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ATコマンドの概要 ATコマンドは米国Hayes社が開発したコマンド体系で、“AT”で始まることからこのように呼ばれています。パソコンなどの端末機器から電話回線に対してATコマンドを発信することによって、自動発着信を行うことができます。 コマンドの構成 ATコマンドセット(A/コマンドを除く)では、DTE(パソコンなどの端末機器)が送る各コマンドラインはキャラクターシーケンスATで始まり、キャリッジリターン(以降[CR]と表記。【Enter】を指します。)で終了しなければなりません。ATシーケンスは、いくつものコマンドをその次に続けることができます。ただし、Z、D、Aのようなコマンドは除きます。コマンドラインの最大キャラクタ数は60(キャリッジリターンも1キャラクタとして数えます)です。コマンドライン中に構文エラーが見つかった場合、ラインの残りは無視されます。 A T コマンド列 [CR] コマンド一覧 基本ATコマンド 種類 ATコマンド パラメータ・機能 アンサーモードで回線接続 A アンサーモードで回線に接続し、通信状態になる。自動応答にしていない状態で、応答する場合に使用する。 コマンドの再実行 A/ 直前に実行したコマンドを再実行する。このコマンドの前には「AT」はつけない。また、最後の[CR]もつけない。 ダイヤルの実行 D 指定された電話番号にダイヤルし、接続する。 P パルスダイヤル(ダイヤル回線)。 T トーンダイヤル(プッシュ回線)。 W 第2ダイヤルトーンを検出する(DDX等のダイヤルトーンを検出する) @ 5秒間の無音時間を検出する。検出できない場合は「NO ANSWER」を返す。 , S8レジスタで指定された時間、ダイヤルを待つ。構内交換機、ゼロ発信等でダイヤルを待つ場合に使用する。 0〜9、*、# 相手の電話番号をダイヤルする。ダイヤル番号を見やすくするために、スペース、「-」、「()」、「[]」等が使用できる。なお、「*」、「#」はトーンダイヤルのみ使用できる。 ; ダイヤル後コマンドモードにもどる。 ! 0.5秒間、回線をオンフック(回線断)する。 S=n &Znで登録した電話番号にダイヤルする。 L 最後にかけた番号にリダイヤルする。 コマンドエコー有無の設定☆ E DTE(パソコン側)から送られたコマンドのエコー(文字をそのまま送り返す)の有無を指定する。 E0 コマンドモード時DTEから入力したコマンド文字をDTEに返さない。 E1 コマンドモード時DTEから入力したコマンド文字をDTEに返す(工場出荷時)。 回線の接続/切断 H H0 回線を切断(オンフック)する。 H1 回線を接続(オフフック)する。 識別コード表示 I モデムの識別コードを表示する。 I0 デフォルトスピード、コントローラF/Wバージョンの表示。 I1 ROMのチェックサムコードを表示する。 I2 ROMのチェックを実行する。 I3 I0と同じ。 モニタースピーカの最大音量設定☆ L FAXモデムボードの内蔵スピーカの音量を設定する。 L0 音量小。 L1 音量小。 L2 音量中(工場出荷時)。 L3 音量大 モニタースピーカの動作設定☆ M 内部モニタースピーカのON、OFFのタイミングを設定する。 M0 スピーカを常にOFFにする。 M1 キャリアを検出するまでONにする(工場出荷時)。 M2 スピーカを常にONにする。 M3 ダイヤル終了からキャリア検出までONにする。 自動モードの設定☆ N 相手モデムとの通信速度決定の方法を指定する。 N0 相手モデムとの通信速度決定を自動で行わない。 N1 相手モデムとの通信速度決定を自動で行う(工場出荷時)。 オンラインモードに戻る O オンラインモード中にエスケープコマンド(+++)によってコマンドモードになったときに、再びオンラインモードに戻るために使用する。 O0 オンラインモードに戻る。 O1 トレーニングを再度実行して、オンラインモードに戻る。 パルス回線(ダイヤル回線)モードの設定☆ P ダイヤルをパルスで行うモードに設定する。 リザルトコードの設定☆ Q リザルトコードをDTE(パソコン側)に返すか、返さないかのモードを指定する。 Q0 リザルトコードをパソコンに返す(工場出荷時)。 Q1 リザルトコードをパソコンに返さない。 Sレジスタの読み出し Sr? Sレジスタrの内容を読み出す。ATS0?[CR]でS0レジスタの内容を読み出す。 Sレジスタの設定 Sr=n Sレジスタrを設定する。 ATSr=n[CR]でrに設定したいレジスタの番号、nにレジスタの値を10進数で設定する。 ATS2=43[CR]でS2レジスタに43(10進数)を設定する。 トーン回線(プッシュ回線)モードの設定☆ T ダイヤルをトーンで行うモードに設定する(工場出荷時)。 リザルトコードタイプの設定☆ V ATコマンドのリザルトコードの形式を指定する。 V0 リザルトコードを数字表示に設定する。 V1 リザルトコードを文字表示に設定する(工場出荷時)。 接続リザルトコード拡張(エラー訂正)の設定 W モデム接続時のリザルトコードの拡張方法を指定する。 W0 接続時にDTE スピードのみを返す(例CONNECT19200 )。 W1 接続時にエラー訂正プロトコル、DTE スピードの順に返す。 W2 接続時にエラー訂正プロトコル、DCE スピードの順に返す(工場出荷時)。 接続時のリザルトコードの設定☆ X モデム接続時のリザルトコードの拡張方法を指定する。 X0 拡張リザルトコード表示なし。ダイヤルトーン・話中音検出なし。 X1 拡張リザルトコード表示あり。ダイヤルトーン・話中音検出なし。 X2 拡張リザルトコード表示あり。ダイヤルトーン検出あり。話中音検出なし。 X3 拡張リザルトコード表示あり。ダイヤルトーン検出なし。話中音検出あり。 X4 拡張リザルトコード表示あり。ダイヤルトーン・話中音検出あり(工場出荷時)。 ブレーク信号の動作指定☆ Y ブレーク信号に関する動作を指定する。 Y0 ブレーク信号を受信しても、回線を切断しない(工場出荷時)。 モデムの初期化 Z モデムを不揮発性メモリの保存内容で初期化する。 Z0 不揮発性メモリのプロファイル0 の保存内容で初期化する。 Z1 不揮発性メモリのプロファイル1 の保存内容で初期化する。 (プロファイル0 と1 は同じプロファイルです。) キャリア検出信号(CD)の動作☆ &C CD信号(DCD)の動作を指定する。 &C0 CD信号を常にONにする。 &C1 CD信号はキャリアが検出されるとONになる(工場出荷時)。 データ端末レディ☆ &D DTR信号がONからOFFに変化した場合の動作を指定する。 &D0 DTR信号は無視し、常にONとして扱う。 &D1 DTR信号がOFFになると、コマンドモードになる。 &D2 DTR信号がOFFになると、回線を切断しコマンドモードになる(工場出荷時)。 &D3 DTR信号がOFFになると、回線を切断し初期化される(ATZコマンド実行状態になる)。 パラメータの初期化 &F 各種パラメータを工場出荷時の設定に戻す。 ガードトーンの設定☆ &G モデムのガードトーンの有無を指定する。 &G0 ガードトーンなし(工場出荷時)。 &G1 550Hz のガードトーンあり。 &G2 1800Hz のガードトーンあり。 DTEのフロー制御 &K DTE (パソコン側)のフロー制御(RTS/CTS、XON/XOFF)を指定する。 &K0 フロー制御しない。 &K3 RTS/CTSフロー制御をする(工場出荷時)。 &K4 XON/XOFFフロー制御をする。 通信モードの設定☆ &M 通信モードを指定する(&Qの一部コマンドと同様)。 &M0 ダイレクト非同期モードで接続する。 ダイヤルパルススピードの設定☆ &P ダイヤルパルスのスピードを指定する。 &P1 ダイヤルパルスを10PPSにする(工場出荷時)。 &P2 ダイヤルパルスを20PPSにする。 通信モードの設定☆ &Q 通信モードを指定する。 &Q0 ダイレクト非同期モードで接続する。 &Q5 エラー訂正プロトコルで接続する(工場出荷時)。 &Q6 ダイレクト非同期モードで接続する。 &Q8 MNPエラー訂正プロトコルで接続する。 &Q9 V.42またはMNPエラー訂正プロトコルで接続する。 データセットレディ(DSR)の制御☆ &S DSR信号の動作を指定する。 &S0 DSR信号は常にON(工場出荷時)。 &S1 DSR信号が回線接続中にONになる。 モデムの設定状況の表示 &V コマンドおよびSレジスタの設定状況を表示する。 パラメータの書き込み &W 現在の設定されている状態を、不揮発性メモリに書き込む。 &W0 不揮発性メモリのプロファイル0 に書き込む。 (この値は、電源を入れたとき、またはATZn コマンドで初期化したときに使われる。各々のコマンドを参照。) プロファイルの設定 &Y 電源立ち上げ時のプロファイル読み込みを設定する。 &Y0 プロファイル0を指定する。 電話番号の保存 &Z ATDS=(n)コマンドでダイヤルする場合の電話番号を指定する。 &Zn=XXXXX n=0〜3、XXXXXは電話番号(40桁以下) (例)AT&Z2=03-1234-5678 ダイヤル番号バッファ2に指定の番号を保存する。 (電話番号として使用できるのは、ATDコマンドの電話番号のうち「;」「S=n」以外のコマンド。) データ圧縮の指定 %C データ圧縮の方法を指定する。 %C0 データ圧縮をしない。 %C1 V.42bis/MNP5のデータ圧縮を行う(工場出荷時)。 リトレーニング時の自動再実行☆ %E 回線状態を監視して、状態が変化した場合や悪い場合に、トレーニングシーケンスの再実行(リトレーニング)、回線速度を変更するかどうかの指定をする。 %E0 リトレーニングを自動で再実行しない。 %E1 %E0と同じ。 %E2 リトレーニングを自動で再実行する。 (データエラーが多い場合のリトライ動作を指定するものではありません。) 最大ブロックサイズの指定 \A MNPで接続する時のブロックサイズを指定する。 \A0 最大ブロックサイズ64。 \A1 最大ブロックサイズ128。 \A2 最大ブロックサイズ192。 \A3 最大ブロックサイズ256(工場出荷時)。 ブレーク信号を送信 \B n×100msのブレーク信号を送信する。n=1〜9 ブレーク信号の動作 \K ブレーク信号を受けたときの動作を指定する。 ・オンラインモード(V.42/ノーマルモード)時にパソコンからブレーク信号を受けた。 \K0 コマンドモードになる。相手モデムにはブレークを送らない。 \K1 データバッファを空にして、相手モデムにブレークを送る。 \K2 \K0と同じ。 \K3 バッファのデータより優先して相手モデムにブレークを送る。 \K4 \K0と同じ。 \K5 バッファのデータを送った後で、相手モデムにブレークを送る。 ・オンラインコマンドモード時にパソコンから\Bコマンドによるブレークを受けた。 \K0 データバッファを空にして、相手モデムにブレークを送る。 \K1 データバッファを空にして、相手モデムにブレークを送る。 \K2 バッファのデータより優先して相手モデムにブレークを送る。 \K3 バッファのデータより優先して相手モデムにブレークを送る。 \K4 バッファのデータを送った後で、相手モデムにブレークを送る。 \K5 バッファのデータを送った後で、相手モデムにブレークを送る。 ・オンラインモード(V.42/ノーマルモード)時に相手モデムからブレークを受けた。 \K0 データバッファを空にして、パソコンにブレークを送る。 \K1 データバッファを空にして、パソコンにブレークを送る。 \K2 バッファのデータより優先してパソコンにブレークを送る。 \K3 バッファのデータより優先してパソコンにブレークを送る。 \K4 バッファのデータを送った後で、パソコンにブレークを送る。 \K5 バッファのデータを送った後で、パソコンにブレークを送る。 通信モードの設定 \N エラー訂正プロトコルの動作を設定する。 \N0 ノーマルモードで通信する。V.42,MNPは使用しない。 \N1 ダイレクトモードで通信する。 \N2 MNPモードで接続する。 相手モデムがMNPモードでない場合は接続しない。 \N3 V.42,MNPモードで接続する。 相手モデムがV.42,MNPモードでない場合はノーマルモードで接続する(工場出荷時)。 \N4 V.42モードで接続する。 相手モデムがV.42モードでない場合は接続しない。 \N5 \N3と同じ。 \N7 \N3と同じ。 (V.42,MNPの場合は、V.42→MNPの順に相手モデムとの接続を試す。) &M、&Qコマンドも参照。 DTEのフロー制御 \Q DTE(パソコン側)のフロー制御(RTS/CTS、XON/XOFF)を指定する。 \Q0 フロー制御をしない。 \Q1 XON/XOFFフロー制御をする。 \Q3 RTS/CTSフロー制御をする(工場出荷時)。 (&Kコマンドを参照。) 拡張リザルトコードの指定 \V 拡張リザルトコードを指定する。 \V0 拡張リザルトコードを使用しない。 \V1 拡張コードにエラー訂正の表示をする。 \V2 ¥V1と同じ。 V.90のイネーブル/ディセーブルと、下り通信速度の設定 -V90= -V90=0 V.90 のディセーブル -V90=1 拡張コードにエラー訂正の表示をする。 -V90=2 通信速度を28000bpsに設定する。 -V90=3 通信速度を29333bpsに設定する。 -V90=4 通信速度を30666bpsに設定する。 -V90=5 通信速度を32000bpsに設定する。 -V90=6 通信速度を33333bpsに設定する。 -V90=7 通信速度を34666bpsに設定する。 -V90=8 通信速度を36000bpsに設定する。 -V90=9 通信速度を37333bpsに設定する。 -V90=10 通信速度を38666bpsに設定する。 -V90=11 通信速度を40000bpsに設定する。 -V90=12 通信速度を41333bpsに設定する。 -V90=13 通信速度を42666bpsに設定する。 -V90=14 通信速度を44000bpsに設定する。 -V90=15 通信速度を45333bpsに設定する。 -V90=16 通信速度を46666bpsに設定する。 -V90=17 通信速度を48000bpsに設定する。 -V90=18 通信速度を49333bpsに設定する。 -V90=19 通信速度を50666bpsに設定する。 -V90=20 通信速度を52000bpsに設定する。 -V90=21 通信速度を53333bpsに設定する。 -V90=22 通信速度を54666bpsに設定する。 -V90=23 通信速度を56000bpsに設定する。 -V90? 現在の設定値を表示する。 -V90=? 設定値の範囲(0〜23)を表示する。 エスケープ +++ オンラインモードの時、パソコンから前後1秒間(S12レジスタで設定可能)の時間をあけて、「+++」のコマンドが入力されると、回線を切断することなく、コマンドモードに移る。 「+++」の前後に他の文字が入力されるとエスケープコマンドと判断されないので[CR]等は入力しないこと。 ☆ AT&Wでバックアップ可能 相手FAXが音声応答FAXの場合、接続できない可能性があります。その場合は以下のコマンドによりBUSYトーン検出をOFFにしてください。 コマンド構文:ATX0 リザルトコード 数字 文字 内容 0 OK コマンドラインの実行確認 1 CONNECT 接続 2 RING リンギング検出 3 NO CARRIER キャリア及びリングバック検出せず 4 ERROR コマンド構文違い及び存在しないコマンド 5 CONNECT 1200 EC 1200bpsのポートまたはモデム速度で接続 6 NO DIALTONE ダイヤルトーン検出せず 7 BUSY BUSYトーン検出 8 NO ANSWER S7タイマーが切れるまで連続的にリングバックを検出 10 CONNECT 2400 EC 2400bpsで接続 11 CONNECT 4800 EC 4800bpsで接続 12 CONNECT 9600 EC 9600bpsで接続 13 CONNECT 14400 EC 14400bpsで接続 14 CONNECT 19200 EC 19200bpsで接続 24 CONNECT 7200 EC 7200bpsで接続 25 CONNECT 12000 EC 12000bpsで接続 86 CONNECT 16800 EC 16800bpsで接続 40 CONNECT 300 EC 300bpsで接続 55 CONNECT 21600 EC 21600bpsで接続 56 CONNECT 24000 EC 24000bpsで接続 57 CONNECT 26400 EC 26400bpsで接続 58 CONNECT 28800 EC 28800bpsで接続 59 CONNECT 31200 EC 31200bpsで接続 60 CONNECT 33600 EC 33600bpsで接続 28 CONNECT 38400 EC 38400bpsで接続 18 CONNECT 57600 EC 57600bpsで接続 70 CONNECT 32000 EC 32000bps(K56flexまたはV.90)で接続 71 CONNECT 34000 EC 34000bps(K56flex)で接続 72 CONNECT 36000 EC 36000bps(K56flexまたはV.90)で接続 73 CONNECT 38000 EC 38000bps(K56flex)で接続 74 CONNECT 40000 EC 40000bps(K56flexまたはV.90)で接続 75 CONNECT 42000 EC 42000bps(K56flex)で接続 76 CONNECT 44000 EC 44000bps(K56flexまたはV.90)で接続 77 CONNECT 46000 EC 46000bps(K56flex)で接続 78 CONNECT 48000 EC 48000bps(K56flexまたはV.90)で接続 79 CONNECT 50000 EC 50000bps(K56flex)で接続 80 CONNECT 52000 EC 52000bps(K56flexまたはV.90)で接続 81 CONNECT 54000 EC 54000bps(K56flex)で接続 82 CONNECT 56000 EC 56000bps(K56flex)で接続 87 CONNECT 115200 EC 115200bpsで接続 88 DELAYED 接続は延期された 89 BLACKLISTED 再ダイヤル規制によりダイヤルを実行できない 100 CONNECT 28000 EC 28000bps (V.90)で接続 101 CONNECT 29333 EC 29333bps (V.90)で接続 102 CONNECT 30666 EC 30666bps (V.90)で接続 103 CONNECT 33333 EC 33333bps (V.90)で接続 104 CONNECT 34666 EC 34666bps (V.90)で接続 105 CONNECT 37333 EC 37333bps (V.90)で接続 106 CONNECT 38666 EC 38666bps (V.90)で接続 107 CONNECT 41333 EC 41333bps (V.90)で接続 108 CONNECT 42666 EC 42666bps (V.90)で接続 109 CONNECT 45333 EC 45333bps (V.90)で接続 110 CONNECT 46666 EC 46666bps (V.90)で接続 111 CONNECT 49333 EC 49333bps (V.90)で接続 112 CONNECT 50666 EC 50666bps (V.90)で接続 113 CONNECT 53333 EC 53333bps (V.90)で接続 114 CONNECT 54666 EC 54666bps (V.90)で接続 EC は拡張リザルトコードオプションが有効のときに出現します。EC は使用されるエラー制御方法によって、以下のシンボルのいずれかに置き換わります。 V.42bis : V.42 エラー訂正とV.42bis データ圧縮 V.42 : V.42 エラー訂正のみ MNP5 : MNP4 エラー訂正とMNP5 データ圧縮 MNP4 : MNP4 エラー訂正のみ NoEC : エラー訂正なし Sレジスタ Sレジスタは、モデムの動作条件を詳細に設定するために、利用できます。 ATコマンドや、Sレジスタの直接操作(ATSr=n )により設定した動作条件をプロフィール・メモリに記憶させておくと(&Wコマンド)、パソコン電源オン時に、自動的に再現できます。 Sレジスタ 範囲 単位 工場出荷時の値 機能 S0 0 〜15 回 0 自動着信のリングの回数 S1 0 〜255 回 0 受信しているリングの回数 S2 0 〜127 ASCII 43 エスケープ・シーケンスのコード S3 0 〜127 ASCII 13 キャリッジリターン・コード S4 0 〜127 ASCII 10 ラインフィード・コード S5 0 〜32 、127 ASCII 8 バックスペース・コード S6 4 〜65 秒 4 ダイヤルトーン検出時間 S7 35 〜59 秒 50 相手モデムと接続するまでの許容時間 S8 2 〜65 秒 2 ダイヤル時の「,」によるポーズ時間 S10 1 〜255 1/10 秒 20 キャリア・ロス検出時間 S11 70 〜150 1 ミリ秒 95 PB トーン・スピード S12 0 〜255 0.02 秒 50 エスケープシーケンスのガードタイム S28 0 〜1 − 1 V.34 のイネーブル/ディセーブル S28=0 V.34 のディセーブル S28=1 V.34 のイネーブル S35 0 〜1 − 0 データ・コーリング・トーン データ・モデム接続のコーリング・トーン(1300Hz0.5 秒オン2 秒オフ)のイネーブル/ディセーブル S35=0 ディセーブル S35=1 イネーブル S37 (ビットマップ) − 0 V.34 接続スピード S37=0 最大モデムスピード S37=1 予約済み S37=2 1200/75bit/s S37=3 300bit/s S37=4 予約済み S37=5 1200bit/s S37=6 2400bit/s S37=7 4800bit/s S37=8 7200bit/s S37=9 9600bit/s S37=10 12000bit/s S37=11 14400bit/s S37=12 16800bit/s S37=13 19200bit/s S37=14 21600bit/s S37=15 24000bit/s S37=16 26400bit/s S37=17 28800bit/s S37=18 31200bit/s S37=19 33600bit/s S38 0〜14 − 0 K56flex のイネーブル/ディセーブルと下り通信速度 S38=0 K56flexディセーブル S38=1 最大モデムスピード S38=2 32000bit/s S38=3 34000bit/s S38=4 36000bit/s S38=5 38000bit/s S38=6 40000bit/s S38=7 42000bit/s S38=8 44000bit/s S38=9 46000bit/s S38=10 48000bit/s S38=11 50000bit/s S38=12 52000bit/s S38=13 54000bit/s S38=14 56000bit/s S89 0、5〜65 秒 10 スリープモードタイマー スタンバイモードに入るまでの非活動時間(DTE からデータが来ないこと、かつ、リング信号が検出されないこと)を規定します。 S89=0 スタンバイモードには入りません。 S89=5〜65 5〜65 秒間の非活動が検出された後で、スタンバイモードに入ります。 S0 レジスタを0 以外の値でバックアップすると、通信用アプリケーションの起動状態によらずに設定された呼び出し回数で着信します。 Windows 98 のハイパーターミナルなど、データ通信ソフトウェアによってはK56flex で通信できない場合があります。その場合は、以下のコマンドを追加することによりK56flex での通信が可能になります。 コマンド構文:ATS38=1コマンド一覧
ATコマンドの概要 ATコマンドは米国Hayes社が開発したコマンド体系で、“AT”で始まることからこのように呼ばれています。パソコンなどの端末機器から電話回線に対してATコマンドを発信することによって、自動発着信を行うことができます。 コマンドの構成 ATコマンドセット(A/コマンドを除く)では、DTE(パソコンなどの端末機器)が送る各コマンドラインはキャラクターシーケンスATで始まり、キャリッジリターン(以降[CR]と表記。【Enter】を指します。)で終了しなければなりません。ATシーケンスは、いくつものコマンドをその次に続けることができます。ただし、Z、D、Aのようなコマンドは除きます。コマンドラインの最大キャラクタ数は60(キャリッジリターンも1キャラクタとして数えます)です。コマンドライン中に構文エラーが見つかった場合、ラインの残りは無視されます。 A T コマンド列 [CR] コマンド一覧 基本ATコマンド 種類 ATコマンド パラメータ・機能 アンサーモードで回線接続 A アンサーモードで回線に接続し、通信状態になる。自動応答にしていない状態で、応答する場合に使用する。 コマンドの再実行 A/ 直前に実行したコマンドを再実行する。このコマンドの前には「AT」はつけない。また、最後の[CR]もつけない。 ダイヤルの実行 D 指定された電話番号にダイヤルし、接続する。 P パルスダイヤル(ダイヤル回線)。 T トーンダイヤル(プッシュ回線)。 W 第2ダイヤルトーンを検出する(DDX等のダイヤルトーンを検出する) @ 5秒間の無音時間を検出する。検出できない場合は「NO ANSWER」を返す。 , S8レジスタで指定された時間、ダイヤルを待つ。構内交換機、ゼロ発信等でダイヤルを待つ場合に使用する。 0〜9、*、# 相手の電話番号をダイヤルする。ダイヤル番号を見やすくするために、スペース、「-」、「()」、「[]」等が使用できる。なお、「*」、「#」はトーンダイヤルのみ使用できる。 ; ダイヤル後コマンドモードにもどる。 ! 0.5秒間、回線をオンフック(回線断)する。 S=n &Znで登録した電話番号にダイヤルする。 L 最後にかけた番号にリダイヤルする。 コマンドエコー有無の設定☆ E DTE(パソコン側)から送られたコマンドのエコー(文字をそのまま送り返す)の有無を指定する。 E0 コマンドモード時DTEから入力したコマンド文字をDTEに返さない。 E1 コマンドモード時DTEから入力したコマンド文字をDTEに返す(工場出荷時)。 回線の接続/切断 H H0 回線を切断(オンフック)する。 H1 回線を接続(オフフック)する。 識別コード表示 I モデムの識別コードを表示する。 I0 デフォルトスピード、コントローラF/Wバージョンの表示。 I1 ROMのチェックサムコードを表示する。 I2 ROMのチェックを実行する。 I3 I0と同じ。 モニタースピーカの最大音量設定☆ L FAXモデムボードの内蔵スピーカの音量を設定する。 L0 音量小。 L1 音量小。 L2 音量中(工場出荷時)。 L3 音量大 モニタースピーカの動作設定☆ M 内部モニタースピーカのON、OFFのタイミングを設定する。 M0 スピーカを常にOFFにする。 M1 キャリアを検出するまでONにする(工場出荷時)。 M2 スピーカを常にONにする。 M3 ダイヤル終了からキャリア検出までONにする。 自動モードの設定☆ N 相手モデムとの通信速度決定の方法を指定する。 N0 相手モデムとの通信速度決定を自動で行わない。 N1 相手モデムとの通信速度決定を自動で行う(工場出荷時)。 