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こんにちは。みんなそろったかしら?
あっ、あんずさん。課長になったんですよね。
そう! そうなのよ。責任重大だにゃっ!でも、これまで通りにやるから、よろしくね。
はいっ、みなさん、課長のあんずです。編集第2課の定例オンラインミーティングをはじめます。
なんだかいつもと違うにゃ!
ご静粛に。
はい。
カッコいいにゃあ。
ありがと。それでは、きょうのアジェンダを共有します。これをどうやって実現するかが課題よ。
どうかしら?
…………。
わからにゃいにゃあ。にゃんのことやら。知らない言葉が多すぎて
なにかの暗号文みたいだにゃ!
あら、バーニャさんのおじょうさん。
わたしたちもはいっていいかしら?暗号解読みたいで楽しそうだにゃ!
どうぞ。ぜひ、ごいっしょに。
で、どういう意味なんですか?
わたしもわからないにゃ。
社長に「これ、あなたの部署でやんなさい。具体的なプランに落としこんで長期計画を提出しなさい」って言われたんだけど、ぜんぜんわからないからそのまま持ってきたんだにゃ。
誰かがきっとわかると思って。
「クラウド」と「DX」は、テレビやネットでときどき見るけど、他はさっぱりだにゃ。
わからないのは、たぶんみんなIT用語ですね。
「クラウド」「メタバース」「eコマース」「ウェビナー」「IoT」「DX」の6つですよね。
まず「クラウド」からいきましょうか!
クラウドは「雲」のことだにゃ。きっと、雲みたいにフカフカーッとしたものだにゃ。
今、ネットで調べました。「クラウド」は、「クラウド・コンピューティング」のことなんですね。
インターネットを経由してコンピューターのソフトやハードを使えるサービスのことなんだにゃ。
コンピューター機器のシステム構成図などを書くときに、インターネットの部分を雲のイラストで表現していたことに由来するそうです。
にゃるほろ。
たとえば、Microsoft OneDrive(マイクロソフト・ワンドライブ)やdropbox(ドロップボックス)のように、インターネット上のストレージにファイルを保存できるサービスも「クラウド」ですが、「クラウド」上のアプリ(ソフトウェア)を、必要なときだけ、インターネット経由で使えるサービスもあるんです。
アプリやデータを「クラウド」に任せれば、自分でアプリを導入したり、データを管理する手間がなくなりますからね。便利です。
「クラウド」にデータを保管できるなら、私が原稿や写真を編集部に送るときも、メールに添付するんじゃなくて、その「クラウド」に保存すればいいってことね?
大きなデータでも気にしないでわたせるにゃ。
「クラウド」を生かす方法はいろいろありそうだにゃ。