わたしたちの生活に欠かせないパソコン。その周辺機器もまた、なくてはならないものです。 今回は、周辺機器の中でも「マウス」「キーボード」「ディスプレイ」に焦点を当て、それらの進化と最新動向についてご紹介します。
マウスの誕生は1961年のアメリカ。発明家のダグラス・エンゲルバート氏によって発表されました。
そのときのマウスは木でできていて、X軸、Y軸方向に取り付けられた2つの車輪で動きを検知するものでした。
また、ケーブルが手前側に付いていて、それこそネズミのような形でした。
1970年代になると、車輪の代わりにボールを用いたボールマウスが登場しました。
ボールの移動方向や距離によってポインタを動かしていました。
この頃、ボールマウスの検知精度を上げるために、マウスパッドが多く用いられました。
現在主流になっている光学式マウスが登場したのは、1980年代のことです。 光学式マウスは、マウスが接する面の凹凸に光を当て、その変化を1秒間に数千回の頻度で読み取ってマウスの動いた方向や距離を測定しています。 通常の光学式マウスには赤色LEDが使われていますが、より正確な読み取りが可能な青色LEDを使用したマウスや、レーザー光を使用したマウスも登場しています。
技術の発展に伴い、マウス以外にも様々な入力装置が誕生しました。今回はその中から「タッチパッド」と「ペンタブレット」についてご紹介します。
●タッチパッド
タッチパッドは、板状のセンサーを指でなぞることでマウスポインタを操作します。多くのノートパソコンに搭載されていて、ノートパソコン以外では、デジタルオーディオプレーヤーや携帯電話などへの搭載例も増加しています。メーカーによっては、スライドパッド、トラックパッドなどと呼ばれることもあります。NECパソコンでは、NXパッドと呼んでいます。
●ペンタブレット
ペンタブレットとは、専用の板状の装置(タブレット)をパソコンに接続して、その上で専用の電子ペンを動かして使用するものです。鉛筆などの筆記用具を持つ感覚で操作できるため、イラスト・絵画などの制作に適しています。また、液晶ペンタブレットは専用の電子ペンで直接ディスプレイに描くことができるもの。画面に直接書き込む感覚で操作でき、さらに直観的な操作ができます。NECのタブレットやハイブリッドパソコンにも電子ペン(デジタイザー)が付属している製品は、液晶ペンタブレットとして使用できます。タブレットの操作に使うだけでなく、専用のアプリを使ってオリジナルのイラストを作るなど、楽しみ方が広がります。NECのタブレットやハイブリッドパソコンにも電子ペン(デジタイザー)が付属されています。タブレットの操作に使うだけでなく、専用のアプリを使ってオリジナルのイラストを自由に作れます。-
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今回はNECのパソコンに付属されている「ぱっとマウス」と「タッチパッドリモコン」についてご説明します。
●ぱっとマウス
ぱっとマウスとは、Windows 8/8.1 の新しいユーザーインタフェースに対応したマウスです。画面の横スクロールやチャーム呼び出し、アプリ一覧表示など、Windows 8/8.1 特有の操作が指先ですばやく行えます。
●タッチパッドリモコン
テレビリモコンの裏側に搭載したタッチパッドでパソコンから離れた場所でも、手元のパッド操作で、メール閲覧、音楽、動画などを手軽に楽しめます。2本指や3本指のタッチに対応しているので、Windows 8/8.1 のタッチ操作も快適に行えます。-
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