オンラインモードに戻る O オンラインモード中にエスケープコマンド(+++)によってコマンドモードになったときに、再びオンラインモードに戻るために使用する。 O0 オンラインモードに戻る。 O1 トレーニングを再度実行して、オンラインモードに戻る。 パルス回線(ダイヤル回線)モードの設定☆ P ダイヤルをパルスで行うモードに設定する。 リザルトコードの設定☆ Q リザルトコードをDTE(パソコン側)に返すか、返さないかのモードを指定する。 Q0 リザルトコードをパソコンに返す(工場出荷時)。 Q1 リザルトコードをパソコンに返さない。 Sレジスタの読み出し Sr? Sレジスタrの内容を読み出す。ATS0?[CR]でS0レジスタの内容を読み出す。 Sレジスタの設定 Sr=n Sレジスタrを設定する。 ATSr=n[CR]でrに設定したいレジスタの番号、nにレジスタの値を10進数で設定する。 ATS2=43[CR]でS2レジスタに43(10進数)を設定する。 トーン回線(プッシュ回線)モードの設定☆ T ダイヤルをトーンで行うモードに設定する(工場出荷時)。 リザルトコードタイプの設定☆ V ATコマンドのリザルトコードの形式を指定する。 V0 リザルトコードを数字表示に設定する。 V1 リザルトコードを文字表示に設定する(工場出荷時)。 接続リザルトコード拡張(エラー訂正)の設定 W モデム接続時のリザルトコードの拡張方法を指定する。 W0 接続時にDTE スピードのみを返す(例CONNECT19200 )。 W1 接続時にエラー訂正プロトコル、DTE スピードの順に返す。 W2 接続時にエラー訂正プロトコル、DCE スピードの順に返す(工場出荷時)。 接続時のリザルトコードの設定☆ X モデム接続時のリザルトコードの拡張方法を指定する。 X0 拡張リザルトコード表示なし。ダイヤルトーン・話中音検出なし。 X1 拡張リザルトコード表示あり。ダイヤルトーン・話中音検出なし。 X2 拡張リザルトコード表示あり。ダイヤルトーン検出あり。話中音検出なし。 X3 拡張リザルトコード表示あり。ダイヤルトーン検出なし。話中音検出あり。 X4 拡張リザルトコード表示あり。ダイヤルトーン・話中音検出あり(工場出荷時)。 ブレーク信号の動作指定☆ Y ブレーク信号に関する動作を指定する。 Y0 ブレーク信号を受信しても、回線を切断しない(工場出荷時)。 モデムの初期化 Z モデムを不揮発性メモリの保存内容で初期化する。 Z0 不揮発性メモリのプロファイル0 の保存内容で初期化する。 Z1 不揮発性メモリのプロファイル1 の保存内容で初期化する。 (プロファイル0 と1 は同じプロファイルです。) キャリア検出信号(CD)の動作☆ &C CD信号(DCD)の動作を指定する。 &C0 CD信号を常にONにする。 &C1 CD信号はキャリアが検出されるとONになる(工場出荷時)。 データ端末レディ☆ &D DTR信号がONからOFFに変化した場合の動作を指定する。 &D0 DTR信号は無視し、常にONとして扱う。 &D1 DTR信号がOFFになると、コマンドモードになる。 &D2 DTR信号がOFFになると、回線を切断しコマンドモードになる(工場出荷時)。 &D3 DTR信号がOFFになると、回線を切断し初期化される(ATZコマンド実行状態になる)。 パラメータの初期化 &F 各種パラメータを工場出荷時の設定に戻す。 ガードトーンの設定☆ &G モデムのガードトーンの有無を指定する。 &G0 ガードトーンなし(工場出荷時)。 &G1 550Hz のガードトーンあり。 &G2 1800Hz のガードトーンあり。 DTEのフロー制御 &K DTE (パソコン側)のフロー制御(RTS/CTS、XON/XOFF)を指定する。 &K0 フロー制御しない。 &K3 RTS/CTSフロー制御をする(工場出荷時)。 &K4 XON/XOFFフロー制御をする。 通信モードの設定☆ &M 通信モードを指定する(&Qの一部コマンドと同様)。 &M0 ダイレクト非同期モードで接続する。 ダイヤルパルススピードの設定☆ &P ダイヤルパルスのスピードを指定する。 &P1 ダイヤルパルスを10PPSにする(工場出荷時)。 &P2 ダイヤルパルスを20PPSにする。 通信モードの設定☆ &Q 通信モードを指定する。 &Q0 ダイレクト非同期モードで接続する。 &Q5 エラー訂正プロトコルで接続する(工場出荷時)。 &Q6 ダイレクト非同期モードで接続する。 &Q8 MNPエラー訂正プロトコルで接続する。 &Q9 V.42またはMNPエラー訂正プロトコルで接続する。 データセットレディ(DSR)の制御☆ &S DSR信号の動作を指定する。 &S0 DSR信号は常にON(工場出荷時)。 &S1 DSR信号が回線接続中にONになる。 モデムの設定状況の表示 &V コマンドおよびSレジスタの設定状況を表示する。 パラメータの書き込み &W 現在の設定されている状態を、不揮発性メモリに書き込む。 &W0 不揮発性メモリのプロファイル0 に書き込む。 (この値は、電源を入れたとき、またはATZn コマンドで初期化したときに使われる。各々のコマンドを参照。) プロファイルの設定 &Y 電源立ち上げ時のプロファイル読み込みを設定する。 &Y0 プロファイル0を指定する。 電話番号の保存 &Z ATDS=(n)コマンドでダイヤルする場合の電話番号を指定する。 &Zn=XXXXX n=0〜3、XXXXXは電話番号(40桁以下) (例)AT&Z2=03-1234-5678 ダイヤル番号バッファ2に指定の番号を保存する。 (電話番号として使用できるのは、ATDコマンドの電話番号のうち「;」「S=n」以外のコマンド。) データ圧縮の指定 %C データ圧縮の方法を指定する。 %C0 データ圧縮をしない。 %C1 V.42bis/MNP5のデータ圧縮を行う(工場出荷時)。 リトレーニング時の自動再実行☆ %E 回線状態を監視して、状態が変化した場合や悪い場合に、トレーニングシーケンスの再実行(リトレーニング)、回線速度を変更するかどうかの指定をする。 %E0 リトレーニングを自動で再実行しない。 %E1 %E0と同じ。 %E2 リトレーニングを自動で再実行する。 (データエラーが多い場合のリトライ動作を指定するものではありません。) 最大ブロックサイズの指定 \A MNPで接続する時のブロックサイズを指定する。 \A0 最大ブロックサイズ64。 \A1 最大ブロックサイズ128。 \A2 最大ブロックサイズ192。 \A3 最大ブロックサイズ256(工場出荷時)。 ブレーク信号を送信 \B n×100msのブレーク信号を送信する。n=1〜9 ブレーク信号の動作 \K ブレーク信号を受けたときの動作を指定する。 ・オンラインモード(V.42/ノーマルモード)時にパソコンからブレーク信号を受けた。 \K0 コマンドモードになる。相手モデムにはブレークを送らない。 \K1 データバッファを空にして、相手モデムにブレークを送る。 \K2 \K0と同じ。 \K3 バッファのデータより優先して相手モデムにブレークを送る。 \K4 \K0と同じ。 \K5 バッファのデータを送った後で、相手モデムにブレークを送る。 ・オンラインコマンドモード時にパソコンから\Bコマンドによるブレークを受けた。 \K0 データバッファを空にして、相手モデムにブレークを送る。 \K1 データバッファを空にして、相手モデムにブレークを送る。 \K2 バッファのデータより優先して相手モデムにブレークを送る。 \K3 バッファのデータより優先して相手モデムにブレークを送る。 \K4 バッファのデータを送った後で、相手モデムにブレークを送る。 \K5 バッファのデータを送った後で、相手モデムにブレークを送る。 ・オンラインモード(V.42/ノーマルモード)時に相手モデムからブレークを受けた。 \K0 データバッファを空にして、パソコンにブレークを送る。 \K1 データバッファを空にして、パソコンにブレークを送る。 \K2 バッファのデータより優先してパソコンにブレークを送る。 \K3 バッファのデータより優先してパソコンにブレークを送る。 \K4 バッファのデータを送った後で、パソコンにブレークを送る。 \K5 バッファのデータを送った後で、パソコンにブレークを送る。 通信モードの設定 \N エラー訂正プロトコルの動作を設定する。 \N0 ノーマルモードで通信する。V.42,MNPは使用しない。 \N1 ダイレクトモードで通信する。 \N2 MNPモードで接続する。 相手モデムがMNPモードでない場合は接続しない。 \N3 V.42,MNPモードで接続する。 相手モデムがV.42,MNPモードでない場合はノーマルモードで接続する(工場出荷時)。 \N4 V.42モードで接続する。 相手モデムがV.42モードでない場合は接続しない。 \N5 \N3と同じ。 \N7 \N3と同じ。 (V.42,MNPの場合は、V.42→MNPの順に相手モデムとの接続を試す。) &M、&Qコマンドも参照。 DTEのフロー制御 \Q DTE(パソコン側)のフロー制御(RTS/CTS、XON/XOFF)を指定する。 \Q0 フロー制御をしない。 \Q1 XON/XOFFフロー制御をする。 \Q3 RTS/CTSフロー制御をする(工場出荷時)。 (&Kコマンドを参照。) 拡張リザルトコードの指定 \V 拡張リザルトコードを指定する。 \V0 拡張リザルトコードを使用しない。 \V1 拡張コードにエラー訂正の表示をする。 \V2 ¥V1と同じ。 V.90のイネーブル/ディセーブルと、下り通信速度の設定 -V90= -V90=0 V.90 のディセーブル -V90=1 拡張コードにエラー訂正の表示をする。 -V90=2 通信速度を28000bpsに設定する。 -V90=3 通信速度を29333bpsに設定する。 -V90=4 通信速度を30666bpsに設定する。 -V90=5 通信速度を32000bpsに設定する。 -V90=6 通信速度を33333bpsに設定する。 -V90=7 通信速度を34666bpsに設定する。 -V90=8 通信速度を36000bpsに設定する。 -V90=9 通信速度を37333bpsに設定する。 -V90=10 通信速度を38666bpsに設定する。 -V90=11 通信速度を40000bpsに設定する。 -V90=12 通信速度を41333bpsに設定する。 -V90=13 通信速度を42666bpsに設定する。 -V90=14 通信速度を44000bpsに設定する。 -V90=15 通信速度を45333bpsに設定する。 -V90=16 通信速度を46666bpsに設定する。 -V90=17 通信速度を48000bpsに設定する。 -V90=18 通信速度を49333bpsに設定する。 -V90=19 通信速度を50666bpsに設定する。 -V90=20 通信速度を52000bpsに設定する。 -V90=21 通信速度を53333bpsに設定する。 -V90=22 通信速度を54666bpsに設定する。 -V90=23 通信速度を56000bpsに設定する。 -V90? 現在の設定値を表示する。 -V90=? 設定値の範囲(0〜23)を表示する。 エスケープ +++ オンラインモードの時、パソコンから前後1秒間(S12レジスタで設定可能)の時間をあけて、「+++」のコマンドが入力されると、回線を切断することなく、コマンドモードに移る。 「+++」の前後に他の文字が入力されるとエスケープコマンドと判断されないので[CR]等は入力しないこと。 ☆ AT&Wでバックアップ可能 相手FAXが音声応答FAXの場合、接続できない可能性があります。その場合は以下のコマンドによりBUSYトーン検出をOFFにしてください。 コマンド構文:ATX0 リザルトコード 数字 文字 内容 0 OK コマンドラインの実行確認 1 CONNECT 接続 2 RING リンギング検出 3 NO CARRIER キャリア及びリングバック検出せず 4 ERROR コマンド構文違い及び存在しないコマンド 5 CONNECT 1200 EC 1200bpsのポートまたはモデム速度で接続 6 NO DIALTONE ダイヤルトーン検出せず 7 BUSY BUSYトーン検出 8 NO ANSWER S7タイマーが切れるまで連続的にリングバックを検出 10 CONNECT 2400 EC 2400bpsで接続 11 CONNECT 4800 EC 4800bpsで接続 12 CONNECT 9600 EC 9600bpsで接続 13 CONNECT 14400 EC 14400bpsで接続 14 CONNECT 19200 EC 19200bpsで接続 24 CONNECT 7200 EC 7200bpsで接続 25 CONNECT 12000 EC 12000bpsで接続 86 CONNECT 16800 EC 16800bpsで接続 40 CONNECT 300 EC 300bpsで接続 55 CONNECT 21600 EC 21600bpsで接続 56 CONNECT 24000 EC 24000bpsで接続 57 CONNECT 26400 EC 26400bpsで接続 58 CONNECT 28800 EC 28800bpsで接続 59 CONNECT 31200 EC 31200bpsで接続 60 CONNECT 33600 EC 33600bpsで接続 28 CONNECT 38400 EC 38400bpsで接続 18 CONNECT 57600 EC 57600bpsで接続 70 CONNECT 32000 EC 32000bps(K56flexまたはV.90)で接続 71 CONNECT 34000 EC 34000bps(K56flex)で接続 72 CONNECT 36000 EC 36000bps(K56flexまたはV.90)で接続 73 CONNECT 38000 EC 38000bps(K56flex)で接続 74 CONNECT 40000 EC 40000bps(K56flexまたはV.90)で接続 75 CONNECT 42000 EC 