新しい年を迎え、「今年の目標は何にしよう」「新しいことにチャレンジしたい」などと、思いを巡らせた方も多いのではないでしょうか。
今回は、パソコンに関する検定・資格についての情報をお届けします。
腕試しに検定を受けることはもちろん、試験を受けるのはちょっと...という方も、テキストを参考に体系立てて学ぶことで、新しい発見があるかもしれません。
「パソコンスキル」と聞いて、みなさんはどのようなスキルが頭に浮かぶでしょうか。生活の中でパソコンを活用するための基礎的なものや、仕事に役立つ特殊なスキルなど、さまざまなスキルがあります。ここでは、家庭やオフィスでのパソコン利用を前提に、スキルをタイプ別に整理しました。
※初級、中級、上級の区別は、本サイト独自のものです。
タイピングスキルは、正確かつ素早く文字を入力する技術をいい、日本語入力では入力に加えて変換する技術も含まれます。
初級 | 中級 | 上級 |
---|---|---|
・1分間に日本語40文字を正確に入力できる(実用レベル) | ・1分間に日本語60文字を正確に入力できる(実務レベル) | ・1分間に日本語120文字を正確に入力できる(習熟レベル) |
出典:毎日パソコン入力コンクール(タイピングスキル認定より)
はじめてパソコンをさわった時のことを覚えていますか? マウス操作やアプリケーションの起動、保存や印刷など「これで良いのかな?」と不安を感じながら操作された方も多いのではないでしょうか。
初級 | 中級 | 上級 |
---|---|---|
・アプリケーションソフトの起動・終了ができる ・ファイルやフォルダを作成できる ・ファイルの保存、印刷ができる |
・アプリケーションソフトのインストール/アンインストールができる ・ファイルやフォルダを検索できる ・パソコンと周辺機器(プリンタ、デジタルカメラ)を接続できる |
・トラブルに対処できる ・ネットワークの設定ができる ・コマンドプロンプトを使える ・レジストリの編集ができる |
情報収集やコミュニケーションにインターネットやメールを活用する方は多く、日本では約1億18万人の方がインターネットを使用しています。ひとりひとりが安全に楽しくインターネット・メールを活用するためには、マナーやルール、セキュリティに対する知識が不可欠です。
初級 | 中級 | 上級 | |
---|---|---|---|
インターネット |
・目的のサイトを検索できる ・お気に入りに登録できる |
・アドオンを追加できる ・ファイルをアップロード/ダウンロードできる |
・HTTPとHTTPSの違いを理解している |
メール |
・メールを送受信できる ・ファイルを添付したメールを送れる |
・TO/CC/BCCを使い分けられる ・ウイルスチェックができる |
・アドレス帳を管理できる ・仕訳ルールを作成できる |
- インターネット・メールの使用スキルを試したい方はこちらをご覧ください。
- 外でも家でも快適! インターネット活用講座
インターネット活用に関するお役立ち情報は、こちらも参考になさってください。
家庭でもオフィスでも利用頻度が高いWord、ExcelなどのOffice製品。どこまでが基本のスキルであるか、線引きは難しいですが、ここでは以下のように整理しました。
初級 | 中級 | 上級 | |
---|---|---|---|
共通 |
・開く、保存する、印刷する、閉じるなどができる ・文字入力ができる ・フォントの種類、大きさを変えられる |
・配色を変更できる ・図、ワードアートなどを使える ・ハイパーリンクを設定できる |
・高度な検索、置換を使用できる ・文書の保護を設定できる ・別のアプリケーションで作成したデータを、他のアプリケーションでも活用できる |
Word |
・文字を装飾できる ・用紙サイズを変更できる ・表を挿入できる |
・改ページ、セクションの設定ができる ・タブ、インデントの設定ができる ・数ページの文書を作成できる ・ヘッダー、フッターを設定できる ・目的のスタイルを使える |
・段組を設定できる ・目次や索引を作成できる ・相互参照を設定できる ・スタイルを編集できる ・変更履歴の操作ができる |
Excel |
・表やグラフの作成ができる ・データの集計や並べ替えができる ・セルの結合や罫線を設定できる ・シートの追加・移動・コピーができる |
・簡単な計算(合計、平均など)ができる ・条件付き書式を使える ・入力規則を利用できる |
・ピボットテーブルを使える ・複雑な関数が使える ・マクロの操作ができる |
PowerPoint |
・文字を装飾できる ・スライドを作成、編集できる |
・アニメーションを使える ・SmartArtを使える |
・マスターを設定できる ・ノート機能を使える |