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上杉家
鎌倉時代から続く名門・上杉家。中でも戦国時代の雄、上杉謙信の名前を知らない人はいないでしょう。“軍神”の異名を持つ謙信は家督相続から3年で越後を統一し、他国にも再三出兵するなど勢力を拡大。次代の景勝には120万石を領するまでになりましたが、関ヶ原の戦いで徳川家康に敵対したことで米沢に減封され、以後は米沢藩主として明治維新まで存続しました。9代目藩主の上杉鷹山は、財政難に陥っていた藩を立て直し、善政を敷いた名君として有名で、今なお米沢市民から敬愛されています。