パソコンお役立ち講座パソコンを快適にお使いいただくために
これ(IoT)、なんて読むのかにゃー?
文字化けしてるのかにゃー。
あ、わかりました。「アイ・オー・ティー」だそうです。「I・O・T」、「Internet of Things」の略、「モノのインターネット」のことだそうです?
インターネットに、人間じゃなくて、いろんな「モノ」を接続して相互に制御できるようにする仕組みなんですって。
まん中の「o」は必要かしら?
あっ、ないと「IT」になっちゃう。やっぱり必要だにゃ。
最近のITの重要なトレンドらしいですよ。
たとえば、買い物に行ったとき、うちにお味噌あったかなって思うでしょ。そんなとき冷蔵庫に、お味噌があるかどうかを調べるセンサーがあって、ネットにつながっていたら、外からでも味噌があるかどうかわかるのよ。
お味噌が切れたら、冷蔵庫が勝手にネットでお味噌を注文したり……。
それ、私たちの仕事に役立つかしら?
編集部に冷蔵庫ありますけど、そんなセンサーついてないから、IoTできませんね。
センサーのついた「モノ」を買ってこないとIoTはできないですにゃ。
プリンターやコピー機は用紙切れや紙づまりのとき、パソコンにメッセージが出ますよ。
あ、それもIoTなのね。それで実現しているってことにしておきましょう。
最後は「DX(ディーエックス)」ね。
これは、最近テレビのコマーシャルでもよく見かけますよね。
「デラックス」のことだにゃ!
それもありますけど、ITのときは、「デジタル・トランスフォーメーション」ですね。「デジタル変革」です。
デジタル技術を活用して製品やサービスや業務を変革することなんです。
だから、レストランのタブレットで料理や飲み物を注文するシステムも、インターネットバンキングも、eコマースも、最新のIT技術で新しくつくったシステムは、みんな「DX」なんです。
にゃるほろにゃー。
お客様の「こんなだったら便利なのににゃあ」というマインドの変化に対応することが大切みたいです。
これで、暗号は全部解けたわね。
知らない言葉ばっかりだったにゃ。
どうやら、ビジネスの「DX」よりも、まず、わたしたち自身の「DX」「デジタル改革」が必要ね。
なにか、うまいこと言って、まとめようとしてますね?
だって、用語の意味をしっかり勉強して、もうお腹いっぱいだもの。きょうはここまでにして、どうやって生かすかはまた今度やりましょう。
そうだにゃあ。
そうですよね。お疲れさまでした。
お疲れさまー。
お疲れさまでしたー!
きょうのまとめ
学校でローマ字を習ったばかり。パソコンに興味津々の小学3年生。ポテトサラダが大好き。
出版社で書籍を編集している。入社2年めで仕事にも慣れてきた。道里家に下宿中。
セロリさんと同期入社の新人。地元のクラブでのDJが趣味。本名は、フライド・エッグ。
セロリさんの上司。いつも、人の心と心をつなぐ本づくりを目指している。足湯が大好き。
『みっちりごはん』などの著書で知られるエッセイスト。セロリさんの祖母。
ポテトくんのパパ。ダイスケさん。ロボットの研究所に勤めている。メカにくわしいけど、パソコンは苦手。
ポテトくんのママ。メグミさん。不動産会社に勤めている。メールやショッピングにもパソコンを使いこなす。