Windows® 7が登場したせい?知らない用語が増えた気がする・・・
みんな使っているあの用語、今さら「どんな意味」って聞けないよなぁ・・・
などなど、「パソコンを使っていると出てくる言葉」でお悩みの方、いらっしゃいませんか?
たしかに、技術がどんどん進むので、聞いたことのない言葉もたくさん出てきます。また、今さら聞けないこともありますよね。今回は、最新用語から、今さら聞きにくい基本用語までを集めて解説します!
2010年2月現在の情報です。
「ハイビジョン」とは、もともとはNHK放送技術研究所が開発した、高画質なテレビの放送方式のことをさしていました。そこから技術が進み、今ではデジタル化された「デジタルハイビジョン」のことを一般に「ハイビジョン」と呼んでいます。 ただし、高画質のテレビ放送方式のことを「ハイビジョン」と呼ぶのは日本だけで、一般的には「高精細テレビ、HDTV(High Definition Television)」と呼びます。つまり「フルHD」の「HD」は、ハイビジョンとほぼ同じ意味と言うことになります。
それではなぜ、「フルHD」の「HD」には「フル(Full)」がつくのでしょうか。
その秘密は、「画素数」にあります。
液晶やプラズマテレビの画面は、「細かな点(=画素)」が集まって1つの画像を表しています。この「細かな点」が小さくて多いほど、画像の品質は高くなっていきます。
そして、この画素数は面積の計算と同じで、横と縦に配置された画素の数によって決まるのです。
一般的に「ハイビジョンテレビ」では、横縦が「1,366 x 768」画素以上あれば問題なく地上デジタル放送を表示できる品質を持っています。
しかし、ブルーレイディスクやBSデジタル放送では、横縦が「1,920 x 1,080」画素で構成された画像の表示が必要となるため、「1,920 x 1,080」の表示が可能なものを、区別するために「フル」をつけて「フルHD」と呼ぶようになったのです。
CDやDVDに続く、光ディスクの新しい記録形式です。英語のつづりは「Blue-ray」ではなく「Blu-ray」と、Blueの「e」がついていません。略称は、通常「BD」と書かれます。
DVDディスクも、片面2層で8.5GBと、大容量のデータを記録することが可能でした。しかし、ハイビジョン映像を記録するとなると、DVDの容量だとせいぜい数十分程度のものしか記録できませんでした。
さらに、せっかくのハイビジョン映像ですから、映画を記録して手軽に家でも視聴できるようにしたいところです。
そんなところから、従来のDVDの容量をはるかに上回る記録媒体、「ブルーレイディスク」が誕生しました。現在では片面1層で25GB、片面2層で50GBの記録ができる「ブルーレイディスク」が主流となっています。映像にこだわりたい人にはマストなデジタルアイテムとなっています。
ちょっと心配なのが、「ブルーレイ対応ドライブに変えちゃうと、前から持っているDVDやCDが使えなくなっちゃうの?」という点。
この点については、心配ありません。ブルーレイ対応ドライブはDVDやCDを扱うことができます。
「AVCHD(Advanced Video Codec High Definition)」は、ビデオカメラで撮影したハイビジョン映像を、DVDやハードディスクに保存するための「ビデオカメラ記録フォーマット」の1つです。
対して「AVCREC」は、ハイビジョン映像を、DVDへハイビジョン画質のまま記録することができる記録フォーマットのことです。(従来フォーマットでは、DVDにハイビジョン画質で記録することは不可能でした。)
と、言われてもやっぱり単語が似ているしどちらも「ハイビジョン映像を記録するときのフォーマット」となっているし、なにが違うかやっぱりわからないよ?という方も多いでしょう。
簡単に理解するには、
(1)「AVCHD」は、ビデオカメラで撮影した映像を記録するためのフォーマット。
(2)「AVCREC」は、パソコンなどに録画したハイビジョン映像を、DVDに記録するためのフォーマット。
と考えておくといいかもしれませんね。
HDMIとは、「High Definition Multimedia Interface」の略で、ハイビジョン映像とデジタル音声をケーブル一本でやり取りすることができる接続方式のことです。
従来、テレビなどとの接続は「映像用の端子」「音声用の端子」と、いろいろな端子を正しくつなぐ必要があったのですが、HDMIに対応していると、たった一箇所をHDMI対応ケーブルで接続するだけです。しかも、ハイビジョン映像を扱えるなど、従来の接続方式よりもきれいな映像を楽しむことができます。
パソコンに「HDMI出力端子」があれば簡単に大画面テレビにつなげて、パソコン内の映像や高精細のデジタルカメラの画像などを見ることができてとても便利です。
映像にこだわる方は、お目当てのPCに「HDMI出力端子」がついているかどうか、確認してください。