。 表示されるメニューから「スタンバイ・エリアから選択アイテムを個別復旧」をクリック 「ファイル/フォルダの個別復旧の確認」の画面で「カレント・エリアのファイルをスタンバイ・エリアのファイルで上書きしようとしています。」と表示されたら、「はい」ボタンをクリック 「ボリューム更新」のボタンをクリック 以上で復旧作業は完了です。 再度復旧可能な状態にするためには「ボリューム更新」を行う必要があります。 ハードディスクが物理的に壊れている場合は、「NEC 121コンタクトセンター」へ連絡のうえ、ハードディスクを交換してください。 ページの先頭へ▲ 削除 StandbyDisk Soloの削除を行う前にStandbyDisk Soloのタスクを削除してください。 Windowsを起動する 「スタート」ボタン→「プログラム」→「StandbyDisk Solo」→「StandbyDisk Soloのアンインストール」をクリック これ以降の操作は画面の指示に従ってください。 アンインストールが完了したら、Windowsを再起動する 以上でStandbyDisk Soloの削除は終了です。 ページの先頭へ▲ 追加 StandbyDisk Soloはインストール時に登録する管理者権限のユーザのパスワードを使ってサービスが起動されるので、インストール後に登録済みの管理者権限ユーザのパスワードを変更すると、サービスを実行できなくなります。 登録済みの管理者権限ユーザのパスワードを変更する場合は、オンラインヘルプ(第7章 第5節「アドミニストレータ権限のないユーザに関して」)を参照してください。 このアプリケーションは、アプリケーション専用のCD-ROMを使用するため電子マニュアルを表示しながら追加することはできません。 「_manual」フォルダをハードディスクにコピー、または印刷してご覧ください。 Windowsを起動する CD-ROMドライブに「StandbyDisk Solo 日本語版 CD-ROM」をセットする 「StandbyDisk Soloのインストールウィザード」が表示されない場合は、「スタート」ボタン→ 「ファイル名を指定して実行」をクリックし、「名前」に 「<CD-ROMドライブ名>:\SETUP.EXE」と入力し、 「OK」ボタンをクリックしてください。 これ以降の操作は画面の指示に従ってください。 「ユーザ情報」が表示されたら、ユーザー名、会社名、シリアル番号を入力してください。 シリアル番号はユーザー登録書に記載されています。 「アクセス権限の選択」が表示されたら、「ユーザ名とパスワードを入力する」にチェックをつけて「次へ」ボタンをクリック ここでは必ず「ユーザ名とパスワードを入力する」を選択し、管理者のユーザ名とパスワードを入力してください。 ここで登録したユーザのみ、暗号化ファイルのバックアップ、および復旧を行うことが可能です。 詳しくはオンラインヘルプ(第7章 第10節「圧縮、暗号化ファイル」)をご覧ください。 画面の指示に従って、操作を続けてください。 「StandbyDisk Soloのインストールウィザードが完了しました。」が表示されたら、「Adobe Acrobat Readerの インストール」、「StandbyDisk Soloの設定を起動させる」のチェックを外し、「完了」ボタンをクリック Windowsを再起動する 以上でStandbyDisk Soloの追加は終了です。 ページの先頭へ▲
StandbyDisk Solo 概要 使用上の注意 復旧手順 削除 追加 概要 StandbyDisk Soloは、Windows 2000対応のバックアップ&リカバリーユーティリティです。 StandbyDisk Soloは、ハードティスク内にある第1パーティション(Cドライブ)の使用領域とほぼ同じ容量をバックアップ先 (以後スタンバイ・エリア)として同パーティション内に確保し、使用領域のバックアップを行います。 稼動中のシステムに障害が起きた際、スタンバイ・エリアからシステムを起動しシステムを復旧することが可能です。 機能の詳細や操作方法、制限事項、最新情報については、以下のそれぞれを参照してください。 