パソコンお役立ち講座パソコンを快適にお使いいただくために
桜の季節ですね。進学や進級、就職や転勤など、新しい暮らしをはじめるにあたって、新しいパソコンの購入を考えている方も多いと思います。
でも、パソコンの広告やカタログを見ても、「GHz」「SSD」「サブスクリプション」「第8世代」と、耳慣れない言葉が並んでいて、迷ってしまうことも。
そこで、今回は、パソコンをどう使うかで4つのタイプに分けて、どうやってパソコンを選べばいいかをご紹介します。
どんな使い方をするか考えよう。あなたはどのタイプ?
どのパソコンを選べばいいかは、あなたがどんな使い方をするかで決まります。あなたに近いものをさがしてください。
- まず、パソコンを持って外に出かけようという「アクティブ派」。
学校や職場、図書館やカフェなど、いろんな場所でパソコンを使おうという方は、持ち運びやすさやバッテリー駆動時間でパソコンを選ぶといいでしょう。
- つぎに、パソコンをハードに使いこむ「クリエイティブ派」。
動画の編集や写真の加工・整理、デザインや音楽などに使う人は、扱うデータ量が大きいので、高機能のパソコンが必要ですね。
- 逆に、もっと手軽に初心者として使いたい「ファーストステップ派」。
お子さんが最初にふれるパソコンがほしい方や、家事や育児の間のちょっとした時間にネットやメールを見たい方は、価格と性能のバランスがよくて、キーボードが使いやすいノートパソコンがおすすめです。
- パソコンで映画や音楽、写真など、いろいろ楽しみたい「エンタテインメント派」。
映画やテレビ、音楽をゆったり楽しみたい方は、テレビ機能やブルーレイディスクドライブがついた大画面のデスクトップパソコンを選んでください。
いかがでしょう。あなたの使い方に近いタイプは見つかりましたか?
持ち運んでレポート作成に使う「アクティブ派」
いろんな場所に持ち運んで使うならこれ!
大学などの進学に合わせてパソコンを用意しなければいけないという方。講義の合い間にレポート作成をするために持ち歩こうと考えると、持ち運びしやすくて、オフィスアプリ(Microsoft Office)がプリインストールされている(最初から入っている)パソコンがいいですね。
そんなあなたは、タブレットとしても使える軽量なモバイルパソコンがぴったりです。
もし、おしゃれ重視で、好きな色を選びたいときは、こんな選択肢もあります。
パソコン選びのポイントは?
軽さとバッグに入るコンパクトさがポイントです。バッテリーの駆動時間とオフィスアプリのプリインストール(購入時にすでにインストールされていること)にも注目してください。
持ち歩くためには、まず軽いこと。実際に自分のカバンに入れて持ってみるのがいちばんですが、1キログラム以下のパソコンを選びたいところです。画面は大きいほうが使いやすいのですが、画面が大きいとパソコンも大きくなって、カバンにはいらなくなります。「13.3型ワイド」の画面なら、パソコンはほぼA4用紙サイズ。13.3型ワイドかそれより小さいものにすれば、手軽に持ち歩けます。
外出先では電源がないことも多いので、充電したバッテリーがどのくらいの時間使えるか(バッテリー駆動時間)も重要です。8時間程度使えるものなら安心です。
また、レポートや企画書、プレゼン資料などを作るときは、ほとんどの場合、Microsoft OfficeのWordやPowerPointを使います。Microsoft Officeが付属しているパソコンを選べば、別途購入してインストールする手間もなく、価格も安く抑えられます。
パソコンに付属するアプリに「サブスクリプション」と書かれていることがあります。
「サブスクリプション」というのは、そのアプリを利用する間、月ごとや年ごとに利用料を払う仕組みのことです。
同じマイクロソフト社のMicrosoft Officeでも、Microsoft Office Home & Business 2016(Premium含む)またはMicrosoft Office Personal 2016(Premium含む)が搭載されているパソコンを購入すればそのまま使い続けられますが、Microsoft Office 365は「サブスクリプション」なので、使っている間は、契約にしたがって定期的に支払いを続ける必要があります。