パソコンお役立ち講座パソコンを快適にお使いいただくために
はい。用意はいいですか?
まず、タスクバーの(Outlook(new))をクリックしてください。
Outlook(アウトルック)の画面が開きましたか?
左上の(メール)が選ばれていますね?
新しいメールを送るときは「新規メール」をクリックします。
新しいメールの画面が表示されます。
「宛先」のところに、私のメールアドレスを入力してください。
「tobira-no-bannin@○○○.○○.jp」です。
読者のみなさんは、テストのメールを送ってもいい人のメールアドレスを入力してください。
自分のメールアドレスでもいいですよ。
途中まで入力すると、今までに出したメールや連絡先情報から、メールアドレスの候補が表示されることもあります。
そのときは、そこをクリックしてください。
次は件名を入力します。
メールのタイトルですね。用件とか、挨拶を書きます。
「洞窟でパソコン教室やります」って入力してみましょう。
さて、その下にメールの文面を書きます。
どう書いてもいいんですが、一般的な書き方はこんな感じです。
「扉の番人様
白神古生物研究所の白神です。いつもお世話になっております。」
それから用件ね。
「洞窟でパソコン教室を開催します。
ぜひおいでください。
よろしくお願いいたします。」
で、いいかな?
それでは、送信です。
あとは、「送信」をクリックするだけですが、その前に、宛先やタイトルや文面をもう一度見直しましょう。
ひなちゃん、なにか忘れてない?
きのう打合せした添付ファイルの説明をしなきゃ。
さっきの写真がムダになっちゃう……。
あっ、そうだ!
みなさん、添付ファイルをご存じですか?
メールに画像や文書のファイルをくっつけて送ることができます。
さっき撮った記念写真を送ってみましょう。
えっ? 写真のデータはどこにやったっけ?
なぜ突然写真を撮るのかと思ったら、ここで伏線回収ってこと?
あ、あったあった!
その写真のファイルをメールの文面のところにドラッグします。
写真のファイルの上でマウスの左ボタンを押して、押したままマウスを移動してー、メールの文章の上で「ファイルを添付」と表示されたら、そこで指をはなすっ!
うまくいったぞ。
その写真、私もほしいっ! 私にも送ってください。
そんなこと言われても……。
もう「宛先」にはひなのメールアドレスを入れちゃってるし。
メールの送信先はいくつでも指定できるんですよ。
それぞれに同じメールが届きます。
「宛先」でクリックしてメアドを入力してもいいし。
「Cc」(シーシー)に入力してもいいんですよ。
「Cc」はカーボンコピーの略です。
おおっ。
カーボンコピーって、領収書や宅配便の伝票についている控えを残すための紙だな。
ボールペンで書くと文字が下の紙にもうつるやつ。
そうなの?
そうなんだよ。カーボン紙って言ってたなあ。
最近あんまり見かけないけど。
つまり、「控え」ってことね。
本当の宛先のメアドは、「宛先」のところに書くけど、控えとして送るメアドは「Cc」に書くってことね。
もうひとつ、「BCC」(ビーシーシー)というボタンもありますね。
もう、ややこしいから、それは聞かなくていいよ。
博士っ、ここ重要ですよ。
そうなのか!
「宛先」や「Cc」に指定したメアドには、同じメールが届きますが、届いたメールを見ると、どのメアドに送ったのかがわかります。
そこに表示されないように送るのが「BCC」です。
「BCC」に指定したメアドは、届いたメールには表示されません。
「控え」として同じメールを送るんだけど、送ったことを他の人に知られないようにこっそり送るってことです。