42000bps(K56flex)で接続 76 CONNECT 44000 EC 44000bps(K56flexまたはV.90)で接続 77 CONNECT 46000 EC 46000bps(K56flex)で接続 78 CONNECT 48000 EC 48000bps(K56flexまたはV.90)で接続 79 CONNECT 50000 EC 50000bps(K56flex)で接続 80 CONNECT 52000 EC 52000bps(K56flexまたはV.90)で接続 81 CONNECT 54000 EC 54000bps(K56flex)で接続 82 CONNECT 56000 EC 56000bps(K56flex)で接続 87 CONNECT 115200 EC 115200bpsで接続 88 DELAYED 接続は延期された 89 BLACKLISTED 再ダイヤル規制によりダイヤルを実行できない 100 CONNECT 28000 EC 28000bps (V.90)で接続 101 CONNECT 29333 EC 29333bps (V.90)で接続 102 CONNECT 30666 EC 30666bps (V.90)で接続 103 CONNECT 33333 EC 33333bps (V.90)で接続 104 CONNECT 34666 EC 34666bps (V.90)で接続 105 CONNECT 37333 EC 37333bps (V.90)で接続 106 CONNECT 38666 EC 38666bps (V.90)で接続 107 CONNECT 41333 EC 41333bps (V.90)で接続 108 CONNECT 42666 EC 42666bps (V.90)で接続 109 CONNECT 45333 EC 45333bps (V.90)で接続 110 CONNECT 46666 EC 46666bps (V.90)で接続 111 CONNECT 49333 EC 49333bps (V.90)で接続 112 CONNECT 50666 EC 50666bps (V.90)で接続 113 CONNECT 53333 EC 53333bps (V.90)で接続 114 CONNECT 54666 EC 54666bps (V.90)で接続 EC は拡張リザルトコードオプションが有効のときに出現します。EC は使用されるエラー制御方法によって、以下のシンボルのいずれかに置き換わります。 V.42bis : V.42 エラー訂正とV.42bis データ圧縮 V.42 : V.42 エラー訂正のみ MNP5 : MNP4 エラー訂正とMNP5 データ圧縮 MNP4 : MNP4 エラー訂正のみ NoEC : エラー訂正なし Sレジスタ Sレジスタは、モデムの動作条件を詳細に設定するために、利用できます。 ATコマンドや、Sレジスタの直接操作(ATSr=n )により設定した動作条件をプロフィール・メモリに記憶させておくと(&Wコマンド)、パソコン電源オン時に、自動的に再現できます。 Sレジスタ 範囲 単位 工場出荷時の値 機能 S0 0 〜15 回 0 自動着信のリングの回数 S1 0 〜255 回 0 受信しているリングの回数 S2 0 〜127 ASCII 43 エスケープ・シーケンスのコード S3 0 〜127 ASCII 13 キャリッジリターン・コード S4 0 〜127 ASCII 10 ラインフィード・コード S5 0 〜32 、127 ASCII 8 バックスペース・コード S6 4 〜65 秒 4 ダイヤルトーン検出時間 S7 35 〜59 秒 50 相手モデムと接続するまでの許容時間 S8 2 〜65 秒 2 ダイヤル時の「,」によるポーズ時間 S10 1 〜255 1/10 秒 20 キャリア・ロス検出時間 S11 70 〜150 1 ミリ秒 95 PB トーン・スピード S12 0 〜255 0.02 秒 50 エスケープシーケンスのガードタイム S28 0 〜1 − 1 V.34 のイネーブル/ディセーブル S28=0 V.34 のディセーブル S28=1 V.34 のイネーブル S35 0 〜1 − 0 データ・コーリング・トーン データ・モデム接続のコーリング・トーン(1300Hz0.5 秒オン2 秒オフ)のイネーブル/ディセーブル S35=0 ディセーブル S35=1 イネーブル S37 (ビットマップ) − 0 V.34 接続スピード S37=0 最大モデムスピード S37=1 予約済み S37=2 1200/75bit/s S37=3 300bit/s S37=4 予約済み S37=5 1200bit/s S37=6 2400bit/s S37=7 4800bit/s S37=8 7200bit/s S37=9 9600bit/s S37=10 12000bit/s S37=11 14400bit/s S37=12 16800bit/s S37=13 19200bit/s S37=14 21600bit/s S37=15 24000bit/s S37=16 26400bit/s S37=17 28800bit/s S37=18 31200bit/s S37=19 33600bit/s S38 0〜14 − 0 K56flex のイネーブル/ディセーブルと下り通信速度 S38=0 K56flexディセーブル S38=1 最大モデムスピード S38=2 32000bit/s S38=3 34000bit/s S38=4 36000bit/s S38=5 38000bit/s S38=6 40000bit/s S38=7 42000bit/s S38=8 44000bit/s S38=9 46000bit/s S38=10 48000bit/s S38=11 50000bit/s S38=12 52000bit/s S38=13 54000bit/s S38=14 56000bit/s S89 0、5〜65 秒 10 スリープモードタイマー スタンバイモードに入るまでの非活動時間(DTE からデータが来ないこと、かつ、リング信号が検出されないこと)を規定します。 S89=0 スタンバイモードには入りません。 S89=5〜65 5〜65 秒間の非活動が検出された後で、スタンバイモードに入ります。 S0 レジスタを0 以外の値でバックアップすると、通信用アプリケーションの起動状態によらずに設定された呼び出し回数で着信します。 Windows 98 のハイパーターミナルなど、データ通信ソフトウェアによってはK56flex で通信できない場合があります。その場合は、以下のコマンドを追加することによりK56flex での通信が可能になります。 コマンド構文:ATS38=1コマンド一覧
ATコマンドの概要 ATコマンドは米国Hayes社が開発したコマンド体系で、“AT”で始まることからこのように呼ばれています。パソコンなどの端末機器から電話回線に対してATコマンドを発信することによって、自動発着信を行うことができます。 コマンドの構成 ATコマンドセット(A/コマンドを除く)では、DTE(パソコンなどの端末機器)が送る各コマンドラインはキャラクターシーケンスATで始まり、キャリッジリターン(以降[CR]と表記。【Enter】を指します。)で終了しなければなりません。ATシーケンスは、いくつものコマンドをその次に続けることができます。ただし、Z、D、Aのようなコマンドは除きます。コマンドラインの最大キャラクタ数は60(キャリッジリターンも1キャラクタとして数えます)です。コマンドライン中に構文エラーが見つかった場合、ラインの残りは無視されます。 A T コマンド列 [CR] コマンド一覧 基本ATコマンド 種類 ATコマンド パラメータ・機能 アンサーモードで回線接続 A アンサーモードで回線に接続し、通信状態になる。自動応答にしていない状態で、応答する場合に使用する。 コマンドの再実行 A/ 直前に実行したコマンドを再実行する。このコマンドの前には「AT」はつけない。また、最後の[CR]もつけない。 ダイヤルの実行 D 指定された電話番号にダイヤルし、接続する。 P パルスダイヤル(ダイヤル回線)。 T トーンダイヤル(プッシュ回線)。 W 第2ダイヤルトーンを検出する (DDX等のダイヤルトーンを検出する)。 @ 5秒間の無音時間を検出する。検出できない場合は「NO ANSWER」を返す。 , S8レジスタで指定された時間、ダイヤルを待つ。構内交換機、ゼロ発信等でダイヤルを待つ場合に使用する。 0〜9、*、# 相手の電話番号をダイヤルする。ダイヤル番号を見やすくするために、スペース、「-」、「()」、「[]」等が使用できる。なお、「*」、「#」はトーンダイヤルのみ使用できる。 ; ダイヤル後コマンドモードに戻る。 ! 0.5秒間、回線をオンフック(回線断)する。 S=n &Znで登録した電話番号にダイヤルする。 L 最後にかけたダイヤルにリダイヤルする。 ^ V.25コーリングトーンをディセーブルにする。 コマンドエコー有無の設定☆ E DTE(パソコン側)から送られたコマンドのエコー(文字をそのまま送り返す)の有無を指定する。 E0 コマンドモード時DTEから入力したコマンド文字をDTEに返さない。 E1 コマンドモード時DTEから入力したコマンド文字をDTEに返す(工場出荷時)。 回線の接続/切断 H H0 回線を切断(オンフック)する。 H1 回線を接続(オフフック)する。 識別コード表示 I モデムの識別コードを表示する。 I0 デフォルトスピード、コントローラF/Wバージョンの表示 I1 ROMのチェックサムコードを表示する。 I2 ROMのチェックを実行する。 I3 I0と同じ。 モニタースピーカの最大音量設定☆ L 本機のボリュームが最大位置にあるときのスピーカの音量を設定する。 L0 音量小。 L1 音量小。 L2 音量中(工場出荷時)。 L3 音量大。 モニタースピーカの動作設定☆ M 内部モニタースピーカのON/OFFのタイミングを指定する。 M0 スピーカを常にOFFにする。 M1 キャリアを検出するまでONにする(工場出荷時)。 M2 スピーカを常にONにする。 M3 ダイヤル終了からキャリア検出までONにする。 自動モードの設定☆ N 相手モデムとの通信速度決定の方法を指定する。 N0 相手モデムとの通信速度決定を自動で行わない。 N1 相手モデムとの通信速度決定を自動で行う(工場出荷時)。 オンラインモードに戻る O オンラインモード中にエスケープコマンド(+++)によってコマンドモードになったときに、再びオンラインモードに戻るために使用する。 O0 オンラインモードに戻る。 O1 トレーニングを再度実行して、オンラインモードに戻る。 O3 ネゴシエーション後にオンラインモードに戻る。 パルス回線(ダイヤル回線)モードの設定☆ P ダイヤルをパルスで行うモードに設定する。 リザルトコードの設定☆ Q リザルトコードをDTE(パソコン側)に返すか、返さないかのモードを指定する。 Q0 リザルトコードをパソコンに返す(工場出荷時)。 Q1 リザルトコードをパソコンに返さない。 Sレジスタの読み出し Sr? Sレジスタの内容を読み出す。ATS0?[CR]でS0レジスタの内容を読み出す。 Sレジスタの設定 Sr=n Sレジスタを設定する。 ATSr=n[CR]でrに設定したいレジスタの番号、nにレジスタの値を10進数で設定する。 ATS2=43[CR]でS2レジスタに43(10進数)を設定する。 トーン回線(プッシュ回線)モードの設定☆ T ダイヤルをトーンで行うモードに設定する。 リザルトコードタイプの設定☆ V ATコマンドのリザルトコードの形式を指定する。 V0 リザルトコードを数字表示に設定する。 V1 リザルトコードを文字表示に設定する(工場出荷時)。 接続リザルトコード拡張(エラー訂正)の設定 W モデム接続時のリザルトコードの拡張方法を指定する。 W0 接続時にDTEスピードのみを返す。 (例 CONNECT 19200) W1 接続時にエラー訂正プロトコル、DTEスピードの順に返す。 W2 接続時にエラー訂正プロトコル、DCEスピードの順に返す(工場出荷時)。 接続時のリザルトコードの設定☆ X モデム接続時のリザルトコードの拡張方法を指定する。 X0 拡張リザルトコード表示なし。ダイヤルトーン・話中音検出なし。 X1 拡張リザルトコード表示あり。ダイヤルトーン・話中音検出なし。 X2 拡張リザルトコード表示あり。ダイヤルトーン検出あり。話中音検出なし。 X3 拡張リザルトコード表示あり。ダイヤルトーン検出なし。話中音検出あり。 X4 拡張リザルトコード表示あり。ダイヤルトーン・話中音検出あり(工場出荷時)。 ブレーク信号の動作指定 Y ブレーク信号に関する動作を指定する。 Y0 ブレーク信号を受信しても、回線を切断しない(工場出荷時)。 モデムの初期化 Z モデムを不揮発性メモリの保存内容で初期化する。 Z0 不揮発性メモリのプロファイル0の保存内容で初期化する。 Z1 不揮発性メモリのプロファイル1の保存内容で初期化する。 ※ プロファイル0と1は同じプロファイルです。 キャリア検出信号(CD)の動作☆ &C CD信号(DCD)の動作を指定する。 &C0 CD信号を常にONにする。 &C1 CD信号はキャリアが検出されるとONになる(工場出荷時)。 データ端末レディ☆ &D DTR信号がONからOFFに変化した場合の動作を指定する。 &D0 DTR信号は無視し、常にONとして扱う。 &D1 DTR信号がOFFになると、コマンドモードになる。 &D2 DTR信号がOFFになると、回線を切断しコマンドモードになる(工場出荷時)。 &D3 DTR信号がOFFになると、回線を切断し初期化される(ATZコマンド実行状態になる)。 パラメータの初期化 &F 各種パラメータを工場出荷時の設定に戻す。 ガードトーンの設定☆ &G モデムのガードトーンの有無を指定する。 &G0 ガードトーンなし(工場出荷時)。 &G1 550Hzのガードトーンあり。 &G2 1800Hzのガードトーンあり。 