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マザーボードの検索結果
メーカー製のパソコンは標準化を考える必要がない。いわゆるプロプラ(proprietary )設計で本体を作ることができるので、ケースやマザーボードなど、標準化されたパーツを組み合わせて組み立てる自作パソコンでは不可能な付加価値を実現することができる。今回のVALUESTAR Lも例外ではない。独自の設計でコンパクト化が図られている。 樫本 「マザーボードもケースもプロプラです。NECはずっとそうですね。その時点で入れ込みたい要素を入れようとすると、プロプラ以外の選択肢はありません。今回は、現行のLよりは大きくなりましたが、大きくなりすぎなかったのはプロプラのおかげです。台湾ベンダと議論しながら、小さくするためには、どういうレイアウトがいいかを話し合いながらここに落ち着きました。いわゆるBTXフォームファクタを使えば安上がりなのですが、ボディがずいぶん大きくなってしまいます。最新のプラットフォームで、ここまで小さくできているのはNECだけじゃないでしょうか。 まあ、小さくしようとすれば、まだがんばれるんですが、よその会社だとできても、NECではできないこともありますしね。温度に応じた騒音上限などの制限が厳しいんですよ。でも、その制限の中で、最大限の努力をしました。開発現場でのせめぎあいは、ほとんどケンカです」 吉江 「BTXだと、あと奥行きと高さが2〜3センチずつ大きくなっていたはずですね。ただ、小さくしたおかげで、実は地上波デジタルのチューナーカードが入らなくなってしまいました」 樫本 「そう。従来の地デジモデルは、BS/CSデジタルボード、地デジボード、地アナボードの3枚構成でしたが、今回、VALUESTAR Lに搭載する為に2枚構成以下にする必要がありました。ところが、従来3枚だったの2枚にするわけですから、ボード1枚あたりの部品数はかなりのものになります。その為、最初の検討で出てきたボード寸法を見ると、ボードのエッジがプロセッサのヒートシンクとぶつかってしまったんです。その結果、何度も設計見直しをする事になりました。 それ以外にも、メモリスロットでも苦労しています。マザーボードサイズが小さい為にメモリスロットに対して増設性を考慮するとその他の部品配置に影響がでます。でも、増設できる構造にしないといけない。いったいどうやって載せるんだということになって、いろいろ考えた結果、ヒートシンクを削るという荒療治に出ました。実は、ノースブリッジからメモリモジュールまでの距離を考えると、どうしても、モジュールの頭がヒートシンクにあたる位置にくるので、ヒートシンクを削ることにしたんです。こんなことをやるのはうちだけでしょうね。 削られたヒートシンク フォームファクタのガイドラインはインテルが推奨するリファレンスを使えば安上がりなんですが、NECではODMに対してオリジナルの設計を依頼しています。やっているほうもたいへんだと思いますね。でも、BTXをそのまま使うのでは、小型化を求める日本のコンシューマーニーズを満たすのは難しいんじゃないでしょうか。ハードディスクは容量要求が大きいので2.5インチを使うわけにもいかないし、拡張カードもロープロファイルでは汎用性に欠けます。だからオリジナルが必要なんですよ。オリジナルだから、いろんな部分に隠し味がいっぱい入れられます。かなりお買い得な機械だと思いますね。NECの良心のような機械じゃないでしょうか」 ヒートシンクはプロセッサから出る熱を排熱するための重要なパーツだ。VALUESTAR Lのボディ内をのぞくと、このヒートシンクの一部がえぐられるように削り取られているのがわかる。ちょうど、この部分に、メモリモジュールが位置するのだ。まるで、自作パソコンの達人の仕事のようだ。これを大量生産のパソコンでやってしまうところにメーカー製パソコンの強みがある。NEC LAVIE公式サイト > 知る > PCこだわりレポート
2007年7月にお知らせしたモバイルノートパソコンの無償修理がまだお済みでないお客様へ お客様各位 掲載日:2009年1月19日 日本電気株式会社 NECパーソナルプロダクツ株式会社 2007年(平成19年)7月に下記モバイルノートパソコンの無償修理の実施をご案内させていただいておりますが、もう修理はお済みでしょうか。 下記対象製品をお持ちで、まだ無償修理のご連絡をいただいていないお客様におかれましては、安心してお使いいただくため、下記フリーダイヤルまでお電話いただけますよう重ねてお願い申し上げます。 【2007年7月のお知らせ内容】 お客様各位 最終更新日:2008年3月28日 掲載日:2007年7月13日 日本電気株式会社 NECパーソナルプロダクツ株式会社 日頃は、NECパーソナルコンピュータをご愛用いただきまして誠にありがとうございます。 