パソコンが動かなくなるわけではないのですが、最初のページでもご紹介したように、サポートが終了したWindowsのパソコンは、脆弱性が大きくなるため攻撃の的となる可能性が高くなります。様々なトラブルが発生する可能性が高く、ウイルスに感染して、パソコンの復旧に時間がかかり、最悪の場合は使えなくなってしまうという事態も予想されますので、使い続けるのは大変リスクが高いです。
インターネットに接続していないパソコンは、セキュリティ上のトラブルを起こす可能性は低くなります。ただし、USBメモリやDVDなどからウイルスに感染する可能性もあるので、パソコンに接続するUSBメモリなどは、ウイルスに感染してないか確認してから接続することをおすすめします。
ウイルス等に感染すると、アドレス帳にあるメールアドレスにウイルスが拡散されることがあり、知人や友人に迷惑をかけることにもなります。また遠隔操作ウイルスなどによって知らない間に犯罪に利用される場合もありますので、秘密情報をもっていないからといって、セキュリティ対策を講じないことは、大変危険です。
サポートが終了された場合、ウイルス対策ソフトを入れていても安全とは言えなくなってしまいます。Windowsの更新プログラムが正しく適用されていないと、セキュリティ上の脆弱性が大きくなってしまうため、ウイルス対策ソフトだけでは対策できません。 また、ウイルス対策ソフトも、Windows XPで利用できる期間を定めています。
お使いになっているパソコンの性能によります。現在販売されているパソコンの性能はWindows XPが発売された頃より、向上しています。高スペックのパソコンでないとアップグレードできない可能性があります。また、Windows XPから最新のWindowsへアップグレードした場合、ほとんどのパソコンメーカーはその動作保証ができないため、サポートを受けることができなくなる場合があります。
新しいパソコンは、性能や機能も向上しているので、新しいパソコンへの買い替えも合わせてご検討ください。
使っているパソコンのWindowsのバージョンが分からない場合は、次の方法で確認してください。
また、「Windows XP と Office 2003 のサポートがまもなく終了します(日本マイクロソフト)」では、ボタンをクリックするだけで、使用しているパソコンのWindowsのバージョンを簡単に調べることができます。表示されたページの下の方にある「Windowsのバージョンを判定する」をクリックしてみてください。