機能の詳細や操作方法 オンラインマニュアル(「StandbyDisk Solo 日本語版CD-ROM」のルートディレクトリの「Manual.pdf」をダブルクリック) 注意事項や制限事項に関する情報 ReadMe(「StandbyDisk Solo 日本語版CD-ROM」のルートディレクトリの「ReadMe.txt」をダブルクリック) StandbyDisk Soloの最新の情報 NetJapanのホームページ http://www.netjapan.co.jp/ StandbyDisk Soloは工場出荷時の状態ではインストールされていません。お使いになる場合は、後述の 「追加」の手順を参照して、StandbyDisk Soloをインストールしてください。 添付の「オンラインマニュアル」を参照するには、「Acrobat Reader」が必要です。StandbyDisk Soloの追加を行う前に 「Acrobat Reader 5.0」を参照してインストールを行ってください。 一部のアプリケーションは、CyberAccessがエキスパートモード、アドバンストモード以外のときは削除または追加することはできません。その場合は、エキスパートモードまたはアドバンストモードに変更してから行ってください。 本機の再セットアップの後に続けてStandbyDisk Soloの追加を行う場合は必ずWindowsの再起動後に行ってください。 アプリケーションの削除と追加は、必ずAdministrator権限を持ったユーザでログオンして行ってください。 CDレスモデルをお使いの場合は、あらかじめネットワーク上の任意のコンピュータのCD-ROMドライブをネットワークドライブに 割り当ててください。 アプリケーションの削除と追加を行う前に、「スタート」ボタン→「プログラム」→「補足説明」をお読みください。 Administrator権限とは、コンピュータの全体的な構成を管理するための管理者権限のことです。 Administrator権限を持つユーザでログオンする方法が不明な場合、「ログオン情報」の画面で「ユーザー名」に「Administrator」、「パスワード」に本機初回起動時にお客様が設定した管理者アカウントのパスワードを入力し、「ドメイン名」で初回起動時に設定したコンピュータ名を選択して「OK」ボタンをクリックします。ドメイン名は、ネットワークのインストールでドメインを設定した場合のみ表示されます。 ◆起動方法 「スタート」ボタン→「プログラム」→「StandbyDisk Solo」→「StandbyDisk Solo」をクリック StandbyDisk Soloの画面が表示されます。 ページの先頭へ▲ 使用上の注意 ◆ファイルシステムについて ファイルシステムをNTFSでフォーマットしている場合のみお使いになれます。 Windows 2000でファイルシステムをFAT32でフォーマットしている場合は再セットアップなどを行い、ファイルシステムをNTFSに変更してください。 ◆バックアップに必要なCドライブの容量について StandbyDisk Soloを使用するには、Cドライブの容量が使用領域の2倍以上必要です。 ご購入時のままバックアップを行うと容量が不足する場合があります。ドライブのプロパティを参照してCドライブの容量と使用領域を確認してください。 また、お使いになるソフトウェアのインストールに必要な容量も確認し、必要に応じて再セットアップなどを行い容量を十分に確保してください。 なお、ご購入時のソフトウェア占有量については、「ソフトウェア占有量について」を参照してください。 ◆ダイナミックディスクについて StandbyDisk Soloは、ダイナミックディスクには対応していません。 ◆バックアップ、復元について バックアップ、または復元時にシャットダウンや再起動、ユーザー切り替えは行わないでください。 ページの先頭へ▲ 復旧手順 稼動中のハードディスクに障害が発生した場合は、以下の手順でスタンバイ・エリアから起動できます。 スタンバイ・エリアからの起動手順(レスキュー起動方法) 本体の電源を入れる 起動時に「Protected by StanbyDisk Solo」と表示されたら【Alt】を押しながら、【CapsLock/英数】を同時に押す レスキュー起動のメニュー画面が表示されます。 【1】を押す 必ず管理者でログオンしてください。 Windows起動時に 「レスキュー起動 StandbyDisk Solo」と表示されたら、「OK」ボタンをクリック 「レスキュー起動後の更新について」が表示された場合は、「いいえ」ボタンをクリックしてください。 