さて、2003年(平成15年)3月から2005(平成17年)年4月にNECおよびNECパーソナルプロダクツ(以下併せて弊社)が出荷した一部のモバイルノートパソコン「LaVie M」および「LaVie G タイプM(Web直販専用モデル)」「VersaPro モバイルノート(ベイ内蔵型)」において、稀にパソコンの電源が入らなくなる場合があり、その一部において発熱により筐体の変形に至る(底面に直径5mm程度の穴が開く)場合があります。 弊社のパソコンは、難燃性の材料を使用しており、発火の恐れは無く、人的な被害も発生しておりませんが、弊社では、お客様に安心してお使いいただくため、対象製品の無償修理を実施いたします。 お客様には、ご迷惑をお掛け致しますことを深くお詫び申し上げます。また、無償修理につきましてなにとぞご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。 1.対象製品 2003年(平成15年)3月〜2005年(平成17年)4月に出荷した下記機種の全数が対象です。 《 対象製品の型番の詳細 》 ●「LaVie M」(個人向け店頭販売モデル) PC-LM5005D PC-LM5505E PC-LM5007D PC-LM7007E PC-LM5008D PC-LM5008D1U ●「LaVie G タイプM」(個人向けWeb直販専用モデル) PC-LG13FVH*D PC-LG15FVH*D PC-LG16FVH*D PC-LG14FVH*F PC-LG16FVH*F PC-LG15FVH*G PC-LG16FVH*G (※ 型番中の「*」には任意の英数字1文字が入ります。) ●「VersaPro モバイルノート(ベイ内蔵型)」(法人向けモデル) PC-VA13FVH*H PC-VA13FVH****H PC-VY14FVH*L PC-VY14FVH****L PC-VJ14FVH*L PC-VJ14FVH****L PC-VY16FVH*L PC-VY16FVH****L PC-VJ16FVH*L PC-VJ16FVH****L PC-VY16FVH*M PC-VY16FVH****M PC-VJ16FVH*M PC-VJ16FVH****M (※ 型番中の「*」には任意の英数字1文字が入ります。) 型番につきましては、製品本体底面の装置銘板(「NECパーソナルコンピュータ」と記載)またはお手持ちの保証書にてご確認下さい。 〔本体の装置銘版を確認する場合〕 (本体裏面) (装置銘版) 〔保証書の記載を確認する場合〕 (保証書) 2.お客様への対応 ◆「LaVie M」「LaVie G タイプM」をご購入のお客様、および「VersaPro モバイルノート(ベイ内蔵型)」を個人でご購入のお客様 以下の窓口で無償修理に関する相談と製品お預かりの受付をさせていただきます。製品のお預かり、修理、修理完了後のお届けのいずれも無償です。 Webからの引き取りのお申し込みは、2008年3月27日(木)(引き取り日としては、3月31日)をもって終了いたしました。 LaVie M お客様相談センター フリーダイヤル 0120−480−717 ※携帯電話、PHSからでもご利用いただけます。 受付時間 9:00〜17:00 (土・日・祝日、および弊社指定休業日を除く) ※土・日・祝日の受付は2007年8月19日をもって終了いたしました。 対象製品お預かり受付開始日 : 即日 対象製品お預かり開始日 : 2007年7月17日 修理開始日 : 2007年7月18日 ■無償修理承り手順 ご愛用のパソコンが今回の無償修理対象製品かどうかを確認させていただきます。 対象製品であった場合は、お預かり希望日をご選択いただき、お名前、ご住所、電話番号等、修理対応に必要な情報をお伺いします。 「NECあんしんサービス便」にてお客様のパソコンをお預かりします。 修理作業開始前にお客様のパソコンの動作確認を行います。 お客様のパソコンのマザーボードを改善品と交換(※)いたします。 筐体が変形する可能性のある部分に金属製の保護プレートを貼り付けます。 修理作業後にパソコンの動作確認を行います。 「NECあんしんサービス便」にてお客様のパソコンをお届けします。 お預かりから、修理完了後のお届けまで7〜10日程度の予定です。 ※ 無償修理の対象作業はマザーボード交換のみです。もし、マザーボード以外の故障の修理を希望される場合、お客様のパソコンの保証期間が終了しておりますと有償修理となりますのであらかじめご了承ください。 ◆「VersaPro モバイルノート(ベイ内蔵型)」を法人でご購入のお客様 当社の営業部門もしくは販売店を通じて無償修理を実施させていただきます。詳細につきましては、お客様に機器を納入させていただいた当社営業部門もしくは販売店にお問い合わせください。 3.個人情報のお取り扱いについて お客様からご提供いただきました氏名・住所・電話番号などの「個人情報」は、対象製品のお預かりおよび修理の目的にのみ利用させていただきます。またこれらの目的のためにお預かりした個人情報およびお問合せ内容の記録を残すことがあります。 