パソコンお役立ち講座パソコンを快適にお使いいただくために
いまやっているのが、ストレスチェックです。メモリーや、グラフィックやハードディスク、光ディスクドライブに負荷をかけてフル回転させて、大丈夫かを確認するんです。
画面がグルグルだにゃ。一台一台こんな検査をしてたら目がまわっちゃうにゃ。
パスワードが解除されてないと、これらの検査はできないんですけどね。
それは困るにゃ。
基本的には、パスワードをはずしてから修理に出していただくんです。でも、故障で起動できないときは、パスワードを解除できないので、パスワードを教えていただくんです。でも、中は見てほしくないからパスワードは教えられないというお客さまもいらっしゃるんですね。もちろん、ここでは故障と関係なくパソコンの中身を勝手に見ることはないんです。でも、デスクトップの壁紙も見られたくないというお客さまもいらっしゃるんですよ。
その気持ちはちょっとわかるにゃ。
ぜんぜんいいんですよ。そういう場合は、起動して、ログインしないで確認できるところ、つまり、NXパッドでポインターが動くか、マウスをつないでUSBが機能しているか、Wi-Fiのアクセスポイントが表示されているかといったところまで確認します。
それでも、そこまでは確認できるんだにゃー。
診断のときに見てもらいましたが、高温や低温で症状が出る故障の場合は、また、温度評価恒温槽を使ってテストするんですよ。
そろそろ、工場見学も最終工程に近づいてきましたね。あとは、出荷のみです。梱包してトラックのほうに運ぶだけです。
あのー、せっかく工場に来たのでなにかインタビューしたいにゃ。
どうぞ、なんでも聞いてください。
それじゃあ、パソコンを修理に出すユーザーの方に言っておきたいことってなにかありますか?
おっ、インタビュアーっぽいにゃ。敏腕編集者だにゃ。
そうですね。いろいろあるんですけど、いちばんはこれかな。普段からバックアップはとっておいてくださいってことかなあ。どうしても、故障することってありうるんですよ。それも突然でしょ。故障すると、「バックアップとっておけばよかった!」って思うんですけど、そうなる前に。
そうだにゃ。故障する前にバックアップしておかなきゃ意味ないにゃ。
きっかけがないとなかなかバックアップをとっておこうって思わないですよね。でも、今回の工場見学をきっかけに、定期的にバックアップをとっておくようにしてください。
了解ですにゃ
修理されたパソコンが旅立っていくにゃー。
さよーならー!
それじゃ、わたしたちもこのあたりで失礼しますにゃ。
そうですか。お疲れさまでした。
いかがでしたか?
楽しかったにゃー。
あずかったパソコンをとっても大切に修理しているのがわかって、心がホカホカしたにゃ。
それは光栄です。
それでは、みなさん。
さようならだにゃー!
さようならー!
また来てくださいねー!
きょうのまとめ
学校でローマ字を習ったばかり。パソコンにも興味津々の小学3年生。ポテトサラダが大好き。
ポテトくんのパパ。ダイスケさん。ロボットの研究所に勤めていてメカにくわしいが、パソコンは苦手。
ポテトくんのおばあちゃん。絵を描くのが好き。得意料理はコロッケとバーニャカウダー。
ポテトくんのいとこ。道里家に下宿している。今年、出版社に入社して書籍を編集している。