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みっちりねこのぽかぽかパソコンライフ
パソコン修理工場に参上！
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修理を目前で見学だにゃ！の巻 後編
2025.12.16
パソコンお役立ち講座パソコンを快適にお使いいただくために
このタブレットはどこを交換するんですか？
LCDユニットだそうです。
液晶画面とその裏側につけられた部品のユニットです。
つまりディスプレイの交換ってことです。
ディスプレイのまわりの「ベゼル」という額縁の部分をはがさないといけないんです。これもまたピックが役立ちます。
ピックが大活躍だにゃ！
うーん。ネジが小さいにゃ。直径1ミリ？ 2ミリ？
ドライバーをきれいに垂直に立てて部品をとめてる！
部品を交換して、ちゃんと動くことを確認したら、工程管理票に修理箇所を入力して、プチプチの袋に入れて、検査の担当に引き継ぎます。
部品交換と検査は別の人が担当するんですよ。
まだフタは閉めないんだにゃ？
検査が終わるまでは閉めないんです。
もし、検査を通らなかったら、また開けることになるので……。
にゃるほろにゃー。
このあと、検査してから出荷するんですが、検査は前回も見ていただいたので、検査はとばして出荷を見てみましょう。
はい。
出荷エリアにもどってきました。
修理したパソコンをお客さまに返却するために配送にわたすことを、ここでは「出荷」と言っています。
修理が終わったパソコンを袋から出して、何がはいっているか確認して、写真を撮ります。
あの、上にある白い球体がカメラです。
今度は、ノートパソコンだにゃ。
上からと、下からと、前からと、後ろからと、右からと、左からと……。
それから、ノートパソコンを開いて、キーボードと、ディスプレイと……。
撮影もたいへんだにゃ！
お客さまからお預かりしたパソコンですから、傷をつけたりしちゃいけないですし、しっかり記録しておかないといけないんです。
着荷したときにも写真を撮ってあるんですが、ここでもまた撮ります。
これからクリーニングするんですけど、クリーニングすると、もともとついていた傷が目立ちやすくなることもあって、そういうことを確認できるように写真を撮っておくんです。
クリーニングには、どんな洗剤を使うのかしら？
洗剤は使わないんです。水ですね。
基本はからぶきですが、汚れがあるときは、少し水を含ませた布でふいて落として、からぶきします。
たいていの汚れは落ちますが、どうしても落ちないときもあります。
そういうときは、お客さまにおわたしする修理完了報告書に、落ちませんでしたと書かせていただきます。
自分の指紋をつけないようにするのにも、けっこう気を使うんですよ。
あとは、透明な袋に入れて、シールを貼って、修理完了報告書を入れた袋を貼って、輸送中に傷付いたり壊れたりしないようにていねいに梱包してお客さまに返却します。
はあ、よかったにゃ。無事、修理完了だにゃ。
ところで、さっき、修理のエンジニアがモニターの画面で見ていたマニュアルですが、ここの4階でつくっているんです。ご覧になります？
あら。せっかくだから、見たいにゃ！
それじゃさっそく。