DTEのフロー制御☆ &K DTE(パソコン側)のフロー制御(RTS/CTS,XON/XOFF)を指定する。 &K0 フロー制御しない。 &K3 RTS/CTSフロー制御をする(工場出荷時)。 &K4 XON/XOFFフロー制御をする。 通信モードの設定 &M 通信モードを指定する(&Qの一部コマンドと同様)。 &M0 ダイレクト非同期モードで接続する。 ダイヤルパルススピードの設定☆ &P ダイヤルパルスのスピードを指定する。 &P1 ダイヤルパルスを10PPSにする(工場出荷時)。 &P2 ダイヤルパルスを20PPSにする。 通信モードの設定☆ &Q 通信モードを指定する。 &Q0 ダイレクト非同期モードで接続する。 &Q5 エラー訂正プロトコルで接続する(工場出荷時)。 &Q6 ダイレクト非同期モードで接続する。 &Q8 MNPエラー訂正プロトコルで接続する。 &Q9 V.42またはMNPエラー訂正プロトコルで接続する。 データセットレディ(DSR)の制御☆ &S DSR信号の動作を指定する。 &S0 DSR信号は常にON(工場出荷時)。 &S1 DSR信号が回線接続中にONになる。 モデムの設定状況の表示 &V コマンドおよびSレジスタの設定状況を表示する。 パラメータの書き込み &W 現在の設定されている状態を、不揮発性メモリに書き込む。 &W0 不揮発性メモリのプロファイル0に書き込む。 ※この値は、電源をオンしたとき、またはATZnコマンドで初期化したときに使われる。各々のコマンドを参照。 プロファイルの設定 &Y 電源立ち上げ時のプロファイル読み込みを設定する。 &Y0 プロファイル0を指定する。 電話番号の保存 &Z ATDS=(n)コマンドでダイヤルする場合の電話番号を指定する。 &Zn=XXXXXXX n=0-3,XXXXは電話番号(40桁以下) (例) AT&Z2=03-1234-5678 ダイヤル番号バッファ2に指定の番号を保存する。 ※電話番号として使用できるのは、ATDコマンドの電話番号のうち「;」「S=n」以外のコマンド。 データ圧縮の指定☆ %C データ圧縮の方法を指定する。 %C0 データ圧縮をしない。 %C1 V.42bis/MNP5のデータ圧縮を行う(工場出荷時)。 リトレーニング等の自動再実行☆ %E 回線の状態を監視して、状態が変化した場合や悪い場合に、トレーニングシーケンスの再実行(リトレーニング)、回線速度を変更するかどうかの指定をする。 %E0 リトレーニングを自動で再実行しない。 %E1 %E0と同じ。 %E2 リトレーニングを自動で再実行する。 ※データエラーが多い場合のリトライ動作を指定するものではない。 最大ブロックサイズの設定 \A MNPで接続するときのブロックサイズを設定する。 \A0 最大ブロックサイズ64。 \A1 最大ブロックサイズ128。 \A2 最大ブロックサイズ192。 \A3 最大ブロックサイズ256(工場出荷時)。 ブレーク信号を送信 \B n×100msのブレーク信号を送信する。n=1〜9 ブレーク信号の動作 \K ブレーク信号を受けたときの動作を指定する。 ・オンラインモード(V.42/ノーマルモード)時にパソコンからブレーク信号を受けた。 n=0 コマンドモードになる。相手モデムにはブレークを送らない。 n=1 データバッファを空にして、相手モデムにブレークを送る。 n=2 \K0と同じ。 n=3 バッファのデータより優先して相手モデムにブレークを送る。 n=4 \K0と同じ。 n=5 バッファのデータを送った後で、相手モデムにブレークを送る。 ・オンラインコマンドモード時にパソコンから\Bコマンドによるブレークを受けた。 n=0 データバッファを空にして、相手モデムにブレークを送る。 n=1 データバッファを空にして、相手モデムにブレークを送る。 n=2 バッファのデータより優先して相手モデムにブレークを送る。 n=3 バッファのデータより優先して相手モデムにブレークを送る。 n=4 バッファのデータを送った後で、相手モデムにブレークを送る。 n=5 バッファのデータを送った後で、相手モデムにブレークを送る。 ・オンラインモード(V.42/ノーマルモード)時に相手モデムからブレークを受けた。 n=0 データバッファを空にして、パソコンにブレークを送る。 n=1 データバッファを空にして、パソコンにブレークを送る。 n=2 バッファのデータより優先してパソコンにブレークを送る。 n=3 バッファのデータより優先してパソコンにブレークを送る。 n=4 バッファのデータを送った後で、パソコンにブレークを送る。 n=5 バッファのデータを送った後で、パソコンにブレークを送る。 通信モードの設定☆ \N エラー訂正プロトコルの動作を設定する。 \N0 ノーマルモードで通信する。V.42、MNPは使用しない。 \N1 ダイレクトモードで通信する。 \N2 MNPモードで接続する。 相手モデムがMNPモードでない場合は接続しない。 \N3 V.42、MNPモードで接続する(工場出荷時)。 相手モデムがV.42、MNPでない場合は、ノーマルモードで接続する。 \N4 V.42モードで接続できる。 相手モデムがV.42でない場合は、接続しない。 \N5 \N3と同じ。 \N7 \N3と同じ。 ※V.42、MNPの場合は、V.42-MNPの順に相手モデムとの接続を試す。 &M、&Qコマンドも参照。 DTEのフロー制御☆ \Q DTE(パソコン側)のフロー制御(RTS/CTS,XON/XOFF)を指定する。 \Q0 フロー制御をしない。 \Q1 XON/XOFFフロー制御をする。 \Q3 RTS/CTSフロー制御を行う(工場出荷時)。 ※&Kコマンドを参照。 拡張リザルトコードの指定☆ \V 拡張リザルトコードを指定する。 \V0 拡張リザルトコードを使用しない。 \V1 拡張コードにエラー訂正の表示をする。 \V2 \V1と同じ。 V.90のイネーブル/ディセーブルと下り通信速度の設定 -V90= -V90=0 V.90のディセーブル -V90=1 相手モデムとの通信速度決定を自動で行う(工場出荷時)。 -V90=2 通信速度を28000bpsに設定する。 -V90=3 通信速度を29333bpsに設定する。 -V90=4 通信速度を30666bpsに設定する。 -V90=5 通信速度を32000bpsに設定する。 -V90=6 通信速度を33333bpsに設定する。 -V90=7 通信速度を34666bpsに設定する。 -V90=8 通信速度を36000bpsに設定する。 -V90=9 通信速度を37333bpsに設定する。 -V90=10 通信速度を38666bpsに設定する。 -V90=11 通信速度を40000bpsに設定する。 -V90=12 通信速度を41333bpsに設定する。 -V90=13 通信速度を42666bpsに設定する。 -V90=14 通信速度を44000bpsに設定する。 -V90=15 通信速度を45333bpsに設定する。 -V90=16 通信速度を46666bpsに設定する。 -V90=17 通信速度を48000bpsに設定する。 -V90=18 通信速度を49333bpsに設定する。 -V90=19 通信速度を50666bpsに設定する。 -V90=20 通信速度を52000bpsに設定する。 -V90=21 通信速度を53333bpsに設定する。 -V90=22 通信速度を54666bpsに設定する。 -V90=23 通信速度を56000bpsに設定する。 -V90? 現在の設定値を表示する。 -V90=? 設定値の範囲(0〜23)を表示する。 +++ エスケープ オンラインモードのとき、パソコンから前後1秒間(S12レジスタで設定可能)の時間をあけて、「+++」のコマンドが入力されると、回線を切断することなく、コマンドモードに移る。 「+++」の前後に他の文字が入力されるとエスケープコマンドと判断されないので[CR]等は入力しないこと。 ☆ AT&Wnでバックアップ可能 相手FAXが音声応答のFAXの場合、接続できない可能性があります。 その場合は次のコマンドによりBUSYトーン検出をオフにしてください。 コマンド構文:ATX0 リザルトコード 数字 文字 内容 0 OK コマンドラインの実行確認 1 CONNECT 接続 2 RING リンギング検出 3 NO CARRIER キャリア及びリングバック検出せず 4 ERROR コマンド構文ちがい及び存在しないコマンド 5 CONNECT 1200 EC 1200bpsのポートまたはモデム速度で接続 6 NO DIALTONE ダイヤルトーン検出せず 7 BUSY ビジートーン検出 8 NO ANSWER S7タイマーが切れるまで連続的にリングバックを検出 10 CONNECT 2400 EC 2400bpsで接続 11 CONNECT 4800 EC 4800bpsで接続 12 CONNECT 9600 EC 9600bpsで接続 13 CONNECT 14400 EC 14400bpsで接続 14 CONNECT 19200 EC 19200bpsで接続 24 CONNECT 7200 EC 7200bpsで接続 25 CONNECT 12000 EC 12000bpsで接続 86 CONNECT 16800 EC 16800bpsで接続 40 CONNECT 300 EC 300bpsで接続 55 CONNECT 21600 EC 21600bpsで接続 56 CONNECT 24000 EC 24000bpsで接続 57 CONNECT 26400 EC 26400bpsで接続 58 CONNECT 28800 EC 28800bpsで接続 59 CONNECT 31200 EC 31200bpsで接続 60 CONNECT 33600 EC 33600bpsで接続 28 CONNECT 38400 EC 38400bpsで接続 18 CONNECT 57600 EC 57600bpsで接続 70 CONNECT 32000 EC 32000bps(K56flexまたはV.90)で接続 71 CONNECT 34000 EC 34000bps(K56flex)で接続 72 CONNECT 36000 EC 36000bps(K56flexまたはV.90)で接続 73 CONNECT 38000 EC 38000bps(K56flex)で接続 74 CONNECT 40000 EC 40000bps(K56flexまたはV.90)で接続 75 CONNECT 42000 EC 42000bps(K56flex)で接続 76 CONNECT 44000 EC 44000bps(K56flexまたはV.90)で接続 77 CONNECT 46000 EC 46000bps(K56flex)で接続 78 CONNECT 48000 EC 48000bps(K56flexまたはV.90)で接続 79 CONNECT 50000 EC 50000bps(K56flex)で接続 80 CONNECT 52000 EC 52000bps(K56flexまたはV.90)で接続 81 CONNECT 54000 EC 54000bps(K56flex)で接続 82 CONNECT 56000 EC 56000bps(K56flex)で接続 100 CONNECT 28000 EC 28000bps(V.90)で接続 101 CONNECT 29333 EC 29333bps(V.90)で接続 102 CONNECT 30666 EC 30666bps(V.90)で接続 103 CONNECT 33333 EC 33333bps(V.90)で接続 104 CONNECT 34666 EC 34666bps(V.90)で接続 105 CONNECT 37333 EC 37333bps(V.90)で接続 106 CONNECT 38666 EC 38666bps(V.90)で接続 107 CONNECT 41333 EC 41333bps(V.90)で接続 108 CONNECT 42666 EC 42666bps(V.90)で接続 109 CONNECT 45333 EC 45333bps(V.90)で接続 110 CONNECT 46666 EC 46666bps(V.90)で接続 111 CONNECT 49333 EC 49333bps(V.90)で接続 112 CONNECT 50666 EC 50666bps(V.90)で接続 113 CONNECT 53333 EC 53333bps(V.90)で接続 114 CONNECT 54666 EC 54666bps(V.90)で接続 87 CONNECT 115200 EC 115200bpsで接続 88 DELAYED 接続は延期された。 89 BLACKLISTED 再ダイヤル規制によりダイヤルを実行できない。 ECは拡張リザルトコードオプションが有効の時に出現する。ECは使用されるエラー制御方法によって、以下のシンボルのいずれかに置き換わる。 V.42bis : V.42エラー訂正とV.42bisデータ圧縮 V42 : V.42エラー訂正のみ MNP5 : MNP4エラー訂正とMNP5データ圧縮 MNP4 : MNP4エラー訂正のみ NoEC : エラー訂正なし Sレジスタ Sレジスタは、モデムの動作条件を詳細に設定するために、利用できます。 ATコマンドや、Sレジスタの直接操作(ATSr=n)により設定した動作条件をプロフィール・メモリに記憶させておくと(&Wコマンド)、パソコンの電源オン時に、自動的に再現できます。 