更新されていないファイルやフォルダを復元するには、手順5から行ってください。 復元の必要がない場合は、以上で復旧作業は完了です。 再度復旧可能な状態にするためには「ボリューム更新」を行う必要があります。 StandbyDisk Soloを起動する 「StandbyDisk Soloで保護可能なボリューム」の画面で、表示されたボリュームをダブルクリック 「カレント/スタンバイファイルの比較」の画面で復元するファイルやフォルダを右クリック 「カレント/スタンバイファイルの比較」の画面で最後にバックアップしたあとに作成したファイルは、 「スタンバイ状態」が「のみ(カレント無し)」と表示されます。フォルダは「×マーク」がついて表示されます。 また、「カレント/スタンバイファイルの比較」の画面で最後にバックアップしたあとに更新したファイルは、「スタンバイ状態」に「新しい(カレントよりも)」と表示されます。 表示されるメニューから「スタンバイ・エリアから選択アイテムを個別復旧」をクリック 「ファイル/フォルダの個別復旧の確認」の画面で「カレント・エリアのファイルをスタンバイ・エリアのファイルで上書きしようとしています。」と表示されたら、「はい」ボタンをクリック 「ボリューム更新」のボタンをクリック 以上で復旧作業は完了です。 再度復旧可能な状態にするためには「ボリューム更新」を行う必要があります。 ハードディスクが物理的に壊れている場合は、「NEC 121コンタクトセンター」へ連絡のうえ、ハードディスクを交換してください。 ページの先頭へ▲ 削除 StandbyDisk Soloの削除を行う前にStandbyDisk Soloのタスクを削除してください。 Windowsを起動する 「スタート」ボタン→「プログラム」→「StandbyDisk Solo」→「StandbyDisk Soloのアンインストール」をクリック これ以降の操作は画面の指示に従ってください。 アンインストールが完了したら、Windowsを再起動する 以上でStandbyDisk Soloの削除は終了です。 ページの先頭へ▲ 追加 StandbyDisk Soloはインストール時に登録する管理者権限のユーザのパスワードを使ってサービスが起動されるので、インストール後に登録済みの管理者権限ユーザのパスワードを変更すると、サービスを実行できなくなります。 登録済みの管理者権限ユーザのパスワードを変更する場合は、オンラインヘルプ(第7章 第5節「アドミニストレータ権限のないユーザに関して」)を参照してください。 このアプリケーションは、アプリケーション専用のCD-ROMを使用するため電子マニュアルを表示しながら追加することはできません。 「_manual」フォルダをハードディスクにコピー、または印刷してご覧ください。 Windowsを起動する CD-ROMドライブに「StandbyDisk Solo 日本語版 CD-ROM」をセットする 「StandbyDisk Soloのインストールウィザード」が表示されない場合は、「スタート」ボタン→ 「ファイル名を指定して実行」をクリックし、「名前」に 「<CD-ROMドライブ名>:\SETUP.EXE」と入力し、 「OK」ボタンをクリックしてください。 これ以降の操作は画面の指示に従ってください。 「ユーザ情報」が表示されたら、ユーザー名、会社名、シリアル番号を入力してください。 シリアル番号はユーザー登録書に記載されています。 「アクセス権限の選択」が表示されたら、「ユーザ名とパスワードを入力する」にチェックをつけて「次へ」ボタンをクリック ここでは必ず「ユーザ名とパスワードを入力する」を選択し、管理者のユーザ名とパスワードを入力してください。 ここで登録したユーザのみ、暗号化ファイルのバックアップ、および復旧を行うことが可能です。 詳しくはオンラインヘルプ(第7章 第10節「圧縮、暗号化ファイル」)をご覧ください。 画面の指示に従って、操作を続けてください。 「StandbyDisk Soloのインストールウィザードが完了しました。」が表示されたら、「Adobe Acrobat Readerの インストール」、「StandbyDisk Soloの設定を起動させる」のチェックを外し、「完了」ボタンをクリック Windowsを再起動する 以上でStandbyDisk Soloの追加は終了です。 ページの先頭へ▲