弊社は、お客様の個人情報を、弊社の個人情報保護ポリシーに基づき適切に管理します。 「121wareおよびNEC Directにおける個人情報の取り扱い」についてはこちらをご参照ください。 弊社は、お預かりおよび修理等を弊社の業務委託先に委託する場合、法令に基づく義務の履行その他正当な理由がある場合を除き、弊社以外の第三者に個人情報を開示・提供いたしません。 ご販売店様からの個人情報のご提供について お客様に対象製品を安全にご利用いただく対策のひとつとして、ご販売店様より、対象製品のご購入者の氏名、連絡先等の個人情報を提供していただき、対象製品のお預かりおよび修理等を推進しております。 この対策の実施により、ご販売店様よりお客様の個人情報を提供していただくことについての個人情報保護法上の考え方については、こちらをご確認下さい。 なお、提供していただいた個人情報の利用については、上記の「個人情報のお取扱について」に準じ、紛失、漏えい等ないよう適切に管理致します。 今回の個人情報の取扱に関する問い合わせ先: LaVie M お客様相談センター フリーダイヤル 0120−480−717 ※携帯電話、PHSからでもご利用いただけます。 受付時間 9:00〜17:00 (土・日・祝日、および弊社指定休業日を除く) ※土・日・祝日の受付は2007年8月19日をもって終了いたしました。 以上NEC LAVIE公式サイト > サービス&サポート > お知らせ
前回に引き続き、VALUESTAR FSの開発ストーリを進めよう。前回の石田や樫本らの企みを、実際にカタチにした男たちのドラマだ。今回は、岡田真一(NECカスタムテクニカPC事業部商品開発部)、小川直久(NECカスタムテクニカPC事業部商品開発部)、小坂邦男(オーセンティック技術部シニアマネージャ)に会ってきた。岡田は、マザーボードを含むエレクトロニクス関係、そして、装置仕様を担当した。小川は、メカニカルの担当としてパソコンの見かけとなるプラスチック部品や板金部品、構造設計などを仕切った。そして、小坂は、特別設計となったマザーボード上のアンプの回路、SoundVuスピーカを含む音響部分すべてを引き受けた。 メーカ製のパソコンは、単なるパソコンであってはならない 岡田「こういう取材って、あまり苦労した、苦労したというと、読んでいる方もうっとうしいじゃないですか。だから、ここがスゴイんだぜっていう部分を聞いてもらいたいです」 のっけから岡田がこういった。ならば、まずは、その話を聞こう。 岡田「メーカ製にしかできない静かなパソコンを作りたかったんです。そこで、「静か」とは何かを考えてみました。私自身ユーザとしてもいろんなパソコンを使っていて、ファンの回転数が急激に変わったときに、その存在を意識してうるさいと感じてしまうんじゃないかということに気がつきました。 FSの冷却ファンは、温度に応じてだんだん回転を速くしています。ここまでは普通のパソコンと同じです。必要のないときは止めることもできます。でも、あえて、回転を止めることはしませんでした。最初の回転数から、状況に応じてどんどん回転数を落としてはいきますが、止めません。停止しているものが急に回転を始めると、ファンの存在を意識してしまうからです。 パソコンには、室温が摂氏10度から35度の間で正常に作動しなければならないという基準があります。もし、35度の環境に合わせてファンの設計をすると、とてもうるさいものになってしまいます。でも、35度の暑い状況でパソコンを使うことなんてほとんどありえないじゃないですか。そこで、20数度の常温でいろんなことをやりながら、ファンの回転数と、プロセッサの温度の相関関係を調べてマトリックスにしてみました。 そうして、常温環境における静かなファン制御パターンを作り、最終的にはファンのスピードを数段階に制御するようにしました。つまり、今回は音の静かさからファンの回転数を決めて熱対策をしてもらったことになります」 小川「たいへんでしたよ。ヒートシンクを何度も変えることになりました。最初はなるべく小さいものをということで評価を繰り返していましたが、最終的にはめいっぱいサイズが大きいものにせざるをえませんでした」 ラーメンどんぶりにケーブル麺が渦巻く FSの開発が始まる直前まで、岡田、小川ともに、群馬県太田市の事業所に勤務していた。社内的にも事業所の統廃合であわただしい時期であったが、その時点で商品開発に関わるメンバーは全員が米沢に異動することが決定した。2002年3月頃の話である。 岡田は、新コンセプトパソコンの商品開発メンバーがまとめられつつあることを耳にし、自分で名乗りを上げたという。岡田は、チャンスが巡ってきたんだとそのときの印象を振り返る。すでに、一体型パソコンの方向は決まっていたが、前回のストーリーでもわかるように、それは、きわめて漠然としたものだった。だが、主力機となる他のVALUESTARではできないことができる。これにしかできないことができる。岡田はそう思った。 