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コンパクトデジタルカメラで撮影した画像データは、まず最初にパソコンのハードディスクに保存します。次に、画像を整理して電子アルバムを作ったり、プリンターで写真をプリントします。また、CD-Rなどのメディアに画像データを保存できます。
なお、フルオートのコンパクトデジタルカメラで撮影した画像データは、そのままでも充分に美しいはずですが、データによってはレタッチ(修正)が必要な場合がありますし、レタッチによってもっと見栄えのある写真にすることもできます。今回は、よく使われる基本的なレタッチとパノラマ写真の作り方を説明します。 |
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文字をメインに扱っている場合に比べ、写真データなどの画像を快適に処理する場合には、データを処理するCPUの速度が速く、処理データをいったん保存するメモリー容量が大きく、さらにハードディスクの容量が大きいものが必要です。
いずれも、できるだけ大きいに越したことはないのですが、Windowsパソコンで具体的には、CPUが1GHz以上、メモリーは512MB以上、ハードディスクは40GBくらいが目安になります。最新型のパソコンであれば、ほとんどこの条件を満たしているでしょうが、メモリーが少なければ増設しておきましょう。データを保存するハードディスクの容量が足りなくなった場合には、外付けのハードディスク・ドライブを増設すれば、簡単に対応できます。 |
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パソコンあるいはデジタルカメラの購入時にレタッチ・ソフトが付属している場合が多いのですが、別途に購入するのであれば、使い勝手がよく、汎用性の高いAdobe Photoshop Elements 3.0がおすすめです。プロ用の定番レタッチ・ソフトPhotoshopの簡易版ですが、基本的な機能を備えた上に、初心者にも扱いやすいソフトです。ほかのレタッチ・ソフトでも同じような手順で操作できますから、以降、Adobe Photoshop Elements 3.0で説明します。ソフトの基本的な操作法については、説明書やヘルプを参照してください。
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自動露出で写した写真でも、場合によってはアンダー(暗い)になってしまうこともあります。とくに逆光や真っ白い花を画面に大きく取りこんだ場合などに、アンダーになりやすいものです。前回説明しましたように、こんな場合には露出補正するわけですが、補正量が足りないとアンダーになってしまいます。
こんなときには、[レベル補正]でシャドウ、中間調、ハイライトを整えて、明るさを調整します。手順は、Elements 3.0の画面に調整したい画像を表示し、メニューバーの[画質調節]→[ライティング]→[レベル補正]に進みます。調整は、以下の手順で進めます。
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