Sn 範囲 単位 工場出荷時の値 機能 S0 0-15 回 0 自動着信のリングの回数 S1 0-255 回 0 受信しているリングの回数 S2 0-127 ASCII 43 エスケープ・シーケンスのコード S3 0-127 ASCII 13 キャリッジリターン・コード S4 0-127 ASCII 10 ラインフィード・コード S5 0-32、127 ASCII 8 バックスペース・コード S6 4-65 秒 4 ダイヤルトーン検出時間 S7 35-59 秒 50 相手モデムと接続するまでの許容時間 S8 2-65 秒 2 ダイヤル時の","によるポーズ時間 S10 1-255 1/10秒 20 キャリア・ロス検出時間 S11 70-150 1ミリ秒 95 PBトーン・スピード S12 0-255 0.02秒 50 エスケープシーケンスのガードタイム S28 0、1 - 1 V.34接続のイネーブル/ディセーブル S35 0-1 - 0 データ・コーリング・トーン S37 ビットマップ - 0 V.34接続スピード S38 0-14 - 0 K56flexのイネーブル/ディセーブルと下り通信速度 S89 0、5-65 秒 10 スリープモードタイマー S28-V.34接続のイネーブル/ディセーブル S28=0 V.34のディセーブル S28=1 V.34のイネーブル S35-データ・コーリング・トーン データ・モデム接続のコーリング・トーン(1300Hz0.5秒オン2秒オフ)のイネーブル/ディセーブル S35=0 ディセーブル S35=1 イネーブル S37-V.34接続スピード S37=0 最大モデムスピード S37=1 予約済み S37=2 1,200/75bit/s S37=3 300bit/s S37=4 予約済み S37=5 1,200bit/s S37=6 2,400bit/s S37=7 4,800bit/s S37=8 7,200bit/s S37=9 9,600bit/s S37=10 12,000bit/s S37=11 14,400bit/s S37=12 16,800bit/s S37=13 19,200bit/s S37=14 21,600bit/s S37=15 24,000bit/s S37=16 26,400bit/s S37=17 28,800bit/s S37=18 31,200bit/s S37=19 33,600bit/s S38-K56flexのイネーブル/ディセーブルと下り通信速度 S38=0 K56flexのディセーブル S38=1 最大モデムスピード S38=2 32,000bit/s S38=3 34,000bit/s S38=4 36,000bit/s S38=5 38,000bit/s S38=6 40,000bit/s S38=7 42,000bit/s S38=8 44,000bit/s S38=9 46,000bit/s S38=10 48,000bit/s S38=11 50,000bit/s S38=12 52,000bit/s S38=13 54,000bit/s S38=14 56,000bit/s S89-スリープモードタイマー スタンバイ・モードに入るまでの非活動時間(DTEからデータが来ないこと、かつ、リング信号が検出されない事)を規定します。 S89=0 スタンバイモードには、入りません。 S89=5〜65 5〜65秒間の非活動が検出された後で、スタンバイモードに入ります。 Microsoft Windows 98のハイパーターミナルなど、データ通信ソフトウェアによっては、K56flexで通信できない場合があります。 その場合は、以下のコマンドを追加することによりK56flexでの通信が可能となります。 コマンド構文:ATS38=1コマンド一覧
「Security」メニュー [2207030203] 設定項目 設定値 説明 Supervisor Password − スーパバイザパスワードが設定されているかどうかが表示されます。 User Password − ユーザパスワードが設定されているかどうかが表示されます。 Change Supervisor Password − スーパバイザパスワードの設定、変更を行います。【Enter】を押すと設定画面が表示されます。 Change User Password※1 ※2 − ユーザパスワードの設定、変更を行います。【Enter】を押すと設定画面が表示されます。 Password Check※1 Always 【Setup】 システム起動時にパスワードの入力を求めるかどうかを設定します。 Hard Disk Security SATA Port 0:xxxxx − SATA Port 0に接続されたハードディスク(またはSSD)のパスワードの設定をします。【Enter】を押すとサブメニューが表示されます。設定については「Hard Disk Security」をご覧ください。 ハードディスク(またはSSD)が接続されていない場合は、本項目は表示されません。 SATA Port 1:xxxxx − SATA Port 1に接続されたハードディスク(またはSSD)のパスワードの設定をします。【Enter】を押すとサブメニューが表示されます。設定については「Hard Disk Security」をご覧ください。 ハードディスク(またはSSD)が接続されていない場合は、本項目は表示されません。 Security Chip Configuration − セキュリティチップの設定をします。【Enter】を押すとサブメニューが表示されます。設定については「Security Chip Configuration」をご覧ください。 System Mode state※3 − Secure Bootのシステム状態が表示されます。 Secure Boot機能の準備(Keyのインストール)が完了している場合は「User」、準備が完了していない場合は「Setup」が表示されます。 Secure Boot state※3 − 現在のSecure Boot機能の状態が表示されます。Secure Bootが無効の場合は「Disabled」、有効の場合は「Enabled」が表示されます。 Secure Boot※3 【Disabled】 Enabled Secure Boot機能の有効/無効を設定します。Windows 8を使用する場合は「Enabled」に設定してください。 Secure Boot Mode※3 ※4 【Standard】 Custom Secure BootのKeyデータベースの操作を可能にします。 「Standard」から変更しないでください。 Key Management※3 ※5 Secure BootのKeyデータベースの操作を行う項目です。知識のない方は操作しないでください。 「Secure Boot」を「Enabled」、かつ「Secure Boot Mode」を「Custom」に設定した場合に表示されます。設定については、「Key Management」をご覧ください。 ※1 : スーパバイザパスワードを設定すると表示されます。 ※2 : ユーザパスワードでBIOSセットアップユーティリティを起動した場合でも設定可能な項目です。 ※3 : 「Boot」メニューの「Boot Mode」を「UEFI」に設定した場合に表示されます。 ※4 : 「Secure Boot」を「Enabled」に設定した場合に表示されます。 ※5 : 「Secure Boot」を「Enabled」、かつ「Secure Boot Mode」を「Custom」に設定した場合に表示されます。 スーパバイザパスワード、ユーザパスワードの設定 「Change Supervisor Password」または「Change User Password」にカーソルを合わせて【Enter】を押すと表示される設定画面で設定します。 新しくパスワードを設定する場合は、「Create New Password」欄に設定するパスワードを入力して【Enter】を押し、「Confirm New Password」欄に確認のために同じパスワードを入力して【Enter】を押してください。 設定済みのパスワードを変更する場合は、「Enter Current Password」欄に現在のパスワードを入力して【Enter】を押した後で、新しくパスワードを設定する場合と同様にパスワードを入力してください。 チェック パスワードは半角50文字以内で、以下の文字のみ使用することができます。大文字/小文字の区別はありません。 A〜Z、a〜z、0〜9 -^@[;:],./+ 半角スペース スーパバイザパスワードの場合、新しいパスワードに何も入力しないで【Enter】を押せば、スーパバイザパスワード、ユーザパスワードの両方が解除されます。 ユーザパスワードでBIOSセットアップユーティリティを起動した場合、ユーザパスワードを解除することはできません。 設定したパスワードは忘れないようにしてください。パスワードは本機を再セットアップしても解除できません。パスワードを忘れてしまった場合、有償での解除処置となります。詳しくは「トラブル解決Q&A」の「電源」-「パスワードを忘れてしまった」をご覧ください。 Secure Bootの設定 Secure BootはWindows 8からサポートされた機能で、Windows 8の安全性を高める機能です。Windows 8を使用する場合は「Enabled」に設定してください。 Windows 7以前のOSはサポートしていないため、「Boot」メニューの「Boot Mode」を「Legacy」に設定すると「Disabled」で動作します。 Hard Disk Security チェック ハードディスクパスワードの設定を変更する場合は、本機の電源が切れている状態からBIOSセットアップユーティリティを起動し、設定を行ってください。 ハードディスクパスワードの設定を行います。 メモ 本機では、内蔵ハードディスク(またはSSD)はSATA Port 0に接続されています。 設定項目 設定値 説明 Hard Disk Security HDD Password is − 内蔵ハードディスク(またはSSD)にパスワードが設定されているかどうかが表示されます。 Set Master Password − 内蔵ハードディスク(またはSSD)のマスタパスワードの設定、変更を行います。【Enter】を押すと設定画面が表示されます。 Set User Password※1 − 内蔵ハードディスク(またはSSD)のユーザパスワードの設定、変更を行います。【Enter】を押すと設定画面が表示されます。 ※1 : ユーザパスワードでBIOSセットアップユーティリティを起動した場合でも設定可能な項目です。 ハードディスクパスワードの設定 設定するパスワードの項目にカーソルを合わせて【Enter】を押すと設定画面が表示されます。 すでにパスワードが設定されている場合は「Enter Current Password」欄が表示されるので、現在のパスワードを入力し【Enter】を押します。 「Create New Password」欄に新しいパスワードを入力して【Enter】を押し、「Confirm New Password」欄に確認のために同じパスワードを入力して【Enter】を押すと設定されます。 ハードディスクパスワードを設定しても、設定したハードディスクマスタパスワードやハードディスクユーザパスワードを本機の起動時に入力する必要はありません。 チェック パスワードは半角32文字以内で、以下の文字のみ使用することができます。大文字/小文字の区別はありません。 A〜Z、a〜z、0〜9 -^@[;:],./+ 半角スペース ハードディスクパスワードは必ずハードディスクマスタパスワード/ハードディスクユーザパスワードの両方を設定してください。 ユーザパスワードは、マスタパスワードが設定されていなければ設定できません。 購入元、またはNECに本機の修理を依頼される際は、設定したパスワードは解除または無効にしておいてください。また、起動できずにパスワードを解除または無効にできない場合は、修理から戻ってきた際に、使用していたマスタパスワードとユーザパスワードを再設定してください。 ハードディスクパスワードを忘れてしまった場合、NECに持ち込んでもロックの解除はできません。ハードディスク(またはSSD)に保存されているデータは二度と使用できなくなり、ハードディスク(またはSSD)も有償で交換することになります。ハードディスクパスワードは忘れないように十分注意してください。 ハードディスクのロックの解除 本機の起動時にハードディスク(またはSSD)がロックされたという内容のメッセージが表示された場合は、次の手順でハードディスクパスワードを再設定し、ハードディスク(またはSSD)のロックを解除してください。 ハードディスクユーザパスワードがわかる場合 本機の電源を切り、もう一度電源を入れてBIOSセットアップユーティリティを起動し、ハードディスクユーザパスワードを再設定してください。 ハードディスクマスタパスワードがわかる場合 本機の電源を切り、もう一度電源を入れてBIOSセットアップユーティリティを起動し、ハードディスクマスタパスワードとハードディスクユーザパスワードを再設定してください。 チェック ハードディスク(またはSSD)がロックされたという内容のメッセージが表示された状態で、ハードディスクユーザパスワードまたはハードディスクマスタパスワードを入力すると一時的にロックを解除することができます。 ロックを一時的に解除している状態では、スリープ状態および休止状態にしないでください。 ハードディスクパスワードの解除 パスワードを解除したいハードディスク(またはSSD)のマスタパスワードの項目にカーソルを合わせて【Enter】を押し設定画面を表示させます。 「Enter Current Password」欄に現在のパスワードを入力し【Enter】を押し、「Create New Password」欄および「Confirm New Password」欄に何も入力しないで【Enter】を押すとパスワードが解除されます。 Security Chip Configuration セキュリティチップの設定を行うことができます。 設定項目 設定値 説明 TPM Support※1 Disabled 【Enabled】 「Enabled」に設定すると、セキュリティチップが利用可能になります。 Current TPM State − 現在のセキュリティチップの設定状態を表示します。 Change TPM State※1 ※2 【No Change】 Enable&Activate Deactivate&Disable Clear セキュリティチップの設定を変更します。 