●宛先
メールを送りたい相手のアドレスを宛先欄に入力します。「;」で区切ってアドレスを指定すると、複数の宛先に送ることができますが、メールの宛先には、互いに知らない人同士のアドレスを記載しないようにしましょう。 知らない人同士に許可なく相手のアドレスを教えてしまうことになってしまいます。
●CC ・・・同報していることを知らせる
TO(宛先)以外に、メールを参考に送りたい人を指定します。こちらも、「宛先」と同様に、送信したすべての人がアドレスを見ることができますので、互いにメールアドレスを知らない不特定多数の方に送る場合には適していません。
●BCC ・・・同報していることを知らせない
BCCで送ると、メール受信者にアドレスが表示されません。「BCC」には、内容を知っておいてもらいたい人で、メール受信する人に、同報している事を知られたくないアドレスを指定します。
同じ内容のメールを何人かに一度に送信したいとき、互いに面識のない方が含まれる場合は、互いのメールアドレスが見えないように、BCCに指定して送信するのがマナーです。
電子メールは電話と違い、相手が自分の都合のよいときにチェックできるのがメリットですが、送信する時間には注意が必要です。最近、パソコンだけでなく、携帯電話やスマートフォンで、メールチェックを行う方も多くなってきました。深夜にメールを送ると携帯電話の着信音がして、就寝中の方を起こしてしまうことも考えられますので、送る時間にも配慮が必要です。
相手のメールアドレスが「**@docomo.ne.jp」などの携帯電話のメールアドレスなら、相手が起きている時間帯に送信しましょう。
メールに添付するファイルの容量には注意してください。添付ファイルが大きいと相手先にメールが送られないことがあります。容量が大きいファイルを送るときは、送る前に相手先にファイルを添付して送ってよいかを確認しましよう。添付できるファイル容量は、1MB程度を目安としてください。
どうしても送りたいファイルで容量が大きい場合は、圧縮してから添付しましょう。ファイルを圧縮すると容量が小さくなります。
また、ファイルを添付するときには、添付ファイルの内容をメール本文に記載するのが親切です。受け取る側もウイルスと心配せずに開くことができます。
メールを送信する前には、一度落ち着いて宛先をチェックしましょう。宛先のメールアドレスが間違っていると、もちろんメールは届きませんし、間違った相手に送ってしまっても大変です。メールは簡単な操作で送ることができて便利ですが、反面、送信ボタンをクリックした瞬間、宛先の間違いに気づくということもよくあります。宛先が間違っていないか、送信前に必ず確認するような習慣をつけましょう。
Webメールとは?
Webメールはメールアプリを使わず、Internet ExplorerなどのWebブラウザを使って見るメールのことです。Webブラウザで確認できるので、インターネットに接続できる環境があれば別のパソコンでも、自分のメールを確認することができます。プロバイダーの多くは、Webメールのサービスを提供しているので、お使いのプロバイダーに確認してみてください。
また、ネットのサービスを利用する場合、メールアドレスの登録が必須の場合が多いです。情報漏えいなどが心配な場合は、家族や友人とやりとりするメールアドレスと、ネットサービスで使うメールアドレスを使い分けることをおすすめします。その場合にも、Webメールを使用すると便利です。
Webメールには無料でアドレスを取得できるYahoo!メール、Outlook.com、Gmailなどがあります。