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ビーピーエスってなに?の巻
2019.10.15

タイムススリップパソコンむかし話<br>ビーピーエスってなに?の巻
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実際の速度は規格値や最大値より遅いんだにゃ!

終了した? ポケベルもパソコン通信もない未来って、不便じゃないか?

そうでもないにゃ。来年にはスマホの5Gのサービスもはじまる予定だにゃ。最大20Gbpsだって。

20Gbps……なんのために?!

映画見たり、音楽聴いたり、ホームページも動画が載っていたりしますからねえ。でも、パソコン通信だったら、文字だけだから、2400bpsでじゅうぶんですよ。あの頃、ぼくもほしかったなあ、ラップトップパソコン。

ラップトップじゃないんだよ。これは、ノートパソコンだにゃ。NEC初のノートパソコンだにゃ。ラップトップパソコンよりずっと小さくてずっと軽いんだにゃ。

それに、パソコンとモデムと電話回線をつなぐだけだから、シンプルでいいですよ。2019年では、光回線で最大1Gbpsって言っても、ルーターやケーブルやパソコンの性能によって遅くなるし、回線の混雑状況にも影響されるんだにゃ。電話回線は、パソコン通信してるときは、パソコン通信専用でしょ。光回線はたくさんの人が共有して使うものですから。家族や近所の人がたくさん使ってると、それで遅くなるんですよ。

そうなのよ。通信速度って、いろんな要素が関わってくるの。規格上の最高値とかベストエフォートとかって書いてあるのは、それ以上速くはならないってことで、実際にはもっと遅いことが多いのにゃ。

そうなのか。やっぱり、パソコン通信はいいなあ。なあ、バーニャ。

そうね。

パソコン通信でネットにコミュニティができたんだにゃ!

あら、外は雨が降りだしたのかしら。雷も鳴ってる? そろそろかしら。

そうだね。そろそろおいとまするタイミングだにゃ。

ゆっくりしていけばいいじゃないか。

ゴロゴロゴロ、バリバリ、ドシャーン!

ビリビリビリー!

ポワワーン(消える)

ポワワーン(消える)

あれ? みんな、いなくなったにゃ。

写真、撮ればよかったにゃ。雷も遠くに行ったみたいだから、パソコン通信はじめようか。

あら、「夫がカメラに夢中でちっとも遊んでくれません」って書いてる人がいるにゃ。

ほんとだ。

これ読みたい。見せて見せてっ!

きょうのまとめ

きょうは、インターネット回線や、ルーター、Wi-Fi(ワイファイ)などに使われる、通信速度の単位について勉強したにゃ。
基本はbps(ビーピーエス)。1bpsは、1秒間に1ビット(b)のデータを送信できる速さです。
bpsは、b/sと書くこともあります。単位は千倍ごとに変わります。
1000bpsが1キロビーピーエス(1kbps)(これはあまり使われません)。
1000kbpsが1メガビーピーエス(Mbps)。
1000Mbpsが1ギガビーピーエス(Gbps)。
さらに、1000Gbpsが1テラビーピーエス(Tbps)。
29年の間に、パソコン通信がインターネットに変わって、通信速度は何十万倍にも増えたんだにゃ。
通信速度は規格上の最大値やとてもいい環境のときの通信速度で、実際に使うときの速度(実効速度)はいろんなことに影響されて遅くなるから、何倍かを厳密にいうことはできないけどね。
次回は、みっちり家のパソコン修理工場見学記。バーニャが修理する人を見てるのが大好きと言っていたら、パソコン修理工場からみっちり一家に招待状が届くんだにゃ。

みっちりねこのみんな

みっちりねこは、ほっておくとなぜか集まってきてみっちりしてしまう、不思議でカワイイ、ねこのような生き物です。
今日もみっちり、みっちりねこ家族のゆるゆるパソコンの日々をお届けします。

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