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最後に原稿をチェックしましょう
一通り原稿を書き終えたら、以下のチェックリストでチェックしましょう。チェックすることで、文章の品質を一定に保つことができます。原稿を書いた直後ではなく、少し時間をおいてから一読者として読んでみることをおすすめします。
誤字脱字はないか
基本的なことですが、大事なことです。誤字脱字があると、内容が頭に入ってきづらくなるので、気をつけましょう。
文末(である・ですます調)は統一されているか
「~です」と「~だ」が混在すると、読みにくい文章になります。文末の表現は統一しましょう。
一文が長すぎないか
一文が長くなると、文章のねじれ(主語と述語が対応しない)が起こりやすくなります。修飾語などが多くなればなるほど、主語と述語の関係がわかりにくくなるため、一文はなるべく短く区切りましょう。内容にもよりますが、一文50文字ほどが目安です。
表記揺れ(コンピューター/コンピュータ)はないか
1つの単語でも、「コンピュータ」と「コンピューター」や、「ウェブ」「ウェブサイト」「web」「WEB」などさまざまな表記があります。ばらばらな表記が混在すると、読みにくい文章になります。表記は統一しましょう。
引用情報は、引用元を正しく表記しているか
筆者自身のオリジナルではない見解は、すべて引用です。引用は、出典を明示する必要があります。引用の出典の書き方は決められた形があるので、きちんとルールどおりに明示しましょう。
Wordには、誤って入力した文章や単語を正しい内容に修正できる「文章校正機能」があります。ぜひ活用してみましょう。
楽しんで文章を書きましょう
…とここまで少し固めのことを書いてきましたが、原稿作成上達への一番の近道は、「楽しんで書くこと」です。「好きこそ物の上手なれ」ということわざがあるように、楽しんで書いていると、たくさん数をこなせますし、熱心に努力します。「楽しんで書く→たくさん書く→上達する→書くのがもっと楽しくなる」という良いサイクルを回すと、どんどん文章を書くのが上手になります。楽しんで文章を書きましょう。
原稿は、一晩寝かせてから再度チェックしましょう。原稿はカレーではないので、一晩寝かすと勝手に質が上がるわけではありません。変わるのは「自分」です。一度原稿から離れることで、フレッシュな頭で見直すことができます。一晩寝かせてからチェックする、という手法はプロにもよく使われています。