一方、小川は、群馬の事業所で、スリムタワーなどに関わっていた。Simplemの構造設計も、小川の仕事だ。LCD一体型は構造的に難しい部分があるので、今回のプロジェクトが始まった当時は、いったい誰がやるんだろうと思っていたそうだ。他人事である。だが、抜擢されたのは小川自身だった。 小川「箱モノとは違い、設計が難しいので、本当は逃げたかったんですよ。Simplemは、相当難しかったのですが、今回は筐体が上下に分かれそうで、もっと難しくなることがわかっていましたから」 岡田「方向付けの会議に参加した時点では、デザインが出ているわけではありませんでした。どんなものを作るのか、まだ何も見えていない状態です。でも、コネクタの配置から絶対上下に分かれると思っていました。コネクタはマザーボードの端に並ぶのが普通なので、筐体下部にノートパソコンの技術を使ってマザーボードを敷けばいいと思っていたんです。でも、デザインワークが進むうちにそれができないことになりました。となると、LCDの裏側にマザーボードをレイアウトし、そこから、各デバイスへの信号線を筐体下部に引き回す必要が出てきたんです。 コネクタのラインの引き回しですね。当然、ケーブルの量はかなりのものになります。あまりにもすごくて、最初の試作を見たときには、ラーメンどんぶりだと思いましたよ。渦巻いているという感じです。これはだめだ、とてもじゃないけど作れないと思いました。EMI基準のクリアも難しいし、何よりも、ケーブル間のノイズで製品のクオリティが保てません。そこで、急遽、ベース部分にも、ケーブルを取り回すだけの基板を持つことにしました」 小川「全部ケーブルだったときには、筐体内部が見えない状態でしたからね。追加でケーブルを通すスペースもないような、ちょっと想像を絶する状態です。 ただ、群馬では、構造設計のグループと電気設計のグループが別だったんですが、今回はいっしょに仕事ができたので、やりやすかったですね。ケーブルの引き回しをこの方法でクリアできたのは非常に助かりました。構造だけを担当していると、基板がもたらすインパクトって、なかなか気がつきにくいじゃないですか。 今回は、デザイナーの井手と密接にやれたのも功を奏しました。井手が、台湾につきっきりでいてくれて、変更箇所をその場ですぐに再設計してくれたのは助かりました。つまり、電気、メカ、デザインすべてがいっしょにできたわけで、これがよかったですね。たとえば、ACコンセントの位置などは、最初の設計とは逆の位置になっています。そういう柔軟な対応は、いっしょに仕事をしていないとできません」 長期台湾滞在がこだわりをカタチにした FSのLCD右側面には2基のPCカードスロットが縦に並んでレイアウトされている。ノートパソコンでよく見られる二段重ねの構造ではなく、縦に並んでいる点に注目してほしい。取り出しやすさが全然違うのだ。これは、企画のメンバーのこだわりだ。岡田と小川は、こうしたこだわりを、ひとつひとつ解決していった。作業現場は台湾のベンダーサイトだ。群馬から米沢に異動後、翌日の出張である。今回は、7月以降、岡田が計76泊、小川が計88泊、最高23連泊の台湾出張をこなしたという。 岡田「ホテルに帰れない日もあったし、夜も遅かったし、土日もありませんでした。ものを見て、問題点を片っ端から対策しながら、それを量産ラインに流すためにはどうすればいいのかということを考えていくんです。ベンダとのディスカッションは怪しい英語、怪しい中国語と日本語のチャンポンです。通訳はいません。もちろん、意志の疎通ミスなども出てきます。今回は、最後まで、PCなんだから液晶の周りにコネクタがあればいいじゃないかといわれましたね。でも、カタチが見えてくると、けっこういいねといわれるようになりました」 好きな音楽を好きな音で鳴らしたいエンジニアの願い FSのセールスポイントのひとつに、良質なサウンドがある。SoundVuの開発元であるオーセンティックからは、小坂が生産場所である台湾まで何度も出張してきた。 小坂「液晶ディスプレイの前面のアクリル板を振動させて音を出す仕組みなので、構造体が少しでも変わると音も変わってしまいます。一体型ということで、難しい点も多かったです。最終的には、SoundVuを、もっとも良く表現できる設計ができたと思います。 しかも、今までのパソコンでは、実現できなかった贅沢なアンプの回路を使っています。オーディオ的に考えると、瞬間的に大きな電流を流すことができるパワーICが必要でした。そのICを使用した大型のヒートシンクが必要なアンプを、あの狭い中に入れるように頼みました。そのおかげで、今までのパソコンとは違う迫力のある音が出るようになったんです。 面実装基板の場合、リフローといって、下から噴射してハンダ付けするので、後工程で手差しの部品があると困るんですが、半導体を刺してハンダ付けするパワーICを、あえて使ってもらっています。サウンドのパワー感が違うんですね。こんなこだわりを、最初から納得してもらえたのはうれしかったですよ。 オーディオが好きな人がパソコンを買う時に音の良さを求めているのも事実です。