キーボードはコンピュータへの入力装置の一つで、キーを押すことでコンピュータへ文字信号などを送信するものです。キーボードの祖先であるタイプライターが生まれたのはアメリカ。新聞編集員のクリストファー・レイサム・ショールズにより発明されました。
出典:ウィキペディア
(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%BC#mediaviewer/File:Porto-rite.jpg)
現在一般的に広く使われているキーボードの配列は「QWERTY(クウォーティ)配列」と呼ばれています。皆さんがお使いのキーボードをご覧になってください。英字最上段の左から、文字が「Q・W・E・R・T・Y」の順番で並んでいることと思います。この並び順から「QWERTY配列」という名が付きました。
タイプライターが発明された1876年当時の配列は、今とはまったく違うものでした。当時のタイプライターは、英字がアルファベット順に2列に並んでいるものでした。それから改良が重ねられ、約15年後に現在の「QWERTY配列」が誕生しました。 「QWERTY配列」の誕生には諸説あります。早くキーを打ちすぎることによる故障を防ぐために、わざとよく使う文字同士を離したという説や、タイプライターのセールスマンが顧客に披露する際に、「Typewriter」という単語が簡単に打てるように配置されたという説などがあります。 このように「QWERTY配列」は人間のニーズにあわせて様々な変化を経て、誕生しました。
世界の多くの国で採用されている「QWERTY配列」ですが、一部の国ではその国の言語事情にあわせて改良が加えられています。 フランス語圏では「AZERTY(アザーティ)配列」が主に使用されています。これは、フランス語において「A」よりも「Q」が、「W」よりも「Z」が多用されるためです。 ドイツ語圏や東ヨーロッパでは「QWERTZ(クウォーツ)配列」が主に使用されています。これは、ドイツ語において「Z」が他のキーに比べて多用されるためです。
出典:ウィキペディア
(http://ja.wikipedia.org/wiki/QWERTY%E9%85%8D%E5%88%97#mediaviewer/File:Sholes_typewriter.jpg)
技術の発展に伴い、現在では様々なタイプのキーボードが発売されています。今回はNECパソコンに搭載されている「アイソレーションキーボード」、「ライジングキーボード」の2つをご紹介します。
●アイソレーションキーボード
一般的なキーボードは、キー同士のすき間はほとんどなく隣接しています。アイソレーションキーボードは、キーの大きさが一般的なキーボードよりも少し小さく、キーとキーの間の間隔が空いています。キー同士の間隔を空けることで、複数のキーを同時に押してしまうタイプミスを防ぐ、掃除がしやすい、などのメリットがあります。
-
アイソレーションキーボード搭載パソコンはこちら
- LaVie Desk All-in-One
- LaVie Note Standard
●ライジングキーボード
ライジングキーボードは、ディスプレイが360度開くタイプのノートパソコンに使用されています。
ディスプレイを360度開いてタブレットのように使用すると、机とキーボードが接してしまうため、不要なキーを押してしまったり、キーが傷ついたりする可能性があります。それを解消するのがこの「ライジングキーボード」です。
「ライジングキーボード」搭載のノートパソコンは、ディスプレイを180度以上開くと、キーボードの周囲がせり上がってキートップと同じ高さにそろいます。それだけでなく、キーボードガードもせり上がるので、キーボードが外側を向いたときでも保護できる仕組みになっています。
-
ライジングキーボード搭載パソコンはこちら
- LaVie Hybrid Advance
手や指の動きだけでパソコンが操作できる―――。
映画の世界のような話が、現実になってきています。 2012年にジェスチャー入力を可能にする端末がアメリカで発売されました。この端末をパソコンに接続すると、マウスやキーボードの代わりに、ジェスチャーでクリック、スクロール、ドラッグ&ドロップなどの操作が可能になります。 最近では、パソコンに付いているカメラで手の動きを認識して操作するアプリも登場しています。3Dカメラを搭載したNECパソコンでは、対応アプリを使って、指や手のジェスチャー操作で遊んだり、テレビ電話での背景の差し替えなどを行えます。