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シャッターボタンを押したときにカメラが動いてしまう、あるいは体ごと動いてしまい写真がブレてしまうのが手ブレ。カメラブレともいう。三脚などでカメラをしっかり固定するか、速いシャッター速度で写すことで防げる。
もうひとつが被写体ブレ。風や振動などで被写体が揺れてしまい、写真がブレてしまう。揺れが止まるまでシャッターチャンスを待つか、速いシャッター速度で写すことで防ぐ。
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カメラのコンピューターがピントを判断して、ピントのあった位置にレンズを駆動する機能。いろいろな方式があるが、コンパクト・デジタルカメラではレンズで結ばれる画像のコントラストからピント位置を検出する方式が多い。
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手動でピントを合わせる方式。三脚にカメラを固定してマクロ撮影するような場合には、手動のほうが確実にピントを合わせられる。ただし、この機能を搭載しているコンパクト・デジタルカメラは少ない。
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写す画像の明るさを決める露出は、レンズの絞りとシャッターの速度で決定される。自動的に露出を決定する機構は、大きく分けて下記の3種類がある。被写体の明るさに応じて、絞りとシャッター速度の組み合わせが自動的に変化するのがプログラムAE。セットしたシャッター速度に対して絞りが自動的に変化するのが速度優先AE。セットした絞りに対してシャッター速度が自動的に変化するのが絞り優先AE。高級機では各種の自動露出機能やマニュアル露出機能を備えた機種もあるが、コンパクト・デジタルカメラではプログラムAEのみを搭載した機種がほとんど。
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カメラが自動露出で決定あるいはマニュアル露出で指示した露出値よりも明るくあるいは暗く写すために、露出を変化させること。明るくするのをプラス補正、暗くするのをマイナス補正と呼ぶ。絞りあるいはシャッター速度の1段分を1と数え、プラス1、マイナス1のように呼ぶ。1以下の値は、機種によって調節できる範囲が1/2ずつ(1/2ステップ)あるいは1/3ずつ(1/3ステップ)に決まっている。
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厳密には被写体をレンズが結像させる(ピントを結ぶ)のは1点だが、ピントを合わせた点の前後の見かけ上でピントが合っていると見なされる被写体の距離範囲を被写界深度あるいは被写体深度と呼ぶ。レンズの絞りを絞るほど深度が深くなる。そのため、プログラムAEであれば、明るい被写体ほど深度が深くなる。また写る像が大きいほど深度は浅くなるので、広角レンズは深度が深く、望遠レンズは深度が浅いともいえる。マクロ撮影でいえば、拡大するほど深度が浅くなり、シビアなピント調節が必要になる。
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被写体に対するカメラの上下角度のこと。上から見下ろすのがハイアングル、低い角度の場合をローアングルという。自然に見た感じよりも上からならハイアングル、自然な感じよりも下からならローアングルというように、多分に感覚的な言い方。
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