「Clear」(セキュリティチップの初期化)は、「Current TPM State」の表示が「Enabled&Activated」の場合のみ選択できます。また、初期化を行うと「Current TPM State」は 「Disabled&Deactivated」になります。 Password Authentication※3 【Disabled】 Enabled 「Enabled」に設定すると、セキュリティチップの状態を変更するときにスーパバイザパスワードの入力が必要になります。 ※1 : ユーザパスワードでBIOSセットアップユーティリティを起動した場合でも設定可能な項目です。ただし、「Password Authentication」が「Enabled」に設定されている場合は変更できません。 ※2 : 「TPM Support」を「Enabled」に設定している場合のみ設定可能となります。 ※3 : スーパバイザパスワードが設定済みで、かつ「TPM Support」の設定が「Enabled」の場合のみ設定できます。 チェック 本機能を使用する場合は、スーパバイザパスワード/ユーザパスワードを併用し、BIOSセットアップユーティリティのセキュリティを強化してお使いください。また、「Boot」メニューで、「1st Boot」に「Hard Disk」を設定することをおすすめします。 「Password Authentication」を「Enabled」に設定した場合、起動時にパスワードの入力画面が表示されます。設定の変更を有効にするには、スーパバイザパスワードを入力してください。間違ったパスワードやユーザパスワードを入力した場合、設定の変更は無効になります。 セキュリティチップ機能のユーザー情報を初期化すると、Windows上で保護したデータが参照できなくなりますので、必要なデータは参照可能な場所に退避してから初期化を行ってください。また、本機を廃棄する際には、ユーザー情報を初期化することで、データの漏えいを防ぐことができます。 参照 セキュリティチップ機能について 「セキュリティチップ ユーティリティ」 Key Management チェック Secure BootのKeyデータベースの操作を行う項目です。知識のない方は操作しないでください。 設定項目 設定値 説明 Default Key Provisioning Disabled 【Enabled】 「Enabled」に設定すると、Keyがインストールされていない場合、次回起動時に自動的に工場出荷時のKeyがインストールされます。Keyをクリアする場合は「Disabled」に設定してください。 Manage All Factory Keys (PK, KEK, DB, DBX) − Install default Secure Boot keys※1 − 【Enter】を押すと、工場出荷時のKeyがインストールされます。 Clear Secure Boot keys※2 − 【Enter】を押すと、インストールされているKeyをクリアします。 ※1 : 「Default Key Provisioning」を「Enabled」に設定した場合、またはKeyがインストールされていない場合に表示されます。 ※2 : 「Default Key Provisioning」を「Disabled」に設定し、かつKeyがインストールされている場合に表示されます。「Security」メニュー
3 インストール/アンインストール 3‐1 インストール NASCAをインストール、または追加インストールする場合は、次の手順を行ってください。 · インストールは必ずコンピュータの管理者権限を持ったユーザー(ユーザー名は半角英数字)でログオンして行ってください。 · TPMをご使用になる場合、インストールを始める前にTPMの初期化を行ってください。初期化を行わない場合、インストール手順の途中で「登録したデータを保護するためにTPMを使用します」設定を有効にできません。TPMの初期化についての詳細は、『活用ガイド』の『セキュリティチップユーティリティ』の項をご覧ください。 · FeliCaポートをご使用になる場合、インストールを始める前に「FeliCa Port Software」をインストールする必要があります。詳しくは、『FeliCaポートマニュアル』をご覧ください。 · 指紋センサをご使用になる場合、インストールまたは追加インストールを行うタイミングで、指紋センサが正しく認識されている必要があります。 デバイスの取り外しや無効化が行われていると指紋センサを認証デバイスとして使用できなくなる場合がありますので、ご注意ください。 · 「ユーザー情報管理機能」「エクスポート/インポート機能」「バックアップ/リストア機能」は、必ずインストールされます。 · NASCAは、ドメイン環境としてWindows Server 2008 Active Directoryに対応しています。その他のドメイン環境では正常に動作しない可能性がありますので、ご注意ください。 · Windowsにログオンする機能を提供する他のアプリケーション(シングルサインオン機能を提供する製品など)やデバイスへのアクセスを行う特殊なアプリケーションと同時にご使用になる場合、正常に動作しない可能性がありますので、ご注意ください。 · NASCAの「Windowsログオン認証」機能をインストールすると、Windowsの生体認証デバイスを使用したログオン機能が使えなくなります。 · インストール、またはアンインストールの途中でキャンセルを行なった場合、「プログラム互換性アシスタント」のウィンドウが表示される場合があります。このような場合は、「キャンセル」ボタンをクリックして「プログラム互換性アシスタント」のウィンドウを閉じてください。 · NASCAの「Windowsログオン認証」機能をインストールすると、パスワード リセット ディスクを使用したパスワードのリセットができなくなります。パスワード リセット ディスクについては、Windowsのヘルプなどをご覧ください。 · Windowsの画面の解像度やDPIの設定によっては、NASCAのウィンドウのテキストやその他の項目が正しく表示されない場合があります。このような場合は、適切な解像度、またはDPIに設定を変更してください。解像度やDPIについての詳細は、Windowsのヘルプなどをご覧ください。 3‐1‐1 NASCA管理者 NASCAをお使いになるには、インストール中にNASCAの管理者(以下、「NASCA管理者」)を設定する必要があります。 · ユーザー「Nasca-Admin」がNASCA管理者として新規作成されます。 · NASCA管理者は、管理者専用の機能 (認証デバイス/認証規則の管理、バックアップ/リストア機能、ユーザーの初期化、オプション機能)を使用できます。 · NASCA管理者は、デバイス認証機能を使用できません。 · ユーザー「Nasca-Admin」がインストール前からすでに存在する場合、このユーザーを管理者として設定します。 インストールを行う前に、このユーザーを管理者として設定して良いかどうかを確認してください。 3‐1‐2 インストール 初めてNASCAをインストールする場合は、次の手順でインストールを行ってください。 1 Windowsを起動する 2 光学ドライブに「アプリケーション/マニュアルディスク」をセットする 3 「スタート」ボタン→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「ファイル名を指定して実行」をクリック 4 「名前」に「<光学ドライブ名>:\NXSETUP.EXE」と入力して、「OK」ボタンをクリック 5 「NEC Authentication Agent(NASCA)」を選択し、「インストール」ボタンをクリック 6 「NASCAセットアップへようこそ」画面が表示されたら、「次へ」ボタンをクリック 7 「機能の選択」と表示されたら、インストールする機能を選択し、「次へ」ボタンをクリック · 選択できる機能は、以下の通りです。 Windowsログオン認証 Windowsにログオンする機能(Credential Provider)を提供します。 詳しくは、「5‐1 Windowsログオン認証」をご覧ください。 Webフォームバンク Internet Explorerにツールバーを追加し、Webページへのデータ入力を補助する機能を提供します。詳しくは、「7 Webフォームバンク機能」をご覧ください。 アプリケーションバンク アプリケーションウィンドウへのデータ入力を補助する機能を提供します。詳しくは、「8 アプリケーションバンク機能」をご覧ください。 8 「セットアップタイプ オプション選択」と表示されたら、オプションを選択し、「次へ」ボタンをクリック · TPMを使用しない場合は、Windowsに搭載された暗号化機能によって登録したデータを保護します。TPMが搭載されている装置をお使いで、セキュリティを高めた運用をする場合は、TPMを使用することをおすすめします。 · TPMが搭載されていない装置をお使いの場合は、「登録したデータを保護するためにTPMを使用します」を選択しないでインストールを行ってください。 · ここで選択したオプションの設定「登録したデータを保護するためにTPMを使用します」は、インストール後に変更できません。 9 「インストール準備の完了」と表示されたら、「インストール」ボタンをクリック インストールが始まります。 10 「管理者の設定」画面が表示されたら、「OK」ボタンをクリック 11 「パスワードの設定」画面が表示されたらパスワードを入力して、「OK」ボタンをクリック 12 「InstallShield Wizardの完了」と表示されたら、「完了」ボタンをクリック 13 光学ドライブから「アプリケーション/マニュアルディスク」を取り出し、Windowsを再起動する 以上でインストールは完了です。 続いて、以下の設定を行ってください。 ・ 認証設定の管理 ・ バックアップの設定 認証設定の管理 →「4‐1 認証デバイス/認証規則の管理(管理者用)」 バックアップの設定 →「10-1 バンクデータ管理用のマスターコードの設定」、「10-2 バックアップの設定」 3‐1‐3 追加インストール NASCAをインストールした後、インストールしていない機能を追加する場合は、次の手順で追加インストールを行ってください。 1 Windowsを起動する 2 光学ドライブに「アプリケーション/マニュアルディスク」をセットする 3 「スタート」ボタン→「コントロール パネル」をクリック 4 「プログラム」にある「プログラムのアンインストール」をクリック 5 「NASCA」を選択し、「変更」ボタンをクリック 6 「ようこそ」と表示されたら、「変更」を選択し、「次へ」ボタンをクリック 7 「機能の選択」と表示されたら、追加する機能にチェックを付けて、「次へ」ボタンをクリック インストールが始まります。 8 「メンテナンスの完了」と表示されたら、「完了」ボタンをクリック 9 光学ドライブから「アプリケーション/マニュアルディスク」を取り出し、Windowsを再起動する 以上でインストールは完了です。 3‐2 アンインストール NASCAをすべてアンインストール、または一部機能をアンインストールする場合は、次の手順を行ってください。 · アンインストールは必ずコンピュータの管理者権限を持ったユーザー(ユーザー名は半角英数字)でログオンして行ってください。 3‐2‐1 すべてアンインストール NASCAの全機能をアンインストールする場合は、以下の手順ですべてアンインストールを行ってください。 1 Windowsを起動する 2 「スタート」ボタン→「コントロール パネル」をクリック 3 「プログラム」にある「プログラムのアンインストール」をクリック 4 「NASCA」を選択し、「アンインストール」ボタンをクリック 5 「選択したアプリケーション、およびすべての機能を完全に削除します。」と表示されたら、「はい」ボタンをクリック アンインストールが始まります。 「 BIOS認証に使用している全ての指紋データを削除しますか?」と表示された場合は、必要に応じて BIOS認証用指紋データの削除を選択してください。 · 削除を行わない場合、NASCAをアンインストールした後も指紋読み取りによるBIOS認証が可能な状態のままになります。 · 指紋データの削除を行うと、Windowsの生体認証デバイスを使用するための指紋データも削除されます。ここで削除を行わない場合は、アンインストール後も、Windowsで指紋データが利用可能な状態になります。 6 「アンインストール完了」と表示されたら、「完了」ボタンをクリック 7 Windowsを再起動する 以上でアンインストールは完了です。 · NASCA利用中に指紋の登録をしていると、NASCAをアンインストールした後のWindowsログオン時にWindowsの指紋認証画面が表示される場合があります。 Windowsの指紋認証画面については、「12 Q&A」のQ1-16をご覧ください。 3‐2‐2 一部機能をアンインストール NASCAの一部機能をアンインストールする場合、以下の手順で一部機能をアンインストールしてください。 1 Windowsを起動する 2 「スタート」ボタン→「コントロール パネル」をクリック 3 「プログラム」にある「プログラムのアンインストール」をクリック 4 「NASCA」を選択し、「変更」ボタンをクリック 5 「ようこそ」画面が表示されたら、「変更」を選択し、「次へ」ボタンをクリック 6 「機能の選択」画面が表示されたら、削除する機能のチェックを外して、「次へ」ボタンをクリック アンインストールが始まります。 7 「一部の機能を削除します。続行しますか?」と表示されたら、「はい」ボタンをクリック 8 「メンテナンスの完了」と表示されたら、「完了」ボタンをクリック 9 Windowsを再起動する 以上でアンインストールは完了です。 3 インストール/アンインストール
