パソコンお役立ち講座パソコンを快適にお使いいただくために

最新記事

零(ゼロ)からはじめるパソコン指南 第二部ネット編 第6の扉 メールの返信「宛先のメアドをかんたんに入力するには?」 2025.10.14

零(ゼロ)からはじめるパソコン指南 第二部ネット編 第6の扉 メールの返信「宛先のメアドをかんたんに入力するには?」

「返信」すれば、メアドを入れなくてすむよ!

メールの右上に「左へ曲がれ」()みたいなアイコンがありますよね?

「左へ曲がれ」って、交通標識の「左折」のことかい?
あっ、これだね? あるよ!

これが「返信」のアイコン()です。
このアイコンをクリックしてください。
返信のメールが表示されます。

「宛先」に「扉の番人」とか、元のメールの差出人の名前が表示されてるでしょ?
ここにメアドが入力されているんです。
つまり、「宛先」のメアドがもう入っているってこと。
もらったメールのメアド宛てにメールを送り返すわけですからね。
左下の「…」をクリックすると、「件名」(タイトル)と元のメールの件名や文章が表示されます。

件名は、元のメールの件名の頭に「Re:」をつけたものになります。違う用件で送るときは書き換えてください。
元のメールの件名や文章は、元のメールをすぐに思い出せるように引用するもので、消してもかまいません。
あとは、文章を書いて「送信」をクリックするともう送れます。
かんたんでしょ?

みんなに送るときは「全員に返信」をクリック!

メールを送るとそのメールの表示が消えて、さっきの元のメールが見えましたね。
さっきは「返信」()をクリックしましたが、その右隣に矢印の先が二重になっている(全員に返信)というアイコンがあります。

(返信)をクリックすると、差出人のメアドにだけ返信されますが、(全員に返信)をクリックすると、メールの差出人だけじゃなくて、宛先、CCに入っている全員に返信されます。
これは、たくさんの人と情報を共有しながら仕事をするときにとても便利ですが、送るつもりじゃない人にうっかり送ってしまうこともあるので気をつけてください。

届いたメールを別の人に送るときは「転送」

(全員に返信)の右には、「右へ曲がれ」のアイコン(転送)もあります。
これは、宛先やCCに含まれていない人にメールを転送するときに使います。

メアドを「連絡先」として「アドレス帳」に登録!

さて、今度は「連絡先」を見てみましょう。
Outlookでは、ひとり分の名前やメアド、電話番号をまとめて登録したものを「連絡先」と呼びます。
そして、この「連絡先」を集めたものを「アドレス帳」と呼びます。

この「アドレス帳」を使うために、まず、メアドを「連絡先」に登録してみましょう。
また、さっきのメールを見てください。
「宛先」の上に差出人の名前が表示されているので、そこをクリックします。

差出人の画面が表示されるので、その画面の「…」をクリックして「連絡先に追加する」をクリックしてください。

「連絡先」に登録する情報を入力する画面が表示されます。

「連絡先」に登録したときに探しやすいように「名」(名前)と「姓」(名字)を入力して、「保存」をクリックします。
これで、「連絡先」の登録は完了っ!
「保存」をクリックしても連絡先の画面が閉じないときは、画面の右上の「×」をクリックして閉じます。

「連絡先」に登録しておけばすぐにメアドを入力できる!

さて、「連絡先」に登録すると便利なのはこれからです。
画面左上の「新規メール」をクリックしてみましょう。
新しいメールが表示されましたね。

これから宛先のメアドを入力しなければいけません。
でも、一文字ずつメアドを手入力したり、コピペしたりしなくてもいいんです。
「宛先」をクリックしてください。

ほら。さっき「アドレス帳」に登録した「連絡先」が表示されます。
たくさん登録してあれば、たくさん表示されます。
宛先に入れたい「連絡先」の右側の+をクリックします。
上の「宛先」のところにクリックした「連絡先」が表示されます。
全部指定したら「保存」をクリックします。

選んだ「連絡先」が、メールの「宛先」の右側に表示されます。

「CC」や「BCC」を指定したいときは、「宛先」の右側の「CC」や「BCC」をクリックしてください。
「CC」や「BCC」のボタンが表示されるので、「宛先」と同じように操作すると、「連絡先」の一覧から選ぶことができます。
あとは、「件名」(タイトル)と文章を書くと、メールとして送信できます。

次は…宛先のメアドを簡単に入力するふたつの方法

前のページへ < 1 2 3 次のページへ