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零(ゼロ)からはじめるパソコン指南 第4の扉 文字の入力「蜆という字を入力せよ」 2024.05.21

零(ゼロ)からはじめるパソコン指南 第4の扉 文字の入力「蜆という字を入力せよ」
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長い文章もスペースキーでまとめて変換

今度は、少し長い単語を入力してみましょう。
「氷河期を」。H、Y、O、U、G、A、K、I、W、O。
これは、一回スペースキーを押すと変換できると思います。
変換できたら、「Enter」キーを押して確定します。

もっと長い文章に挑戦しましょう。
「氷河期を生きのびた。」
これは長いので、「氷河期を」で区切りましょう。
H、Y、O、U、G、A、K、I、W、O。

ここでスペースキーで変換します。

このまま次の文字を入力すると、変換した分は確定して、下線が消えます。
I、K、I、N、O、B、I、T、A、「。」(まる)。
文章の最後の丸は、キーボードの右下のほうにあります。

スペースキーを押して変換します。

「Enter」キーを押して確定します。

うまく変換されないときは区切りを変えてみる

それでは、今度は「恐竜学について調べた」と入力してみましょう。

おっ、恐竜学か。得意分野だな。

K、Y、O、U、R、Y、U、U、G、A、K、U(恐竜学)、
N、I、T、U、I、T、E(について)、
S、I、R、A、B、E、T、A(調べた)。
「きょうりゅうがくについてしらべた」って、ひらがなで表示されましたね?

スペースキーを押してください。

うわっ、「今日留学について調べた」?
ぜんぜん違う文章になった。どうすればいいんだ?

まあまあ、落ちついて。まだ、キーボードには触らないでくださいね。

下線を見てください。
下線が「きょう」と「留学について調べた」で2つに区切られてますよね?
「きょうりゅうがく」が、「きょう」と「りゅうがく」に分けて変換されたから「きょう留学に」になったんです。
今、「きょう」のところに太い下線がひかれてますね。いま「きょう」の変換を行っていることを示しています。
「きょう」の太い下線を右側の「りゅう」まで伸ばしちゃえばいいんです。
「Shift」キーを押しながら、「→」キーを押すと、「今日」の下線が右に伸びます。

「きょうりゅう」の「う」まで伸ばしたら、スペースキーを押してください。

おっ、恐竜学になったぞ。

下線を伸ばすときは「Shift」キー+(プラス)「→」キー。
下線を縮めるときは「Shift」キー+(プラス)「←」キー。
他の下線の部分を変換し直したいときは、「→」キーか「←」キーを押して、他の下線を太くしてから、スペースキーを押します。
文章全部が思った通りに変換されたら、「Enter」キーを押して確定します。
スペースキーを何度か押せばたいていうまく変換できるんですが、それでもうまくいかないときは区切りを変えてみてください。

半角数字・英字をつづけて入力するときは、タスクバーを「A」に

つぎは数字を入力してみましょう。
1、2、3とキーを押してみましょう。
「123」と全角で数字が表示されますね。
全角でいいときは、このまま「Enter」キーを押します。
もういちど、1、2、3とキーを押して、半角にしたいときは「F10」キーを押してください。

今度は、英字を入力してみましょう。
「dinosaur」(ダイナソー)。いってみましょう。

えっ、それなに?

恐竜のことよ。

D、I、N、O、S、A、U、R。
「ぢのさうr」ってひらがなで表示されましたよね。これでいいんですよ。

そのまま、「F10」キーを押してください。

全部、小文字で半角の「dinosaur」になりましたね。
もう一度、「F10」キーを押してください。

全部、大文字で「DINOSAUR」になりましたね。
もう一度、「F10」キーを押します。

今度は、先頭だけ大文字の「Dinosaur」になりましたね。
もう一度押すと、全部小文字からくり返しです。
「F10」キーを押すたびに、大文字、小文字、先頭だけ小文字がくり返されます。
「F9」キーを押すと、全角の英字になります。

自分が入力したい形になったところで、「Enter」キーを押して確定してください。

半角の数字や英字をつづけて入力するときは、タスクバーの「あ」をクリックして「A」にしてください。半角の数字や英字をそのまま入力できるようになります。変換や確定をする必要がなくなります。
大文字の英字を入力したいときは、Shiftキーを押しながら英字のキーを押してください。

キーの上のほうにかかれた記号は「Shift」キーを押しながら

あとは、記号ですね。
これはちょっと複雑なんですが、「+」(プラス)を入力してみましょう。

「+」キーを押すと、「;」(セミコロン)が入力されます。
キーには、「+」と「;」と「れ」が書かれています。
この左上の文字を入力したいときは、「Shift」キーを押しながらそのキーを押します。
「+」を入力したいときは、「Shift」キーを押しながら「+」キーを押します。
「#」を入力したいときは、「Shift」キーを押しながら「3」キーを押します。

読めない漢字は手書きで入力する

さて、あとは、読み方がわからない漢字の入力ですね。
漢字は読み方をローマ字のキーを押して変換しましたけど、読み方がわからないときは入力できません。
これには、いくつか方法があります。

たとえば、「乍ら」という文字を入力したいとき。
タスクバーの「あ」を右クリックして、「IMEパッド」をクリックします。

左側ので文字一覧から探したり、で、画数別の表から探したり、で部首別で探したりできますが、いちばん手軽なのは、文字を手書きして探す方法です。
ペンを持った手のアイコン()をクリックして、右側の四角の中に文字を書きます。

書けましたか?
右側にこの字が出てきたら、それをクリックします。
そうすると、文字を入力していたカーソルのところに、この字が表示されます。
それから、R、Aとキーを押すと、「ら」が入力できるので、スペースキーを押すと確定ですね。

あ、なんて読むのか気になりますか?
手書きして右側に字が出てきたときに、マウスポインターをその字の上にもってくると、小さく読みがなが表示されます。
「ながら」と読むんですね。「乍ら」と書いて「ながら」と読みます。
常用漢字に含まれていないので、今はあまり使われない感じです。

次は…問題の「蜆」を入力してみましょう!

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