3 インストール/アンインストール 3‐1 インストール NASCAをインストール、または追加インストールする場合は、次の手順を行ってください。 · インストールは必ずコンピュータの管理者権限を持ったユーザー(ユーザー名は半角英数字)でログオンして行ってください。 · TPMをご使用になる場合、インストールを始める前にTPMの初期化を行ってください。初期化を行わない場合、インストール手順の途中で「登録したデータを保護するためにTPMを使用します」設定を有効にできません。TPMの初期化についての詳細は、『活用ガイド』の『セキュリティチップユーティリティ』の項をご覧ください。 · FeliCaポートをご使用になる場合、インストールを始める前に「FeliCa Port Software」をインストールする必要があります。詳しくは、『FeliCaポートマニュアル』をご覧ください。 · 指紋センサをご使用になる場合、インストールまたは追加インストールを行うタイミングで、指紋センサが正しく認識されている必要があります。 デバイスの取り外しや無効化が行われていると指紋センサを認証デバイスとして使用できなくなる場合がありますので、ご注意ください。 · 「ユーザー情報管理機能」「エクスポート/インポート機能」「バックアップ/リストア機能」は、必ずインストールされます。 · NASCAは、ドメイン環境としてWindows Server 2008 Active Directoryに対応しています。その他のドメイン環境では正常に動作しない可能性がありますので、ご注意ください。 · Windowsにログオンする機能を提供する他のアプリケーション(シングルサインオン機能を提供する製品など)やデバイスへのアクセスを行う特殊なアプリケーションと同時にご使用になる場合、正常に動作しない可能性がありますので、ご注意ください。 · NASCAの「Windowsログオン認証」機能をインストールすると、Windowsの生体認証デバイスを使用したログオン機能が使えなくなります。 · インストール、またはアンインストールの途中でキャンセルを行なった場合、「プログラム互換性アシスタント」のウィンドウが表示される場合があります。このような場合は、「キャンセル」ボタンをクリックして「プログラム互換性アシスタント」のウィンドウを閉じてください。 · NASCAの「Windowsログオン認証」機能をインストールすると、パスワード リセット ディスクを使用したパスワードのリセットができなくなります。パスワード リセット ディスクについては、Windowsのヘルプなどをご覧ください。 · Windowsの画面の解像度やDPIの設定によっては、NASCAのウィンドウのテキストやその他の項目が正しく表示されない場合があります。このような場合は、適切な解像度、またはDPIに設定を変更してください。解像度やDPIについての詳細は、Windowsのヘルプなどをご覧ください。 · 「クイックパワーオン」をインストールした環境では、指紋センサはご使用になれません。必要に応じて、「クイックパワーオン」をアンインストールしてください。 3‐1‐1 NASCA管理者 NASCAをお使いになるには、インストール中にNASCAの管理者(以下、「NASCA管理者」)を設定する必要があります。 · ユーザー「Nasca-Admin」がNASCA管理者として新規作成されます。 · NASCA管理者は、管理者専用の機能 (認証デバイス/認証規則の管理、バックアップ/リストア機能、ユーザーの初期化、オプション機能)を使用できます。 · NASCA管理者は、デバイス認証機能を使用できません。 · ユーザー「Nasca-Admin」がインストール前からすでに存在する場合、このユーザーを管理者として設定します。 インストールを行う前に、このユーザーを管理者として設定して良いかどうかを確認してください。 3‐1‐2 インストール 初めてNASCAをインストールする場合は、次の手順でインストールを行ってください。 1 Windowsを起動する 2 光学ドライブに「アプリケーション/マニュアルディスク」をセットする 3 「スタート」ボタン→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「ファイル名を指定して実行」をクリック 4 「名前」に「<光学ドライブ名>:\NXSETUP.EXE」と入力して、「OK」ボタンをクリック 5 「NEC Authentication Agent(NASCA)」を選択し、「インストール」ボタンをクリック 6 「NASCAセットアップへようこそ」画面が表示されたら、「次へ」ボタンをクリック 7 「機能の選択」と表示されたら、インストールする機能を選択し、「次へ」ボタンをクリック · 選択できる機能は、以下の通りです。 Windowsログオン認証 Windowsにログオンする機能(Credential Provider)を提供します。 詳しくは、「5‐1 Windowsログオン認証」をご覧ください。 Webフォームバンク Internet Explorerにツールバーを追加し、Webページへのデータ入力を補助する機能を提供します。詳しくは、「7 Webフォームバンク機能」をご覧ください。 アプリケーションバンク アプリケーションウィンドウへのデータ入力を補助する機能を提供します。詳しくは、「8 アプリケーションバンク機能」をご覧ください。 8 「セットアップタイプ オプション選択」と表示されたら、オプションを選択し、「次へ」ボタンをクリック · TPMを使用しない場合は、Windowsに搭載された暗号化機能によって登録したデータを保護します。TPMが搭載されている装置をお使いで、セキュリティを高めた運用をする場合は、TPMを使用することをおすすめします。 · TPMが搭載されていない装置をお使いの場合は、「登録したデータを保護するためにTPMを使用します」を選択しないでインストールを行ってください。 · ここで選択したオプションの設定「登録したデータを保護するためにTPMを使用します」は、インストール後に変更できません。 9 「インストール準備の完了」と表示されたら、「インストール」ボタンをクリック インストールが始まります。 10 「管理者の設定」画面が表示されたら、「OK」ボタンをクリック 11 「パスワードの設定」画面が表示されたらパスワードを入力して、「OK」ボタンをクリック 12 「InstallShield Wizardの完了」と表示されたら、「完了」ボタンをクリック 13 光学ドライブから「アプリケーション/マニュアルディスク」を取り出し、Windowsを再起動する 以上でインストールは完了です。 続いて、以下の設定を行ってください。 ・ 認証設定の管理 ・ バックアップの設定 認証設定の管理 →「4‐1 認証デバイス/認証規則の管理(管理者用)」 バックアップの設定 →「10-1 バンクデータ管理用のマスターコードの設定」、「10-2 バックアップの設定」 3‐1‐3 追加インストール NASCAをインストールした後、インストールしていない機能を追加する場合は、次の手順で追加インストールを行ってください。 1 Windowsを起動する 2 光学ドライブに「アプリケーション/マニュアルディスク」をセットする 3 「スタート」ボタン→「コントロール パネル」をクリック 4 「プログラム」にある「プログラムのアンインストール」をクリック 5 「NASCA」を選択し、「変更」ボタンをクリック 6 「ようこそ」と表示されたら、「変更」を選択し、「次へ」ボタンをクリック 7 「機能の選択」と表示されたら、追加する機能にチェックを付けて、「次へ」ボタンをクリック インストールが始まります。 8 「メンテナンスの完了」と表示されたら、「完了」ボタンをクリック 9 光学ドライブから「アプリケーション/マニュアルディスク」を取り出し、Windowsを再起動する 以上でインストールは完了です。 3‐2 アンインストール NASCAをすべてアンインストール、または一部機能をアンインストールする場合は、次の手順を行ってください。 · アンインストールは必ずコンピュータの管理者権限を持ったユーザー(ユーザー名は半角英数字)でログオンして行ってください。 3‐2‐1 すべてアンインストール NASCAの全機能をアンインストールする場合は、以下の手順ですべてアンインストールを行ってください。 1 Windowsを起動する 2 「スタート」ボタン→「コントロール パネル」をクリック 3 「プログラム」にある「プログラムのアンインストール」をクリック 4 「NASCA」を選択し、「アンインストール」ボタンをクリック 5 「選択したアプリケーション、およびすべての機能を完全に削除します。」と表示されたら、「はい」ボタンをクリック アンインストールが始まります。 「 BIOS認証に使用している全ての指紋データを削除しますか?」と表示された場合は、必要に応じて BIOS認証用指紋データの削除を選択してください。 · 削除を行わない場合、NASCAをアンインストールした後も指紋読み取りによるBIOS認証が可能な状態のままになります。 · 指紋データの削除を行うと、Windowsの生体認証デバイスを使用するための指紋データも削除されます。ここで削除を行わない場合は、アンインストール後も、Windowsで指紋データが利用可能な状態になります。 6 「アンインストール完了」と表示されたら、「完了」ボタンをクリック 7 Windowsを再起動する 以上でアンインストールは完了です。 · NASCA利用中に指紋の登録をしていると、NASCAをアンインストールした後のWindowsログオン時にWindowsの指紋認証画面が表示される場合があります。 Windowsの指紋認証画面については、「12 Q&A」のQ1-16をご覧ください。 3‐2‐2 一部機能をアンインストール NASCAの一部機能をアンインストールする場合、以下の手順で一部機能をアンインストールしてください。 1 Windowsを起動する 2 「スタート」ボタン→「コントロール パネル」をクリック 3 「プログラム」にある「プログラムのアンインストール」をクリック 4 「NASCA」を選択し、「変更」ボタンをクリック 5 「ようこそ」画面が表示されたら、「変更」を選択し、「次へ」ボタンをクリック 6 「機能の選択」画面が表示されたら、削除する機能のチェックを外して、「次へ」ボタンをクリック アンインストールが始まります。 7 「一部の機能を削除します。続行しますか?」と表示されたら、「はい」ボタンをクリック 8 「メンテナンスの完了」と表示されたら、「完了」ボタンをクリック 9 Windowsを再起動する 以上でアンインストールは完了です。 3 インストール/アンインストール
NEC LAVIE公式サイト > サポート > 商品情報 NEC LAVIE公式サイト 型番: PR-L9100C-14 ●型 名 : ●品 名 : トナーカートリッジ(ブラック) ●発表日 :2010/04/07 ●希望小売価格:\13,800(税別) ■仕様一覧 項目 項目注釈 仕様 製品概要 約5,000枚印刷可能*。 *: 印刷可能枚数は、JIS X 6932(ISO/IEC 19798) に基づき、A4用紙に片面連続印刷した場合の公表値です。実際の印刷可能枚数は、印刷内容や用紙サイズ、用紙の種類、使用環境などや本体の電源ON/OFFに伴う初期化動作や、印刷品質保持のための調整動作などにより変動し、公表値と大きく異なることがあります。NEC LAVIE公式サイト > サポート > 商品情報
NEC LAVIE公式サイト > サポート > 商品情報 NEC LAVIE公式サイト 型番: PR-L9950C-13 ●型 名 : ●品 名 : トナーカートリッジ(シアン) ●発表日 :2011/06/14 ●希望小売価格:\26,600(税別) ■仕様一覧 項目 項目注釈 仕様 製品概要 各色約12,000枚印刷可能*1 *1:印刷可能枚数は、JIS X 6932(ISO/IEC 19798) に基づき、A4用紙に片面連続印刷した場合の公表値です。実際の印刷可能枚数は、印刷内容や用紙サイズ、用紙の種類、使用環境などや本体の電源ON/OFFに伴う初期化動作や、印刷品質保持のための調整動作などにより変動し、公表値と大きく異なることがあります。NEC LAVIE公式サイト > サポート > 商品情報
NEC LAVIE公式サイト > サポート > 商品情報 NEC LAVIE公式サイト 型番: PR-L9100C-14W ●型 名 : ●品 名 : トナーカートリッジ(ブラック) 2本セット ●発表日 :2010/04/07 ●希望小売価格:\23,000(税別) ■仕様一覧 項目 項目注釈 仕様 製品概要 約5,000枚印刷可能*、2本セット。 *: 印刷可能枚数は、JIS X 6932(ISO/IEC 19798) に基づき、A4用紙に片面連続印刷した場合の公表値です。実際の印刷可能枚数は、印刷内容や用紙サイズ、用紙の種類、使用環境などや本体の電源ON/OFFに伴う初期化動作や、印刷品質保持のための調整動作などにより変動し、公表値と大きく異なることがあります。NEC LAVIE公式サイト > サポート > 商品情報
NEC LAVIE公式サイト > サポート > 商品情報 NEC LAVIE公式サイト 型番: PR-L9950C-14 ●型 名 : ●品 名 : トナーカートリッジ(ブラック) ●発表日 :2011/06/14 ●希望小売価格:\40,300(税別) ■仕様一覧 項目 項目注釈 仕様 製品概要 約23,000枚印刷可能*1 *1:印刷可能枚数は、JIS X 6932(ISO/IEC 19798) に基づき、A4用紙に片面連続印刷した場合の公表値です。実際の印刷可能枚数は、印刷内容や用紙サイズ、用紙の種類、使用環境などや本体の電源ON/OFFに伴う初期化動作や、印刷品質保持のための調整動作などにより変動し、公表値と大きく異なることがあります。NEC LAVIE公式サイト > サポート > 商品情報