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画面の中に被写体がどんなサイズで写っているかということは、常に注意すべきです。
人物を撮影した時に、中途半端に足が切れていたり、頭が切れていたりということがよくあります。動いている人物など全身を撮影するのであれば、頭のてっぺんから足のつま先まで、ゆとりをもって入るようにしましょう。
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「少し表情も分かるくらい」というのであれば、胸から上のバストショットまで近づきましょう。
「もっとアップで」という場合には、思いきって顔いっぱいのアップにします。この時は多少顔がはみ出るくらいでも良いでしょう。とにかく中途半端は良くありません。
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人物の向きや方向性をちょっと考慮するだけで、とても見やすい画面になります。
横向きの人物を撮影する時には、被写体が向いている方の空間を少し広めにするのです。
横に移動している被写体をパンニングで追いかける場合も、進行方向の空間を広めにしたほうが、画面に広がりが出てきます。もっとも運動会の徒競走などでは、我が子を進行方向のギリギリの位置に捉えることで、いつもトップを走っているという映像にすることもできます。
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