なのに、音と映像が一体化されたパソコンはなかなかでてきませんでした。今回はそういう意味で、AVマニアでも満足してもらえるものになっているはずです。サブウーファをつけたモデルは初めてじゃないでしょうか。下が重くてがっちりしているという構造もいいですね。オーディオは物量がしっかりしていないといい音が出ないんです。電気的なこと以外の部分でも音がよくなるような設計が実現できたのは、企画段階でデザイナに音の良さを納得してもらったからですね」 49歳の小坂は、自らビートルズバンドを演る音楽中年だ。中学生時代からの仲間がメンバーで、6年ほど前から本格的にバンド活動を再開し、月に一度スタジオを借りてはビートルズナンバーを録音し、それを自分で設計したオーディオ機器で聞くのが楽しみだという。この歳で憧れだったリッケンバーガーとギブソンを手に入れたという。ちなみに、小坂はジョン・レノン役だ。 小坂は、FSを、自分の好きな音に仕上げているかもしれないという。だから、ビートルズを聴くといいかもしれないと笑う。エンジニアは、自分の好きな音楽を、自分の好きな音で鳴らせなければならないというのが彼の持論だ。 小坂「パソコン量販店の店頭で音の良さをわかってもらう為には大きい音が出なくてはなりません。一方、家庭では小音量で質の高い音が求められます。相反するんですね。でも、これはすごいんだなと店頭でお客さんに知らせなくてはなりません。そういう意味では、これらを両立させるのは大変でした。具体的には、ウーファ部のアンプ回路と、SoundVu部の回路を別々に搭載した贅沢なマルチアンプ構成にしています。お互いのアンプが受け持つ周波数帯域と音量は、家庭で聴くときと、大きな音を出したときとを想定し、どちらでもバランスがよくなるようにカットアンドトライを繰り返しました。最後には人間の耳だけが頼りです。 エンジニアは耳のセンスが問われます。実は、台湾にいって、最後のチューンをしたんですが、SoundVuとウーファの微妙なバランスをプリプロダクションで改善しています。あのとき、台湾に行っていっていなかったからと思うとゾッとしますね。 考える側、作る側、売る側の距離が縮まった FSで、新たな経験をしたと三人は口を揃える。今までの製品作りとは、まったく違う何かがそこに生まれたというのだ。そこでは、デザインがもっとも重要であり、機能のためにデザインを犠牲にしたという部分はどこにもないと、彼らは言い切る。 岡田「かつての電気担当は、自分の仕事が実際に製品になるときに、どんなデザインになるかを知らないで開発していました。でも、今回は最初から関わることができました。デザイナと話をしながら作れるパソコンの仕事は初めてででした。本当におもしろかった」 小川「今までの仕事なら、メカニカル関連のメーカの人としか会わないんですが、今回は、実にいろんな人にあいました。ここ数年、名刺を使わなくなっていたんですが、かなり減りましたよ(笑)」 岡田「設計の段階で、今まで意見をはさめなかった部分に、自分の思いを入れてもらえたのが何よりうれしいです」 小川「構造設計で、今までになかった苦労はしたけれども、デザイナの思う通りのものができたはずですね。正直なところ、構造部分は途中からの参加です。でも、もし、最初かかわっていれば、本体下部の底面積をもっと広くしようと提案したにちがいありません。一度デザインが決まると、途中から変えるのは特に難しいので、マージンを持ったサイズを要求するのが普通ですから」 岡田「次回は、もう一歩進んで、製品コンセプトの議論からやりたいと思っています。もちろん、上司にもそれをアピールしています。最初から最後まで、すべての場所に首をつっこみたいじゃないですか。かつてのNECにはそういう土壌がありませんでした。でも、今回初めて、半分くらい夢がかないました。FSの開発で、考える側、作る側、売る側がずいぶん近くなった気がします。 今回の開発でお近づきになれた方もたくさんいらっしゃいますし、その方々と一緒に次回はもっと最初の方から作品をやりたいですね。パソコンは工業製品かもしれませんが、自分で思い入れがなければ作りたくありません。仕事は仕事ですが、半分趣味、だから作品なんです」 取材当日、米沢の天気はみぞれ。山形新幹線が福島から米沢に向かう沿線はすでに真冬の雪景色だ。小川はスーツの下のワイシャツを見せてくれた。半袖だった。無我夢中で過ごした彼らの夏が、ようやく今、終わろうとしている。NEC LAVIE公式サイト > 知る > PCこだわりレポート
