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「それじゃ、みんな好きなCD、持ってきたかな?」 おじいちゃんのリビングのパソコンに、好きなCDを取り込むことになりました。みんなお気に入りのCDを持ってパソコンのまわりに集まります。 「パソコンのトレイにCDをいれると、自動的に再生がはじまるんですけど……」といいながら、パパは七海ちゃんのディズニーのCDをパソコンのトレイにいれました。すると、すぐに『MediaGarage』が自動的にたちあがって音楽が鳴りはじめました(※2)。 「これをいったん終わらせて……」 パパは、MediaGarageの再生を終了しました。 「CDを録音するには、『ナビ』の中の録音を選択するんですよ。すると『BeatJam(ビートジャム)』ってソフトがたちあがってくるんです。パソコンに取り込んで、ただ聞くだけなら、ここで全曲録音しておけばいいんですけど、CDを作るとこまでやるなら、最初から『BeatJam』でやったほうが便利なので」 パパは、MediaGarageを一度終了して、デスクトップの『おすすめメニューバー』から『こだわりAV編集』と書かれている項目の中にある『BeatJam』をクリックしてたちあげました。 「これで録音すればいいんです。『録音』てボタンがありますね。これをクリックして……」、 パパが説明している間に、画面には、いまはいっているCDに収録された曲が表示されました。 「あ、すごーい、全部、自動的に曲名がでてきたよ」 「インターネットからCDの情報を持ってきているんだよ。たまには、データのないCDもあるみたいだけど、普通のCDだったら、たいていあるよ。でてない時は『CD情報の取得』ってボタンをクリックすればいいんだよ」 「昔は、この曲名を書き写すのが面倒だったんだが、便利なもんだな」 「ここで、録音したい曲を選ぶんですけど、全部録音する時は、そのまま『録音』ボタンをクリックします」 「『録音形式の選択』って画面がでてきたね」 「再生したい状況にあわせて音楽ファイルの形式を選ぶんだけど、扱いやすいMP3って形式のままにしておくと無難だよ」 録音がはじまりました。どこまで録音が進んだか、進捗状況が表示されています。 「あら、ボタンをクリックしても、演奏がはじまるわけじゃないのね」 「再生しながら録音するわけじゃないので、取り込みはけっこう早いんだよ」 「ビデオの時は時間がかかったから、お茶とおやつを用意しちゃった。とりあえず、いただきましょうよ」 「え、もう少し作業やろうよ」
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「あ、録音が終わって、『ライブラリ』って画面になったよ」 「ここで、パソコンにはいってる曲を管理することができるんだよ。だけど、CDを作るから『ライブラリ』のとなりの『デバイス/メディア』って項目を選んで……画面がかわったら、左上の『外部機器への転送』っていうのを選ぶ」 すると、メニューが表示されました。 「『音楽CDの作成』を選んで」 画面が、半分が『ライブラリ』、残り半分が『音楽CD作成』の画面にかわりました。 「録音したい曲を選んで、真ん中の『曲を追加』ってボタンをクリックしていくんです。『使用容量』のところに総容量がでてますから、空きを確認して、いっぱいになったら『書き込み開始』をクリック」 「CDに録音できない分は、多すぎますって注意の画面がでてくるのね。わかりやすいわね」 『書き込み設定』という画面がでてから、OKをクリックすると、『音楽CDの作成』という画面にかわり、書き込み作業が開始されました。 「今度こそ、少し時間がかかるから、さっきのお茶とおやつ、いただこうかな」 「あら、ごめんなさい。全部、食べちゃったわ……」 「え〜、取っといてくれればいいのに〜」 「といってる間に、できたようだね。なんだかビデオの編集に比べたら、あっという間だな」 作業が終わると、トレイが自動的に開いてCDが出てきました。 「それじゃ、もう一度、お茶いれるから、完成したのをプレーヤーで聞いてみましょうよ」 「おいしいお茶、頼むよ」 CDプレーヤーにできたばかりのCDをセットします。 「ふ〜ん、こうして聞いてみると、自分の好きな曲だけ集めたCDっていうのもいいもんだな」 「おじいちゃんの選曲したクリスマスソング集のCDも作ろうよ」 「よ〜し、広一くん、また出番だ」 「え〜、お茶ぐらいゆっくり飲ませてくださいよ。やり方は簡単なんですから、今度は、みんなでやってくださいよぉ」 |
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