デジタルビデオで撮影を行なう際の、撮り方のコツについて解説します。
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広角から望遠へとズームするのが「ズームイン」で、その逆が「ズームアウト」です。どちらを使用するかは、「決め」の
画像サイズがロングなのかアップなのかによって変わってきます。
最終的に見せたい画像がアップであれば「ズームイン」を使うことになります。逆にロングの広い画像で決めたい時には
「ズームアウト」です。 |
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一般的に「ズームイン」の方が「ズームアウト」より難しいと言われています。それは広いロングの画像から特定の位置に「ズームイン」するには、ズームするとともに、アップにしたいものが画面の中央にくるようにカメラを移動させなければならないのと、レンズを望遠にした時の方がピンボケが目立ってしまうからです。オートフォーカスにしていれば、いずれはカメラがピントを合わせてくれるのですが、ズーミングのタイミングには間に合わないため、途中がピンボケ画像になることが多いのです。 |
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ズーミングを使用する時の、もうひとつのポイントはズーミングの始めと終りの「止め」です。
ズーミングを始める前の画像と後の「決め」の画像には、少なくても5秒ぐらいのカメラを動かさない画像を写しておきましょう。「カメラは動かさない」が原則ですが、ズーミングやパンニングなど、カメラを動かす必要性も出てきます。そんな場合でも、ひとつのカットの「始め」と「終り」には「カメラは動かさない」を適用するように心がけましょう。これが後で「編集」に大きな効果をもたらします。
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