PCI Express x16ボードの取り外し [1045023103] PCI Express x16ボードは静電気に大変弱く、身体に静電気を帯びた状態でPCI Express x16ボードを扱うと破損する原因になります。PCI Express x16ボードに触れる前に、アルミサッシやドアのノブなど身近な金属に手を触れて、静電気を取り除いてください。 PCI Express x16ボードのコネクタ部分には手を触れないでください。接触不良など、故障の原因になります。 ボード上の部品やハンダ付け面には触れないよう注意してください。 取り付け前に、本機で使用できるPCI Express x16ボードであることを確認してください。 PCI Express x16ボード取り外しの際は、PCI Express x16スロット以外の、本体内部の部品やスイッチに触れないでください。 「ルーフカバーの開け方」の手順でルーフカバーを開ける PCI Express x16ボードを固定しているネジを取り外す PCI Express x16スロットのロックを矢印�@の方向にスライドさせてロックを解除する ロックを解除する場合は、図のようにマイナスドライバーを矢印の方向へ押し込むようにします。この時、基板を傷つけないよう気をつけてください。本機が故障する可能性があります。 マイナスドライバーは、マザーボードに当たらないように注意して水平に押し込んでください。 PCI Express x16ボードをI/Oプレート側から引き抜くようにして取り外す PCI Express x16ボードを取り外すときは、指を挟んだり、ぶつけたり、切ったりしないように注意してください。 工場出荷時に取り付けられていたPCI Express x16スロットカバーを、手順2で取り外したネジで取り付ける 「ルーフカバーの閉じ方」の手順でルーフカバーを閉じるPCI Express x16ボードの取り外し
PCI Express x16ボードの取り外し [1025023103] PCI Express x16ボードは静電気に大変弱く、身体に静電気を帯びた状態でPCI Express x16ボードを扱うと破損する原因になります。PCI Express x16ボードに触れる前に、アルミサッシやドアのノブなど身近な金属に手を触れて、静電気を取り除いてください。 PCI Express x16ボードのコネクタ部分には手を触れないでください。接触不良など、故障の原因になります。 ボード上の部品やハンダ付け面には触れないよう注意してください。 PCI Express x16ボード取り外しの際は、PCI Express x16スロット以外の、本体内部の部品やスイッチに触れないでください。 「ルーフカバーの開け方」の手順でルーフカバーを開ける PCI Express x16ボードを固定しているネジを取り外す PCI Express x16スロットのロックを矢印�@の方向にスライドさせてロックを解除する ロックを解除する場合は、図のようにマイナスドライバーを矢印の方向へ押し込むようにします。この時、基板を傷つけないよう気をつけてください。本機が故障する可能性があります。 マイナスドライバーは、マザーボードに当たらないように注意して水平に押し込んでください。 PCI Express x16ボードをI/Oプレート側から引き抜くようにして取り外す PCI Express x16ボードを取り外すときは、指を挟んだり、ぶつけたり、切ったりしないように注意してください。 工場出荷時に取り付けられていたPCI Express x16スロットカバーを、手順2で取り外したネジで取り付ける GeForce GT 435Mモデルを選択した場合、PCI Express x16スロットカバーは、本機に添付されていません。 「ルーフカバーの閉じ方」の手順でルーフカバーを閉じるPCI Express x16ボードの取り外し
A | A | A このマークの項目はセレクションメニューよりお選びいただけます。 高い処理能力を発揮する最新のデュアルコアCPUを選択可能 デュアルコアCPU「インテル(R) Pentium(R) D プロセッサー 930(3GHz/2次キャッシュ 2MB×2)」を選択可能。 プロセッサ内に2つのCPUコアを搭載しています。1個のプロセッサで2つの作業を並行処理していた従来の技術よりもパフォーマンス性能に優れ、さらに複数のアプリケーションを立ち上げながらの作業も快適です。 システム全体のセキュリティ改善に有効な機能も搭載しています。 デュアルコアCPUに対応した「インテル(R) 945G Express チップセット」 チップセットには、デュアルコアCPUに対応した「インテル(R) 945G Express チップセット」を採用。 1066/800/533MHzシステム・バス*1、PCI Express ×16インターフェイスなど、高速インターフェイスをコントロールできる最新のアーキテクチャをサポート。 さらに、優れたグラフィック性能を実現する「インテル(R) グラフィックス・メディア・アクセラレータ(GMA) 950」も統合しています。 *1: インテルCeleron(R) Dプロセッサ搭載モデルでは533MHzシステム・バス、それ以外のモデルは800MHzシステム・バスとなります。 4つのメモリスロットで、最大4GBのメモリを搭載可能 大容量データの高速転送が可能なPC2-4200(DDR2-533)メモリモジュールを搭載。 