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はるか先生の Word活用講座 ライティング編 2017.09.05

はるか先生のWord活用講座 ライティング編
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読みやすい文章とは?

主語と述語をきちんと対応させる

文の論旨を支えるのは、主語(●●が)と述語(●●する/●●した)です。主語と述語がきちんと対応しているか、確認しましょう。
たとえば、以下の文章を読んでみましょう。
この財布はブランドものなので、人気が高く、デザインが美しいブランドです。
いかがでしょうか。この文章の骨格を取り出すと、以下のようになります。
この財布はブランドものなので、~ブランドです。
文章の骨格がおかしいことがわかりますね。正しくなおすと、以下のようになります。
この財布はブランドものなので、人気が高く、デザインが美しいです。
修飾語や間に入る語句が多くなればなるほど主語と述語の関係が見えづらくなってしまうため、一文はできるだけ短く切りましょう。

主語と述語をきちんと対応させる

修飾語と被修飾語を近づける

修飾語の位置によっては、書き手の意図が正しく伝わらない場合があります。
たとえば、以下の文章を読んでみましょう。
かわいいネコを飼っている女の子と遊びました。
書き手は、「ネコを飼っている『かわいい女の子』と遊んだ」と言いたかったのですが、この文章だと、「『かわいいネコ』を飼っている女の子と遊んだ」と読めてしまいます。正しくなおすと、以下のようになります。
ネコを飼っているかわいい女の子と遊びました。
係り受けが明確になり、読み手に正しく伝わります。修飾語と被修飾語は近づけましょう。

修飾語と被修飾語を近づける

あいまいな表現をしない

「~と思われます」「~のほうがよろしいかと思います」などのあいまいな表現が多いと、テンポ良く読めずに、読みづらい文章になります。また、説得力も弱まります。「~と思います」を不必要に多用するのは控えましょう。

適切な位置に読点を打つ

読点は、打つ場所によって文章の意味が変わります。
たとえば、以下の文章を読んでみましょう。
私は一生懸命病気と闘う息子を応援した
この文章は、読点を打つ場所によって、以下のように意味が変わります。
→私は、一生懸命病気と闘う息子を応援した(…一生懸命病気と闘う息子)
→私は一生懸命、病気と闘う息子を応援した(…一生懸命応援する私)
文章の意味が正しく伝わるように、適切な位置に読点を打ちましょう。

ムダに漢字を使わない

漢字が多すぎると、堅苦しい印象を与えます。新聞などのマスコミでは、むずかしい漢字はひらがなにする傾向があります。「有り難うございます」「是非~」「~して頂き」「~して下さい」などはひらがなにしましょう。漢字を使うかどうかの基準は、「本来の意味で使うかどうか」です。たとえば、「是非」は、善し悪しを判断する場合は漢字を、そうでない場合はひらがなを使いましょう。

ちょっと
プラス

データを載せるときの注意点

データをすべて記述しようとすると、かえってわかりにくくなることもあります。データを記述する際は、正確さはもちろん大事ですが、伝えたいポイントにしぼって載せましょう。
たとえば、以下の文章を読んでみましょう。
この施設の利用者は、急増しています。2012年1月は1,150人、2012年9月は1,980人、2014年5月には2,650人、2014年7月は2,990人、2015年5月は4,550人、2016年12月は7,500人、現在(2017年9月)は9,800人と推移しています。
年々増え続けていることや詳細なデータを伝えなければいけない場合は、このままでもよいですが、「2012年から現在までに、人数が急増したこと」だけを伝えたいのであれば、以下の文章のほうがスッキリと伝わりやすいです。
この施設の利用者は、急増しています。2012年1月の1,150人から、現在(2017年9月)は9,800人まで推移しています。

次は…「最後に原稿をチェックしましょう」「楽しんで文章を書きましょう」をご紹介します。

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