さらに、4つのメモリスロットを装備したマザーボードを採用しているので、最大で4GBのメモリを選択できます。 メモリの読み書きするデータ量が2倍*1(128ビット幅)のデュアルチャネルにも対応しています*2。 *1: 一般的なパソコン用DDR SDRAMは、クロック(正確には2分の1クロック)あたり64ビットデータを転送する規格。 デュアルチャネルで接続することで、クロックあたり128ビットデータ(64ビット×2)が転送可能。 *2: デュアルチャネルとして動作するのは、512MB(256MB×2)、1GB(512MB×2)、2GB(512MB×4)、4GB(1GB×4)※を選択した場合です。 ※ 最大4GB搭載可能ですが、使用できるメモリ容量は最大で3.5GBになります。 ValueOne G タイプMT アドバンスト 商品ポイント : 1 ・ 2 ・ 3 ・ 4NEC Direct > ValueOne G タイプMT アドバンスト
PCI Express x16ボードの取り外し [1047023103] PCI Express x16ボードは静電気に大変弱く、身体に静電気を帯びた状態でPCI Express x16ボードを扱うと破損する原因になります。PCI Express x16ボードに触れる前に、アルミサッシやドアのノブなど身近な金属に手を触れて、静電気を取り除いてください。 PCI Express x16ボードのコネクタ部分には手を触れないでください。接触不良など、故障の原因になります。 ボード上の部品やハンダ付け面には触れないよう注意してください。 取り付け前に、本機で使用できるPCI Express x16ボードであることを確認してください。 PCI Express x16ボード取り外しの際は、PCI Express x16スロット以外の、本体内部の部品やスイッチに触れないでください。 「ルーフカバーの開け方」の手順でルーフカバーを開ける PCI Express x16ボードを固定しているネジを取り外す PCI Express x16スロットのロックを矢印�@の方向にスライドさせてロックを解除する ロックを解除する場合は、図のようにマイナスドライバーを矢印の方向へ押し込むようにします。この時、基板を傷つけないよう気をつけてください。本機が故障する可能性があります。 マイナスドライバーは、マザーボードに当たらないように注意して水平に押し込んでください。 PCI Express x16ボードをI/Oプレート側から引き抜くようにして取り外す PCI Express x16ボードを取り外すときは、指を挟んだり、ぶつけたり、切ったりしないように注意してください。 工場出荷時に取り付けられていたPCI Express x16スロットカバーを、手順2で取り外したネジで取り付ける 「ルーフカバーの閉じ方」の手順でルーフカバーを閉じるPCI Express x16ボードの取り外し
SKY PerfecPC!データ&TVボード (PK-UG-X004) ■動作環境 対象機種 フルサイズの拡張PCIスロットに空きスロットが1つ以上ある ※ ボードサイズ(325mm×127mm)が装着できるスロット ・PC98-NXシリーズ ・PC-9821シリーズ ・IBM PC/AT互換機 (注) 注: PC本体のマザーボードにインテル製のTriton2(430HX/VX)以降のチップセットを搭載した機種を推奨いたします。 対応OS Microsoft(R) Windows(R) 95 CPU Pentium(R) 166MHz以上 必要メモリ 64MB以上 対象ディスク容量 20MB以上の空き容量 ※ デジタルCSビューアのセットアップに必要な空き容量です。 その他、Internet Explorer等をセットアップするための空き領域及び、受信するコンテンツのための空き領域が必要です。 解像度 640×480ドット以上、16 bit color以上 Webブラウザ Microsoft(R) Internet Explorer 4.01日本語版 推奨グラフィックアクセラレータ Matrox社製 MGA-2064W(Millenium)/MGA-1064SG(Mystique) SGS-Thomson社製 RIVA128 3D Labs社製 Permedia2 ATI社製 Rage PRO ※ ご使用のパソコンに使用されているグラフィックアクセラレータの種類については販売店またはパソコンメーカへお問い合わせください。 推奨グラフィックアクセラレータ以外のグラフィックアクセラレータを使用した場合は、一部の機能がうまく動作しない場合があります。 必要周辺機器 ・ CD-ROM ・ CSアンテナ ( SKY PerfecPC!データ&TVボード接続用RFケーブル含む ) ※ 集合住宅でパーフェクTV!共聴アンテナを利用している場合は、データ放送及び一部のTV番組を受信できない場合があります。 詳しくはスカイパーフェクTVカスタマーセンター(TEL:0570-039-888)まで問い合わせ願います。 ・ モデム ※ SKY PerfecPC!データ&TVボードには課金用のためモデム(2400bps以上)が必須となります。 ターミナルアダプタ(ISDN)はご使用できません。 ※ 受信した情報をもとにインターネットを利用する場合は、電話回線、ISDN、LAN等からインターネットに接続できる環境、及びプロバイダへの加入等が必要です。動作環境
PCI Express x16ボードの取り外し [1027023103] PCI Express x16ボードは静電気に大変弱く、身体に静電気を帯びた状態でPCI Express x16ボードを扱うと破損する原因になります。PCI Express x16ボードに触れる前に、アルミサッシやドアのノブなど身近な金属に手を触れて、静電気を取り除いてください。 PCI Express x16ボードのコネクタ部分には手を触れないでください。接触不良など、故障の原因になります。 ボード上の部品やハンダ付け面には触れないよう注意してください。 PCI Express x16ボード取り外しの際は、PCI Express x16スロット以外の、本体内部の部品やスイッチに触れないでください。 「ルーフカバーの開け方」の手順でルーフカバーを開ける PCI Express x16ボードを固定しているネジを取り外す PCI Express x16スロットのロックを矢印�@の方向にスライドさせてロックを解除する ロックを解除する場合は、図のようにマイナスドライバーを矢印の方向へ押し込むようにします。この時、基板を傷つけないよう気をつけてください。本機が故障する可能性があります。 マイナスドライバーは、マザーボードに当たらないように注意して水平に押し込んでください。 PCI Express x16ボードをI/Oプレート側から引き抜くようにして取り外す PCI Express x16ボードを取り外すときは、指を挟んだり、ぶつけたり、切ったりしないように注意してください。 工場出荷時に取り付けられていたPCI Express x16スロットカバーを、手順2で取り外したネジで取り付ける GeForce GT 435Mモデルを選択した場合、PCI Express x16スロットカバーは、本機に添付されていません。 「ルーフカバーの閉じ方」の手順でルーフカバーを閉じるPCI Express x16ボードの取り外し
A | A | A このマークの項目はセレクションメニューよりお選びいただけます。 高い処理能力を発揮するデュアルコアCPUを選択可能 デュアルコアCPU「インテル(R) Pentium(R) D プロセッサ 830(3GHz/2次キャッシュ 1MB×2)」を選択可能。 プロセッサ内に2つのCPUコアを搭載しています。1個のプロセッサで2つの作業を並行処理していた従来の技術よりもパフォーマンス性能に優れ、さらに複数のアプリケーションを立ち上げながらの作業も快適です。 システム全体のセキュリティ改善に有効な機能も搭載しています。 デュアルコアCPUに対応した「インテル(R) 945G Express チップセット」 チップセットには、デュアルコアCPUに対応した「インテル(R) 945G Express チップセット」を採用。 1066/800/533MHzシステム・バス*1、PCI Express ×16インターフェイスなど、高速インターフェイスをコントロールできる最新のアーキテクチャをサポート。 さらに、優れたグラフィック性能を実現する「インテル(R) グラフィックス・メディア・アクセラレータ(GMA) 950」も統合しています。 *1: インテルCeleron(R) Dプロセッサ搭載モデルでは533MHzシステム・バス、それ以外のモデルは800MHzシステム・バスとなります。 4つのメモリスロットで、最大4GBのメモリを搭載可能 大容量データの高速転送が可能なPC2-4200(DDR2-533)メモリモジュールを搭載。 さらに、4つのメモリスロットを装備したマザーボードを採用しているので、最大で4GBのメモリを選択できます。 メモリの読み書きするデータ量が2倍*1(128ビット幅)のデュアルチャネルにも対応しています*2。 *1: 一般的なパソコン用DDR SDRAMは、クロック(正確には2分の1クロック)あたり64ビットデータを転送する規格。 デュアルチャネルで接続することで、クロックあたり128ビットデータ(64ビット×2)が転送可能。 *2: デュアルチャネルとして動作するのは、512MB(256MB×2)、1GB(512MB×2)、2GB(512MB×4)、4GB(1GB×4)※を選択した場合です。 ※ 最大4GB搭載可能ですが、使用できるメモリ容量は最大で3.5GBになります。 ValueOne G タイプMT アドバンストタイプ 商品ポイント : 1 ・ 2 ・ 3 ・ 4NEC Direct > ValueOne G タイプMT アドバンストタイプ